2020年9月16日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: プログレ
スタッフ増田です。
芸術の秋が近づいてまいりましたね。本日はそんな秋にオススメの、アーティスティックかつ緊張感溢れるヴァイオリン・プレイが楽しめる作品をピックアップいたしました。
まずは英国のこの名作から!
もはや原曲が判別できないくらいにエネルギッシュにアレンジされたビートルズ「エリナー・リグビー」が圧巻!多国籍プログレの代表格バンドによる集大成的ラスト作!
次は「スペインのキング・クリムゾン」と呼べるこのグループの78年作。
オザンナ『パレポリ』ばりの狂おしいフルートと重厚なメロトロンに、刃物のようにキレ味鋭く炸裂するヴァイオリン!ずばりユーロ屈指のヘヴィ・シンフォと言える名作。
最後は現ロシアを代表するプログレ・グループ。長年廃盤となっていた圧巻のデビュー作が今年遂に復活リイシュー!
現ロシアン・プログレの雄による幻のデビュー作。『太陽と戦慄』~『ディシプリン』クリムゾンを咀嚼しクラシカルに料理したテクニカル・シンフォが圧巻!ヴァイオリン・プログレ好きは必聴です。
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78年作の1stアルバム。荒れ狂うフルート、スリリングなヴァイオリン、重厚なメロトロン、圧倒的にヘヴィなギターが休むことなくバトルを繰り広げるアグレッシヴなプログレッシヴ・ロック。混沌とした中にヴァイオリン&フルートの叙情的なフレーズが立ち上がる瞬間など、押し一辺倒ではない構成力も抜群。スペイン・ロックを代表する傑作。オザンナ「パレポリ」が好みの方は必聴!
元WALLECE COLLECTIONの人ヴァイオリニストRaymond Vincentを中心に結成されたイギリスのプログレッシブ・ロックグループによる75年3rd。THE BEATLESの楽曲「Eleanor Rigby」の凄まじいカバーから幕を開ける本作は、2ndと並び彼らの代表作と言われる1枚。その内容は、デビュー作である「Rock Orchestra」の作風への回帰が伺えるサウンドであり、ボーカルに比重を置いたデビュー作のポップ感と聴きやすさに、前作のプログレッシブ・ロック的な緊張感を加えたような、集大成と言えるサウンドを提示しています。
紙ジャケット仕様、03年24bitリマスター、定価2039+税
盤質:全面に多数傷
状態:良好
帯有
特典帯付(紙ジャケに巻いてあります)、紙ジャケにスレあり
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