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皆さまからご投稿いただいた『スティーヴ・ハケット在籍時代のジェネシス・フェイヴァリット・アルバム』をご紹介!

  



2年以上の延期を経て、22年7月8日(金)、7月9日(土)、7月10日(日)に開催されることとなったスティーヴ・ハケットの来日公演。


【コンテンツ追加】プログレ界のリヴィング・レジェンド、スティーヴ・ハケット特集!

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スティーヴ・ハケットを特集。70年代〜90年代の作品を一覧した潮流図、芹沢さんとカケレコ君による足跡と作品の解説、名演集、00年代以降の新鋭グループ作への参加作セレクション。

本公演は初期ジェネシスの名盤『月影の騎士』とライヴ作『セカンズ・アウト』の再現公演になる事が決定しているとのこと。

それにちなんで募集させていただいた

『スティーヴ・ハケット在籍時代のジェネシス・フェイヴァリット・アルバム』

皆さまからたくさんのご投稿を頂戴いたしました!

ご投稿いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

それでは、さっそくご紹介させていただきます!




まずは『怪奇骨董音楽箱』へのご投稿をご紹介!

・怪奇骨董音楽箱(原題:NURSERY CRYME) 1971年11月12日リリース

スティーヴ・ハケット、フィル・コリンズ が加入し、ついに黄金期のGENESISが誕生した記念すべき1枚。ピーター・ガブリエルの寓話的な世界観が良く現れており、その奇天烈な世界は冒頭「ミュージカル・ボックス」と、それを表現したアルバムジャケットに顕著でしょう。GENESISサウンドが完全に確立された作品であり、本作をステップにGENESISは名盤を連発していきます。

■トリスタン さんからのご投稿
勿論どのアルバムも素晴らしいのですが、あえてひとつ言えばこのアルバムです。初めてのジェネシスでもあります。冒頭曲の「Musical Box」。ピーターガブリエルのシアトリカルな歌声、マザーグースの世界観はとても異様で美しいです。数年前に見たライヴでこの曲がプレイされた感動は忘れられません!神秘のアルペジオ、そして混沌としたリズムに乗り、猟奇的なメロディーのソロが繰り広げられる様はまさに狂気の宴です!曲のラストのフレーズが轟き渡った瞬間は感極まりました!お客さんたちは爆発的な拍手、歓声で喜びを表しました!夢が現実になった瞬間でした!この曲の魔力はとてつもないです。ハケット先生、ジェネシスの遺産をありがとうございます。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
「Musical Box」は新ギタリストだったハケットのお披露目の一曲であるという意味を遥かに超えて、まさに彼のプレイなくしては名曲たり得なかったというほど素晴らしい仕事をしていると思います。ガブリエルによる渾身のパフォーマンスと絡み合って、ジェネシスならではの魔力が充満した大名曲に仕上がっていますよね!

Musical Box

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続いて、『フォックストロット』をフェイバリットにあげていただいたのはこちらの方々!

・フォックストロット(原題:FOXTROT) 1972年10月6日

プログレッシブ・ロックの代名詞のひとつであるメロトロンのロング・トーンで幕を開ける本作は、定番曲「ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ」、そして20分を超える名曲「サパーズ・レディ」を収録しピーター・ガブリエル期GENESISのサウンドを確立させた名作であり、『幻惑のブロードウェイ』と並ぶ彼らの代表作の1つ。寓話的幻想性を持ったシアトリカル・ロックの最高峰です。

■おコメちゃん さんからのご投稿
今まで色々なプログレバンドを聴いていく中で、なぜか触れてこなかったGENESISを『Selling England by the Pound』で知り、そこから遡る中で知った。そして一曲目の「Watcher of the Sky」の冒頭のトニー・バンクスによるメロトロン・ソロで、いきなり世界観に惹き込まれた。「Selling England」では、私のイメージでは格調高いながらもどこか暖かい空気を感じていたが、今作は聴き始めから、どこかうら寂しく、冷たい空気感に魅了される(アルバムジャケットが与える作品への影響は大きいので、2つの色味の違いもあるのかもしれない)。実際、5分程度という初期 Genesis の中では短めながら、次々と展開を広げ、強い物語性を感じさせる「Time Table」や「Can-Utility and the Coastliners」などは、過去を回想する内容の歌詞であり、時の流れと栄枯盛衰について語った曲である。また、スティーヴ・ハケットによるソロギター曲「Horizons」でも、バッハによる『無伴奏チェロ組曲』をオマージュしており、アルバムのB面一曲目にて、当時のジェネシスの懐古主義的な要素により、作品の物悲しい世界観をさらに印象付けている。そんな中、「Horizons」に続くラストの大作「Supper’s Ready」は、それ一曲で独自の世界を持っており、最後には圧倒的な盛り上がりを以て、アルバムのある種カタルシスのようなものを与えてくれる。そういった理由からも、アルバムを通して聴くことで、より一層の充足感を得られるのが今作である。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
『Foxtrot』についての詳細な分析、素晴らしいです!確かに『Selling England…』に比べると、本作はやや温度が低い印象を持ちます。ポール・ホワイトヘッドとベティ・スワンウィックの画風の違いにも注目してみると面白そうですね!

Watcher of the Sky

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■ジョン さんからのご投稿
「Supper’s Ready」が好きです!ギターの聴きどころはたくさんありますが、特に終盤の泣きのギターが好きです。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
あれだけの超大作のタイトルが「夕飯の準備できたよっ!」なのが何ともジェネシスらしいですよね。前半の「Ikhnaton And Itsacon~」で聴ける高揚感いっぱいのファンタジックなソロも良いし、ラスト「As Sure As Eggs Is Eggs」での天上を描くように優美なギターも素晴らしい~。

Supper’s Ready

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お次はこちら、『ライヴ』へのご投稿です!

・ライヴ(原題:GENESIS LIVE) 1973年8月3日リリース

『NURSERY CRYME』や『FOXTROT』の楽曲を中心にパワフルなパフォーマンスが圧巻の、プログレッシブ・ロック史に残るライブ作と言えるでしょう。「Watcher Of The Skies」のメロトロンで幕を開け、ピーター・ガブリエルのシアトリカルなボーカルをフロントに奏でられていく楽曲は、スタジオ盤同様の緻密さとスタジオ盤以上の迫力を持って迫ります。

■あーちゃん さんからのご投稿
リアルタイムでフィッシュ在籍時のマリリオンを聴いていたので後追いです。余りに捻りが無くスミマセン。本盤は初期ジェネシスの美味しい曲満載です。ところでスティーブ・ハケットには、フィル・コリンズといいイアン・モズレイといい色っぽいドラムスと共演しているイメージを持っています。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
実は『FOXTROT』までのジェネシスのベスト・アルバム的なライヴ盤なんですよね。スタジオ作ではなくこの『LIVE』を選ぶセンスは捻りまくりだと思います!ハケットとドラマーの関係性、なかなか興味深いトピックですね。

Watcher Of The Skies (Live)

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どんどんまいりましょう!続いては『月影の騎士』へいただいたご投稿です!

・月影の騎士(原題:SELLING ENGLAND BY THE POUND) 1973年10月12日リリース

ピーター・ガブリエル期GENESISの作品の中でも非常に英国然とした湿り気と気品に溢れた作品であり、ジャケットの通り温かみのあるサウンドを構築しています。「ダンシング・ウィズ・ザ・ムーンリット・ナイト」や「ファース・オブ・フィフス」といった代表曲も収録されており、前作『FOXTROT』に負けず劣らずの傑作となっています。


■vdgg2001 さんからのご投稿
プログレを聴きまくっていたころは GENESIS は少し苦手だったのですが、「Firth Of Fifth」のギターソロを聴いて完全にやられてしまいました。アルバムの完成度としては、『FOXTROT』には及ばないと思いますが、この曲が入っている以上、『月影の騎士』がやはりベストです。Steve Hackettの日本公演ではイントロのキーボードで泣いてしまいました。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
「Firth Of Fifth」はイントロの流麗なピアノ、中盤の幻想的なフルート、そして渾身のギターソロと演奏が最高ですよね!今回の公演は『月影の騎士』完全再現があるので必見ですよ~。

Firth Of Fifth

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■fantasia 8080 さんからのご投稿
フォックストロットとどちらが良いか迷いましたが、S.Hackettをはじめ全員の演奏バランスがとれており、ジャケットのようなファンタジーの世界を音楽で表現できているのではないかと感じたので、本作を選ばせていただきました。「The Cinema Show」の後半は、何度聴いても手に汗握ります。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
「The Cinema Show」後半は、ガブリエル期ジェネシスの中でも最もスリリングなパートと言えますよね!ロミオとジュリエットをテーマにしたロマンティックな前半との対比がまた素晴らしいですよね~。

The Cinema Show

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■ジェネ寿司 さんからのご投稿
日本のバンドPAGEANT(ページェント)のリーダー中嶋氏が結成したバンド浪漫座のライヴで、「ファース・オブ・フィフス」をナマで聴いた時には、イントロのピアノや中嶋氏のギターにグッと来た記憶があります。ジャケの画も含めて大好きなアルバムです。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
中嶋一晃氏はジェネシスのコピーバンドからキャリアをスタートさせているだけに、「Firth Of Fifth」の再現度の高さはさぞ素晴らしいものだったでしょうね~。ベティ・スワンウィックによるこのジャケット、ポール・ホワイトヘッドの諸作にも負けないジェネシスらしさが表現された名アートワークですよね!浪漫座のLiveではありませんが、GENESISのトリビュートバンド、復刻創世記のライヴ(アンコール)にて、中嶋氏が「Firth Of Fifth」を演奏されている映像がありました。

Firth Of Fifth

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■お局まうふぁ さんからのご投稿
YouTubeでWhen in Romeの映像を観たことがきっかけで「Firth Of Fifth」の美しい旋律にどっぷりハマり込み、そこから本格的にGENESISを聴くようになった。「Selling England By The Pound」はGENESISの中で一番最初に購入したアルバムでもある。Tony BanksがArp Pro Soloistを使い始め、GENESIS特有のユニークな音色の幅が広がった第一歩に感じられる。メンバーが3人になってからのポップなシンセサウンドがなんとなく好きだったという感覚の真髄に迫ることが出来たようで嬉しかった。またタイトルにもなっているように、いかにもイギリスというような空気感、風景が浮かぶ牧歌的なアコースティックサウンドにも癒される。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
「Firth Of Fifth」の目の醒めるように美しい旋律は、いつの時代のライヴでも変わらぬ感動をもたらしてくれますよね。本当に、このアルバムほどイギリス以外からは絶対に出てこないだろうと思わせる作品はないと思います。

Firth Of Fifth/I Know What I Like (When in Rome 2007)

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続きましては『眩惑のブロードウェイ』へのご投稿をご紹介いたします!

・眩惑のブロードウェイ(原題:LAMB LIES DOWN ON BROADWAY) 1974年11月29日リリース

Peter Gabriel在籍期最後のアルバムとなる本作はマンハッタンを舞台に繰り広げられる、ラエルという男性を主人公にしたコンセプト・アルバム。前作までのファンタジックなジャケットから一転、ヒプノシスによるジャケットを採用し、それまでの寓話的な幻想性は後退していますが、ピーター・ガブリエルのシアトリカルなボーカルは健在であり、聴く者を文字通り幻惑の世界に誘います。

■tubularin_bells_2022 さんからのご投稿
尊敬してやまない、小倉エイジ先生の雑誌FMステーションの「ロック名盤100選」において『ガブリエル時代ならこの一枚』全てはそこから始まりました。今から数十年前の記憶です。未だに良く分かりません。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
本作、まるでクリムゾン作品みたいに、おいそれとは聴けないオーラを持っているように感じますよね。本作のストーリーを全編イラストによって表現した力作の動画がyoutubeにアップされていますので、興味のある方は是非。

The Lamb Lies Down on Broadway Illustrated – Complete

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■mad1956 さんからのご投稿
リアルタイムでジェネシスと出会ったのは、『月影の騎士』からです。音楽誌にピーターのインタビューが載っていて「次のアルバムは二枚組で、我々はテレパシーで作曲している~」など、既に神秘的雰囲気を漂わせていました。クロスハンド奏法を多用し、より複雑で劇的なトニーのキーボードサウンド、哲学的な物語をミュージカルの様に表現するピーターのヴォーカル、フィルとマイクの一糸乱れぬ高度で的確なリズムセクション、そしてスティーブのサポート的だが、存在感を増したギター。「The Lamia」でのギターソロは、「ファース・オブ・フィフス」のソロに匹敵する名演!トニーのメロトロンも「Fly On A Windshield」、「Silent Sorrow In Empty Boats」などでドラマティックで幻想的効果を遺憾無く発揮している。ジャケットも含め高密度で類稀なる作品だと思います。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
ジェネシスというバンドのクリエイティヴィティの到達点は間違いなく本作にありますよね!「The Lamia」でのハケットのソロ、「Firth Of Fifth」の時よりもグッと情感を抑えた気品高いプレイが素晴らしいですよね。『眩惑のブロードウェイ』はそういうリリース前の空気も含めてリアルタイムで体験したかったです。

The Lamia

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■Shujim さんからのご投稿
高校生の多感な時期、日本盤をリアタイで手に入れ、ライナーの解説を隅から隅まで読んだ記憶があります。その後直ぐにピーター脱退の報を聞き、妙に納得したのを覚えています。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
ネットがない時代は、アーティストやアルバムへの理解を少しでも深めるためにライナーを隅々まで覚えるくらい読み込むのが当たり前でしたよね。この作品を聴いていると、かつてない緊張感が漂っている点からも、バンドに何かが起こっていたのを感じ取れたのではないでしょうか。

Fly On A Windshield

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■Giacomo 、Jakko も さんからのご投稿
ハケット在籍時のアルバムは好きさ加減に甲乙つけ難いです。こっちにはこの曲が、あっちにはあの曲が…と思い、改めて聴くとまた悩んでしまいます。あえて一枚を推すなら『幻惑のブロードウェイ』です。曲構成と歌詞に巧妙に仕掛けられた要素にはただただ驚きです。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
ハケットのみならずですが、それぞれのアルバムに必ず特筆すべき名演がありますよね~。『幻惑のブロードウェイ』の構成の妙は、間違いなくピンク・フロイドの諸作にも匹敵すると思います!

Silent Sorrow In Empty Boats

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お待たせしました!続きましては『トリック・オブ・ザ・テイル』をフェイヴァリットにあげていただいたご投稿を紹介させていただきます!

・トリック・オブ・ザ・テイル(原題:A TRICK OF THE TAIL) 1976年2月20日リリース

フロントマンであったピーター・ガブリエルが脱退、4人編成となって制作された初のアルバム。グループの要が抜けたことでバンドの存続さえ危ぶまれたが、フィル・コリンズを新しいヴォーカリストに据え、プログレッシヴな要素は残しつつもポップ・センスが加わった新しいジェネシス・サウンドを打ち出した作品。メロディ・ラインの美しさという点では屈指と言える傑作です。

■プログレ者 さんからのご投稿
ここに挙がっている作品どれもに思い入れがあるのですが「Dance on a Volcano」で始まり、「Los Endos」で終わる本作は、これぞSymphonic GENESISの最高峰の作品と個人的に評価しています。LiveのSetlistにGenesisもHackett氏もこの流れを入れていました。もはやお約束と言っても良いでしょう。また「Ripples」における甘美なギターソロも本作の価値を高めています。川崎のチッタでの日本公演で生で味わうのが今から楽しみで仕方ありません!

■スタッフ佐藤の共感ポイント
「Los Endos」はジェネシスもハケットも必ずと言っていいほどライヴで演奏しますよね。そしてそれがまた毎回めちゃくちゃ盛り上がるんですよね!ジェネシスの全歴史においても重要な曲をいくつも含んでいる名盤だと思います。「Ripples」のギターソロ、大好きです^^

Ripples

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■t1office さんからのご投稿
Gabrielが脱退して予想も想像もつかずに聴いたアルバム。アッと驚く骨太サウンド。ストレートなメロディの美しさにハマりました。音の重心が低くて、Chris Squire (YES)が最も好きだったGenesisのアルバムと語っていたことにも納得しました。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
確かに、個人的にも後追いながらほぼ順番通りに聴いていって、ガブリエルがいなくなり、ここからどんなサウンドを聴かせるのだろうとドキドキしながら再生した覚えがあります。結果はずばりおっしゃる通りですね。クリス・スクワイアのお気に入りジェネシス作品だったのは初めて知りました!

Dance on a Volcano

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■プログレッシブ大島 さんからのご投稿
当時mamaやthat’s allのシングル曲 でジェネシスを知りました。ソロで活躍していたフィル・コリンズがジェネシスのドラマーだった事に2度びっくり。レンタルレコードで「トリック~」(1枚に絞るのは難しいですね。)を聴いてからハマる事に。87年本家武道館公演、2013年ハケットのLiveは最高でした。今回ハケットライブは残念ながら行けませんが、素晴らしいものになるでしょうね。本家の来日が夢です。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
ソロ全盛期のフィルからは、ガブリエル期や『Trick Of The Tail』でプレイしているのをイメージするのは確かに難しいと思います。逆に言えば、初期ジェネシスのあの音楽性から80年代最高のポップスターに上り詰めた凄まじさですよね…。13年のハケット公演、最高でしたよね!!

Los Endos

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続きましては『静寂の嵐』です!

・静寂の嵐(原題:WIND & WUTHERING) 1976年12月27日リリース

前作に続き、フィル・コリンズをフロントに据えた4人体制で制作された、プログレッシヴ・ロック期の最後の作品とも称される一枚。ピーター・ガブリエル在籍時の神秘性こそ薄れたものの、彼ららしいファンタジックな世界観を美しくも格調高いサウンドで聴かせるクオリティの高い作品。

■hiromonk さんからのご投稿
まさにジャケ買い!

■スタッフ佐藤の共感ポイント
前作に続きヒプノシスのイラストレーター、コリン・エルギーが手掛けた一枚ですね。本作に収められた幻想的かつ気品に満ち溢れたGENESISサウンドを表現するのにこれ以上ないデザイン!

Your Own Special Way

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・眩惑のスーパー・ライヴ(原題:SECONDS OUT) 1977年10月21日リリース

チェスター・トンプソン、ビル・ブルーフォードを帯同した、プログレ期ジェネシスの集大成的ライヴ盤。「Cinema Show」で聴けるビル・ブルーフォードとフィル・コリンズのツインドラムは必聴です。


■Zig さんからのご投稿
『FOXTROT』や『GENESIS LIVE』を聴いても、PURPLEやSABBATHばかり聴いていた耳にはいまいちピンと来るものがなく、かと言って何となく引っかかっていたところで、当時朝日新聞のレコード評で立川直樹さんの熱い文章を読んで買った覚えがあります。「Machine Head」や「Paranoid」の合間にちょこちょこ聴いていただけなのに、1ヶ月くらいしたところで無意識に「Squonk」を口ずさむ私がいました。あれから45年いまだに私の中でGENESISは色褪せず輝き続けています。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
ジェネシスは聴いた直後に「好き!」となるよりも、遅効性でじわじわ好きになっていく「スルメ」バンドだったりしますよね。「Squonk」って地味に中毒性の高い曲だと思います。

Squonk (SECONDS OUT)

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■中村商店 さんからのご投稿
「Firth of fifth」でのラザフォードとのギター、サパーズレディでのバンクスとのユニゾン。彼の魅力いっぱいで好きなアルバムです。俺はライブアルバム好き。

■スタッフ佐藤の共感ポイント
「Firth of fifth」と「Supper’s Ready」を一枚で聴けるというだけでも、このライヴ盤には価値がありますよね。トリッキーに駆け抜けるテクニカルなプレイから、ありったけのエモーションを乗せた泣きのプレイまで、ハケットの神髄が存分に味わえる最高のライヴ盤!

Firth of fifth (SECONDS OUT)

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皆さまのフェイヴァリット、どれもの納得のご意見ばかりでしたね~。

また、新たな発見にも繋がる素敵なコメントばかりでした!

それでは、また次回の募集企画をお楽しみに!





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6月8日にクラブ・チッタで行われた、スティーヴ・ハケット来日公演2日目に行ってまいりました。全曲がジェネシス・ナンバーというハケットファンにも往年のジェネシスファンにも嬉しい内容となっており、多くのプログレ・ファンからの注目が集まっている今回の公演。その模様を他国でのライヴ動画を交えてお伝えしてまいります!

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