2019年11月18日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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スタッフ佐藤です。
昨日11月17日は、リンディスファーンを率いたイギリスの名SSWアラン・ハルの命日でした。
個人的に好きなミュージシャン5人に入る方で、毎年命日には彼の1stソロ『PIPEDREAM』を聴いて追悼しています。
これまでに何度聴いたか分かりませんが、いつまでも色あせない名盤です。
というわけで、今回は彼に負けないリリカルなメロディが魅力的なSSWアルバムをカケレコ棚で探してみたいと思います!
まずは中古棚へGO!
ロニー・レインやアラン・ハルが好きなら、このSSWはグッときちゃうはず。もう哀愁たっぷり。優美なストリングスも胸に迫るな~。クレジットはありませんが、アンディ・サマーズの参加でも密かに知られる逸品。
小鳥のさえずりに彩られた英国田園フォークの金字塔1stと、いなたさ全開の愛すべきフォーク・ロックを聴かせる2nd。英フォークならではのふんわりした心地よさを味わい尽くせる2枚組!
新品にもリリカルな英SSW作品たくさんございます♪
これは、英国のジェイムス・テイラーですね!英国的としか言いようの無い心に染みるメロディー、心にスッと染み入るような飾り気のない歌声。素晴らしいです。
STEALERS WHEELのSSWと言えば・・・ほとんどの人はジェリー・ラファティの名を上げるでしょうが、その相棒の名を知っている人は少ないでしょう。彼のソロがまた美メロの宝庫でびっくり☆
英サイケ・フォークの至宝アンドウェラを率いたいぶし銀SSWが、2ndソロでプロデュースを任せたのは、ポップ職人クリス・レインボウ!米憧憬フォーク・ロックとAOR風ポップセンスが絶妙にブレンドされたサウンドが絶品だなぁ。
さて、最後はセールコーナーから探してみましょう!
英フォークの伝統性 + フォーク・ロックの牧歌性 + ソフト・サイケのリリシズム = ? 70年にDECCAからリリースされたマイナーながら良質な逸品ですね。
元フェアポート・コンヴェンションの男性Voであり、サザン・コンフォートを率いた「イギリスのアメリカ」系を代表するSSWですね。ペダル・スティールが泣けるし、歌声がハートウォーム過ぎて胸がいっぱい!
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ご紹介したようなオールタイムのプログレや60s/70sロックのCDで聴かなくなったものはございませんか? 査定の正確さ・高額買取で評価いただいているカケレコ「とことん査定」、是非一度お試しください!買取詳細&買取査定額の一例はコチラ↓
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英サイケ・フォーク・ロックの至宝ANDWELLAS DREAM〜ANDWELLAを率いたSSWが、CAMELやALAN PARSONS PROJECT作品への参加で知られるポップ職人クリス・レインボウを共同プロデュースに迎え制作した76年の2ndアルバム。ANDWELLA時代からの持ち味だったスワンプ・ロックやルーツ・ミュージックをベースとするコクのある米憧憬フォーク・ロックと、まさにクリス・レインボーの作風を思わせるAOR風の洗練されたポップ・エッセンスが違和感なく同居した、極上のサウンドを聴かせてくれます。力強くかき鳴らすアコースティックギター、存在感ある太いトーンでメロディアスに鳴らされるエレキギター、むせぶような渋いサックスなどが絡み合うアンサンブルはもちろん絶品ですが、スワンピーなサウンドによくハマるハスキーなヴォーカルは、弾むように軽快なリズムとキラキラしたメロディを持つポップなサウンドにもマッチしていて驚き。コリン・ブランストーンにも通じるような味わい深さを醸し出していて印象的です。さらにリリカルなピアノとストリングスを伴った格調高いバラードも素晴らしくて、ここでは英国SSWらしくナイーヴに歌い上げるヴォーカルにグッと来ます。英米ロックの要素が程よくブレンドされたサウンドを多彩なスタイルで歌いこなす、彼のヴォーカリストとしての才能を堪能できる名作。英国ポップ/SSWファンからスワンピーな米SSWファンにもおすすめできる愛すべき一枚です!
イギリスのSSW、73年作。歌声、節回し、メロディーなど、LindisfarneのAlan Hullに雰囲気が似ていると思います。Alan Hull「Pipe Dream」から土臭さを取り、ストリングスによる優雅なアレンジを施した、というイメージです。どの曲も、流麗なメロディーと包み込むように優しいヴォーカル、繊細で美しいアンサンブルが素晴らしい佳曲揃い。叙情的な英国フォークのファンは文句なしに買いの名作です。
盤質:無傷/小傷
状態:良好
小さいケースツメ跡あり、背ジャケに折れあり
英国田園フォークの金字塔と言える1st、いなたさ全開の愛すべき英フォーク・ロックの2nd、71年リリースのマキシ・シングルの全曲に加え、なんと未発表音源5曲を加えた決定版アンソロジー。2枚組。注目の未発表曲ですが、1st録音時のアウトテイク曲「Rosalind」、90年代に再録された「River Of Fortune」の70年録音ヴァージョン、もの悲しくも美しいメロディと哀愁のアコーディオンが心に染みる「Some Kinda Big Thing」、言われなければヘロンと分からないキャッチーなポップ・ソング「If Its Love」など、最高、最高、最高1st&2ndを持ってる方も買わなきゃ損でしょう。
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