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2ndを先に聴いて、そのプログレハードとしての出来のよさに驚嘆したのですが、この1stはより優しい音使いで民族色が強く残ったシンフォニックロックです。言うなれば洗練されたOMEGAというところですかね。しかしそこはかとなくブリティッシュの薫りがする点にこのグループの巧みさを感じました。次作もそうですが、英米を筆頭にメジャーシーンの音を自分達の民族的な音楽性に持ちこむそのやり方が、ヨーロッパ全土を見渡してもトップレベルにうまいのです。メロディーそのものは味わい深いハンガリー独自ものでありつつも、それを包む音色の扱いが格段に耳馴染みがよく聴きやすいものとなっているのはその点にあるわけですね。そこがOMEGAとは決定的に異なる点でしょう(すみません別にOMEGAに恨みはありません)。やはり非常に頭のいいグループです。結局2ndのレビューとほとんど同じですが、これから東欧プログレを聴こうと思うのであれば、入口としてちょうどいいグループだと思います。おすすめ品。
関係はありませんが、ハンガリーは日本と同じく名前が姓→名の順なのだそうです。例えばリストなどは、母国では Liszt Ferenc となるわけです。東欧リスナーにとっては常識なのかもしれませんが・・。
Capability Brownはまさかの撃沈で、その後継グループによる本作もおそるおそる聴いてみたのですが・・、見事です。文句のつけどころのないブリティッシュポップであり、気の利いたアレンジと普遍的なメロディが最高のバランスで組み合わさっています。演歌調だったりファンキーだったりパブロック風だったりと曲想はそれぞれ異なるのですが、借りもの的感触が一切なく完成度の高いブリティッシュポップとして成立させているところに彼らの真の実力をみた気分です。おそらく前身グループの時から本質的には何も変わっていないのでしょうが、フォーマットを変えることで本来の持ち味がより引き出されたように思います。コーラスもこっちのほうが多彩だしバッチリ決まってますしね。正しくひと皮むけた進化形と言えます。ずばり名作。
冒頭から走りに走る華やかなアンサンブルが抜群にカッコいい!つかみはバッチリ。オールインストで、人間味を嗅ぎ取られることを拒絶するかのような張りつめた音使いが特徴的。その点が最後まで肩の力を抜かない感じと相まってロシアのバンドであることを物語っているかのようです。もっとも曲調そのものは叙情的であったり、ちょっぴりすっとぼけてみたりとなかなか豊かな表情を持っており、でもそのどれもを全力投球でやっている感じ。へヴィーな曲もあるが、決してプログレメタルには陥らないバランス感覚も好印象。また、ほとんど往年のプログレグループからの影響を受けていないように感じられるところも大きなアドバンテージと言えるでしょう。その意味ではこのグループこそ真に現代プログレの体現者なのかもしれない。本来はあまり好んで聴く類のものではないですが、この演奏能力、カッコよさを前にしては好み云々などとは言ってられない。絶品ですよ、これは。
ハード・ロック体質の むさ苦しいおっさんらが精一杯シンフォへ歩み寄ったという印象。メロトロンをふんだんに使えばシンフォになるとでも思っているのでしょうか、まったく。ただし使い方がベタではあるものの全然外していないのですこれが。また曲展開やアンサンブルからしてもかなりの実力の持ち主なのがわかります。だけど何だか妙にクサい(笑)。もちろんそこがポイントです ^^)
要はヴォーカルに代表されるおっさん臭さ、ハードな展開の中にあって効果的なリリカルさ、そしてメロトロン過多のアレンジが溶け合っていてもう大満足、ということ。この絶妙なブレンド具合が実に気持ちよいのです。クサいけどね。一見カッコいいようで実はダサいジャケットも魅力的。
まぁやってることは単にハード・ロックなんですが、いかにも辺境なクサさはあまりなく、かといってメインストリーム寄りだったりするわけでもない、なんとも不思議な感触を持ってます。曲そのものはいかにも東欧的なクセのあるメロディが耳を引き、なかなか楽しめます。ヴォーカルのやや不安定で翳りのある声質もけっこうツボでした。またここにも素晴らしいバラードが2曲含まれています。ハンガリーのバンドってどんなに野暮ったいアルバムにでも、必ず1つは名バラードを入れてくるので侮れません。この間はOMEGAにやられましたし。最終曲はわりとメイン寄りの曲です。もしかして当時ヒットしたんじゃないでしょうか。
のはずだったんですが、実のところあんまり・・・。1stが非常に洗練された辺境ジャズ・ロックの名作だったのに対し、今作はごった煮的なアクの強い音になってます。正直期待とは逆の方向へ向かってしまった印象です。前作にはなかったメタル的要素などが導入されているのも純粋なプログレ・ファンにしてみると?かもしれません。無論高水準のプログレッシヴ・ロックであることは確かだと思いますし、プログレという観点から見たら順当な進化なんですが、1stのほうがいいという声をまったく聞かないのも逆に不思議だなと思う次第です。1st最終曲のような超絶トライバル・ジャズ・ロックを期待していたのですが、残念。でももう少し聴きこんでみます。
こいつは高品質のプログレ・ハードです。東欧的なメロディ・ラインと英米メインストリーム的なアレンジをともに消化して、うまく楽曲を構成しているのがわかります。そのため東欧由来の翳のある印象的な旋律はそのままに、洗練されていて聴きやくもあるという理想的な作品に仕上がってます。プログレ・ハードという形をとったのが見事にハマっているし、演奏もハンガリーではダントツ。ノリでやっているようなラフさは一切なく、隙のない構築美とさえ言ってよいものを感じさせるあたり、多分かなり頭のいい人たちなのだと思う。名作ですね。
いわゆる南米シンフォものに要求される諸条件は十分にクリアした内容かと。
郷愁を誘うメロディラインに素朴な歌声、ピアノを基調にしたクラシカルな曲調ながらも、時折ジャジーに展開しかけたりとなかなか頑張っています。
印象としては、LOS JAIVASの作品でマチュピチュのコンセプトアルバムを唯一所有しているのですが、あれをより叙情的に仕上げた感じでしょうか。
さすがにあれほどのインパクトはないものの、美しく繊細な音楽です。
ごく個人的なことではありますが、CD時代に生まれた身としてはLPサイズのジャケがこんなにデカいものかとひそかに驚いたのでした。
もしイエスがGGだったら…。それを体現しているのがこのバンドだと言っていいんじゃないでしょうか。
その印象通り、終始イエスとGGの間を行ったり来たりしているのですが、それができるということがすでにこのバンドのすごさを物語ってますよね。
加えてアメリカ由来のメロディの明快さが随所にうかがえて、曲によっては当のイエスよりもメロディアスで聴きやすいなんていう大変なことになってます。
特に3曲目の展開にはシビれましたね。思わず身を乗り出してしまうほど興奮しました。
影響の受け方が少々露骨(まあそのおかげでこれほどの音楽が生まれたわけですが)なのを除けば、その演奏技術、楽曲構築の巧みさはプログレバンドの鏡と言うべきでしょう。傑作です。
冒頭、湧き上がってくるメロトロンによってすでに別世界にいます。
多彩な楽器が舞い踊るように奏でられ、ジャジーなサックスなども入ってきたりで、かなりアーティスティックな音楽をやってます。
また、メロディやアンサンブルが世界観をしっかりと主張しており、中世、あるいはそれを通り越して神話の時代にまで想いを至らせてくれるので、好きな人にはたまらなく魅力的でしょう。
そしてメロトロンがまたいいところに入ってきて盛り上げてくれるのです。この世界観演出に一役も二役も買っています。
終始穏やかなムードではあるものの時に怪しげに、また時には荘厳に。
神話的で神秘的な印象を与えるという意味では、フォーク版チェルヴェッロという見方もできるかもしれません。
もっともあのようなエグさは皆無ですが。
イタリアンロックの美の部分を堪能するには格好の一枚です。
いや、このアルバムは素晴らしいです。こういうのを哀愁のサウンドというのでしょうか、ダブル編成のキーボード、切ないメロディとギターが相まって南米からしか生まれえない音楽を作り出しています。
3曲目までの流れは鳥肌モノ、以降はいかにも80年代なエレクトロポップ風になるので若干心配になりますが、終曲に向けてまたシンフォ度が増していき、最後にはシンフォの極致とでも言えそうな感動的な展開で幕切れとなります。
とにかく全編にわたりメロディライン、ギターのフレーズが冴えまくっています。オススメの一枚です。"
1stはハードロック色が濃いプログレで、スペイン語?のヴォーカルがラテンの血を感じさせていい感じです。
時折むさ苦しい体育会系ハードロックで突き進む展開があったりもしてたまりません。
全員技巧派ですが、とくにギターは全編豪快に弾きまくってます。オルガンもいい音してますね。個人的には URIAH HEEP を思い出したりしました。
2ndになると、ジャジーな要素が増えてきてハードロックと混じりあい、ハード・ジャズロックといった様相を呈してきます。
アグレッシブなだけではなく「引き」も心得ており完成度は高い。
しかし終曲になると抑えきれないハードロック魂が牙をむきます。やはり本質はこっちでしょうか。いずれにしてもかっこよすぎ!こればっかり聴いてます。
このグループの音を聴くのは初めてなのですが、まさしくクラシカルなシンフォニックロックという印象です。
静謐なパートから突如劇的に盛り上がったりするので、聴いててわくわくします。
かと思うとへヴィーな展開もあったりして、アルバム通して一貫した空気を持つものの飽きることはありません。
しかしどんなことをやっていてもその中に一種の上品さが垣間見れるあたり、やはりロシアという国柄を反映しているのでしょうかね。
ロシア語の語調は仏語と独語の中間といった感じでしょうか。新鮮でおもしろいです。
パート2があるそうで、もちろんそちらも聴いてみたいと思える素晴らしい内容でした。
なお、このグループの音楽性からすると本作はおとなしめなのだそうです・・・これでですか?
聴いていて最初に浮かんだのはパトリック・モラーツの「story of I」でした。私だけでしょうか。実際何にも似ていないサウンドを持つという点では共通しているとは思います。
まだ実態がいまいちつかめていないのですが、エキゾチックではあるものの、あまりにエキゾチックすぎて宇宙にまでいっちゃったような音楽です。
たまに APHRODITE'S CHILD と似たメロディを歌ったりするので、そこにギリシア(南欧)特有のものを感じたりしますが、あとはどこまでも無国籍なサウンドです。
もっと聴きこんでいきたいと思える内容なだけに、この一枚のみというのが何とも残念です。
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