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イスタンブールに生まれ、十代でフランスに移住、以後フランスで音楽活動を続けてきたコンポーザー/アレンジャー/キーボーディストJanko Nilovic主宰によるジャズ・オーケストラの72年唯一作。30名を超えるミュージシャンが演奏に参加していますが、注目はSANDROSEで知られる名ギタリストJean-Pierre Alarcenが名を連ねていることでしょう。名手Andre Ceccarelliのグルーヴィーかつ鋭いドラミングを土台に、トランペットとトロンボーンによる重厚なブラス・セクション、滑らかに旋律を紡ぐサックス、熱っぽく渦巻くコーラス、そして一聴して彼と分かるアーティスティックな感性を伴った緊張感あるAlarcenのギターらが繰り広げるスリリングなアンサンブルがカッコよすぎます。時折アンサンブルの熱気を洗い流すかのように格調高いストリングスが入ったりするのも特徴的です。2曲目「Underground Session」は、アレンジはかなり異なりますが、SANDROSEの唯一作にも収録されたナンバー。フランスらしい格調高さも垣間見れるものの、基本は技巧的に畳み掛けるアグレッシヴな攻めのサウンドとなっていて、プログレ・ファンなら興奮しっぱなしのサウンドでしょう。重厚にして華麗なジャズ・オーケストラの傑作です。
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レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
SANDROSEのJean-Pierre Alarcenが参加してオーケストラ参加とくればTableau Nº 1を想像するんだが、彼が主役ではない。Janko Nilovic中心のJazz Orchestra "Giant" にAlarcenがゲスト参加だからSandroseのシンフォ系とは違うんだよな。
仏蘭西集成で存在をその知って、どんなモノか?と妄想してた。もちろん原盤は5桁越えだから手が出るわけない。
Michael GibbsやMike Westbrook, John SurmanのビッグバンドにJan Akkermanが参加したらどうなるかな?と妄想してしまった。
仏蘭西モノでは珍しい英国風かな。