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シングルで辿るBADFINGERの軌跡<後編②>~ワーナー移籍後~


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ワーナー・ブラザーズへ

ワーナー・ブラザーズと契約したことによるアップル・レコードとの摩擦により、アップルからの最後のアルバム『ASS』のリリースはスムーズにいかず、アメリカでは73年11月にリリースされたものの、イギリスでは74年3月のリリースとなりました。

さらに、74年に2枚のアルバムを出すというワーナーとの契約により、ワーナーから続けて2月に『BADFINGER』、11月に『WISH YOU WERE HERE』の2枚のアルバムをリリースすることとなります。

シングルは『BADFINGER』から「Love Is Easy」と「I Miss You」がリリース。

Love Is Easy (1973)

Joey作。サラッとしたヴォーカルがクールな雰囲気の、ドライヴしたくなるノリの良い曲です。

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I Miss You (1974)

こちらはPete作のピアノ・バラード。バックで響く荘厳なオルガンも相まって美しく切ないメロディが胸に迫ります。

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リリースのごたごたによりアルバムもシングルも十分にプロモーションされず、シングルはチャートに入りませんでした。このころ、金銭面の問題を中心にバンド内の不和も大きくなっていきます。Peteが一時脱退し、その後戻るものの次はJoeyが脱退。

Pete脱退時にメンバーとなった元INDIAN SUMMERのメンバー、Bob Jackson含む次のメンバーで、74年12月に『HEAD FIRST』の制作をスタートします。

・Pete Ham (guitar, piano , vocals)
・Tom Evans (bass guitar, vocals)
・Mike Gibbins (drums)
・Bob Jackson ( keyboards, guitar, vocals)

『HEAD FIRST』の制作は完了したものの、ワーナーとマネージャーStan Polleyとの金銭問題が原因でテープを拒否されてしまいます。この問題は泥沼化し、『BADFINGER』『WISH YOU WERE HERE』も店頭から撤去される事態に。ワーナーから訴えられたStanがバンドへの送金もやめてしまったことで、経済的にも精神的にも追い込まれていたリーダーのPeteは、1975年4月24日、自ら命を絶ってしまいます。

Pete Ham死後の活動

Peteの死後、メンバーはそれぞれ違うバンドで活動をしたり、音楽業界から離れたりして生活していました。77年、アメリカで新しバンドを結成しようとしていたJoey MollandがTom Evansを呼ぶ形で合流。79年、エレクトラ・レコードからBADFINGERの名前で『AIRWAVES』をリリースし、シングルも2曲リリースされます。

Lost Inside Your Love (1979)

Tom作。チャート入りはしなかったものの、PeteとともにBADFINGERの名曲を作り出してきたTomの存在をあらためて感じる美しいバラードです。甘やかでハイトーンのヴォーカルが染みます。

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Love Is Gonna Come At Last (1979)

Joey作。米西海岸の風を感じるのびやかなギターが気持ちいい曲で、アメリカのチャートで69位と健闘します。

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『AIRWAVES』リリース後JoeyとTom 以外のメンバーは変わり、81年に『SAY NO MORE』をリリース。元YESのメンバー、Tony Kaye が参加しています。シングルは3曲リリースされ、「Hold On」が56位と健闘するも続く2曲はチャートインせず。JoeyとTomも袂を分かちます。

Hold On (1981)

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I Got You (1981)

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Because I Love You (1981)

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JoeyとTomは、それぞれBADFINGERの名を掲げたバンドで活動。やがて2人は「Without You」の利権を巡って対立し訴訟まで発展します。そんな状況の中で1983年11月19日、Tomも自らの命を絶ってしまいます。2005年にはMike Gibbinsが病気で亡くなり、現在残るメンバーはJoeyのみとなりました。

こうして振り返ってみると、安定したマネジメントを受けられていたら・・・と本当に残念でなりません。

最後に、ワーナーで未発表に終わり、2000年にSnapper Musicからリリースされた『HEAD FIRST』から、Pete作のエネルギッシュなパワー・ポップ「Lay Me Down」をピックアップ。ワーナーからリリースされていたら、きっとシングルになっていただろうな。

Lay Me Down

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