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追悼 ニール・パート氏

2020年1月7日、カナダのプログレッシヴ・ロック・バンド、ラッシュで活躍したドラマー、ニール・パート氏がお亡くなりになりました。67歳でした。

死因は脳腫瘍との事です。

2015年に第一線から身を引くまで、ほぼラッシュ一筋で演奏活動を行なってきたニール・パート氏。
ローリングストーンをはじめとする音楽誌が実施するドラマーのランキングでは毎回上位をマークするなど、ロック・シーン屈指のドラマーとして名を馳せました。

訃報を受けて、ラッシュのメンバー、カール・パーマー、イエス、ドリーム・シアター、ジェフリー・ダウンズ、キャメルらプログレ・ミュージシャン以外にも、ミック・フリートウッド、シン・リジィ、チープ・トリック、メタリカのメンバー、現フー・ファイターズのデイヴ・グロール、TOOL、スラッシュ、ブライアン・アダムスほか多数の著名バンド/ミュージシャンが追悼コメントを寄せるなど、プログレに留まらずロック・シーンそのものに多大な影響を与えたドラマーであったことが窺えます。

海外の音楽情報サイト「ULTIMATE CLASSIC ROCK」が発表している彼のプレイが光るラッシュの曲TOP10を取り上げ、ニール・パートという偉大なドラマーの足跡を振り返りたいと思います。


10位. Cygnus X-1

『A Farewell to Kings』(1977)に収録

10分間の中でダイナミックにテンポチェンジを繰り返すドラミングは、荒波のような激しさで押し寄せてきます。

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9位. YYZ

『Moving Pictures』(1981)に収録

傑作と名高い81年作を代表する人気曲ですね。ビシビシとタイトで正確に刻まれるドラミングの気持ちよさと言ったらありません。

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8位. Far Cry

『Snakes and Arrows』(2007)に収録

5年ぶりのスタジオ・アルバムとなった07年作より。当時55歳、70年代と変わらぬどころかますますヘヴィさを増したアグレッシヴなプレイに痺れます。

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7位. Distant Early Warning

『Grace Under Pressure』(1984)に収録

ポップなメロディ、シンセが醸し出す近未来感、そして手数多く畳みかけるドラムのエネルギッシュさが一体となった、この時期のRUSHでしか聴くことができないナンバーでしょう。

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6位. Tom Sawyer

『Moving Pictures』(1981)に収録

比較的オーソドックスなプレイで進行する前半を経て、特徴の一つである怒涛のタム回しが炸裂する堪らぬ1曲!彼が敬愛するキース・ムーンからの影響を持ち前のテクニカルなスタイルへと落とし込んだドラミングは痛快そのものです。

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5位. 2112

『2112』(1976)に収録

出世作と言える76年の名盤を象徴する大作!20分超の長丁場ながらこの終始途切れることのない緊張感は、時に理知的に、時に野性的に表情を変えながら叩き出される彼のリズムワークにあるのは間違いありませんよね。

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4位. Xanadu

『A Farewell to Kings』(1977)に収録

たびたびRUSHの代表曲として挙げられるこの曲でも彼の比類なき手腕が炸裂しています。複雑な構成を持ちながらもポップで流れるように進行する演奏の土台を築くのは、あまりに緩急自在な技ありドラミング。とにかくパワフルにして華麗です。

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3位. La Villa Strangiato

『Hemispheres』(1978)に収録

まるでGONGの『YOU』を想起させるようなフェードインする冒頭のドラミングから鳥肌モノです。RUSHナンバーの中でもドラムプレイの密度・存在感は屈指でしょう。

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2位. Working Man(Live Version)

『All the World’s a Stage』(1977)に収録

1stアルバムのラスト・ナンバーのライヴ・バージョン。同作の他の曲と同様レッド・ツェッペリンからの影響が濃厚ですが、いつも以上に重くワイルドに打ち付けるドラミングからも、どこかジョン・ボーナムっぽさを感じます。後半のドラムソロの凄まじさも必聴!

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1位. By-Tor And The Snow Dog

『Fly by Night』(1975)に収録

75年の2ndアルバムからの一曲。NWOBHM、HR/HMにも多大な影響を与えているであろうヘヴィなハード・ロック・チューンです。ここではテクニックと疾走感がハイレベルで結びついたほとんど神がかり的なドラミングを聴くことができます。

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こうして彼のベストプレイの数々を聴くと、どれが1位でも良いくらいのレベルの高さにひたすら圧倒されますね。
84年の初来日公演以降、日本でライヴを行なうことはありませんでしたが、これだけのドラミング、やはり生で聴いてみたかったです。

ロック・ミュージックの可能性を大きく切り拓いた偉大なるドラマーのご冥福をお祈りしたいと思います。

RUSHの在庫

  • RUSH / FLY BY NIGHT

    75年作

  • RUSH / 2112

    複雑に構成されたプログレッシヴな楽曲展開とキレのあるハード・ロック・サウンドを融合させた初期の傑作、76年作

    カナダを代表するトリオ編成のロック・グループ。76年発表4枚目。初期のスタイルであるLED ZEPPELINタイプのハード・ロックに加えて、本作では英プログレの要素を導入。物語性とドライヴ感が同居した楽曲群により、独自の個性を確立しました。1曲目「2112」は20分を超える大作。スペーシーなSEから幕を開け、Neil Peartによる怒涛のドラム・ソロ・パートに突入。的確なリズムのみならず、隙間にアドリブを必ず詰め込む緻密なテクニックは圧巻です。続くミドル・テンポでエモーショナルなシャウトを聴かせるヴォーカル・パートから、一転疾走するリズムに乗ってギター・ソロ・パートへ。透き通るような高音でスケール感豊かなフレーズが鳴り響きます。緩急を付けた曲展開に引きつけられ、一気に聴けてしまいます。「2112」の後に続く5曲はいずれも3分台とコンパクトな楽曲。中近東メロディを取り入れた楽曲、初期を彷彿させるZEP風ハード・ロック、ウィスパーがミステリアスなミドル・ナンバーなど、多彩な魅力が楽しめます。大作指向スタイルを完成させた、RUSH初期の最高傑作。

  • RUSH / MOVING PICTURES

    81年発表の代表作!

  • RUSH / HOLD YOUR FIRE

    87年作

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