2019年11月11日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
スタッフ佐藤です。
今日は11月11日。ポッキー&プリッツの日、麺の日、箸の日など、棒状の何かに見立てた記念日がたくさんあるようですね。
さて、音楽でいうと何の記念日になるだろうと考えると、「棒」=「STICK」ということで、スティック・ベース(チャップマン・スティック)がありました。
ということで、勝手に「11月11日 スティックの日」を作ったので、記念にスティックの演奏が聴ける作品を取り上げてみたいと思います!
スティックの代表的奏者トニー・レヴィン率いるトリオ・バンドが、現キング・クリムゾンのサックス/フルート奏者メル・コリンズを迎えた17年来日公演を収録。「最小編成のキング・クリムゾン」と言っても過言ではない、精緻にしてヴァイオレンスなパフォーマンスは圧巻という一言に尽きます。アタック感のない地を這うような低音はスティックならではですね。
クリムゾン・ファミリーでスティックの使い手と言えばトレイ・ガンも忘れてはいけませんね。スティックだからこそ可能な表情豊かなベースプレイが心地よい1曲。盟友パット・マステロットやイタリアの歌姫アリーチェが参加する96年作!
そのトレイ・ガンがタッチギターで参加するこの作品もスティックの演奏が楽しめる一枚。CYNICを率いた知性派ベーシストSean Maloneによるプロジェクトで、緊迫感ある緻密なプレイから浮遊感ある幻想的なプレイまで、緩急自在なスティックさばきが圧巻です。
80年代にKAJAGOOGOOで一世を風靡したベーシストNick Beggs。自身参加の複数のプロジェクトの他に、スティーヴン・ウィルソンやスティーヴ・ハケットのサポートでも手腕を発揮しています。このハケットの15年作では一曲のみの参加ながら、ベースギターとスティックを使い分けた技ありの好演を披露!
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