2013年7月1日 | カテゴリー:ロック探求ランキング,世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
米の雑誌「Entertainment Weekly」が発表した「歴代のアルバムTOP100」が米STEREOGUMにて紹介されていましたので、シェアいたしましょう。
66年作。「キャッチーなメロディ」、「新しい音楽を創造しようとする才気」という2つの点において、間違いなく最高傑作。「ELEANOR RIGBY」「HERE THERE AND EVERYWHERE」「GOT TO GET YOU INTO MY LIFE」など、ポールのメロディ・センスは群を抜いていて、ジョンも、「I’M ONLY SLEEPING」「TOMORROW NEVER KNOWS」「SHE SAID SHE SAID」など、サイケ感いっぱいの尖った楽曲で才能を爆発。「TAXMAN」「LOVE YOU TO」「I WANT TO TELL YOU」など、ジョンやポールとは異なるセンスを発揮して、彼ら2人に比肩するまでになったジョージの存在も特筆もの。バンドとしてのエネルギーは、本作が最高ではないでしょうか。それにしても、全部名曲と言っていいほどに楽曲が凄いです。レッドゾーン振り切りっぱなしの超弩級な名作。
2位: PRINCE 『Purple Rain』
3位: ROLLING STONES 『Exile on Main Street』
英国を代表する偉大なるロック・バンド、72年作。オリジナルは2枚組。人気絶頂期の彼らがファンク探究の成果を示した傑作として人気が高いアルバムです。ミックの堅実なリズム・ギターをバックに、キースのブルージーなスライド・ギターが炸裂!更にラフな雰囲気を演出するRollingなNicky Hopkinsのホンキー・トンク・ピアノや雄々しく吼えるサックスが加わり、Mickの活き活きとシャウトするヴォーカルと絡み合い彼ららしいルーズで豪快なグルーヴ感を生み出しています!全編を通して凄まじい熱気に溢れており、聴後はまるでライヴを体験したかのような心地よい疲労感が味わえます。グルーヴィなロックン・ロール・サウンドを楽しむならこれでしょう!ロック史に燦然と輝く名盤です!
4位: MICHAEL JACKSON 『Thriller』
5位: CLASH 『London Calling』
6位: BOB DYLAN 『Blood on the Tracks』
7位: ARETHA FRANKLIN 『Lady Soul』
8位: KANYE WESTMy Beautiful Dark Twisted Fantasy』
9位: BEACH BOYS 『Pet Sounds』
10位: NIRVANA 『Nevermind』
11位: JONI MITCHELL 『Blue』
12位: BEATLES 『The White Album』
68年作。ロック、ポップス、ブルース、フォーク、クラシック、前衛音楽、インド音楽、これらすべてを呑み込み、彼ら一流の音楽センスで咀嚼し、異なるジャンルがぶつかり合う化学反応そのままに一気にぶちまけた、才気みなぎる大傑作。洗練された前作「Sgt.Pepper’s 〜」の反動からか、音を整理することなく、それぞれのメンバーのアンテナが向かうままに、剥き出しの音が鳴らされています。アルバム全体の統一感こそ薄いですが、1曲1曲はかなり尖っています。あのビートルズの、あのメンバー達の「アンテナ」が閉じこめられてるんですから、そりゃ、半端ではなくエネルギッシュ。
13位: MARVIN GAYE 『What’s Going On』
14位: JOHNNY CASH 『At Folsom Prison』
15位: BRUCE SPRINGSTEEN 『Born to Run』
16位: ELVIS PRESLEY 『Sunrise [anthology]』
17位: ADELE 『21』
18位: PAUL SIMON 『Graceland』
19位: AL GREEN 『Call Me』
20位: ROLLING STONES 『Beggars Banquet』
21位: STEVIE WONDER 『Innervisions』
22位: BEATLES 『Abbey Road』
23位: U2 『Achtung Baby』
24位: DAFT PUNKDiscovery』
25位: BOB MARLEY & THE WAILERS 『Catch a Fire』
26位: JIMI HENDRIX EXPERIENCE 『Are You Experienced』
27位: BOB DYLAN 『Highway 61 Revisited』
28位: LAURYN HILLThe Miseducation of Lauryn Hill』
29位: FLEETWOOD MAC 『Rumours』
30位: OTIS REDDING 『Otis Blue: Otis Redding Sings Soul』
31位: NOTORIOUS B.I.G.Ready to Die』
32位: GUNS N ROSES 『Appetite for Destruction』
33位: WU-TANG CLANEnter the Wu-Tang (36 Chambers)』
34位: DAVID BOWIE 『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』
35位: ROLLING STONES 『Some Girls』
36位: JAY-ZThe Blueprint』
37位: PINK FLOYD 『The Dark Side of the Moon』
サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1973年に発表された『狂気』は、“人間の内面に潜む狂気”をテーマに制作されたPINK FLOYDの代表作のひとつ。このクラスの名盤ともなれば、もはやプログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルに限定する必要すらありません。本作は、世界で最も売れた音楽アルバム(推定5000万枚以上)のひとつであり、ビルボード・チャートに741週(15年)連続チャート・イン、さらに発売から2年を経過したアルバムのみを扱うカタログ・チャートに至っては1630週(30年)以上チャート・インするというギネス記録を打ち立てた大傑作です。あえてプログレッシヴ・ロックの側面から指摘するならば、本作は「コンセプト・アルバム」という表現方法を象徴するアルバムだということでしょう。本作の成功によって、コンセプトの中核を担ったベーシストRoger Watersのグループ内での発言権が増し、次作以降のPINK FLOYDにも大きな影響をもたらすことになります。ロック・ミュージックの歴史に燦然と輝く名盤であり、当然ながらプログレッシヴ・ロックを語る上で外すことはできない作品です。
38位: VELVET UNDERGROUND 『The Velvet Underground & Nico』
39位: WHO 『Who’s Next』
本作は、71年に発表されたWHOの第5作目。冒頭曲の「BABA ORILEY」は反復するシンセサイザーのフレーズが印象的ですが、これはミニマル・ミュージックの先駆者、Terry Rileyからの影響を受けたもの。このことからも、彼等がモッズ・バンドとしてキャリアをスタートさせ、その後、前作の『TOMMY』で確立させたロック・オペラの先へと遥かな音楽的変遷の中を果敢に前進していたことが、端的に伺えます。シンセサイザーの大胆な活用や、長尺曲が並ぶ事からも、ある種プログレッシヴな方法論を取り入れているとも言えるでしょう。元々は未完に終わった『ライフ・ハウス』というプロジェクトの元で録音されていたものですが、無限の宇宙や自然にまで言及して行く詩の世界も含めWHOの新境地でもありました。
40位: JOHN LENNON 『John Lennon/Plastic Ono Band』
41位: EMINEMThe Marshall Mathers LP』
42位: AC/DC 『Back in Black』
43位: MADONNA 『Madonna』
44位: MICHAEL JACKSON 『Off the Wall』
45位: RADIOHEAD 『OK Computer』
46位: BEATLES 『Rubber Soul』
47位: CURE 『Disintegration』
48位: OUTKASTStankonia』
49位: LCD SOUNDSYSTEMSound of Silver』
50位: SMITHS 『The Queen is Dead』
51位: CHUCK BERRY 『The Great Twenty-Eight [anthology]』
52位: A TRIBE CALLED QUESTThe Low End Theory』
53位: FLAMING LIPS 『The Soft Bulletin』
54位: R.E.M. 『Lifes Rich Pageant』
55位: NASIllmatic』
56位: ARCADE FIRE 『Funeral』
57位: ALICIA KEYS 『Songs in A Minor』
58位: DR. DRE 『The Chronic』
59位: METALLICA 『Master of Puppets』
60位: BECK 『Odelay』
61位: DE LA SOUL3 Feet High and Rising』
62位: REPLACEMENTSLet It Be』
63位: TELEVISION 『Marquee Moon』
64位: NINE INCH NAILS 『The Downward Spiral』
65位: LOVE 『Forever Changes』
66位: HOLE 『Live Through This』
67位: NEIL YOUNG 『After the Gold Rush』
CSN&Y『デジャ・ヴ』と同年の70年にリリースされた3rdソロ。いきなりニールのアコースティック・サイドを代表する名曲「Tell Me Why」で幕開け。ニールらしいアタック感のあるアコギ・バッキングと、対照的に憂いに溢れたメロディが胸に迫ります。リリカルなピアノをバックに切々と歌われる2曲目のタイトル・トラック、CSN&Yを思わせるハーモニーが美しい3曲目、スティーヴン・スティルスとの火を吹くギターバトルに痺れるエレクトリック・サイドを代表する名曲である4曲目「Southern Man」と畳みかけます。最後にうららかな小曲でしめるA面はニールの数ある名作中でも屈指の素晴らしさ。B面も格調高くも憂いに溢れた佳曲ぞろい。次の作品『ハーヴェスト』と並び、ニール・ヤングの代表作であり、70s米ロック屈指の傑作です。
68位: PUBLIC ENEMYIt Takes a Nation of Millions to Hold Us Back』
69位: SONIC YOUTH 『Daydream Nation』
70位: IGGY & THE STOOGES 『Raw Power』
71位: KINKS 『The Kinks Are The Village Green Preservation Society』
バンドのリーダーでありソングライターであるRAY DAVIESが、イギリスの田舎生活と古き良き時代に対する敬意を表して製作したコンセプト・アルバム。RAYはヒット・シングル志向から、より個人的でノスタルジーを感じさせる方向へと作風を変え、2年をかけて本作をレコーディング。スタジオ第6作にして、詩人DYLAN THOMASの作品にインスパイアされた一大コンセプト・アルバムであり、古き佳き英国への郷愁が描かれた秀逸なストーリーは勿論、フォーキーで牧歌的なサウンドに乗った才気迸るメロディ群は、キンクス最高傑作との名声に相応しいものとなりました。
72位: BEASTIE BOYS 『Paul’s Boutique』
73位: V.A. 『Harder They Come』
74位: AMY WINEHOUSE 『Back to Black』
75位: ELVIS COSTELLO 『My Aim is True』
76位: TALKING HEADS 『Remain in Light』
77位: MY BLOODY VALENTINE 『Loveless』
78位: BJORK 『Post』
79位: LED ZEPPELIN 『Led Zeppelin IV』
イギリスを代表するロック・バンドによる、名曲「天国への階段」を収録した71年リリースの4thアルバム。ジャケットにクレジットや情報が一切記載されなかったため、「Four Symbols」「The Runes」「ZOSO」「Stairway Album」など様々な名称で呼ばれ、話題を集めることにもなりました。1st、2ndで確率したハードサウンドと、3rdで見せたアコースティックな一面との融合を試みた今作は、彼らのサウンドを名実ともにロック史に燦然と輝くものへと昇華させており、「この作品の登場によりロックの進化が早まった」とも言われるまさに伝説的な作品となっています。中でも彼らを語るうえで欠かすことができないT4「Stairway To Heaven(天国への階段)」は、エレクトリックギターとアコースティックギター、まさにハード・サウンドとアコースティック・サウンドの融合が究極の完成形をみたと評される名曲で、すべてのロックファンによる名曲投票を行えば間違いなく上位にランクインすることでしょう。アルペジオとリコーダーが奏でるどこか懐かしさと寂しさを感じさせる静かな冒頭から、エレクトリック・12弦ギター、エレクトリック・ピアノ、エレクトリック・ベース、ドラムが入り、壮大に広がった世界は徐々に音圧を上げクライマックスへ。高音のシャウトで最高潮に達した感情は、独唱で静かに幕を閉じます。ロック以外の音楽業界からも評価が高く、フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンは、この曲を「編曲を変えなくてもオーケストラで演奏できる」と評したそうです。ロックの教科書があれば、ロック史のターニングポイントとして誰でも記載する一枚。全てのロック・ファンに捧ぐ必聴の1作です。
80位: ELTON JOHN 『Goodbye Yellow Brick Road』
81位: PIXIESDoolittle』
82位: PAVEMENT 『Slanted and Enchanted』
83位: JAMES BROWN 『In the Jungle Groove [anthology]』
84位: PATTI SMITH 『Horses』
NYアンダーグラウンドシーンでバンド演奏をバックに自作の詩を朗読していたパティ・スミスが一気に「NYパンクの女王」へとのし上がった75年の記念すべきデビュー作。元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジョン・ケイルのプロデュースで、ジム・モリソンばりのパティ・スミスの文学性とヴェルベッツばりのアヴァンギャルドさとが融合した「パンクの女王」という呼称にふさわしい尖ったサウンドが特徴。ヴァン・モリスン(ゼム)のカヴァーとオリジナル曲を繋いだオープニングの「Gloria」から圧巻で、静かなピアノをバックに「キリストは誰かの罪で死んだけど、私の罪じゃないわ」という衝撃的な一節とともにはじまるピアノの静謐なオープニング。淡々と始まったヴォーカルが曲が進むにつれて感情を開放していき、加速していくドラムとベース、エッジの効いたギターとが一体となって高揚。コーラスの「Gloria!」でレッドゾーンを突き破ってもまだまだエネルギーは衰えず、ラストまで畳みかけます。ロック史上に残るオープニング・ナンバー。アルバム通してパティが生み出すエネルギーに翻弄されまくるエネルギッシュな傑作。
85位: TOM WAITS 『Rain Dogs』
86位: PJ HARVEYStories from the City Stories from the Sea』
87位: DOLLY PARTON 『Coat of Many Colors』
88位: NEW ORDER 『Power Corruption and Lies』
89位: SLEATER-KINNEYDig Me Out』
90位: WHITE STRIPES 『White Blood Cells』
91位: SLY & THE FAMILY STONE 『There’s a Riot Goin’ On』
92位: ELLIOTT SMITH 『Either/Or』
93位: N.W.A.Straight Outta Compton』
94位: BEYONCEB’Day』
95位: V.A.Saturday Night Fever』
96位: DIXIE CHICKS 『Home』
97位: DUSTY SPRINGFIELD 『Dusty in Memphis』
98位: QUEENS OF THE STONE AGE 『Songs for the Deaf』
99位: ERYKAH BADUMama’s Gun』
100位: RAMONES 『Ramones』
原文はこちら。
Entertainment Weekly’s 100 Greatest Albums Ever
24bitデジタル・リマスター、ノーノイズ・テクノロジー、32Pオリジナルブックレット付仕様、解説と歌詞カード付仕様、定価2667+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
若干黄ばみあり
ボーナスCD付き2枚組、CCCD、24bitデジタル・リマスター、32P英語ブックレット・44P日本語ブックレット付仕様、定価2800
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
15CD+1DVDの16枚組ボックス、各CDペーパーケース仕様、エンハンスドCD仕様、DVDはNTSC方式、リージョンフリー
盤質:無傷/小傷
状態:良好
13枚は無傷〜傷少なめ、3枚は傷あり、ボックススリップケースにスレあり
3枚組、三方背ケース付き仕様、特殊ケース・歌詞付き仕様、定価2800+税、全75曲
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
帯有、帯はスリップケースに貼り付いている仕様です、帯ミシン目に沿って切れ目あり
63年11月リリース。デビュー以後の勢いそのままに、デビュー作からわずか8ヶ月でリリースされた2nd。エネルギーに溢れた「It Won’t Be Long」、ポール屈指の名曲「All My Loving」、ジョンの歌唱が光る「Please Mister Postman」、哀愁のメロディが素晴らしい「Not A Second Time」など、名曲・佳曲てんこ盛り!「You Really Got A Hold On Me」「Devil In My Heart」などカバー曲も絶妙なスパイスに。
64年12月4日に発表された、BEATLESのオリジナル・アルバム、第4作目。今作は作詞者としてのLennon-McCartney(JohnとPaulの共同クレジット)のターニング・ポイントとなった作品でもあり、「I’M A LOSER」はJohnがBob Dylanの影響を初めて認めた曲でした。大部分のアルバム制作は、イギリスでの演奏のオフの合間を縫って行われ、アルバムのレコーディング・セッションの大半は9月29日からわずか3週間で完了させたと言います。いかに多作のLennon-McCartney作曲チームでも、クリスマスに間に合うように、自分たちの新曲だけでアルバムを作ることは出来ず、アルバム用の数曲をカバー録音に頼ることに。アルバムには6曲のカバーが入っており、これは彼らの初期の2枚のアルバムと同じ構成でした。とは言え、彼等が初期のアイドルからの脱皮の始まりを感じさせる過渡期的なアルバムであり、George Martinのアレンジも前作「A HARD DAY’S NIGHT」の一発取りの雰囲気に比べて、かなり凝った作りになって来ています。
65年作。ジャケットから受けるイメージ通りの、陰影のあるメロディに溢れた、しっとりとした楽曲が印象的な作品。「NORWEGIAN WOOD」、「MICHELLE」、「IN MY LIFE」の格調高い美しさは絶品の一言。「DRIVE MY CAR」、「YOU WON’T SEE ME」、「NOWHERE MAN」、「RUN FOR YOUR LIFE」など、アコースティカルな中にもバンドのダイナミズムが詰め込まれたフォーク・ロックもまた素晴らしい。シニカルな雰囲気のあるジョージの楽曲も際立っていて、「THINK FOR YOURSELF」「IF I NEEDED SOMEONE」はアルバムを彩り豊かにしています。落ち着きたいときは「RUBBER SOUL」、アッパーな気分の時は「REVOLVER」。そんなイメージで、この2作品を対で考えています。どちらもビートルズのメロディ・メーカーとして頂点を極めた名作。
88年規格、赤帯、税表記なし、定価3200
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、カビあり、ケースツメ跡あり、解説に黄ばみあり
紙ジャケット仕様、MONOミックス/STEREOミックスの両音源を収録
盤質:全面に多数傷
状態:良好
帯有、帯に小さい折れあり
67年作。同名映画のサントラとして作られたアルバムですが、あなどるなかれ。ポップ・アルバムとして、名作「REVOLVER」に引けを取らない完成度。ポール作の「THE FOOL ON THE HILL」「HELLO GOODBYE」「PENNY LANE」、ジョン作の「I AM THE WALRUS」「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」「ALL YOU NEED IS LOVE」など、名曲がずらりと並んでいて、ベスト盤みたいにワクワクと楽しめる作品。それにしてもポールとジョンのメロディ・メーカーとして才能。凄いです。
初回限定3ツ折パッケージ仕様、09年デジタル・リマスター、初回限定CD-EXTRA付
盤質:傷あり
状態:並
ブックレット中央のホチキス外れあり(ページがないようです)、ブックレットの端にホチキス跡あり
67年作。架空のバンドのショウというコンセプトで制作されたロック史上初のコンセプト・アルバム。ジャケットのイメージ通りのカラフルなサウンドは英国中に広がり、60年代後半を華やかに彩った英サイケ・ポップ・ムーブメントへと発展。ロックが真に芸術へと到達した金字塔。
88年規格、黒帯一体型スリップケース・カラー・ブックレット付き仕様、税抜定価2920
盤質:傷あり
状態:並
帯有
若干カビあり、色褪せあり
68年作。ロック、ポップス、ブルース、フォーク、クラシック、前衛音楽、インド音楽、これらすべてを呑み込み、彼ら一流の音楽センスで咀嚼し、異なるジャンルがぶつかり合う化学反応そのままに一気にぶちまけた、才気みなぎる大傑作。洗練された前作「Sgt.Pepper’s 〜」の反動からか、音を整理することなく、それぞれのメンバーのアンテナが向かうままに、剥き出しの音が鳴らされています。アルバム全体の統一感こそ薄いですが、1曲1曲はかなり尖っています。あのビートルズの、あのメンバー達の「アンテナ」が閉じこめられてるんですから、そりゃ、半端ではなくエネルギッシュ。
デジパック仕様、3枚組、SHM-CD、ジャイルズ・マーティンによる18年ステレオ・ミックス、イーシャー・デモ27曲収録、定価3600+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
「GET BACK」セッションが空中分解し、バラバラになってしまったビートルズ。「昔のように結束して作ろう」というポールの呼びかけに応じ、メンバーみんなが「ビートルズ最後」を意識しながら録音された悲壮感溢れる傑作。特筆すべきは、B面のメドレー。数々の音の断片が、時にダイナミックに、時に優雅につながり、最後まで流れるように聴かせています。ビートルズ最後で最高の名演と言えるでしょう。昔、このメドレーのギターをコピーしたことがありますが、楽曲の彩り豊かさからは想像できないシンプルなフレーズに驚きました。各フレーズはシンプルに洗練されつつも、バンドになると輝きが倍増する。やはり唯一無比のグループです。シングル曲で構成されたA面も見事。特にジョージの2曲、「SOMETHING」「HERE COMES THE SUN」は、彼の生涯でもベストと言える名曲。
88年規格、デビュー30th黒帯、税抜定価2920
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯無
帯無、トレーに黄ばみあり
ペーパーケース仕様、2枚組、デジタル・リマスター、定価2600
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、側面部に色褪せあり、若干スレあり
直輸入盤、帯付き仕様、デジパック仕様、2枚組、解説元からなし、定価2300+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ
直輸入盤(帯・解説付仕様)、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック8曲、定価2000+税、全11曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
CDVX2001/724384565824(VIRGIN)
490円 (税込539円)
英国トラッドを基調に、サイケデリックな酩酊感を含んだエレクトリック・アンサンブルを導入した個性派グループ。ずばり英フォーク三種の神器とも肩を並べる完成度の英国エレクトリック・トラッド名盤!
SICP1446/7
2090円 (税込2299円)
英国トラッドを基調に、サイケデリックな酩酊感を含んだエレクトリック・アンサンブルを導入した個性派グループ。ずばり英フォーク三種の神器とも肩を並べる完成度の英国エレクトリック・トラッド名盤!
SICP1446/7
1810円 (税込1991円)
格調高いフォークと中世音楽、緊張感漂うジャズが高度に結びつき、紐細工のように複雑に絡まり合っていく作風は他の追随を許しません。記念すべきデビュー作にして英国ロック史に残る名作。
BVCM47015
1090円 (税込1199円)
20P22355
490円 (税込539円)
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