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SAMURAI OF PROG

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SCR1018(SEACREST OY) 【18年発売CD】

3面開き紙ジャケット仕様、内袋付仕様、ブックレット付仕様。

1390円 (税込1529円)

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | 並 | 不良 |

【査定担当者からのメモ】
軽微なスレ・小さい圧痕あり

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カケレコ・レビュー

イタリア/フィンランド/アメリカの多国籍シンフォ・バンド、18年作、変わらずのスケール大きくファンタスティックに広がる正統派シンフォニック・ロックが絶品

フィンランドのプログレ・ファンジン『COLOSSUS』の編集者であり、雑誌主催で数々のプログレ・オムニバス盤を企画してきたフィンランド在住のイタリア人Marco Bernard(B)を中心に、MIST SEASONでも活躍するフィンランド人ドラマーKimmo Porsti、RESISTORを率いる米国人ギター/ヴァイオリン/フルート/ヴォーカルのSteve Unruhによるトリオ・バンド、18年作。毎作恒例ではありますが、世界各国より集結したゲスト・ミュージシャンの顔ぶれがまずもって圧巻。LATTE E MIELEのkey奏者Oliviero Lacagnina、MUSEO ROSEMBACHで知られる名ヴォーカリストStefano "Lupo" Galifi、TAPROBANのkey奏者Stefano Vicarelli、LA TORRE DELL'ALCHIMISTAのkey奏者Michele Mutti、元STERN MEISSENのサックス/key奏者Marek Arnold、ECHOLYNのギタリストBrett Kull、オーストラリアのUNITOPIAに在籍したヴォーカリストMark Trueack、さらにアルゼンチンからは現2大シンフォ・バンドNEXUS&JINETES NEGROSの各メンバーなど大勢のゲストを招き制作。前作までと同様に、スケール大きくもヴィンテージな温かみが滲むトーンのシンセサイザー&オルガンを駆使したどこまでもファンタスティックに広がる正統派シンフォニック・ロックを聴かせてくれており、彼らならではの瑞々しく丹念に紡がれていく演奏が変わらず感動を呼び起こします。一方従来以上に際立つのがSteve Unruhによるマルチ・プレイヤーとしての才覚。勇壮なキーボード・サウンドを軸に据えながらも、天上を駆けるように美しく叙情的なヴァイオリン、リリカルな色彩を添えるフルート、そして優雅なキーボードと対を成すように重厚かつ劇的に鳴らされるギターと八面六臂の活躍で貢献していて素晴らしい。技巧的に畳み掛けるパートがさほどないにもかかわらず終始興奮が持続するこの感じは、プログレッシヴ・ロックとして完成された構築美のなせる業でしょう。15年に惜しくも亡くなったGuy LeBlancに捧げられたCAMEL『ICE』の見事なカバーも必聴。未発表楽曲と新曲で構成された変則的なアルバムながらトータルでも極めて高い完成度を誇る一枚に仕上がっています。

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