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新鋭プログレの叙情派ギター名演セレクション!

スタッフ佐藤です。

テクニカルに畳みかけるスリリングなプレイもいいけれど、美しいフレーズを巧みに織り込んだメロディアスで叙情的なギタープレイも同じくらい愛されていますよね。

今回はそんな叙情派ギターの名演が楽しめる新鋭プログレ作品を取り上げてみました。

スティーヴ・ハケット、アンディ・ラティマー、デイヴ・ギルモアといった叙情派ギターの先達から影響を受けた新鋭も登場しますのでお楽しみください☆

まずは、近年完成度の高い叙情派シンフォが続々と届いているブラジルから3タイトルをピックアップ!

LUIZ ZAMITH/INTROSPECCAO

まずは最近もっとも感動的だったこの叙情派シンフォの逸品から。

このギター、なんという叙情フレーズの宝庫なんだろう…。

VITRALでも活躍するブラジルのギタリストが放つ、キャメル+南米らしい柔らかなエキゾチズムと言える極上18年作!

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ULTRANOVA/ORION

このブラジル新鋭、決してテクニックで派手に畳み掛けるタイプではないのですが、起伏ある劇的な曲構成の妙と叙情的な表現力に長けた演奏が大変見事。

フロイドとキャメルの中間を行くようなこのナンバーも良くて、奥ゆかしいタッチで丹念に紡がれるギターに落涙必至。

同郷のTEMPUS FUGITあたりが好きならきっと楽しめる爽やかなインスト・プログレ!

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FLEESH/WHAT I FOUND

ブラジルその3。2人だけで作っているとは思えないほどの豊かな広がりを持つスケール大きなサウンドが圧巻の男女ユニット。

爽やかな美声Vo、D.ギルモアとA.ラティマーが合体したような渾身のギターなどグッとくるポイントだらけ!

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英国からはこのギタリスト/マルチプレイヤーをご紹介!

ALI FERGUSON/WINDMILLS AND THE STARS

GENESISの3代目シンガーRay Wilsonの右腕として活躍するギタリストの11年ソロ。これがブルース・フィーリングを和らげスタイリッシュになったギルモアといえそうなギターワークを散りばめた、幻想美たっぷりの名品♪

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北欧にも哀愁のギターを聴かせるいいバンドがいますよ。

WINDMILL/TRIBUS

ノルウェーのキャメル系筆頭グループによる5年ぶり3rd。

溢れんばかりのファンタジーとドラマチックな陰影を織り込んだ、これぞ叙情派シンフォ!と呼びたくなるサウンドは、キャメルへの憧れを見事に昇華したまさしく正統派。

とめどなく叙情的な旋律を紡ぐギターにも要注目です。

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BJORN RIIS/FOREVER COMES TO AN END

今ノルウェーで最も勢いのあるプログレ・バンドと言えるAIRBAGのギタリストによる17年ソロ作。

デイヴ・ギルモア影響下の幻想的かつエモーショナルなギタープレイを軸とする、雪深い北欧の自然世界が眼前に映し出されるかのような、映像喚起的な魅力を持つ名品です。

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叙情派ギターの名産地として現在注目なのがポーランド。ピンク・フロイド影響下のバンドが多く、ギルモア・リスペクトなギタープレイが特徴です!

ムーンライズ/月下の旅人

叙情美にかけては現ポーランド最高峰と言えるプロジェクト、持ち味の幻想美溢れるサウンドメイクはそのままにスタイリッシュなメロディアス・シンフォに進化を遂げた3rdアルバム。

全ての楽器を単独で務めているとは思えないバンド的呼吸を感じるアンサンブルが素晴らしくて、ひたすら泣きの叙情フレーズだけを紡ぐギターも大活躍!

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ALBION/YOU’LL BE MINE

分裂を経て、ギタリストを中心にメンバーが再編された18年作ですが、それでこの完成度は驚き。ひたすら泣きのフレーズを紡ぎ続けるギター、復帰したオリジナル女性ヴォーカルのエモーション溢れだす歌唱に心奪われます…。

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WALFAD/MOMENTUM(POLISH VERSION)

ハケット+ギルモアのような太く存在感あるトーンが魅力のギター、いかにもポーランドらしい深い陰影を湛えたクラシカル調のピアノ、力強く溢れ出すような輝かしいシンセらが配された、このスケール大きくメロディアスなサウンド、実に素晴らしいです。

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WAVE/BETWEEN

この新鋭、フロイド・タイプの多いポーランドにあっても実力は屈指と言えるかな?淡いトーンで交差する2本のギターと陰鬱にたなびくシンセが描き出す、フロイド『ザ・ウォール』への憧憬を感じさせる劇的かつ深遠な音世界にどうぞ酔いしれてください…。

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フランスからはこのグループ!

ITZAMNA/CHASCADE

仏ボルドー出身の新鋭バンドなんですが、一音一音の印象はアーティスティックとも言える耽美な音色使いながら、突き放すような孤高さはなく、メロディを大切にした温かみある音像が素晴らしいんです。

リリカルかつメロディアスにたゆたうギターも郷愁を誘います。

理知的にしてどこまでも芳醇なサウンドはセンス抜群!

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