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BR158(BREAKING ROCK) 【68年発売CD】
デジパック仕様、17年リイシュー、ボーナス・トラック10曲。
68年作。ファズ・ギターが炸裂するサイケ・ヘヴィ・ロック、アシッド臭漂うフォーク・ロックが印象的。ソウルフルなヴォーカルは存在感抜群。名作。デジパック仕様、17年リイシュー、ボーナス・トラック10曲。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
「ノア」も「モングレル」も「ナイト・ムーブズ」も良いけれど、結局ここに戻ってきてしまう。わたしにとってそんな盤です。この盤の頃はデトロイト・ローカルの売れない歌手でありました。スプリングスティーンと並ぶゴッド・ファーザーになった現在と本質は変わりありません。力技でロックンロール音頭を繰り出す。負け犬の遠吠え。ボブ・シーガーはそれでいいし、その芸は他者を寄せ付けません。
本編が終わったあと、唐突にライブが始まります。74年の秘蔵録音で、音質はそれなりです。うれしいのがJJケールの「ブリンギング・イット・バック」とハウンドドッグ・テイラーの「シー・ミー・インジ・イブニング」です。両方ともかっこよい曲で、ボブ・シーガーの吠え声により見事なヘビーロックに生まれ変わっています。ハウンドドッグ・テイラーはシカゴなので交流あったのでしょうか。
ライブ録音の最後に「ランブリン・ギャンブリン・マン」が再びやってきます。ハードなギターが間奏に入るとても興奮する演奏です。短いのが残念。かんかんに張ったスネアが鳴り響くスタジオ録音を再び聴き始めてしまうのであります。2022.01.09