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ビーチ・ボーイズの不朽の名盤、なんですが、みなさん、聞いてますか?もしまだの方がいれば本当にもったいない。
正直、ずっと「ポップ」ということばにやや嫌悪感をもっていたが、このアルバムは、すべての音楽ジャンルを吹き飛ばす程の力をもっています。
美しく、楽しいのに、哀愁や寂寞感もある。本当に不思議なアルバムです。何度も聞いた今でも、全く飽きない。聞くたびに新たな感動があります。
「神に捧げるティーンエイジシンフォニー」とは次作である(はずだった)「スマイル」を指したブライアンのことばですが、個人的にはこのアルバムこそふさわしいと感じます。
一生付き合っていきたい名盤のひとつです。
英国のプログレバンド、マリリオンのコンセプトアルバム。1994年作。
スティーヴ・ホガース加入以後の代表作にして、傑作である。
コンセプトは一言でいえば「記憶喪失の少女に何があったのか?」である。詳しい内容についてはぜひ歌詞を読んでいいただきたい。
サウンド面は「炎」のころのピンクフロイドを思わせるが、それだけではない。
静逸な中に流れる鋭い緊張感。あるいは叙情の中に突然あふれ出る感情の洪水。そして最後に訪れる「救い」。このバンドならではのものすごい表現力である。
改めて聴くとホガースの歌い手としての力量に惚れ惚れする(来日公演も素晴らしかった)。名盤である。
GENESISの元ギタリストの3rdソロ・アルバム。79年作。
ハケットのソロはとにかく数が多く、どれも一定の水準を軽く超える名作ぞろいだが、そんな中この3rdは最高傑作とされ、よく取り上げられる。巷の評価に迎合する気は全くないのだが、これには賛成せざるを得ない。
何というのか、いろいろ聞いてもやっぱりこれに戻ってきてしまうのだ。
あのGENESISのギタリストのソロということで、「Musical Box」や「Dancing with The Moonlit Knight」、「Firth of Fifth」の音楽性を期待してしまうわけだが、アルバム1曲目「Every Day」のイントロはそれらの世界とはかけ離れた爽やかさ・ポップさがあり、初めて聞いたときにはやや肩透かしを食らってしまう。
しかしそれは1分45秒後に歓喜に変わるのだ。あのギターソロの叙情性といったら!まさに天空を駆けるがごとく、である。上記ジェネシスの名曲群に匹敵する素晴らしいギターソロ。ああ至福...
その他の曲もドラマチック性と美しいメロディに溢れており、佳曲・名曲ぞろいである。やはりGENESISの叙情性の源泉はこの人だったのね、と改めて気づかせてくれる。名盤。
オーストラリア出身プログレバンドの1st。1975年作。
初めてこのアルバムを聞いたとき、なんとなく違和感を感じた。それまで聴いていたクリムゾンやフロイドとは違う何か。その正体がずっとわからなかった。
だが、今ならわかる。このバンドには闇がないのだ。
70年代のプログレバンドには何かしら得体のしれない「闇」があり、それが何とも言えない魅力であった。フロイドやVGGなんてもう真っ暗闇であったわけで、そこから出てくる音楽に夢中になったわけである。
しかしこのバンドときたら、やたらポジティヴなのだ。
泣きのギター、哀愁のメロディ、見事なアンサンブル。それらから感じるのは英国ロックにあった深い森ではなく、広大な砂漠に沈む夕日の美しさであったりする。1曲目のイントロなんて「宮殿か?!」と一瞬色めき立つのだが、数秒で全く違うことに気付く。同じメロトロンなのに...
結局はオーストラリアという彼らの出自が要因なのだと思う。慟哭や血涙ではなく、希望と感動の涙。それもまた、いつのまにか大好きになった。
Jethro Tullの5th。1972年発表。邦題は「ジェラルドの汚れなき世界」。まぎれもなくタルの最高傑作である。
ジェラルド・ボストックという8歳の天才少年が書いた詩に曲をつけたもの、というコンセプトでそのジェラルド少年やバンドメンバーが登場する新聞記事に包まれた形で発売された。
もちろん、全部でっち上げで本当はイアン・アンダーソンが作詞・作曲している。
前作「Aqualung」を勝手に「コンセプトアルバム」とメディアに喧伝されたことへの反発から生まれたコンセプトアルバムのパロディである。
新聞記事など実際のアルバムより作成に時間がかかったらしい。
内容はAB面各20分合わせて1曲という衝撃的なもの。
ベースは純英国産ブルーズ・フォークロックなのだが、
もはやこの時期のタルはその範疇に収まらない。
山あり谷ありの激しい展開に風刺と皮肉に満ちた歌詞が乗る、アヴァンギャルドな内容なのだが、アコースティックとエレクトリック、静と動の組み合わせが実に絶妙。そこがこのアルバムのすごいところである。
特に牧歌的なアコースティックギターとフルートで始まる冒頭の後、
5分過ぎからのエレクトリックな展開とメロディーは絶品。
後者はアルバム発表前のライブでも演奏されており、実にかっこいい。
しかしこんなアルバムがアメリカで1位になるとは...いい時代だったなぁ。
余談だが、高校時代、授業の間の10分休みにこれを聞こうと、
10分ずつ5回に分けて聞いていたが全く良さがわからなかった(笑)。
GENESISの元ギタリストの3rdソロ・アルバム。79年作。
ハケットのソロはとにかく数が多く、どれも一定の水準を軽く超える名作ぞろいだが、そんな中この3rdは最高傑作とされ、よく取り上げられる。巷の評価に迎合する気は全くないのだが、これには賛成せざるを得ない。
何というのか、いろいろ聞いてもやっぱりこれに戻ってきてしまうのだ。
あのGENESISのギタリストのソロということで、「Musical Box」や「Dancing with The Moonlit Knight」、「Firth of Fifth」の音楽性を期待してしまうわけだが、アルバム1曲目「Every Day」のイントロはそれらの世界とはかけ離れた爽やかさ・ポップさがあり、初めて聞いたときにはやや肩透かしを食らってしまう。
しかしそれは1分45秒後に歓喜に変わるのだ。あのギターソロの叙情性といったら!まさに天空を駆けるがごとく、である。上記ジェネシスの名曲群に匹敵する素晴らしいギターソロ。ああ至福...
その他の曲もドラマチック性と美しいメロディに溢れており、佳曲・名曲ぞろいである。やはりGENESISの叙情性の源泉はこの人だったのね、と改めて気づかせてくれる。名盤。
英国のプログレバンド、マリリオンのコンセプトアルバム。1994年作。
スティーヴ・ホガース加入以後の代表作にして、傑作である。
コンセプトは一言でいえば「記憶喪失の少女に何があったのか?」である。詳しい内容についてはぜひ歌詞を読んでいいただきたい。
サウンド面は「炎」のころのピンクフロイドを思わせるが、それだけではない。
静逸な中に流れる鋭い緊張感。あるいは叙情の中に突然あふれ出る感情の洪水。そして最後に訪れる「救い」。このバンドならではのものすごい表現力である。
改めて聴くとホガースの歌い手としての力量に惚れ惚れする(来日公演も素晴らしかった)。名盤である。
英国のプログレバンド、マリリオンのコンセプトアルバム。1994年作。
スティーヴ・ホガース加入以後の代表作にして、傑作である。
コンセプトは一言でいえば「記憶喪失の少女に何があったのか?」である。詳しい内容についてはぜひ歌詞を読んでいいただきたい。
サウンド面は「炎」のころのピンクフロイドを思わせるが、それだけではない。
静逸な中に流れる鋭い緊張感。あるいは叙情の中に突然あふれ出る感情の洪水。そして最後に訪れる「救い」。このバンドならではのものすごい表現力である。
改めて聴くとホガースの歌い手としての力量に惚れ惚れする(来日公演も素晴らしかった)。名盤である。
英国のプログレバンド、マリリオンのコンセプトアルバム。1994年作。
スティーヴ・ホガース加入以後の代表作にして、傑作である。
コンセプトは一言でいえば「記憶喪失の少女に何があったのか?」である。詳しい内容についてはぜひ歌詞を読んでいいただきたい。
サウンド面は「炎」のころのピンクフロイドを思わせるが、それだけではない。
静逸な中に流れる鋭い緊張感。あるいは叙情の中に突然あふれ出る感情の洪水。そして最後に訪れる「救い」。このバンドならではのものすごい表現力である。
改めて聴くとホガースの歌い手としての力量に惚れ惚れする(来日公演も素晴らしかった)。名盤である。
英国のプログレバンド、マリリオンのコンセプトアルバム。1994年作。
スティーヴ・ホガース加入以後の代表作にして、傑作である。
コンセプトは一言でいえば「記憶喪失の少女に何があったのか?」である。詳しい内容についてはぜひ歌詞を読んでいいただきたい。
サウンド面は「炎」のころのピンクフロイドを思わせるが、それだけではない。
静逸な中に流れる鋭い緊張感。あるいは叙情の中に突然あふれ出る感情の洪水。そして最後に訪れる「救い」。このバンドならではのものすごい表現力である。
改めて聴くとホガースの歌い手としての力量に惚れ惚れする(来日公演も素晴らしかった)。名盤である。
フリップ・ウェットン・ブルフォード・クロスという第2の黄金期クリムゾンのライブ音源集4枚組。リリース時、このジャケットをずっと指くわえてみていたことを思い出す(高価で買えなかった)。
今でこそ、「ザ・コレクターズ・キング・クリムゾン」などでクリムゾンのライブ音源は比較的集めやすくなっているが、この当時は本当に希少であった。しかもハイテンションで圧巻の演奏が素晴らしい音質で聴ける、、、まさに宝の箱である。
特に未発表曲である「Doctor Diamond」はこのボックスが初出であり、その他にも聞いたことないタイトルの曲(インプロ)がズラリと並ぶ。
欠点をあえて言うなら、最後が「The Talking Drum」で終わっていること。「Larks' Tongues In Aspic: Part Two」まで入れてくれ!
アイルランドのブルーズロックギタリスト。1973年作。5th。
魂のブルーズロックギタリストだったロリーがそこから1歩踏み出した、自他ともに認める最高傑作。
ここで聴けるのは既存のブルーズロックに収まらず、フォーク、ジャズ、ハードロックまでソングライティングの幅を広げた、まさにロリー・ギャラガーのロックである。なによりも全編にそこはかとなくアイリッシュな哀愁を感じさせるところに魅かれる。
捨て曲なしだが、特にロリー流「いとしのレイラ」とも言うべき1曲目と泣きの8曲目は必聴。
次作「ライヴ イン アイルランド」とセットで。
ロック名盤企画などには常連の3rd。
取り上げられる理由としてはやはり「All Right Now」が入っているからなんだろうが、
それ以外の曲も粒ぞろい。
中でも5曲目「Mr.Big」はこのバンド何たるかを表す名曲であると個人的には思っている。
とにかく無駄な音は一切鳴らさない。全てのフレーズが「そこにある意味」をもっている。
アンディ・フレイザーが曲をリードし、ポール・コゾフが泣きのフレーズを絞り出し、
サイモン・カークがドラムを爆発させ、ポール・ロジャースがこの上なくソウルフルにシャウトし、歌う。
ツェッペリン以来の完璧なバンドだと思う。
代表作である本作は一聴した感覚は「地味」かもしれない。
しかしその哀愁とロック本来の魅力に気づけばもう抜け出せない。
すべての人に聞いてほしい。名盤。
...でも個人的には2ndの方が好きだったりする。
英国の天才ソングライターの1st。1977年発表。
コステロって本当にすごいと思う。時期によってやっている音楽も違うし、どのアルバムも全く違うサウンドなのに、一発でコステロだとわかるし、どれも素晴らしいのだ。
このアルバムは名曲「Alison」が入った名盤、なのだが、それだけで終わるのはもったいない。決して甘くないのにいつのまにか口ずさんでしまうメロディー、気持ちのいいビート、パワーポップ(Red Shoesね)からレゲエ(Watching The Detectivesね)まで聴かせるバラエティ豊かな曲調、捻りのきいた歌詞(Alisonの歌詞、読みました?)、これがUKロックだ。
でも最高傑作は2ndだと思うw。
フリーのラストアルバム、1973作。
アンディー・フレイザーがいないフリーなんてフリーと言えるのか?という意見ももっともだと思う。今までのフリーとは明らかに違うサウンドである。
ポール・ロジャースが楽曲的にもプレイ面でもイニシアティブを握っているので、もはやロジャースのソロアルバムと言ってもいいかも、、、
いやいや、やはりフリーのアルバムである。ドラッグの影響で数曲しか参加していないコゾフが実にいい仕事をしている!「Wishing Well」も「Come Together In The Morning」も最高!まさに命を削った魂のギターソロである。
ディープパープルが参考(?)にした「Heartbraker」もヘヴィーでかっこいいし、「Muddy Water」も泣ける!ということで、やっぱり名盤なのでした。
フリーのラストアルバム、1973作。
アンディー・フレイザーがいないフリーなんてフリーと言えるのか?という意見ももっともだと思う。今までのフリーとは明らかに違うサウンドである。
ポール・ロジャースが楽曲的にもプレイ面でもイニシアティブを握っているので、もはやロジャースのソロアルバムと言ってもいいかも、、、
いやいや、やはりフリーのアルバムである。ドラッグの影響で数曲しか参加していないコゾフが実にいい仕事をしている!「Wishing Well」も「Come Together In The Morning」も最高!まさに命を削った魂のギターソロである。
ディープパープルが参考(?)にした「Heartbraker」もヘヴィーでかっこいいし、「Muddy Water」も泣ける!ということで、やっぱり名盤なのでした。
タイトルで書いた通り、早くも円熟した4th。まだ20歳そこそこなのに円熟とは...
アコースティック色が強いのが特徴。
ただでさえ「地味」という印象に加えてアコースティックとなると敬遠してしまうかもしれないが、
アルバム全体に漂う哀愁、寂寥感は聞き手の感動を誘い、ロジャースのボーカルもより憂いを帯びて聞こえる。
さらに本作にはフリーを語る上で絶対に落とせない名曲がいくつも入っている。
2、4、6そして9である。
中でも9はあまり語られることがないが、2ndの「Mourning Sad Morning」に並ぶ最高の哀愁バラードである。
ここでもロジャースの歌いまわしが絶品。ぜひ味わってほしい。
ロック名盤企画などには常連の3rd。
取り上げられる理由としてはやはり「All Right Now」が入っているからなんだろうが、
それ以外の曲も粒ぞろい。
中でも5曲目「Mr.Big」はこのバンド何たるかを表す名曲であると個人的には思っている。
とにかく無駄な音は一切鳴らさない。全てのフレーズが「そこにある意味」をもっている。
アンディ・フレイザーが曲をリードし、ポール・コゾフが泣きのフレーズを絞り出し、
サイモン・カークがドラムを爆発させ、ポール・ロジャースがこの上なくソウルフルにシャウトし、歌う。
ツェッペリン以来の完璧なバンドだと思う。
代表作である本作は一聴した感覚は「地味」かもしれない。
しかしその哀愁とロック本来の魅力に気づけばもう抜け出せない。
すべての人に聞いてほしい。名盤。
...でも個人的には2ndの方が好きだったりする。
プログレメタルバンドDREAM THEATERの2nd。1992年作。
その後のプログレメタルの流れを決めた90年代の歴史的名盤の1つ。
「PULL ME UNDER」、「METROPOLIS PART1」、「TAKE THE TIME」など、どれもダイナミックで素晴らしいメロディとが詰まった曲ばかりである。演奏も曲構成も完璧!いやー、聞きまくったな。
今でこそ「シンフォメタル」なんて言葉があるが、このころはなかったわけで、「メタルなのに変拍子バリバリでプログレみたい!」と単純に喜んで聞いていました。ジェイムス・ラブリエという激ウマなボーカルのおかげかな。
1973年発表のライヴ作。収録曲の少なさや「音質悪い」というイメージから敬遠している方も多いのでは?
今でこそアーカイヴ音源や各種ブートで初期(ピーガブ期)ジェネシスの全貌が明らかになってはいるが、かつてはこの盤で雰囲気を感じるしかなかったわけで、そういった意味でも貴重な音源といえる。でも、それだけで評価すべきではないと思う。
まず70年代最初の黄金期を迎えた彼らの「標準的」な演奏が聴けること、名曲「Musical Box」の素晴らしいライブバージョンが収録されていること、そして「Trespass」収録の「The Knife」がハケットのギターで聴けることなど、非常に聴きどころが多いのである。
長尺曲「Supper's Ready」を収録しなかったことも槍玉に挙げられるが、個人的には選曲はこれでよかったと思う。いつか完全版がリリースされることを夢見てはいるが、、、
Jethro Tull(以下、タル)が好きだ。とにかく好きだ。自分でもなぜだかよくわからないが、聴くと落ち着くのだ。
イアン・アンダーソンのロマンがありながらアグレッシブな声、「ドゥッ、ドゥドゥ、ブオゥッ」というあのフルート、マーティン・バレのヘヴィーなギターの音色、アンダーソンのアコギの味わい深い音色、そして哀愁のメロディーとひねくれた歌詞。演劇的なステージ。
5大バンドの凄さやロックの歴史における功績はもちろん偉大なものであるし、愛聴もしたが、なぜだろう、タルを聞くと「ああ、やっぱりこれだ」という気分になる。
その中でも1971年発表の4th、「Aqualung」は一番思い入れがある。私のタル入門盤でもある。
とにかく隙がない。お馴染みのあのリフから終曲「Wind up」まで、バンドのステージを見ているかのようである。
そして各曲のレベルが恐ろしく高い。上で述べた彼らの美点がすべて入っているのだ。全曲名曲であり、タルのライヴでの定番曲ばかりである。
ブルーズからクラシック・フォーク的アプローチへ、小曲集からトータル性を感じさせるアルバム構成へと大きく脱皮した分水嶺となるアルバムでもある。
なお、示唆に富む歌詞や裏ジャケの記述から「コンセプトアルバム(神や宗教への疑念)」とよく言われるが、あまり意識しなくてもよいかも。アンダーソンも否定しているので。
でも聴いているとまるで全体にひとつのストーリーがあるかのように感じる。ここもまたこのアルバムの偉大なところであろう。
エイジアのオリジナルメンバーを揃えての復活作。2008年リリース。
ウェットンのソロなどで来日するたびに「エイジアの復活は?」と聞かれてきたわけだが、正直、自分はどうでもよかった。
しかしながらこの適度にハードなギター、華やかなシンセ音、そして相変わらずの節回しを含むヴォーカルを聞くと、「ああ、エイジアだなあ」としみじみと感じ入ってしまう自分がいた。
楽曲も「アストラ」の延長にあるキャッチーかつシンフォニックなものであり、この25年ぶりの復活作が成功であることは明らかである。
ウェットン最後の10年を振り返る際には必聴だと思う。
英国産新鋭プログレバンド、2018年のライヴ音源。
ライヴでバンドの真価が決まる、というのは70年代ロックを聴いて育ったものとしては当然の不文律なのだが、近年、録音技術の発達と普及により、スタジオワークのみのユニットやプロジェクトも増え、そんな考え方は古いかも、、と考えざるを得ない状況である。
そんな中、我らが「I AM THE MANIC WHALE」はやってくれた!やはり本物のバンドは違う。スタジオそのままのダイナミックな演奏を、全く危なげなく聞かせてくれる。しかもライヴならではの躍動感もしっかり。昔の「Spock's Beard」を思いださせる。やはりいいバンドだ。
と、思ってたら、3rdアルバム完成の知らせが!現役感がすごい!
「Freeは好きだけどバドカンはアメリカンっぽくってあんまり、、、」という方もおられるだろうが、
この1stは最もFree的な叙情やブリティッシュさを感じさせるアルバムだと思う。
Freeとバドカンの違いは「コゾフの泣きから、ラルフスのブギー的なノリのよさ」に変わったところにあると感じているが、
バッキングのシンプルさ、1つ1つの音に込める表現力の面ではFreeに引けは取らない。
何より、この1stは曲が良い。「Rock Steady」、「Ready for Love」、「Bad Company」、「Seagull」など、
どれもFree時代のブリティッシュロックを継承している。ぜひ偏見なく聞いてほしい。
「Freeは好きだけどバドカンはアメリカンっぽくってあんまり、、、」という方もおられるだろうが、
この1stは最もFree的な叙情やブリティッシュさを感じさせるアルバムだと思う。
Freeとバドカンの違いは「コゾフの泣きから、ラルフスのブギー的なノリのよさ」に変わったところにあると感じているが、
バッキングのシンプルさ、1つ1つの音に込める表現力の面ではFreeに引けは取らない。
何より、この1stは曲が良い。「Rock Steady」、「Ready for Love」、「Bad Company」、「Seagull」など、
どれもFree時代のブリティッシュロックを継承している。ぜひ偏見なく聞いてほしい。
ジェネシス在籍中にリリースしたハケット初のソロアルバム。1975年作。
アルバム全体に「タロットカードの意味するものを音楽的に表現する」というコンセプトがあり、曲タイトルでもそれは見て取れる。
時期としては「眩惑のブロードウェイ」リリース後、ガブリエルが脱退、一時的にバンド活動がストップしていたころであり、ハケットとしては同時期に自分が書いた曲をリリースすることで「今後を占う」という意味があったのであろう。
内容は、まさにどこを切ってもプログレッシブ・ロック!
一聴して「月影の騎士」あたりの音楽性に通じる叙情的な世界が広がっており、現在にまで通底している「ハケット節」が堪能できる。
いきなり始まりスピード感満点で次々に展開していく1曲目「Ace of Wands」、アルペジオとフルートの響きも美しく、まるで「Firth Of Fifth」のラストのようなたまらないフレーズも聞ける2曲目「Hands of the Priestess」、中期クリムゾンのようなダークさが印象的な3曲目「A Tower Struck Down」などインスト曲群の充実もさることながら、フィル・コリンズが参加し、現代シンフォニックロックにも負けない雄大な6曲目「Star of Sirius」、サリー・オールドフィールドのクリスタル・ボイスを最大限に活かした大曲の8曲目「Shadow of the Hierophant」など、後半のボーカル曲にもしっかりクライマックスが準備されている。
ジェネシスが「プログレッシブ・ロックバンド」であった源泉はこの人であったことが改めて確認できる。
ハケットのキャリアにおける重要作であるだけでなく、内容的にも優れた大傑作。
ジェネシス在籍中にリリースしたハケット初のソロアルバム。1975年作。
アルバム全体に「タロットカードの意味するものを音楽的に表現する」というコンセプトがあり、曲タイトルでもそれは見て取れる。
時期としては「眩惑のブロードウェイ」リリース後、ガブリエルが脱退、一時的にバンド活動がストップしていたころであり、ハケットとしては同時期に自分が書いた曲をリリースすることで「今後を占う」という意味があったのであろう。
内容は、まさにどこを切ってもプログレッシブ・ロック!
一聴して「月影の騎士」あたりの音楽性に通じる叙情的な世界が広がっており、現在にまで通底している「ハケット節」が堪能できる。
いきなり始まりスピード感満点で次々に展開していく1曲目「Ace of Wands」、アルペジオとフルートの響きも美しく、まるで「Firth Of Fifth」のラストのようなたまらないフレーズも聞ける2曲目「Hands of the Priestess」、中期クリムゾンのようなダークさが印象的な3曲目「A Tower Struck Down」などインスト曲群の充実もさることながら、フィル・コリンズが参加し、現代シンフォニックロックにも負けない雄大な6曲目「Star of Sirius」、サリー・オールドフィールドのクリスタル・ボイスを最大限に活かした大曲の8曲目「Shadow of the Hierophant」など、後半のボーカル曲にもしっかりクライマックスが準備されている。
ジェネシスが「プログレッシブ・ロックバンド」であった源泉はこの人であったことが改めて確認できる。
ハケットのキャリアにおける重要作であるだけでなく、内容的にも優れた大傑作。
ビーチ・ボーイズの不朽の名盤、なんですが、みなさん、聞いてますか?もしまだの方がいれば本当にもったいない。
正直、ずっと「ポップ」ということばにやや嫌悪感をもっていたが、このアルバムは、すべての音楽ジャンルを吹き飛ばす程の力をもっています。
美しく、楽しいのに、哀愁や寂寞感もある。本当に不思議なアルバムです。何度も聞いた今でも、全く飽きない。聞くたびに新たな感動があります。
「神に捧げるティーンエイジシンフォニー」とは次作である(はずだった)「スマイル」を指したブライアンのことばですが、個人的にはこのアルバムこそふさわしいと感じます。
一生付き合っていきたい名盤のひとつです。
ラッシュの6th。彼らが最もプログレに接近していた時期の傑作アルバム。「2112」と並ぶ名盤である。
個人的な聴きどころはやはり「Xanadu」である。東洋的なリフ、メロディ、ゲディの特徴あるヴォーカル、そしてニール・パートのドラミングが導く疾走感。コーリッジの詩に基づく世界観。現代の「テクニカル・プログレ」にあるものがこの時すでに完成している。
そしてライヴでは大合唱が起こる「Closer to the Heart」。1曲目であり、アルバムタイトルの「A Farewell to Kings」と対をなすタイトルを持つこの名曲のメロディは本当に心にしみる。静と動、緩急の対比も素晴らしい。
ニール・パートは学生時代、一番ハマったドラマーである。要塞のようなセットに囲まれ、手数の多いテクニカルなドラミングを聴かせるスタイルに、ドラムなんてやったことないくせに憧れた。そして、ラッシュというバンドの深遠な歌詞を担い、そのプログレとしての世界観を確立した人であり、妻と娘の死を乗り越え復帰した不屈の人でもあった。さらば哲人。R.I.P。
P.F.Mの2010年作。デビュー40周年を祝う作品であり、偉大なカンタウトゥーレ、FABRIZIO DE ANDREの4thアルバムをカヴァーするトリビュート作である。
元のアルバムは「キリストの誕生と死」をテーマにしたコンセプトアルバムであり、バックは「イ・クエッリ」時代のP.F.Mが固めている。
彼らの初期2枚へ思い入れのあるファンなら、絶対に聴いた方がいい。メロディといい、荘厳な雰囲気といい、コンセプトといいとにかく「イタリア節!」なのだ。
カンタウトゥーレのカヴァーなので当然と言えば当然なのだが、それにしてもここまでイタリア節なのは久しぶりと感じる。しかもオリジナルにないインストパートも追加し、ちゃんと現代のセンスで「プログレ」している。例えば「甦る世界(イタリア語盤)」の次にこれがリリースされても何の違和感もないと感じる。オリジナルに敬意を払いつつ、彼らなりにアレンジを施した傑作である。
カナダが誇るプレグレッシヴロックバンド、18th。1993年作。
私が初めてラッシュの音楽に触れたのは、本作収録の「Stick It Out」のPVだった。
ゲディの特異な声、ニールの手数の多いドラムもよかったが、アレックスのやたらヘヴィなギターがかっこよく、早速翌日買いに行ったことを覚えている。
本作は当時の流行だった「グランジ・オルタナティヴロック」の影響を受け、かなりヘヴィな内容になった、、、というレビューをよく見かける。だが今になって聞くと、あまりそのような印象はなく、上記「Stick It Out」を除けば、いつものラッシュである(それだけその曲のインパクトがあったということかもしれないが)。
思わず口ずさみたくなるようなメロディもあり、歌詞も示唆に富み、曲はどれも粒ぞろいである。90年代ラッシュのカタログの中では明らかに頭一つ抜きんでていると思う。
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