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募集企画「和の旅館に合うプログレ」結果発表!

こんにちは。先日までサイトやカケレコFacebookで募集していた「和の旅館に合うプログレ」。皆様から集まった作品をいよいよ発表いたします!

店長田中が実際に旅館のオーナー様から尋ねられたのをきっかけに始まったこの企画。もしかしたら皆様に選んでいただいた楽曲が、実際にどこかの旅館で流れるかもしれません…!?

未だ心穏やかでない日々が続く今日この頃。カケレコ・リスナーが選んだ「和の心」感じる安らぎのプログレで、ぜひ癒しの時間をお過ごしいただければ幸いです。

新月「鬼」

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和風旅館といえば,反則のようにも思いますがこれでしょう.
絶対,畳と襖に合うです.
by ふまさん

「和のプログレ」と言ったらやはり我が国日本のプログレ。GENESIS影響下の幻想性と日本ならではの侘しさが交差したサウンドが実にグッと来ますよね。この79年作を丸々流しても違和感がなさそうです。

GONG 「Bambooji」

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信州のレトロな渋温泉の旅館にピッタリ!
by Luvahさん

デヴィッド・アレン脱退後の75年作『SHAMAL』より。タイトルといい、イントロやその後のお囃子みたいなパートといい、まさに「和」をイメージして作られたようなナンバーです。

KLAUS SCHULZE / MOONDAWN

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レコードで言う所のA面出だしからして、宗教っぽいです。
これに日本を感じるかですが(笑)。B面になると、さざ波的な静けさ。突如一変、激しいリズムになりますが、激しいリズム登場までは、涼し気でもあり、和風チックかも知れない。
by タンジェリンドリームさん

ジャーマン・エレクトロ・シーンのパイオニア、クラウス・シュルツェによる76年作。荘厳なシンセサイザーが描く静謐で神秘的な音世界は和風旅館はもちろん、お寺や神社にも合いそう!?

KLAUS SCHULZE「Crystal Lake」

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「和」というのが、結構難しいのですが、旅館といえばやはり街中から離れた閑静な場所にあるという感じがしますし、宿泊される方も癒しを求めておられると思いますので、幻想的な湖や川のほとりにあるというイメージでいえば、この曲でしょうか?でも、雰囲気はどうしてもヨーロッパでしょうね…。その他では、ブリティッシュ・フォーク系で牧歌的なTudor Lodgeの1971年作が良ろしいですかね…。
by fantasia 8080さん

こちらは彼の浪漫主義志向が開花した77年作『MIRAGE』より。8分あたりから出てくる旋律はかなり「和」の雰囲気たっぷり。雪に閉ざされた東北や北陸の旅館でぜひ流したいですね!

CLUSTER / SOWIESOSO

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空間と音楽が密やかに感応するのではないでしょうか。ラストの「無限」〔IN EWIGKEIT〕は西日とともに、でしょうか。
by あーちゃんさん

こちらもドイツ電子音響の名デュオ。NEU!のミヒャエル・ローターとのユニットHARMONIAやブライアン・イーノとのセッションを経て発表されたこちらの76年作は、彼らの中でも特に優しく心落ち着く作品です。

PETER DE HAVILLAND / BOIS DE BOULOGNE

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ほとんどの方がスルーしたと思います。Virgin傘下のニューエイジ専門レーベル、Venture からの作品で究極のジャーマンエレクトロニクス。「ブローニュの情景」と題された87年の唯一作。個人的にはジョブソン「テーマ・オブ・シークレッツ」と並ぶ80年代の傑作シンセ物と思っています。竹林の香り漂う癒しかもしれない。
by らざふぉーど博士さん

ジャーマン・エレクトロと和風旅館は意外と相性が合うのかも…。ドイツの電子音楽家PETER DE HAVILLANDによる87年作。タイトルは『ブローニュの情景』ですが、曲名に「Shaku」や「Myoho」と付けられた純和風なナンバーがあったりなど「和洋折衷」な雰囲気漂う幻想的な作品となっています。

FOCUS「Janis」

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和風と聞いて真っ先に想い浮かんだのがFOCUSのjanisでした、郷愁を誘う日本的なメロディで癒されます。「悪魔の呪文」はカットして、ムービング ウェイブスをアルバム毎かけても良いと思います。
by プログレッシブ大島さん

オランダを代表するプログレ・バンドFOCUSの71年作より。確かに『MOVING WAVES』の穏やかで美しいサウンドは和風旅館にもマッチしそうです。「悪魔の呪文」以外なら…。

JEAN-LUC PONTY「Renaissance」

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和のイントロ、、ド~ンでつかみはOK!!
その後も和のルネッサンスに。。乾杯したくなる一曲かと(^^♪
by MADMANさん

フランク・ザッパ~マハヴィシュヌ・オーケストラで活躍した名ヴァイオリン奏者、77年のアルバム『AURORA』より。確かにこのイントロ、日本の箏のような雰囲気がたっぷり。ヨーロピアンな感性と和のテイストが絶妙に融合した名曲ですね。

LITTLE TRAGEDIES / CHINESE SONGS PART I&II

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旅館で流れるプログレとしてはインストか女性ボーカルが無難だろうと思い、The Enid、Moon Safari、Camel、Renaissance、Lanvall、Coda、Asia Minor、Kerrs Pinkなどいろいろ候補を考えましたが、結局、癖のある男性ボーカルの、Little Tragediesを選びました。
個人的には疲れた時などにリラックスできて癒される音楽です
by HOBOさん

ロシアを代表するベテラン・プログレ・バンド、LITTLE TRAGEDIESが07年に発表した二部作。中国の古詩をテーマにしているだけあって、クラシカルな中にもオリエンタルな香りが漂う美しい作品です。

KEITH & JULIE TIPPETTS / COUPLE IN SPIRIT I

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 庭園風景、間仕切りの開放感、日本旅館の良いところはこれに加えて風呂であろう。いずれも、凝り固まった心身を自由にしてくれる。自由に浮遊するジュリーのフリーインプロビゼーションヴォイスに、庭を観てぼーっとする焦点の定まらなさを感じたものだ。重厚感あるタイプの旅館では、加賀の国の御陳の間に滞在したことがあるが、シンフォニックな様式美というよりは、身を整え魂を自由にし、明日の霊的活力にかえる場であると感じた。いずれも霊的自由が音楽に求められる。
by Sinkoさん

2020年6月14日、心臓発作により惜しくもこの世を去ってしまった英国ジャズ・ロック・ピアニスト。妻のジュリー・ティペットと共同名義の88年作。アヴァンギャルドながらも清廉で厳格な空気が漂い、畳の上で聴くと心が浄化されていくような作品です。
ちなみに1曲目「Daybreak」の尺八のような音は誰もが一度はやった事のある、瓶の口を笛のように吹いて鳴らすあの音。実験性と繊細な美を兼ね備えた、創造性豊かなサウンドを生み出すミュージシャンでした。彼のご冥福を心よりお祈りいたします。


さてここからは、Facebookコメントでご紹介いただいた「和プログレ」をご紹介してまいりたいと思います!

水鏡「イントロダクション(さくら)~八咫烏」

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和風旅館にあうプログレ、直球ベタですが「新月」「観世音」「水鏡」とか。
この中で一番知名度が低そうなバンド水鏡を紹介します。
by O.Sさん

「プログレッシブ和ロック」バンド、水鏡!ぜひ和の旅館でのライヴを見てみたいです。

DAVE SINCLAIR「Island」

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和風の離れで・・・
by K.Gさん

05年に日本に移住、16年からは瀬戸内海に生活の場を構えるカンタベリー界の名key奏者デイヴ・シンクレア。こちらは11年のソロ・アルバム収録のナンバーですが、タイトルからして瀬戸内海、もしくは日本という島自体がテーマなのでしょう。日本の原風景に対する愛情が伝わってきますね。

HUONG THANH

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個人的には勝手にプログレにしていますが(^^ゞ、ベトナムのフン・タンの一連の作品などいかがでしょうか。特にグエン・レがプロデュースしている作品は結構ハマると思います。
by T.Kさん

これは確かに合いそうです!東南アジアらしいエキゾチックさの中にどこか日本的な奥ゆかしさも感じられるのが良いですね~

BEACH BOYS「Sumahama」

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プログレの雰囲気は一応あると思う、これとか。
by R.Aさん

79年作『LA』より。なんでもこの「Sumahama」、ファンの間で長年「兵庫県にある須磨海岸の事なのでは?」と噂されており、12年に放送されたTV番組『探偵ナイトスクープ』で作者マイク・ラブ本人に突撃したところ、本当に須磨海岸の歌だった…というエピソードがあるそうですね。郷愁あるメロディやちょっぴりたどたどしい日本語にたまらなく癒されます。

CURT BOETTCHER「Lay Down」

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和風旅館の入り口からお部屋までの案内路に・・
by K.Gさん

MILLENIUMを率いた「コーラスの魔術師」カート・ベッチャーの73年ソロ作より。まさに極楽浄土に招待されているような雰囲気!

3RD WORLD ELECTRIC「Ode to Joe」

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和風旅館の竹林を散策する道すがら・・
by K.Gさん

FLOWER KINGSやKARMAKANICで活躍するベーシスト率いるジャズ・ロック・プロジェクトの09年作『KILIMANJARO SECRET BREW』より。幻想的なイントロが美しいですね。

ASTURIAS「Circle in the forest」

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和のインストといえば!
by T.Kさん

「和のマイク・オールドフィールド」といえばASTURIAS!ACOUSTIC ASTURIAS名義の作品などは実際に流しても全く違和感がないのではないのでしょうか!?和風旅館の方、ぜひ。


いかがでしたか?ご応募いただいた皆様、ありがとうございました!次の募集企画もぜひお楽しみに♪

カケレコ・スタッフの「和の旅館に合うプログレ」はこちら↓

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