2022年9月24日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんばんは!さきほど放送されていた「プ」はプログレの「プ」。聴いていましたか?2時間半はやっぱりあっという間でしたね。まだまだ続いて欲しかった!あらためてアルバムを聴き直したくなりますね。
流れた曲をまとめてみました☆(コメントはほんの一部なのでご容赦ください!)
9月30日午後11:50まで聞き逃し配信もあります♪
聞き逃し配信へ
出演
難波さん:GENESIS「One for the Vine」
「30歳超えてからジェネシスの良さがわかった。さかのぼって聴いた。」
関根さん:YES「Heart of the Sunrise(燃える朝焼け)」
「プレイヤー視点から。弾きたくなるベースライン。」「クリス・スクワイアの来日公演を観に行った。歌が上手い。凄いミュージシャンだと思った。」
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英国が生んだ偉大なるベース・プレイヤーへ哀悼の意を込めて、結成以来常にYESと共にあった彼の経歴を、彼のベースが活躍する楽曲を交えて振り返っていきたいと思います。
nomiさん:P.F.M「Generale(生誕)」
「これを聴いた時に音楽って何やっても良いんだと思った。」
山田:PINK FLOYD「Echoes」
「当時の歌詞カードは聴きとっていたのか間違いが多かった。それもあって何回も聴いた。」
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RENAISSANCE「Touching Once (Is So Hard To Keep)」
「アニー・ハズラムの声が佇まいが正しい雰囲気」「イギリスの声」
CAMEL「Long Goodbyes」
「キャメルでもひとひねり、スノー・グースではありません。」「普通ギター・ソロはオクターブ低いところから始まるけど高い所から始まる。泣ける。」
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GENESIS「The Musical Box」
「初めてこの曲のコンセプトがわかった(山田さん)」そこからライヴ映像の話になっていました!
最後まで流れて終わったあと感嘆の声が出てましたね~
山田さん:EL&P「Jerusalem」
「口ずさんじゃう」「調子良い時、風呂で歌っちゃう。」風呂でこの曲を歌う人はなかなかいないとつっこまれてました。
難波さん:P.F.M「River Of Life」
「母親が声楽家で、子どもの時伴奏をやらされていた。カンツォーネとか歌う。P.F.M聴いた時懐かしいと思った」
関根さん:LOCANDA DELLE FATE「A Volte Un Istante Di Quiete」
「母親がイタリアに旅行に行く時に、なんでも良いからプログレのレコードを買って来てくれと頼んだ。母親が店員さんに聞いて、店員さんも調べて探してくれた。」
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nomiさん:DICE「Alea Lacta Est(東方の国)」
「がちゃがちゃしている感じで面白い」ここでnomiさんがプログレを聴くきっかけになったおばちゃんの話が再度!DICEはこの方に薦められたそうです。凄い…。
ここで関根さんのチャップマン・スティックの話、トニー・レヴィンにインタビューした話が。Stico「象と話す女」が流れました。トニー・レヴィンはノーシュガー。
トニー・レヴィンとの対談はこちら
https://bassmagazine.jp/special/202207-tony-sakine-taidan/
最近のプログレ・バンドとしてBIG BIG TRAINが紹介されましたね~。
BIG BIG TRAIN「The Strangest Times」
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ここでアルゼンチン!
PABLO EL ENTERRADOR「La Herencia de Pablo(パブロの相続)」
関根さん:IL BALLETTO DI BRONZO「Introduzione」
5:20あたりから
nomiさん:QUELLA VECCHIA LOCANDA「Immagini Sfocate」
「終わりを聴いた時なぜと思ってしまった。」
難波さん:P.F.M「Promenade The Puzzle」
4:15あたりから
なんとイタリアが3連続でしたね!そして山田さんはYES!
山田さん:YES「Seasons Of Man」
「最後」
最後は「Close To The Edge」。しかも英国のオリジナル・プレスでというこだわり!
色々飛び出る驚きの話も面白かった!次はもっと長ーくやってくれることを期待です!
最後に、たくさん流れたイタリアン・プログレ関連記事をご紹介しましょう☆
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの71年作4th。その内容は次作「危機」と並ぶ、プログレッシブ・ロック史に留まらず70年代ロック史に残る屈指の大名盤であり、STRAWBSからキーボーディストRick Wakemanが加入、文字通り黄金期を迎えた彼らがトップバンドへと一気に飛躍する様が鮮明に残されています。まだ「危機」のような大作主義こそないものの、「ラウンドアバウト」「燃える朝焼け」など彼らの代表曲を収録。また今作から、その驚異的なエンジニアリング技術で彼らの複雑な楽曲製作に貢献することとなるEddie Offord、そしてその後のYESのトレードマークとなる幻想的なジャケット/ロゴを手がけるRoger Deanが参加、名盤の評価をより一層高めることとなります。
デジパック仕様、スリップケース付き仕様、輸入盤国内帯・解説付仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、定価2400+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
帯中央部分に若干色褪せあり、若干糊汚れ・若干スレ・若干指紋あり
デジパック仕様、スリップケース付き仕様、輸入盤国内帯・解説付仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、定価2400+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
カビあり
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、ミニブックレット付仕様、定価2000+税
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、カビあり
廃盤希少、SACD/CDハイブリッド、11年DSDリマスタリング、ボーナス・トラック1曲、定価3048+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
廃盤希少、SACD/CDハイブリッド、11年DSDリマスタリング、ボーナス・トラック1曲、定価3048+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
スリップケース付きデジパック仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
圧痕・スレあり
スリップケース付きデジパック仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
スリップケースにスレあり
デジパック仕様、ボーナス・トラック2曲、スリップケース付仕様
盤質:傷あり
状態:良好
ブックレットに折れあり、圧痕あり
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの72年作5th。その内容は前作「こわれもの」と並ぶ、プログレッシブ・ロック史に留まらず70年代ロック史に残る屈指の大名盤であり、20分近い表題曲をメインに据えたコンセプト・アルバムとなっています。Keith Emersonと人気を分かつRick Wakemanによる華麗なキーボード・オーケストレーション、カントリーからフラメンコまでを自在に操る個性派ギタリストSteve Howeの超絶プレイ、難解な哲学詞を伝えるハイトーン・ボーカリストJon Anderson、テクニカルでタイトなBill Brufordのドラム、そしてリッケンバッカーによる硬質なベースさばきを見せるChris Squire、今にも崩れそうな危ういバランスを保ちながら孤高の領域に踏み入れた、まさに「危機」の名に相応しい作品です。
紙ジャケット仕様、SHM-CD、ボーナス・トラック4曲、09年デジタル・リマスター、内袋付仕様、ブックレット付仕様、定価2457+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、インサート封入、定価2000+税
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、カビあり、側面部に色褪せあり
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、インサート付き仕様、定価2000+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
紙ジャケに若干スレあり
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、インサート付き仕様、定価2000+税
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯有
解説無、カビあり
紙ジャケット仕様、CD+Blu-rayオーディオの2枚組、ブックレット付仕様、Steven Wilsonによるミックスを収録
盤質:無傷/小傷
状態:良好
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、スレあり
デジパック仕様、スリップケース付き仕様、CD+ DVD-AUDIO/VIDEOの2枚組、NTSC方式、リージョンフリー、ブックレット付、13年リイシュー
盤質:無傷/小傷
状態:良好
デジパック・スリップケース付き仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック4曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
スリップケースに若干スレあり
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。後に映画「エイリアン」のデザイナーとして知られることになるスイス出身の画家、H・R・ギーガーが手掛けたアートワークをまとい、1973年にリリースされた4thアルバム『恐怖の頭脳改革』は、間違いなく彼らの代表作のひとつでしょう。詩人ウィリアム・ブレイクの詩にチャールズ・ヒューバート・パリーが楽曲をつけた「聖地エルサレム」のロック・アレンジで幕を開け、アルゼンチンの作曲家ヒナステラの「ピアノ協奏曲第1番第4楽章」に超絶技巧で挑む「トッカータ」へ。そして、Greg Lakeの美しいバラード『スティル…ユー・ターン・ミー・オン』とホンキートンクな遊び心がある『用心棒ベニー』で緊張が和らぐも、その後に待ち構えているのは3楽章から成る、30分を超える組曲「悪の教典#9」の衝撃。ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックを語る上で、避けて通ることは許されない傑作です。
デジタル・リマスター、定価1429+税、ジャケット記載の規格番号はVICP60743
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
小さい破れあり、帯に若干折れあり
盤質:傷あり
状態:良好
特殊ケースではありません、側面部に色褪せあり
単発ながらイタリアン・シンフォニック・プログレッシブ・ロックの頂点に君臨する名盤を生み出したグループによる77年作。テクニカルでタイトなリズム・セクションをボトムに、アコースティック・ピアノやアナログ・シンセサイザー、チェンバロ、ギター、フルートといった楽器がふくよかなサウンドを彩る作風であり、ツイン・キーボード、ツイン・ギター編成で聴かせるその叙情性とファンタジアはイタリアン・シンフォニック・ロックの中でも飛びぬけたクオリティーを誇ります。PREMIATA FORNERIA MARCONIやMAXOPHONEといった叙情性と牧歌的な雰囲気を持ったグループにも全く引けを取らない奇跡の1枚であり、且つスリリングな技巧に裏打ちされた名盤となっています。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、内袋付仕様、定価2039+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
帯中央部分に色褪せあり、若干スレあり、帯に若干折れあり
YARD BIRDSのKeith Relf、Jim McCartyを中心に結成されるも、2枚のアルバムを残し解散したイギリスのグループ。72年にソプラノ・ボーカルAnnie Haslamを擁し新体制で活動を再開、ロック・フォーク・クラシックが交差する幻想的な楽曲は今なお色褪せることはありません。本作は77年にリリースされた6thであり、彼らの代表作の呼び声も多い名盤。「Scheherazade And Other Stories」の評価とアメリカでのコンサートの成功によってWEAとワールドワイド・リリースを契約、まさに絶頂を迎えた彼らの自信に溢れた作品となっています。ロック・フォーク・クラシックという彼らの3大要素が惜しみなく発揮されており、女性ボーカル系シンフォニック・ロックの金字塔的な作品といえるでしょう。
19年リイシュー、77年10月ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴを加えた3枚組ボックス、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、ブックレット・ミニポスター付き仕様
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、HDCD、定価2000
盤質:傷あり
状態:不良
帯無
帯無、カビあり
スウェーデンのテクニカル・シンフォの雄、ダイス。78年のデビュー作。叙情的でありながらも、緻密で技巧的な演奏力を併せ持った歴史的名盤。(国内盤帯より)
QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの73年3rd。本作はまさにそのMANTICOREからの世界リリース作となった、ヨーロピアン・ロック屈指の1枚であり、Pete Sinfieldが英語詞を担当した傑作です。先にイタリアでリリースされていた2nd「Per Un Amico」の再録音と、デビュー作「Storia Di Un Minuto」より1曲、そして前2作には未収録の新曲1曲で構成されており、イタリアらしいバロック色とダイナミックなロックを融合した奇跡的なサウンドを提示。テクニカルな変拍子と呼応する凄まじい叙情の嵐は唯一無二のものです。
サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1971年に発表された5thアルバム『おせっかい』は、ヒプノシスによる耳と波紋を重ね焼きしたアートワークが印象的な作品です。本作の最も大きなポイントは、4人体制のPINK FLOYDが初めて、彼らだけの手で作り上げた純粋なスタジオ・アルバムであるということでしょう。なぜなら『モア』はサウンドトラックであり、『ウマグマ』はライブ・レコーディングとメンバーたちのソロ作品から成る変則的なアルバム、『原子心母』は前衛作曲家Ron Geesinがアルバムの出来栄えに大きく関与していたためです。やはりオープニングに置かれた「吹けよ風、呼べよ嵐」と、エンディングに置かれた「エコーズ」が、本作を名盤に押し上げています。「吹けよ風、呼べよ嵐」は、広がりのあるRoger Watersのベースの反復とフェードイン・フェードアウトを繰り返すRick Wrightのオルガンを核とする前半、そしてDave Gilmourのヘヴィーなギターが加わる中盤から一瞬の静寂を経て、Nick Masonのハード・ロック・ドラムが加わる後半から成る名曲。一方の「エコーズ」は23分を超える大曲であり、現在多くの音楽ファンがPINK FLOYD「らしさ」と受け止める音楽的な振る舞いが確立された重要な楽曲です。
QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの72年2nd。イタリア盤としてデビュー作に続きリリースされた本作から全曲を抜き出し、世界への飛躍を成し遂げたのが次作「Photos Of Ghosts」ということになりますが、次作と比べると荒さがあるもののイタリア語で歌われる叙情と爆発的なバンドの勢いを閉じ込めた作品であり、甲乙の付けられない名盤となっています。
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1971年に発表されたサード・アルバム『怪奇骨董音楽箱』は、ギタリストにSteve Hackett、ドラマーにPhil Collinsが加入し、ついに黄金期のメンバーが揃った作品。「プログレッシヴ・ロック・バンド」GENESISの傑作の森の入り口にあたるアルバムであり、後に「プログレッシヴ・ロック史上最も英国的なバンド」と呼ばれる彼らの個性が芽吹いた名盤です。アルバム・タイトルの「Nursery Cryme」は「童謡」を意味する「Nursery Rhyme」から作られた造語。Paul Whiteheadが手掛けた印象的なジャケット・アートは、「クリケットで遊ぶ少女が、一緒に遊んでいた少年の頭をクリケットのバットで吹き飛ばす」という、アルバム1曲目「ザ・ミュージカル・ボックス」のストーリーを描写したもの。次作『フォックストロット』と並んでGENESIS入門に最適なアルバムのひとつです。
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1976年に発表された8枚目のスタジオ・アルバム『静寂の嵐』は、ギタリストSteve Hackettが参加した最後のスタジオ・アルバム。グループはPhil Collinsが主導する体制へと完全にシフトした印象であり、次作以降に繋がるポップ・フィーリングを強く押し出した、明確な方向性が打ち出されています。また、時代性もあってかTony Banksのキーボードは音色のバリエーションがより豊かにカラフルさを増しており、楽曲にドラマティックな彩を加えています。本作を「プログレッシヴ・ロック期GENESIS」のラスト・アルバムと捉えるファンも多い作品ですが、プログレッシヴ・ロックとポップな音楽性の絶妙なバランスによって生み出された名盤です。
CDSCDX4005/724383988624(VIRGIN)
DEFINITIVE EDITION REMASTER
盤質:無傷/小傷
状態:良好
ケースに小さいヒビあり
前作「グランド・ツアー」で全英トップ40の仲間入りを果たしたビッグ・ビッグ・トレインが、コロナ禍の中、メンバー脱退などの苦境を乗り切り、堂々完成した最新スタジオ・アルバム。従来のBBTのスタイルを守りつつ、新たなテイストも加味し、更なる進化を遂げた意欲作。今や、世界のプログレッシヴ・ロック界を牽引するまでに成長した彼等の入魂の楽曲を聴け!(レーベル紹介文より)
紙ジャケット仕様、SHM-CD、 ボーナス・トラック1曲収録、ブックレット付仕様、定価3000+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
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