こんにちは。スタッフ佐藤です。
ようやく気温が上がってきたと思って油断していたら、今日はまた冷え込みが厳しい一日でしたね。
春の兆しを見つけるにはまだ時間がかかりそうですが、そろそろ気分だけでも春を味わいたいものです。
そんな時、フルートと並んで聴き手に春をイメージさせてくれるのが、愛すべきリコーダーの音色ではないかと思います。
棚を見てみるとリコーダーがフィーチャーされた作品がわりとありましたので、ご紹介します!
「しっかり歌いなさい」と叱りたくなるほど弱々しいヴォーカルが実に愛らしい。オルガンやリコーダーもいなたくて良いなぁ。一方で木漏れ日感あるフォーク・ロックにただならぬ緊張感を与える、ゲイリー・ムーアのギターもまた見事です。
王立音楽院でフルートやリコーダー、フリューゲルホルンなどを学んだリチャード・ハーヴェイを中心とする古楽器プログレ・グループ、記念すべき1st。このギター速弾きならぬリコーダー速吹きを聴いてみてください。ぶっ飛びます。
「自主制作系フォーク入門用にオススメ」by レビュワーあんちょびさん。心温まる朴訥とした雰囲気に、ちょっぴり素っ頓狂なリコーダーやヘロヘロとしたヴォーカルのアシッド臭…これぞアングラ英国フォークの醍醐味ですなあ。
STRAWBSのトニー・フーパーがプロデュースした牧歌的でいて格調高い英フォーク・デュオと言えば?リコーダーやメロトロンも入っていて、英国ならではのジェントルな暖かみあるサウンドがたまらないなぁ。
うつむき加減のメランコリックなメロディーに控え目なファズ・ギター、そこにジョン・レノンを甘くしたようなヴォーカルが乗りとってもドリーミー。まどろみのリコーダーも溶け込んだヘロヘロな演奏がかえって程よい酩酊感を生み出す、心地よさ抜群の米サイケ・フォーク盤です。
アラスカ出身なのか・・・。アコギとピアノを中心に、リコーダーやストリングスがしっとりと寄り添う奥ゆかしいアンサンブル。そして、男女ヴォーカルが歌うドリーミーなメロディ、端正なコーラス・ワーク。これは、メロウ・キャンドルやチューダー・ロッジのファンはイチコロではないかな。
アコーディオンやマンドリンが奏でる牧歌的なアンサンブルと、リコーダーの素朴な音やコーラスの響く中世の雰囲気を持つ神秘的な旋律との融合が、英国フォークには無い無国籍感を醸し出しています。
「日本のマイク・オールドフィールド」と形容すべきユニットの15年作。清冽なトラッド調をベースにリコーダーやマンドリンも加わり神秘的に展開するこのサウンド、「オマドーン」を想い起こさずにはいられない壮大なロマンが溢れてきて、ただただ絶品です。
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アラスカ出身、男女7人のグループ。アコギとピアノを中心に、リコーダーやストリングスがしっとりと寄り添う奥ゆかしいアンサンブル。そして、男女ヴォーカルが歌うドリーミーなメロディ、端正なコーラス・ワーク。これは素晴らしいです。ジャズやアシッド・テイストも織り交ぜたピシッと緊張感溢れる雰囲気も印象的。たいへんセンス溢れるサイケ・フォークの逸品。
英国はヨークシャー出身、ダニー・クラークとレニー・ウェズリーによるフォーク・デュオ。FOGGY DEW-Oとしてデビューしアルバムを残した後、FOGGYと改名してリリースした72年作。STRAWBSのトニー・フーパーによるプロデュースで、元STRAWBSでデュオHUDSON-FORDでもお馴染みの2人に加え、STRAWBSのKey奏者Blue Weaverが参加。木漏れ日溢れる牧歌性と、トラッドに根ざした格調高さとが絶妙にバランスした英国的なフォーキー・アンサンブル、そして親しみやすい2人のヴォーカルと優しいハーモニー。STRAWBS人脈によるサポートもさすがで、リコーダーやタブラやピアノがそっと艶やかに叙情を描きます。Blue Weaverによるメロトロンも聴き所の一つで、MOODY BLUESのフォーキーな曲が好きなリスナーにはたまらないでしょう。ブリティッシュならではの幻想美に包まれた英フォーク・ロック名品です。
5人組の英フォーク・グループ、75年にDEROYレーベルよりリリースされた唯一作。オリジナルは、現存するのは1枚のみと言われる超激レア盤。アコギとマンドリンによる心和むアルペジオ、木訥とした男性ヴォーカル&ハーモニー。ちょっぴり音程が不安定なヴォーカルや素っ頓狂なリコーダーなど、アシッド臭もあり。OBERONなどプライヴェート・プレスの英フォークのファンは必聴ですね。
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