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EXEGI MONVMENTUM AERE PERENNIUS

ROME PRO(G)JECT

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CDALB03(TRP) 【17年発売CD】

デジパック仕様、ボーナス・トラック3曲。

2070円 (税込2277円)

盤質: | 未開封

状態: | 良好 | 並 | 不良 |

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カケレコ・レビュー

イタリアのキーボーディストによるシンフォ・プロジェクト、スティーヴ・ハケットやデヴィッド・ジャクソン他豪華ゲストのプレイも素晴らしい17年作3rd!

80年代よりTV音楽/映画音楽の分野で活動してきたイタリアのキーボーディストVincenzo Riccaによるシンフォ・プロジェクト、3部作の最終章となる18年作3rd。3作を通じて参加するSteve Hackett、David Jacksonをはじめ、John Hackett、David Cross、Nick Magnusら英国プログレ勢に加え、RANESTRANEやTAPROBANといった現イタリアの実力派バンドからも多数がゲスト参加。何と言ってもこの古代ローマの情景が眼前に広がるかのような荘厳でスケール溢れるシンフォ・アンサンブルの素晴らしいことっ!クラシカルなオルガンと雄大に立ち上がる輝かしいムーグを中心とする堂々たるキーボードに、ハケット兄弟によるリリカルかつ妖艶に舞うフルートと持ち味のエモーション溢れるギターが絡んでいく、冒頭2曲からあまりに劇的な展開の連続にシンフォ・ファンなら息をのんで聴き入っているはず。David Jacksonのサックスが活躍するナンバーでは、OSANNAやIL BALLETTO DI BRONZOを想起させる邪悪さ滲むヘヴィ・シンフォが疾走。鈍い光沢を放つ重々しいサックスと厳粛なキーボード・コラールがスリリングに渦を巻くアンサンブルがカッコよすぎます。David Crossも悠久を紡ぐように格調高いヴァイオリンを披露しており、従来作に増して往年の名手達のプレイが存在感を発揮している印象です。エッジの立ったモダンな音を完全に排し、古代ローマを描いた作品世界への没入感を高めているのも特筆すべき点でしょう。まさに3部作のラストを飾るに相応しい壮大さとドラマチックさ。これはシンフォ・ファンなら必聴の一枚!

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