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2022年はシンフォとサイケに注目なスタート!『カケレコ、先週コレ売れてます!』(2022/1/3~1/9)

前週に注目度の高かった新品タイトルをランキング形式でご紹介させていただいている、『カケレコ、先週コレ売れてます!』のお時間です。

1月3日から1月9日の一週間に耳の肥えたカケレコリスナーから熱い視線を受けた作品達、どうぞご視聴ください!

 

1位:TEA COMPANY / COME AND HAVE SOME TEA WITH THE TEA COMPANY

NYで活動した4人組サイケデリック・ロック・バンドの68年唯一作。穏やかで温かく、溶けてゆくような肌触りのディレイを全面にまぶした、極上のアシッド盤。VELVETSを彷彿とさせるアート色の濃いガレージ・サウンドを下地に、マジカルな彩りを加えるソフト・サイケ調のコーラス、効果的に配されたオルゴール、酩酊感誘う流水音などのSE、そしてそれらすべてを包み溶かすアシッドなディレイ…。こんなに心ゆくまでトリップ感を味わせてくれるUSサイケ盤はなかなかないのではないでしょうか。VELVETSら東海岸アート/サイケ・ロックはもちろん、英サイケ・ポップのファンの方にも、USアングラ・サイケの入り口として聴いてほしい一枚です。

 

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2位:ARNAUD QUEVEDO & FRIENDS / ELECTRIC TALES

フランス出身、フルート・サックス・ダブルベースを含む新鋭ジャズ・ロック・グループによる2021年デビュー作。ZEUHL系にも通じるテクニカルで緊張感あるジャズ・ロックを土台としつつ、そこに浮遊感あるドリーミーなタッチを絶妙に織り込んだサウンドがなんとも個性的。ケベックのMANEIGEに通じる技巧的ながらふんわりした手触りを持つアンサンブルから、管楽器のリードでメロディアスに疾走するカンタベリー・ロックに通じるしなやかで可憐な演奏までを、スムーズに行き来するサウンドが最高に心地いいです。加えてイタリアのFONDERIAを思わせるモダンな洗練味もたっぷりな、これは素晴らしいバンド。オススメ!

 

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3位:FLEESH / HERE IT COMES AGAIN (A TRIBUTE TO GENESIS)

2014年に始動した男性ギタリスト/マルチ奏者Celo Oliveiraと女性ヴォーカリストGabby Vessoniによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、20年作。前作ではRENAISSANCEの見事なトリビュートを聴かせてくれた彼らですが、今回はお待ちかねの全編GENESISナンバーによる2枚組全14曲!「Dancing With The Moonlit Knight」に始まり、「Firth Of Fifth」「Looking For Someone」「Ripples」「Entangled」「Carpet Crawlers」「Musical Box」と、70年代の叙情的な名曲をしっかり押さえた選曲で、2人の持ち味が最大に発揮されているところはさすが。前作RENAISSANCEトリビュートを堪能されたなら、ただただ本作も間違いなし!と言っておきます。

 

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4位:MARCO BERNARD & KIMMO PORSTI(BERNARD & PORSTI) / ROBINSON CRUSOE

多国籍シンフォ・プロジェクトSAMURAI OF PROGの中核メンバー2人によるサイド・プロジェクトの2021年作。今作で題材となっているのが「ロビンソン・クルーソー」。20年作『BEYOND THE WARDROBE』より迫力あるストリングスをフィーチャーしたクラシカル・シンフォ路線へと舵を切ったSAMURAI OF PROGと呼応するように、こちらのユニットも従来より気品高いクラシカルな色合いを強めています。そのサウンドはまるでNEW TROLLS『CONCERTO GROSSO 1&2』にGENESIS/CAMEL的なファンタジーを注ぎ込んだかのよう。ヴァイオリンによる荘厳なリフレインをバックにフルートが物悲しい旋律を紡ぐ重厚な導入から、ドラムがなだれ込みシンセがアグレッシヴに疾走し、一気にダイナミックに動き出すアンサンブル。いきなりの壮大すぎる音の流れに圧倒されます。2曲目ではそんなクラシカル・シンフォにGENESIS的な英国的叙情性が加わり、ヴィンテージ・テイストを帯びた色彩豊かなサウンドが繰り広げられ悶絶。3曲目の流麗かつファンタジックなピアノ独奏ナンバーも素晴らしい。エマーソンが弾きそうなフレーズを柔らかく繊細なタッチで綴る演奏が特筆です。ずばり本流のSAMURAI OF PROGにまったく引けを取らない完成度の逸品!

 

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5位:HELP / HELP

LA出身のサイケ/フォーク・ロック・グループ、71年にDECCAよりリリースされたデビュー作。プロデュースは、初期ストーンズを手がけたエンジニアであり、エレクトリック・プルーンズを発掘して育てたマネージャーであり、ハリウッドのレコーディング・スタジオSOUND FACTORYのオーナーとして、JEFFERSON AIRPLANEやCSN&YやGRATEFUL DEADなどを手がけた敏腕、David Hassinger。リード・ヴォーカルが2人居て、ハイ・トーン寄りの繊細かつエモーショナルなJack Merrillと土臭く哀愁あるBob Rochanが曲によってリードを担当するスタイル。リードでない方がコーラスを担当し、グッとくるハーモニーもまた魅力的です。憂いたっぷりのキャッチーなメロディも特筆。デッドの『アメリカン・ビューティー』あたりに通じる、ルーツのコクとともにサイケのたゆたう浮遊感とリリシズムがあるアンサンブルも絶品です。マイナーなグループ&作品ですが、内容はグレイト。ウェストコーストのフォーク・ロックのファンは必聴です。

 

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6位:BILLY MERNIT / SPECIAL DELIVERY

米国のSSW、ビリー・マーニットによる73年唯一作。同年にトム・ウェイツの代表作『CLOSING TIME』も手掛けたラヴィン・スプーンフルのジェリー・イエスターがプロデュースを務めています。本作もピアノの弾き語りを中心とした作品。鼻にかかったやや粘り気のあるヴォーカルが独特で印象的ですが、親しみやすいメロディ、流麗なピアノやホーン、パーカッション等のアレンジによって軽やかなサウンドになっています。特筆はT1のタイトル曲。哀愁あるメロディに、バックには軽やかなフルートが流れ、ピアノもドラマティックに盛り上げて切なさが迫るナンバーです。ライ・クーダーが参加しているT6は、ホーンが加わるスワンプ調のナンバーで、同じく米SSWのロン・デイヴィスを思わせます。広く聴いて欲しい隠れた米SSWの名盤!

 

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7位:FLEESH / ECLIPSED

19年『ACROSS THE SEA』以来のオリジナル・アルバムとなる21年作。勿論本作でもヴォーカルをGabby、すべての演奏をCeloが担当。シンセサイザーがしっとり気品高く湧き上がり、その上をA.ラティマーやS.ロザリーを受け継ぐ優美でメロディアスな珠玉のギターが駆ける、幻想度100%の演奏。そこに息をのむように透明な美声で丹念に歌を乗せる女性ヴォーカル。もう完成されきった世界観に最後まで惹き込まれっぱなしです。ハードだったりヘヴィだったりせず、一貫してメロディアスで幻想的な佇まいを崩さない音楽性がとにかく素晴らしい。でもここぞではギターがドラマチックに飛翔し、ヴォーカルも力を込めてエモーショナルに歌い上げ、熱い叙情をほとばしらせます。これは現女性ヴォーカル・シンフォとして英国のMAGENTAにも匹敵する圧倒的な完成度。紛れもなく傑作です。

 

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8位:ANGIPATCH / DELIRIUM

70年代後半から80年代初頭にかけ活動したフレンチ・シンフォ・グループによる81年2nd。若干シンセ・ポップ色を見せつつも正統派叙情シンフォと言えた前年の1stから、一気にNW色全開のカラフルな80sサウンドへと変身しています。冒頭は19分に及ぶ大作ですが、ダンサブルなシンセ・ポップ調サウンドを絶妙に展開させ飽きずに聴かせきる手腕が見事。途中1st彷彿の幻想的なシンフォ・パートを挟む演出も憎いです。以降は純シンセ・ポップなナンバーと、NW然としたシンプルなリズムにシンフォ・タッチの厚みあるシンセを乗せたハイブリッドなナンバーが代わるがわる飛び出してきて、総じてポップな音ながらも聴き応えはたっぷりです。70sフレンチ・シンフォと80sフレンチ・ポップの間の子と言った具合の、ありそうでないサウンドを聴かせてくれる一枚。

 

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9位:ANGIPATCH / VIE

80年デビュー・アルバム。冒頭からバタバタしたリズムを背にシンセが三連フレーズを刻み続ける、ITOIZファーストの1曲目を思い出させるようないなたいシンフォ・ナンバーで悶絶。続く2曲目は物悲しいピアノ&アコギと儚いフランス語ヴォーカルの組み合わせが胸をかきむしるような情感を呼び起こす必殺の叙情派チューン。これぞフレンチ・シンフォと言える、この1~2曲目の流れにグッと来ないユーロ・シンフォ・ファンはいないはず。叙情派シンフォ一筋かと思いきや、途中80年代らしいデジタルなサウンドが入ってくるやや迷走を感じる展開はご愛嬌です。仏シンフォ・ファンはもちろん、上で挙げた初期ITOIZなどのいなたいシンフォ・サウンドがお好みという方は、本作もまた堪らないでしょう。これぞフレンチ・シンフォの秘宝盤。

 

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10位:AIRBAG / A DAY IN THE STUDIO / UNPLUGGED IN OSLO

04年結成、ピンク・フロイドからの影響が色濃いノルウェー出身のプログレ・バンドによる、2020年秋にレコーディング・スタジオで行なわれたアコースティック編成の配信ライヴの模様を収録。フロイドのアコースティックなナンバーに北欧らしい雪原が浮かび上がる荘厳さを加えたようなアコギ・アンサンブルに、繊細で情緒豊かな英語ヴォーカルが切ない歌を乗せます。名手Bjorn Riisと思われるブルージーなソロは、アコギながらギルモアの面影が宿るエモーションを湛えていてやはり素晴らしい。20年作『A DAY AT THE BEACH』からのナンバーを中心に、09年デビュー作『IDENTITY』のナンバー、そして未発表曲もプレイ。数多いフロイド憧憬の新鋭でも屈指の実力派による息をのむようなアンプラグド・ライヴです。

 

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