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SPCD006(SAMUM) 【16年発売CD】
デジパック仕様、CD-R。
現代ロシアを代表するのみならず、ヴァイオリンをフィーチャーした新鋭プログレ・バンドとして屈指と言えるクオリティを持つトリオ、2016年作5thアルバム。オープニングから、舞踏音楽も取り込んだ躍動感いっぱいのリズム・セクションをバックに、ヴァイオリンが鮮やかなトーンでまるで天空を駆け抜けるかのように鳴り、エレキ・ギターが追随しながら疾走感を加える。イマジネーションいっぱいにめくるめく鳴り響く管楽器も凄いし、アコギとフルートによる静謐なパートの奥ゆかしさも特筆。ロシアが生んだクラシック音楽の巨匠ストラヴィンスキーが蘇り、交響楽団とテクニカルなプログレ・バンドを従えた、といった感じのまばゆすぎるアンサンブルにただただ心躍ります。何という完成度。2016年のプログレ作品の中で間違いなくトップ3に君臨することでしょう。ずばり傑作です。
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レビュアー:ike333さん レビューをすべて見る
楽曲の変化が激しく、最初、聴いた時にはきょとんとしてしまった。何度も聴いて、徐々にわかってきたが、いつものテーマはわかりやすくも疾走感で圧倒する演奏、というよりも、弦、フルート、ドラムス/パーカッションなどが複雑に絡んで気迫こもった世界を展開、そしてときおり、歌が安らぎを与えてくれるといった、私にとっての無人島モノであるクリムゾンの太陽と戦慄を聴いたあとのような衝撃を与えてくれる、凄み溢れた傑作。
でもなんでCDRなんだろうか。彼らの財政状況がつい気になってしまう。