2019年10月26日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
スタッフ増田です。
秋が深まってまいりましたね。そんな秋の夜長に、渋み溢れるブリティッシュ・ジャズ・ロックはいかが?
今回は中古棚から知る人ぞ知る!?ディープな英国ジャズ・ロック&ブラス・ロックをピックアップしてまいりました。
まずはこちら。70年にDawnレーベルよりリリースされた唯一作。ヴォーカルやギターとサックス、フルートが粘っこく重厚~に絡み合うサウンドはなかなか他じゃ聴けません!哀愁のハーモニーもあり、英国らしさ満載の濃密ジャズ・ロック。
ブリティッシュ・ブラス・ロックの名盤として知られる71年作。このオープニング・ナンバーの熱気ときたら! 引きずるようなギター・リフとリズム、強烈なエネルギーを放つブラス、そして熱唱ダミ声ヴォーカル!ただただ、圧巻・・・。いきなりキレ味鋭く畳みかけるキメのパートも悶絶。
ジャケは秘宝感漂ってますが、初期ソフツを思わせるアヴァンギャルドさと流麗なスピード感を併せ持つサウンドは文句なしにクール!英Vertigo屈指のレア盤として知られる71年作!
ダイナミックに鳴り響く豊富なホーン類、繊細なエレピやピアノ、ハードに切り込むギターやオルガン、そしてコクたっぷりのアーシーなヴォーカル!Mel Collinsプロデュースの英国ジャズ・ロック名品、ジャケはもちろんヒプノシス♪
黄昏色のジャケ通り、ブリティッシュな哀愁香り立つアンサンブルが絶品…。ラテン・テイストも取り入れ、時に涼やかで時に熱気溢れるジャズ・ロック・サウンドを聴かせてくれる70年作。
ジャケはサイケですが、中身は実にグルーヴィー&ソウルフル。ミュージカル『ヘア』をきっかけに結成されたバンド、アレックス・ハーヴェイと名うてのジャズ・ミュージシャン達による69年作!
英国が誇るいぶし銀のギター名手レイ・ラッセルを知っているかな?ソウルフルで芳醇なブラス・セクションがジャジーに切れ込むギターと共にスリリングに走り出す展開に痺れるっ!
最後はCOLOSSEUMのサックス奏者、ディック・ヘクトール・スミスがグラハム・ボンドなど豪華メンバーを招聘し作り上げた72年作。各楽器が熱気たっぷりに絡み合う、ハード&アグレッシヴなアンサンブルに悶絶…。これぞ「大英帝国ジャズ・ロック」な名盤!
ブリティッシュ・ジャズ・ロックの名作、まだまだあります!在庫リストはこちらからどうぞ。
71年にVertigoレーベルよりリリースされた唯一作。サックス、フルートの軽やかなタッチの演奏が心地よい、洗練されたジャズ・ロック。Vertigoレーベルというと、けだるいサウンドが特徴のグループが多いですが、そういった雰囲気は無く、クールななサウンドが持ち味。
70年にDawnレーベルよりリリースされた唯一作。サックス、オーボエ、フルートなど管楽器をフィーチャー。ハード・ロック、ジャズ、フォーク、R&Bをごった煮にしたハード&メロウな味わい深いジャズ・ロックを聴かせています。哀愁のメロディー&ハーモニーも印象的。名作。
名ジャズ・ギタリスト、レイ・ラッセルが70年に結成したジャズ・ロック・バンドの1st。ブラスを全面に出したいかにも英国ジャズ・ロックなサウンドに、レイの表情豊かなギターが絡む名作。アレックス・ハーヴィーによるソウルフルなヴォーカルもかなり曲を盛り上げています。名作。
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