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VELVET OPERA〜STRAWBSで活躍したRichard Hudson(G/Vo)、John Ford(G、B、Vo)の2人によるデュオ。73年作の1st。ポール・マッカートニー直系のメロディ・センスと英国的な哀愁がにじみ出たヴォーカル&メロディがとにかく絶品。Gerry Raffertyあたりに通ずる雰囲気を感じます。中域がまろやかなメロウなギターを中心に、ピアノ、ストリングス、キーボード、バンジョーなどが、メロディを優しく包み込みます。スウィートで憂いのあるハーモニーと哀愁のバンジョーが胸に染みる「Angels」、必殺のメロディと格調高くリリカルなピアノ&ストリングスが素晴らしすぎる「I Wanted You」、ポール・マッカートニーが作るアコースティックな小曲に通ずる「Let Her Cry」、鮮やかな展開が見事なビートリッシュな「Revedations」など、とにかくキャッチーなメロディ・センスと奥行きのあるアレンジが素晴らしすぎます。メロディアスな曲だけでなく、1曲目「Crying Blues」など、粘っこくファンキーなリズムがキャッチーなメロディに絡みつくハード・ポップも魅力的。ブリティッシュ・ポップのファンは絶対に買いの一枚。おすすめです。
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レビュアー:happythemanさん レビューをすべて見る
このアルバムCD化を10年待っていました。内容はBRITISH POPの王道とも言えるもので文句なし。僕のほかにもこういう人多いんじゃないかな。本年度リイシューNo.1は決定。
レビュアー:bigpawsさん レビューをすべて見る
10CC,サッドカフェあたりのビートリッシュポップといった感じでしょか。 バラエティーにとんでいますがアルバム全体の
統一感も感じます。個人的なベストトラックは視聴もできる3曲目の「I wanted you」 秋風に吹かれながら聞くにはピッタリの曲と思います。 おススメです。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
これだからブリティッシュ・ロックはやめられない。ブリティッシュに始まり、ブリティッシュに終わる、というロック諺があります。もう人生の第4コーナーを回る身としたら、身につまされる諺です。(さあ、もう一周とか言われたら、いやだな。)ターニー・スペンサーも、コースト・ロード・ドライブも、バンド・コールド・オーも、英国ポップの深い罠にようこそと言っています。1曲目の「クライング・ブルーズ」で、もうノックアウトされます。
この二人組は、声とメロディに絶対の自信を持っていると思うのです。でもそれだけでしたらこんなに必聴盤にはなりません。「アイ・ウォンテッド・ユー」みたいな名曲を持っているグループはほかにもいます。問題はビートリッシュにグラマラスにはじけることができるか、です。「ピックアップ・ザ・ピーセズ」の焦げ付いたギターリフ。「テイク・イット・バック」のスティブン・スティルズみたいなカントリー・ブルーズ。良いではないですか。
第4コーナーのわたしの楽しみは、さらに続きます。日帰り温泉にCDプレイヤー持っていくのです。まず露天風呂につかって軽くいねむり。風呂を上がってコーヒー牛乳飲んだら、畳の広間でイヤホンつけて「ニッケルオデオン」を聴くのです。寝っ転がって。もう、いつゴールしても悔いありません。2021.10.08