英フォーク・ファン垂涎の秘宝、SWORDEDGEの80年作『SWORDEDGE』が紙ジャケでリイシュー

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70年代後半にギターの男性2人（1人はフルートのクレジットも）と女性ヴォーカルで結成されたPPMスタイルの英フォーク・トリオSWORDEDGE。

80年に自主制作され、ライヴ会場などで手売りされただけながら、クオリティの高さに英フォーク・ファン垂涎で原盤が高値で取引されている作品『SWORDEDGE』が韓国BEYOND THE MOONより紙ジャケでリイシュー。

1曲目の出だし数秒で、原盤が6桁で取引されていることに納得。

英国的な気品に満ちた透明感いっぱいのハイトーンが美しすぎる女性ヴォーカル、凛とした艶やかさとともにトラッドに根ざした荘厳な重さもあるアコギ爪弾き（アコギながらちょっぴりリチャード・トンプソンを彷彿させます）、深い森の向こうから聞こえてくるような幻想美に溢れたフルート。アクのない素直な歌声ながら奥ゆかしい男性ヴォーカルによるハーモニーも絶品です。

それにしても、一音一音の存在感は、英フォーク3美神にも匹敵していると言っても過言ではないでしょう。演奏と歌声の隅々までが格調高い、到底自主制作とは思えない逸品。

ジャケからも秘宝臭プンプン漂ってきますが、音はさらに半端ではありません。

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