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70年代中期のAnge的+トラッド系なサウンドの演奏と、思い入れたっぷりの仏語の歌がポイントのMotisが、本作では、より初期Genesisに近づき(トラッド色が薄まってます)躍動感のある音楽を奏でてます。とにかくメロトロンをはじめとするビンテージキーボードの洪水は感動ものです。そして、ハイライトの7曲目、しなやかで美しいメロディーのEmmanuel Tissot歌が始まると、すぐ合いの手の様に入ってくる説得力あるAndre Balzerの歌声、デュエットは鳥肌ものです。Andreはこの1曲だけのゲスト参加ですが、何度も聞き返してしまいました。近頃の無国籍風Genesis的シンフォとは全く違う、とても特色あるビンテージ・シンフォの傑作です。
ようやく、よくぞCD化してくれた感の強いフレンチロックファン向け外せない一枚だと思います。Ange初期の様な浮遊感のあるオルガンが中心のロックで、フランス語のコーラスもきれい。異次元にスリップして、中世の教会都市に迷い込んでしまったような錯覚を覚えます。このグループはSonopresse Connectionというマイナーなレーベルから本アルバムと、アルバム未収録のシングル(Aux Portes Des Villes)を出しています。こちらは中世の騎士が教会都市に乗り込んできたようなイメージをさせてくれるテクニカルな楽曲で、できれば、このシングルもボートラに入れてくれたらよかったのにとは思いますが、本CD(LPアルバムからの収録のみ)で味わえる神々しい中世的な夢世界でも十分過ぎるもの。他国のロックでは味わえないし、また、フランスでもAnge初期(1,2作目あたり)やMahjunの3作目ぐらいしか思いつかず、とても稀有な存在だと思います。
Deccaからデビューした技量のあるギター、キーボード、ベース、ドラムスの4人のミュージシャンからなるバンドです。これが唯一作ではないかと思います。まさにパンクが吹き荒れていた時代の英国での突然変異でしょう。ノストラダムスというとおどろおどろしいイメージになりますが、オーケストラを大々的に導入し、ピアノも美しく、とにかくいつまでも心に残るメロディアスなフレーズの歌・演奏とオーケストラが交互に展開します。ソラリスの思いっきりシンフォなノストラダムスとは一味違う、とても印象的なアルバムです。ラストの曲が、ギター、キーボード、ドラムスがバトルする大作となっていますが、この曲については、延々とバトルが展開するパートにはもう一工夫欲しかったとは思います。しかし、外せないアルバムだと思います。
1977年にフィリップスから出たアルバムで、同バンド唯一作。Heldonの様なシンセサイザーがリードするアルバムです。楽曲自体はキング・クリムゾンにも通じるものがあり、Shylockと同様に、これをフランス流に軽めに演じましたといったところです。若さあふれる傑作アルバムだと思うのですが、ぜんぜん、フィリップスから再発してくれませんでした。今回、盤起こしのようですが、処理もよくできていて、CD化されたのはめでたいことです。中古で販売されているので、カケレコさんのコメントがあまり入っていないので、勝手ながら書き込みました。
Trianaの1作目やMezquitaなどとならんでCAIの1作目、2作目はスペイン(カタルーニャやバスクを除く)のイメージ(Goticはインターナショナルな音)にぴったりなシンフォ系傑作だと思います。
2作目がEpicから出ていてリアルタイムでも入手しやすかったのに比べて、1作目は後に再発流通するまではお預け状態だった(というか存在を私は知りませんでした)ので、この1作目を聞いた時にはインパクト大でした。AB面それぞれ2曲ずつの長尺曲で構成され、幻想的な夜明けの様な冒頭から徐々にアンダルシアンな演奏と歌に切り替わっていく、でもコテコテさのない、流麗で洗練された素晴らしいアルバムです。
以前、ボートラ満載のCD化がなされたことがありますが、LPパートがおもいっきり盤起こしまるだし状態で(むしろボートラに価値大)、結局LPを聴くしかなかったので、今回のCD化はとても有難いものとなりました。今回も盤起こしの様ですが、結構きれいに処理されています。
自室にあるTV(32インチ)・普通のDVD機器で再生しましたが、音質も画質も十分でした。思わず食い入って視聴してしまいました。クラブチッタでの公演も素晴らしかったのですが、ハマースミスでの公演はやはり本場。ジョン・ウェットンら何人もの錚々たるゲストも参加して、とてもゴージャスです。スティーブ・ハケットのテクもよく映っていますし、総てのハケットファンというか、ジェネシスファンを満足させてくれるのではないかと思います。DVDを見終わったところで、あたかも狭い部屋なのにコンサート会場にいるように、思わず拍手していました。
テクニカルではありませんが、キラキラした音色のシンセサイザーやパイプオルガンなどが鳴り響き、そこにバイオリンが絡んでくる大作3作品からなるシンフォ系アルバム(+ボートら2曲)で、強いて言えば、ワパスーの4作目Ludwigあたりにドラムス、ベースが入っている様な音楽です。80年前後のフランスの自主製作盤/マイナー系に多かった淡い雰囲気がぷんぷん漂っています。楽曲自体はよいのですが、残念なのは、キーボードの音色に高周波分が多く、また、パイプオルガンの音も中央の遠いところに定位置があるような録音。私はレコードは聴いたことありませんが、CD化時のリマスタリングのせいというよりは、おそらくオリジナル時において低予算での録音かミックスダウンのせいだったと想像します。もしも、パイプオルガンが左右から迫り来るような壮大な音だったら、また、シンセサイザーもmoogのようなビンテージ感ある音だったら、かなり好かったのにと思います。フレンチシンフォ・マニア向けのアルバムでしょう。
演歌の様なフォーク「時には母のない子のように」を歌っていたカルメンマキが、日本が誇るプログレバンドのカルメンマキ&OZを結成するまでの間に発表していた、スカッと、とても格好良いブルース、ハードロックのアルバムです。レッド・ツェッペリンなどの影響を受けた演奏をバックに、カルメンマキが英語で歌っています。ハーフの彼女だけに、英語もキマっていて、若々しさと迫力を兼ね備えた歌声は、また、美しくも聞こえます。これだけのアルバムが、71年のリリースとは、、、日本では早すぎたのでしょうか。儚げなジャケットとは裏腹、最強の内容でした。
驚いたことにLuis BacalovのペンによるConcerto Grossoが帰ってきました。2007年にConcerto Grosso: the seven seasonsというアルバムが発表されましたが、VittorioとNicoらによるNTが復活ということでとても目出度く感じたものでした。その後トリロジーライブとかでていたので、てっきり2007年ものがCG第三弾だと信じていました。そこで今回のConcerto Grosso no3というのを見て、一瞬とまどってしまいました。しかし、今回のはまさに本物、オーケストラも自然に美しく、21世紀のNTのダイナミックなロック音楽によくマッチ、とても素晴らしいアルバムです!!!
初めてミラノカリブロを聴いてから30年以上経て、日本でオーケストラと競演のミラノカリブロのフルライブ。自由時間が無く、泣く泣くライブはパスしてしまい、悔し涙状態でした。しかし、遂にライブをCDで聴けて感涙。できればDVDも出して欲しかったのですが、これは欲を出し過ぎということでしょうか。冒頭から陰のある演奏で、スタジオ盤をそのまま再現してくれて、とてもワクワク。中盤から、少し、明るいサウンドになり、スタジオ盤とは少しアレンジ違いになっていきますが、きっちりとThere will be timeで大団円。おまけにLandscapeから1曲と、アルバムタイトル曲を含む未発表曲?2曲を披露してくれ、40数分ながらとても充実した時間を過ごせました。DVD付きだったら文句なしに5つ☆なのですが。。。
grogレーベル第一弾のアルバムで、田舎のビートルズの様なポップでほのぼの系の歌ものです。元GarybaldiのM.Cassinelli (Ds)がメンバーに居り、A.De Scalzi(key)、V.De Scalzi (g)がゲスト参加しているなど錚々たるミュージシャンが居るのに、一般に評価はイマイチだったので、まさかCD化されるとは思っていませんでした。しかしB面2曲目(CDでは8曲目)の’il commerciante di lima’などはフルートが美しくてドラマチックです。ジャケ右上のウサギがカリスマ・ウサギよりも惚けていてこれも好材料。私は結構好きなので、世の中の評価に★一つ追加。
ビートルズの発掘アルバムではないかと噂になったカナダの3人組によるファースト(76年)と、セカンド(77年)のカップリングはかなりお得ですね。
ファーストは、冒頭の曲「Calling Occupants・・・」が美しくかつポップな名曲で、これを聴くだけでも価値ありだと思います。
では、ビートルズのコピーか、というと、マジカル・ミステリー・ツアーの頃の様な曲も数曲入っていますが、同時に、キーボードが鳴り響くドラマチックな長尺曲もありと、プログレ・ポップのおもちゃ箱といった処でしょうか。非常に楽しいアルバムです。
セカンドは、メロディメイカー振りは健在な上に、コーラスやオーケストラも導入されていて、ご機嫌でかつ美しくと、ビートルズとクィーンとバークレイ・ジェームズが一堂に会したような印象です。
時代に逆行して”プログレ度?”が増しているのがおもしろいと思います。
久々に3人組でのアルバムです。
80年代のBancoもそうでしたが、やはり時代の波には逆らえないということで、Florian 以来のアコースティック路線を止めて、エレクトロニクスを大々的に導入して、ポップな音作りをしようとしています。
ただし、この路線を狙ったものとしては、少し不器用さを出してしまったといったところが見え隠れ。
しかしながら、Notteなど楽曲の良いものも収録されていますし、また、Tagliapietraさんの素朴な歌声とベースは昔の雰囲気もあるし、今聴くと、それなりに味のあるアルバムです。
Ormeファンとしては、しばらく入手しにくかったアルバムでもあるし、有り難い再発でした。感謝!
5作目の本アルバムにおいても、相変わらずKey奏者のC.Sardella氏がドラム、ベースまでも演奏していて器用なマルチ奏者ぶりを発揮しています。
このバンドの特徴(?)と思える、重厚でありながらもある種の冷えた質感のキーボードの嵐の中に、ギターとボーカル(もちろんイタリア語)が出てくると、The Flower Kingsあたりにも近い雰囲気で、ドラマチックな展開となります。
収録されている18トラック全てが捨て曲なしで、全体として1つの組曲を成していて、一気に聴いてしまったあとの感覚は、快感・爽快。
ということで、また聴きたくなる、そんなアルバムでした。
84年発表の7作目は、いきなりポップなボーカル曲で始まるため、一瞬、また大幅路線変更かと思ってしまいますが、その後は劇的に盛り上がっていく歌と演奏の曲に続きます。ボーカル曲の比重が高いアルバムですが、楽曲も素晴らしくプログレ系のアルバムとして名作の領域に入ると思われ、とても堪能できます。
入手困難だった91年発表の8作目は、若干フュージョンがかっていますが、Fero Griglak のギターが光っていて、Focus並のドラマティックな演奏を聴けるアルバムとなっています。はっきり言って、予想が好い方向に外れ、かなり楽しめる好盤だと思います。
元Collegium MusicumのギタリストFero Griglakが中心となって結成されたFermataは、2作目で東欧ジャズ・ロックの傑作、4作目でプログレの傑作を発表しています。
本CDは今まで入手困難だった5作目、6作目のカップリングで、Fermataのファンにとっては御の字モノ。
5作目は、バリバリのジャズ・ロック路線に戻っていますが、生ギター中心のラスト直前の曲がなかなか感動的、聞き逃せません。また、6作
目は、エキゾチックなメロディーも出てきますが、基本は、高度な技術に裏付けされたコアなジャズ・ロック/フュージョンのアルバムとなっています。
(どれをとってもハイレベルな作品を出し続けているFermataの今回の再発4組の中での相対的順番を付けるため、敢えて☆3つとしたものです。絶対評価ではありません。)
イタリアのバンドなのに特段アクが強いわけでなく、飛び道具も使わない、しかし、じっくり聞き込むと、美しいメロディとアレンジにノックアウト、という優等生的なところが売りのFinisterre。スタジオ盤の前作では、エスニック調メロディや女性Voなどの飛び道具に手を出したかと思いましたが、今回は正統派のシンフォで迫ってきます。アルバム開始直後から、キーボードやギターのファンタスティックな音と、歌メロにググッときて傑作シンフォの予感。最後まで至福の時が流れ、予感の正しかったことを実感しました。拗くれたプログレを聴き疲れた人、たまにはこういう音楽を聴いて精神を安定させましょう。
Gentle GiantとYesをミキサーにかけて、Zappaの粉を少々まぶしたら、この様なおいしい料理ができましたといった感じです。バイオリン、リコーダ等を持ち替えて演奏しており、コーラスワークの感じなども含めてVretigo時代のGentle Giant的。また、リードボーカルの高めの声質、バトルしながらロックしているところなどは、3枚目以降のYesあたりに近いものがあります。幻の名作といわれていた1stアルバムからの焼き直しの曲も数曲含まれていますが、同作に比べて、手数の多い疾走系ドラムスのパカパカ感や、荒削りなところがかなり解消されおり、こちらのアルバムの方が聴きやすいと思います。
Edhelsなど、90年頃にMUSEAレーベルから登場したいくつかのシンフォ・バンドの様なひんやりした質感を持ちつつも、より重厚な音楽となっています。普通のバンドとただ一つ違っているのは、これをほとんどKey奏者一人でこれをやってのけていること。ドラムス、ベースもシンセサイザーで実現しているのに、ごく自然な4ピース・バンドの様な音となっているのはとってもお見事。ほんの時たま登場するゲストのVoの典型的なイタリア語の歌のおかげで、90年代イタリアにありがちな無国籍風ということにならずにすんでおり、これはかなりイケテる!
時は79年、パンクを拒否していた自分はThe Police聴くか、BrufordやUKといっ た新たなプログレを追いかけていた時代で、初期GenesisサウンドはS.Hackett以外は無かったと思っていました。しかし、独にはNovalisが、そのままSelling Englandを演じてしまった様な、こんなアルバムがあったんですね。リアルタイムには全く気づかず、80年代以降のテラッとしたポンプも聴いてしまった後に、こうした70年代の香りプンプンのジェネシス・クローンを聴くとかえって新鮮。専任Voが、もう少し芸達者か声量の持ち主だったら良かったのに。なお、本CDは、92年にリミックスされたもの。
93年結成のこのバンドの音楽は、何気なく聴くとエレピとギターによるインターナショナル指向のフュージョンだが、実は、パーカッションがインドネシアの民族打楽器(ケンダンなど)のみで、これが鳴りまくり。一筋縄ではいかないエスノ・ジャズを演奏。前作のpaahan(ライブ)がアグレッシブでインパクト大だったが、本作は、3作目(Trance/mission)と同傾向の、知的なガムラン・フュージョン。Pat Metheny Groupなど、テクニカルな演奏と、滑らかさ(心地よさ)とが同居するような音楽の好きな人にお勧めの1枚だと思います。
東京生まれ、中学生になって(1975年)プログレ/ユーロを聞くようになったときには、すでにブリティッシュ、イタリアン全盛期を過ぎていて、イタリアンロックのレコード探しに苦労した経験があります。そのため、レコードの時代にはフレンチやスパニッシュの方につい偏りがちでした。その後、CD再発ブームでイタリアンやブリティッシュなどについてリベンジをしてきています。
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