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PHILLIP GOODHAND-TAITの71年作2nd『I THINK I’LL WRITE A SONG』と73年作4th『Same』がリイシュー

LOVE AFFAIRに曲を提供しヒットさせるなど、60年代からソングライターとして活躍していた英SSW、PHILLIP GOODHAND-TAITの71年作2nd『I THINK I’LL WRITE A SONG』と73年作4th『Same』が韓国Beyond The Moonよりリイシューされました。

オリジナル・マスターを使用したリイシューで、500枚限定の紙ジャケット。

【I THINK I’LL WRITE A SONG】1971/2nd

オーディションで採用したバック・ミュージシャンは、BREWとして活動していた後にキャメルを結成する3人、アンディ・ラティマー、アンディ・ウォード、ダグ・ファーガソン!

年輪が刻まれたようにしわがれていて、かつ英国的な淡さやメロウネスもあるヴォーカル、スワンピーだけど土臭さというより英国的な叙情美が香るメロディが印象的で、ザ・バンドに影響を受けつつも英国ならではのメランコリーが溢れる英SSW作に仕上がっています。

リリカルなピアノ、格調高いストリングス、静謐なタッチのアコギ・アルペジオなど、「気品」いっぱいでまぎれもなく英国的。バックの引き締まった演奏も特筆で、アンディ・ウォードの歌心あるドラム、時に伸びやかにソロを取るアンディ・ラティマーのギターが良いです。2曲で参加したB.J.Coleのスティール・ギターも素晴らしい。

これは聴けば聴くほどに味わいが増す、ヴィンテージな香りに包まれた逸品。英SSWの名作です。

試聴 Click!

【PHILLIP GOODHAND-TAIT】1973/4th

トライデント・スタジオで録音され、英DJMレーベルより73年にリリースされた4th。

オープニングこそ、スティーヴィー・ワンダーからの影響を感じるグルーヴィーさにびっくりですが(でも、カッコいい!)、2曲目は、枯れた味わいのヴォーカルと格調高いストリングスに包まれた英SSW曲で、陰影あるジャケのイメージ通りのサウンド。

デビュー時のスワンピーな渋さは、ちょっぴりしわがれた歌声に残る程度で、全体的なサウンドは、シルキーというか、流麗なタッチで、英国的な叙情美と気品に溢れています。

アコーディオンをフィーチャーしたり、レゲエのリズムを取り入れたり、新機軸も聴かせながら、でも、どんな曲調・サウンドでもセピア色の英国風に仕上がるのがこの人の魅力。ポスト・エルトン・ジョンとして売り出され、メジャーにはなりきれなかったSSWですが、本当に愛すべきブリティッシュの名SSWです。

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PHILLIP GOODHAND-TAITの在庫

  • PHILLIP GOODHAND-TAIT / GONE ARE THE SONGS OF YESTERDAY

    「ポスト・エルトン・ジョン」という触れ込みでソロ活動を展開した英SSW、70〜73年の1st〜4thアルバムを収録した21年ボックスセット!

    60年代よりソングライターやバンドメンバーとして活躍、70年代に入ってからは「ポスト・エルトン・ジョン」という触れ込みでソロ活動を活動した英SSW。70〜73年の1st〜4thアルバムを収録した21年ボックスセット。注目は2ndアルバムで、のちにCAMELを結成するアンディ・ラティマー、アンディ・ウォード、ダグ・ファーガソンらがバックの演奏を務めています。あまりに英国的な淡く格調高いサウンドが染みる名品揃いのナイスなボックス!

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