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「MEET THE SONGS」 第18回 【追悼】ルー・リード『トランスフォーマー』

今日の「MEET THE SONGS」は、2013年10月27日逝去したルー・リード(享年71歳)を偲び、72年の2ndソロ『トランスフォーマー』をピックアップいたします。

ルー・リードは、言わずと知れたヴェルヴェット・アンダーグラウンドの首謀者。

ビートルズがカラフルな『リヴォルヴァー』をリリースしてから一年も経たない67年、虚無的に現実を直視したモノトーンの『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』でデビュー。

全米チャート最高位171位ながら、アンダーグラウンド・シーンを中心に信奉者を増やし、70年代半ばのニューヨーク・パンクから90年代以降のグランジなどオルタナティヴ・ロックへと続く源流となったロック史に残る金字塔です。

ソロになってからも決して商業主義になることはなく、その時代時代の気鋭のアーティストとコラボレーションしながら、先鋭的な感性が光る作品を作り続けました。

ボブ・ディランと並び、ニューヨークの音楽シーンが生んだカリスマであり、ロックの文学的な側面、反抗の側面を引き出した真のロッカー。

今日はそんなルーへの追悼の意を込めて、彼が残したメランコリックな2ndソロ『トランスフォーマー』を聴きたいと思います。

プロデュースは、『ジギー・スターダスト』をリリースしたばかりのデヴィッド・ボウイとミック・ロンソン。
ミック・ロンソンはギターでも参加し、あの『ジギー~』と変わらぬ温かなオーヴァードライヴ・サウンドを聴かせています。

ミックがアレンジした艶やかなストリングスも印象的。

ルーらしいキレのあるロックンロールはもちろん、ピアノとストリングスをバックにゆったりと紡がれる静謐な楽曲が魅力的。

今宵はウイスキーを片手に、ルーのメロディに酔いしれることとします。

「Perfect Day」

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「Walk On The Wild Side ワイルドサイドを歩け」

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「Goodnight Ladies」

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聴いていたら、2月に逝去したケヴィン・エアーズも思い出して涙。

今頃はニコが間を取り持って、ルー・リード、ケヴィン・エアーズ、ニコの3人で穏やかに歌を歌っているかもしれませんね。

Kevin Ayers「Whatevershebringswesing」

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  • LOU REED / SALLY CAN’T DANCE

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    • BVCM37729

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、内袋付仕様、定価2200+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      帯に若干汚れあり

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