2019年11月28日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは。スタッフ増田です。
スタッフが日替わりでおすすめの作品を紹介する「日々是ロック」。
本日はオルガンやメロトロンなどヴィンテージな楽器の音色も鳴り響く、おすすめの新鋭サイケやサイケ・フォーク、ハード・ロック作品をピックアップしてまいります!
まずは仏語を公用語とするカナダはケベックから届いた新鋭サイケ/プログレ・バンドの19年作。初期フロイドに通ずる仄暗いサイケ・テイストに瑞々しいポップ感覚、そしてケベックらしい温かみ溢れる幻想性・・・ヴィンテージなオルガンやメロトロンも零れ出て、このグループはかなり素晴らしいです…!オススメ!
こちらは男女ヴォーカルを擁する米国の新鋭トリオ19年作。アーシーなルーツ・ミュージックに洒脱で軽やかなポップネス、切れ味鋭いハード・ロックに浮遊感いっぱいのサイケ・テイスト…と様々な要素をブレンドしたヴィンテージかつイマジネーション豊かな作風が絶妙。癖のある男性ヴォーカルと対を成す、女性ヴォーカルの澄んだ歌声も良いなあ。
続いては英国の女性SSWによる19年作。ケイト・ブッシュを思わせる独特の歌声に、幻想的なトラッド&デジタル音響が入り乱れる深遠なアレンジ・・・。暖かくも不思議な音世界が広がる完成度の高い逸品。
サイケ・フォークならこちらもおすすめ。スウェーデンの男女デュオによる15年作なのですが、まるでヴァシュティ・ブニヤンをアンソニー・フィリップスがプロデュースして、演奏をアングラガルドがつとめた感じ!?
こちらはデンマーク人とスウェーデン人の混成バンドによる13年作。北欧ロック/プログレ名作を数多く生んだSILENCEスタジオで録音されていて、なるほどARBETE OCH FRITID、KEBNEKAJSEあたりのDNAを色濃く継いでいます。サイケデリックかつリリカル!
最後はハード・ロック・ファンにおすすめの2作品をご紹介!こちらは70年代英国オルガン・ロックからの影響濃厚な米国のグループ。ヘヴィなリフを土台にこれでもかと雪崩れ込むヴィンテージなオルガン、吹き荒れるメロトロン!70年代ハード&プログレ・マニアには堪らなすぎるサウンドですね・・・。
オランダ産サイケ・ハード新鋭による18年作。アーシーでエッジの効いたギターと分厚いオルガンがせめぎ合うように鳴り響く、ヴィンテージでアグレッシヴなアンサンブル!オルガン・ハード・ファンはずばり必聴です。
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