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元アトミック・ルースターのジョン・カン(G、Vo)、ポール・ハモンド(ds)、元クォーターマスのジョン・ガスタフスン(b、vo)という屈強トリオが73年にリリースした2nd。カンによるアグレッシヴなリフを主体にバンド全体が一体となったサウンドが文句無しに格好良い。ブルージーなハード・ロック・ナンバーから疾走感いっぱいのアグレッシヴなナンバーまで、どの曲もテンション高く、息つく暇も与えない英国ハード・ロックの名作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
ブリティッシュ・ロックの中で、つくづく特異な立ち位置にいるバンドだなあと思います。05RockARocketでのパンクとしか言えないような雰囲気。06Libelでのグスタフスンの黒っぽい(もしくはジャーマン・ハードっぽい)ベースとジョン・カンのカッティングによる「ファンク」。07Ragmanでの音の割れた(意識的に、だと思います。)ロックンロール。ブリティッシュ特有の翳りや湿り気は微塵も感じられません。英ハード、米ハード、グラム、パンクを一回り聞いてくると、このトリオの能力がじわじわとわかってきて、必聴盤になること間違いありません。
グスタフスンの演奏は、ロキシー・ミュージックやイアン・ギラン・バンドで聞くことができます。実に腰が強く、自己主張のあるベースでバンドのグルーブを一気に決めてしまいます。ジョン・カンとポール・ハモンドの旧アトミック・ルースター・コンビは、このバンド以降目だった作品に出会えません。(ジョン・ドゥ・カンとしてのソロ作品が一枚あります。)