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「音楽歳時記」 第七十七回 7月23日 より東京オリンピック 文・深民淳

各地に出ていた緊急事態制限も沖縄以外解除の方向に向かっています。引き続き警戒モードは続きますがこの週末には東京も解除になります。先月の段階では中止の大合唱が聞こえていた東京オリンピックもなし崩し的に開催で突っ走り始めているようで、開催期間中に感染者が急増したら、オリンピック期間中でも緊急事態制限発令の可能性もあるそうで、なんだか「あれ?」って感じの今週でありました。

まぁ、どんなことになっても力技で開催するんだろうなぁ、とは思っていましたが、その通りの展開となりました。というわけで僕が生きている間ではもう日本開催はないだろうオリンピックで行きましょう・・・今月は・・・。


オリンピックで最初に頭に浮かんだのが、そういえば昔、エピフォンがオリンピックというモデル名のギター出していたなぁと。小さめのボディにシングル・コイルのピックアップが付いていてトレモロアームは板バネ式。ピックガードのセンター近くにエピフォンのロゴが入っているデザインでした。エピフォンは1957年に経営難でギブソンに買収されたそうで、ギブソンの廉価版見たいなイメージがありますが実際はそうでもなく、結構いいギターを作り続けていました。

70年代には日本製のエピフォンも存在しており、エピフォン・オリンピックも日本製のやつは名前同じですがボディの形状がちょっと異なっていました。オリジナルのオリンピックは最近復刻版が出ています。

大風呂敷広げたものの、意外と思いつかないオリンピックもの。大会のテーマソングやアメリカNBCの番組テーマ曲あたりで何か道が見つからないか、ということで調べると、ビョークの「Oceania」(アルバムは『Medulla』に収録)は2004年アテネ・オリンピックの開会式のために書き下ろした曲だったそうな。2004年っていえば僕はまだユニバーサルに在籍していて洋楽関連部署にいたのに覚えていませんでした。

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U2の「Beautiful Day」は2000年のシドニー・オリンピックの際、アメリカNBCが局のオリンピック関連番組のテーマに採用しています。これもユニバーサルですが、この曲がNBCのテーマ曲になっていたことは記憶に残っていました。アルバムは『All That You Can’t Leave Behind』に収録されていますし、シングルとしても世界的なヒットとなった曲なのでご記憶の方も多いかと思います。

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1984年のロサンゼルス・オリンピックの際には水泳競技の公式テーマ・ソングとしてクリストファー・クロスの「A Chance For Heaven」が採用されました。当時はシングルとして発売され、この時代のオリジナル・アルバムには収録されていないナンバーですが、2002年発表の『The Definitive Christopher Cross』に収録されています。もしかするとCD再発の際に83年の2ndアルバム『Another Page』もしくは85年の3rd『Every Turn Of The World』のボーナス・トラックとかで入っているものがあるかと思い調べましたが確認できず、でした。とりあえずこの曲を今聴くには『The Definitive〜』ってことになるみたいです。

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まぁ、他にもケイティ・ペリーやらMuse、マライア・キャリーなどあるのですが、本コラムとはあんまり関係ところなので飛ばします。


60年代にはThe Olympicsなる黒人ドゥーワップ・グループが活躍していましたし、Santanaの99年発表グラミー受賞作『Supernatural』の2CDヴァージョンのCD2の最後には「Olympic Festival」なる初期Santanaを思い起こさせるドライヴ感満載のナンバーがありますし、79年にはオリンピック競技の華マラソンをタイトルに冠したアルバムを発表しています。

『Marathon』は名作の誉れ高いライヴ・アルバム『Lotus』発表後『Borboletta』、『Amigos』、『Festival』とラテン・ロック路線を継承しながらも次第にポップになっていきその総決算とも言える2作目のライヴ・アルバム『Moonflower』を発表後、音楽シーンのトレンドの変化に合わせよりロック色の強いサウンドを標榜するバンドにシフトしていった時期の作品で、Santanaハード・ドライヴィング・ロック期4作の2作目に当たります。ロック期の4作、『Inner Secrets』(78年)、『Marathon』(79年)、『Zebop!』(81年)、『Shango』(82年)はどれもSantanaのトレードマークとも言えるラテン・パーカッション群は残されていますが、全体的に使用頻度は後退。サウンドもハード・ロック・テイストとフュージョン・テイストが拮抗し、そこにシングル・マーケットを視野に入れたAORナンバーが置かれるという、70年代後半から80年代前半にかけてのマーケティング・セオリーに則った作品群でした。

こうした変化をカルロス・サンタナがどう考えていたかは分かりませんが、この時期こうしたロック色の強い作品を発表する一方で、よりジャズ/フュージョンそしてスピリチュアルなサウンドを打ち出したソロ名義の作品『Oneness – Silver Dreams, Golden Reality』(79年)、『The Swing Of Delight』(80年)を発表し、このロック期が終わるとSantana本体もソロ2作の流れを汲んだスピリチュアル系フュージョン路線にシフトしていくことを考えるとレーベル・サイドの思惑というのも多分に影響していたように思います。

この時期をSantanaの黒歴史とする人もいますが、ハード・ロック的な力強いコード・ストローク、リフ・ワークを繰り出す一方、研ぎ澄まされたトーンで流麗なソロを紡ぎ出すロックの人となったカルロス・サンタナもまた魅力的でロック期4作の中でも特にこの『Marathon』と『Zebop!』の2枚はロック度が高くテンションの高いサウンドに仕上がっており侮れません。

因みに『Marathon』のジャケットに使われている古代ギリシャのマラソンのモチーフ、前回の東京オリンピックのメイン会場だった旧国立競技場にもレリーフでありました。小学生の頃、旧国立競技場のスイミング・スクールに通っていたので強く記憶に残っています。

Runnin’

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以前にも紹介したリヴィングストン・テイラーには「Olympic Guitar」なる曲があります。ミディアムよりちょっと速めでたおやかな印象のアコースティック・ギターによるインスト・ナンバーで、スタジオ録音版は1996年発表の『Bicycle』に収録されています。しかし初出はその2年前に出たライヴ・アルバム『Unsolicited Material』に収められており、こちらは演奏に合わせ、リヴがもしもオリンピックにギター競技があったらという設定で架空の実況を乗せています。その実況があるとこのインストのタイトルがなぜ「Olympic Guitar」なのか理解できますが、このライヴ・ヴァージョンを聴かないで『Bicycle』収録のスタジオ録音版を聴くと正直、なんでこの曲が「Olympic Guitar」なのか分かりません。『Unsolicited Material』は小ぶりのクラブでのライヴ盤なのですが、曲の合間は終始喋りっぱなし、お客さんをステージに引っ張り上げ歌わせるシーンもあり、演奏のみならずそのコメディアンぶりも楽しめる作品です。初めて聴いた時は『Liv』や『Over Tha Rainbow』を聴いて勝手に抱いていた繊細で物静かなイメージとのギャップに戸惑いましたが、その明るいステージ進行の妙に惹かれ愛聴盤の1枚となっています。

Olympic Guitar(from『Unsolicited Material』)

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と、ここまで来ましたがネタに詰まった。困ったなぁ、と考えていると数日前のカケレコからの夕方の更新メールの中にマイク・ヴァーノンが自分のレーベルBlue Horizonから71年に出した『Bring It Back Home』の紹介があったなぁ・・・っていうのをふと思い出し、オリンピックといえば、マイク・ヴァーノンじゃないの! あったよ! Olympic Runners!ということでマイク・ヴァーノンのOlympic Runnersとその周辺で話を進めていこうと思います。

Olympic Runnersのデビューは1974年。ポリドール配給だった後期Blue Horizonもうやむやになり、その後どうするの?プロデュース業?と思っていたら、CBS配給時代のBlue Horizon時代からの盟友、元Jerrybreadのキーボード・プレイヤー、ピート・ウイングフィールド、Led Zeppelinというかジミー・ペイジの男追っかけでリーガル・ゾノフォンから72年に『Bad News』なるソロ・アルバムを発表したギタリスト、シカゴ・ジョーことジョー・ジャマー、Gonzalezと掛け持ちのドラマー、グレン・ルフルール、これまたGonzalez関連でJeff Beck Group、Hammingbirdのボブ・テンチが在籍していた英国産ラテン・ロック・バンドGassにもいたベースのデライル・ハーパーを引き摺り込んでOlympic Runnersを結成。折からのファンク系サウンドの台頭、ジャズ/フージョン・ブームの兆しをプロデューサー感覚で敏感に読み取りR&B系インストから果てはお望みならディスコもやっちゃうよ的小回りの効くサウンドを打ち出します。

ヴァーノンは結成当初こそプロデューサーだったのですが、いつの間にか楽器も弾くようになりメンバーになっちゃいました。

以前紹介したClimax Blues Bandが最初はゴリゴリのブルース・ロックから始まり紆余曲折を経てパブ・ロック的なサウンドに変化し成功を収めた流れに近いものがありますが、Olympic Runnersは更にスタンスが軽いと言いますか、結構C調なロック、ファンク、R&Bごった煮バンドでした。まぁ、そのC調ぶりが災いしたのか活動当時はヴァーノンがうまく話つけて初期3作はロンドン・レーベル、その後の作品もRCA、ポリドールと全作品ほぼメジャーから発売されていたにも関わらず、CD化は1st『Put The Music Where Your Mouth Is』と2nd『Out In Front』を2in1にしたものがVocalionから出ているくらいで再発の方はちょっと寂しい状況です。

Put The Music Where Your Mouth Is

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原稿書くにあたりLPを引っ張り出して来ましたが、デビュー作から1979年発表の『It’s A Bitch』まで7枚ありました。discogs見るとアルバムはこれで全部みたいです。自分でもよく持っていたと思います。

Olympic RunnersのサウンドにはCBS時代のBlue Horizonの持っていたゴリゴリのブルース・ロック感覚は全くなく、時代的にパブ・ロック風インスト主体のサウンドで掛け持ちメンバーにGonzalez組がいることからもわかるようにGonzalez、KokoMoといった英国産ファンク系バンドやピート・ウイングフィールドの軽やかなエレピを活かした最近中古市場で高値で売られているPacific Eardrumにも通じるサウンドがあったり、後期になると先にも書いたようにディスコ調のナンバーも収録されるなど、サウンドのバリエーションは豊富。メンバーの腕も申し分ないため、とっちらかった音楽志向ながら演奏は手堅く聴かせます。おそらく最初はヴァーノンがBlue Horizon後期に力を入れていたFocusにも逃げられちゃって、Blue Horizonは閉鎖状態になり、暇になった故の小銭稼ぎから始まったバンドなのでしょうが、丁度オイルショックでアリーナ・クラスの派手な興行が行き詰まり、ローカルなクラブやパブに音楽ファンが流れて来て盛り上がりを見せ始めたのをしっかりと見据えていたあたりにヴァーノンのしたたかさが見て取れますし、その後もその時々のシーンのトレンドに合わせ、バンドのサウンドをマイナー・チェンジしていくあたりも彼のプロデューサーとしての嗅覚によるところが大きかったのでしょう。


メンバーの方に目を移しましょう。シカゴ・ジョーことジョー・ジャマーはそのあだ名の通りシカゴ出身。Zeppelinの追っかけをやっていてジミー・ペイジに覚えられ、1972年にリーガル・ゾノフォンからソロ『Bad News』を出すまでになります。そのソロはまぁ、これが絵に描いたようなB級ハード・ロックンロールなわけですが、バックがベースにSavoy Brown〜Foghatのトニー・スティーヴンス、ドラムに後にロビン・トロワーのバンドで活躍するレッグ・イジドール、ホーン奏者として名手クリス・マーサーが参加しており、エンジニアはアラン・パーソンズ。周りは結構豪華です。

またマーサ・ベレスのセッションに参加したのをきっかけにマイク・ヴァーノンとのコネクションが生まれ、Zeppelinコネクションでピーター・グラントの覚えもめでたくソロに転じた後のマギー・ベルのツアー・ギタリストも務めていました。

Olympic Runnersにはデビュー作から1979年の最終作『It’s A Bitch』まで在籍していましたが、1978年にはOlympic Runnersを離れ、1作のみで消滅してしまいますが『Bad News』以来のハード・ロック・フィールドに進出しています。『Bad News』でベースを担当したトニー・スティーヴンス、元Freedom、Snafuのドラマー&ヴォーカル、ボビー・ハリソンによるハード・ロック・トリオNobody’s Busunessです。当時は日本のみの発売に終わったバンドでしたが、ブリティッシュ・ハード・ロックの王道サウンドにジャマーがOlympic Runnersで培ったファンク・テイスト、ハリソンのもつスワンプ・テイストが混じり合い、NWOBHM前夜のハード・ロック不毛時代に発表された作品の中ではかなり完成度の高い作品でした。ボーナスCDが追加されたAngel Air盤CD、エアーメール・レーベルからの紙ジャケットCDがあり最近でも比較的見つけやすい作品かと思います。

またAngel Airからは『Bad News』に続き1974年に制作されたものの未発表に終わった2ndアルバム音源が2015年に『Headway』というタイトルで出ています。こちらの方もバックは豪華でドラムに元Jimi Hendrix Experienceのミッチ・ミッチェル、ベースに元Quatermass、Hard Stuffのジョン・ガスタフソン、キーボードにJuicy Lucy、Hansonのジーン・ラッセルというラインナップでした。

サウンドの方は1stからのハードなロックンロール色は後退し、ブルース、ファンク色が強く前面にでいたサウンドに変化。ファンキーな部分はOlympic Runnersに通じるものがあります。ちなみにこの未発表アルバム、レコーディングはロンドン、オリンピック・スタジオで行われたそうです。


今月の1枚はCD化されていない作品です。すいません。アナログを売却するのに棚を整理していて出てきた1枚です。Stu Dayeというアーティストが1976年に発表した『Free Parking』という作品です。レーベルはコロンビアでプロデュースはジャック・ダグラスです。この時代のジャック・ダグラス・プロデュースですので皆さんが思う通りハード・ロックです。これが気になるのはバックのメンバー。ベースにはトニー・レヴィン、まだセッション仕事をバンバン取っていた時期ですのでハード・ロックだろうと構わずやったことは想像できますが、ドラムがスティーヴ・ガッドなのよ。11曲中2曲はリック・マロッタが叩いているのだけれども、ほとんどガッドなんです。スティーヴ・ガッドがStuffで有名になる年が同じく76年で、彼もセッションで食って来たのだからハード・ロックでドラム叩いていても不思議はないんだけど、ガッドでハード・ロックしかもプロデュースがジャック・ダグラスっていうのはあんまり無いような気がします。

しかもネット情報で未確認なのですがバック・ヴォーカルでスティーヴン・タイラーとビリー・スクワイアが参加しているみたいな書き込みがあったり気になるでしょ?なんとなく。オリジナルには歌詞等が印刷された内袋が付いているらしいんだけど、僕の持っているヤツはそれが欠けているので確認しようがないのですが、そう言われております。

サウンドの方はリフがガチガチというよりハード・ロックンロール、ブギー系統のサウンドで、ギターがあまり歪まないZZ Topみたいな曲があったり、ケレン味たっぷりのヴォーカル・スタイルが声が一段低くなったテッド・ニュージェントみたいだったりと結構ツッコミどころが多い作品です。スティーヴ・ガッドの叩くハード・ロックっていうのがツボに入ってしまいつい紹介してしまいました。ちなみにこんなジャケットでした。

The Boxer (Simon & Garfunkel Cover)

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  • MIKE VERNON / MOMENT OF MADNESS

    英ブルース・ロックの仕掛人による73年作ソロ、英国らしいひねくれたアレンジが光るポップでクールでファンキーな逸品!

    JOHN MAYALL & THE BLUESBREAKERS、FLEETWOOD MACなど数々のバンドのプロデュースを手掛け、英国ブルース・ロックの立役者として名高い名プロデューサーMike Vernonによる73年2ndソロ作。こ、これは「アーシーでスワンピーなROXY MUSIC」って感じ!?コクのある米スワンプ・ロックを下地としつつ、スッキリと洗練されたベースやドラムのリズム。エネルギッシュかつ洒脱なブラスや流麗なギター、そしてけだるげなヴォーカルも含めて、とても武骨なブルース・ロックを率いてきた人物とは思えぬ、オシャレでキレの良いファンキー・ロックを展開。なおかつオシャレなだけに終わらず、リズミカルに跳ねるベースにヘロヘロとしたアシッディーな音が合わさったり、サックスとギターがストレンジなフレーズで絡み合ったり、緻密かつひねくれたアレンジはまさに英国的!前述のROXYやQUANTUM JUMPなど、英国の一筋縄ではいかないポップ・ロックが好きな方はきっとイチコロのはず。このアルバム、イケてます!

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