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「お花見BGM」~『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!~

こんにちは。

春分の日も過ぎて、各地でちらほらと桜が咲き始めたようですね。

今週のカケレコFacebookのテーマは「お花見BGM」!春らしく喜びや陽気さに満ち溢れているような、素敵な作品たちをご紹介してまいります。

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3月25日(月):BRINSLEY SCHWARZ / DESPITE IT ALL

最初にご紹介するのはニック・ロウ在籍の英国の名パブ・ロック・グループ、BRINSLEY SCHWARZの70年作2nd『DESPITE IT ALL』。

ロック市場が日に日に拡大していた70年代に、その名の通り大きなホールではなく英国のパブなど小さな会場でまったり演奏していたパブ・ロック・バンド達。

その中でも彼らBRINSLEY SCHWARZはとりわけルーラルで心温まるサウンドを聴かせてくれるグループで、特にこのアルバムなんて冒頭「Country Girl」から楽しい空気流れまくり!

ポカポカとした気候の中、気の置けない仲間たちとお酒を飲みながら談笑する姿が目に浮かんでくるような…そんな愛すべき一枚です。(増田)

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3月26日(火):BEE GEES / Spicks And Specks

今日はビージーズの楽曲、「Spicks And Specks」をピックアップいたします。

シンプルで美しく、少し哀愁のある珠玉のメロディーが、何となくそわそわとするこの春の時期にぴったりです。

私は桜の咲く道を飲み物片手に「歩き花見」するのが好きなのですが、柔らかい春の日差しと桜の景色の中、この曲を聴いたらさぞかし良い気分になることと思います。

ビージーズは映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のヒットなどから、ディスコ期の印象が強いですが、60年代はソフト・ロック調の作品をリリースしていました。バリー・ギブの見事な作曲センスが光っていて、よくこんなメロディーが思いつけるなあ…と驚いてしまいます。(みなと)

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3月27日(水):PFM / PASSPARTU

今日の一枚は、イタリアン・ロックの雄PFMの78年作『PASSPARTU』です♪

73年作『Photos Of Ghost』の発表以来、世界のマーケットでの成功を目指し活動してきた彼らが、母国イタリアに活動の場を戻し発表したのがこのアルバム。

ジャケットのむさ苦しいイラストで、これ本当にお花見に合うの~?と疑われそうですが、一曲目「Viene Il Snato」から踊り出したくなるほどリズミカルなトラッド・ロックが聴けて、これがもう春らしさ満点なんです。

陽光を受けて煌めく地中海の海面が目に浮かぶようなこのサウンド、日本の麗らかな春の情景に意外と合っている気がします。

一語一語にたっぷり情感を込めて歌うイタリア語ヴォーカルも、親しみを覚えるポイントかもしれませんね。

春の訪れとともに必ず聴きたくなる作品です。(佐藤)

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3月28日(木):QUINTESSENCE / QUINTESSENCE

本日はニッチな英国サイケよりピックアップして、QUINTESSENCEの1970年作『QUINTESSENCE』をご紹介いたしましょう。

60年代末、英国ではビートルズをはじめインド音楽の要素を取り入れたロック「ラーガ・ロック」が多数誕生しましたが、その中でも彼らQUINTESSENCEは在英インド人のメンバーを含むかなりの「本格派」ラーガ・サイケ・バンド。

サウンドを一言で言うと「ジェスロ・タル&グレイトフル・デッド meets インディア」といった感じで、淡くメロウなフルートをフィーチャーしたゆる~いバンド・アンサンブルから匂い立つオリエンタルな香りは実に神秘的かつ酩酊的…。

お花見というか仏教の「花祭り」の方がぴったりかもしれない!?ミステリアスな逸品です。(増田)

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3月29日(金):SHESHET / SHESHET

ラストは世界のプログレを取り扱うカケレコらしく、辺境イスラエルのバンドSHESHETによる77年作をピックアップ!

イスラエルと言うと、異国情緒がムンムン漂うアラビックなサウンドが想像されるかもしれませんが、このSHESHETを始めとする70年代のイスラエル・ロックは、英国ロックからの影響を強く受けた端正かつリリカルなサウンドを聞かせてくれます。

中でもSHESHETは、ハットフィールド&ザ・ノースなどカンタベリー・ロックに通じるしなやかで芳醇なジャズ・ロックが持ち味。

ピアノとフルートが流麗かつ洒脱にメロディを奏で、ギターがフィル・ミラーっぽくジャジーなフレーズを紡ぎ、女性ヴォーカルがヘブライ語でちょっぴりアンニュイに歌い上げます。

オシャレ感と清潔感に溢れる、この1曲目から春っぽさ満点。爽やかな春の風が吹き抜けるような心地よい音楽体験を味わわせてくれる名品です♪ (佐藤)

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BRINSLEY SCHWARZの在庫

  • BRINSLEY SCHWARZ / BRINSLEY SCHWARZ and DESPITE IT ALL

    ニック・ロウ在籍のパブ・ロック・グループ、ハートウォーミングなメロディが光る70年1st&2nd

    ニック・ロウ在籍のグループ。70年作の1stと2ndをカップリングした2in1CD。パブ・ロックの名グループとして有名ですが、1stはCSN&Yからの影響が感じられるフォーク・ロックで、2ndはThe Bandを想わせる陰影に富んだルーラル・ロック。ほとんどがニック・ロウ作曲で、いかにもイギリス的な哀愁溢れるメロディと美しいハーモニーが印象的です。アコギを中心に、ひなびたオルガンが絡むルーラルで心温まるアンサンブルも素晴らしい。特に2ndは、名曲「Country Girl」など、佳曲揃いの名作。

  • BRINSLEY SCHWARZ / SILVER PISTOL

    ニック・ロウに並ぶ才能、イアン・ゴムが加入して制作された71年作3rd、英パブ・ロックの名作!

    ニック・ロウ在籍のグループ。71年作3rd。本作よりイアン・ゴム(G/Vo)が加入。ニック・ロウに勝とも劣らない名ソングライターで、バンドとしてかなりパワーアップしました。Beatles、The Band、The Kinksのファンはずばりマストです。哀愁溢れるメロディ&ハーモニー、陽気で悲哀で心に染みるアンサンブル。もう素晴らしすぎます。パブ・ロックの傑作というだけでなく、ブリティッシュ・ポップ史上に残る名作と言えるでしょう。

  • BRINSLEY SCHWARZ / NERVOUS ON THE ROAD

    ニック・ロウ&イアン・ゴム在籍、パブ・ロック最高峰バンド、72年作4th

  • BRINSLEY SCHWARZ / CRUEL TO BE KIND

    「愛すべき」という形容がぴったりな英パブ・ロックの名グループ!71年〜75年のグッとくるBBC音源集!

    我らが愛すべき英パブ・ロック・グループ!71年〜75年のBBC音源集。英国叙情性に富んだNick Loweと土臭い哀愁を漂わせるIan Gommとによる鉄壁なソングライター・チーム。いなたいオルガン、もったりとタイトなグッとくるリズム隊。胸が熱くなるハーモニー。英パブ・ロック/フォーク・ロックの名グループによる、聴けば聴くほどに「英国味」が溢れ出す名ライヴ!「愛すべき」という形容がこれほどぴったりくるバンドはありません!

  • BRINSLEY SCHWARZ / HEN’S TEETH

    98年編纂のレア・トラック集

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PFMの在庫

  • PFM / PIECES FROM MANTICORE: THE BEST OF

    マンティコア期の5作品(『幻の映像』〜『ジェットラグ』)よりセレクトされた12曲収録ベスト

  • PFM / EMOTIONAL TATTOOS

    70年の結成以来、名実ともにイタリアン・ロックの代表格として活動してきた名バンドによる17年作!

    70年の結成以来、名実ともにイタリアン・ロックを代表するグループとして君臨してきた名バンドによる17年作。オリジナル・アルバムとしては06年作『Stati di immaginazione』以来、実に11年ぶり!オリジナル・ギタリストのFranco Mussidaが2015年に脱退、Franz Di Cioccio(ドラム/ヴォーカル)、Patrick Djivas(ベース)、Lucio Fabbri(ヴァイオリン)の3人に、新ギタリスト、キーボーディスト2人、セカンドドラム/パーカッションの若手メンバー4人という7人編成となっています。97年の復活作『Ulisse』以降の、骨太でダイナミックな現代ロックの逞しさとイタリアン・ロック然とした伸びやかな叙情性が一体となったメロディアス・ロック路線を踏襲するサウンド。年齢を感じさせないパワフルでモダンなドラミングに、さすがのユニークなフレーズセンスが耳を引くベース、ここぞの場面で気品高く飛翔するヴァイオリン。そこにP.F.Mらしい色彩感溢れる艶やかなシンセとオルガンによる存在感あるダブル・キーボードやオーケストラが加わって、結成47年のバンドとは思えない力強いアンサンブルが紡がれます。そんな中でもやはりP.F.Mというバンドを最も強く印象づけるのが、チョッチョの情感をたっぷり込めたエモーショナルな歌声。時代が変わりサウンドの質感が変遷を重ねても、P.F.M以外でしかありえないと感じさせるサウンドを作り上げています。ムッシーダに替わる新加入のギタリストは、近年のテクニカル・ギタリストらしいヘヴィなタッチを織り交ぜたプレイを軸としますが、今作の張りのあるパワフルな作風にはかなりハマっている印象。地中海エッセンスをたっぷり含んだ叙情ナンバーでの爽やかなアコギ、バラードでのスケール大きく優美なソロプレイも見事に聴かせます。復活後のP.F.Mを変わらず愛する方ならきっとグッと来る、聴き応えたっぷりの力作に仕上げています!

  • PFM / STORIA DI UN MINUTO

    71年リリース、イタリア本国でのデビュー作、イタリアらしい芸術的な感性が発揮された傑作!

    QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの71年デビュー作。イタリア盤としてリリースとなった本作はイタリアン・シンフォニック・ロックの職人気質の極地といった趣の傑作。当時のブリティッシュ・ロックフィールドのアーティストたちと比べてもその技巧は抜きん出ており、クラシカルに、丹念に編みこまれたアンサンブルの妙技に酔いしれるばかりの名盤です。

  • PFM / PHOTOS OF GHOSTS

    「イタリアン・ロック」の存在を全世界に知らしめた衝撃の73年ワールドデビュー作!

    QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの73年3rd。本作はまさにそのMANTICOREからの世界リリース作となった、ヨーロピアン・ロック屈指の1枚であり、Pete Sinfieldが英語詞を担当した傑作です。先にイタリアでリリースされていた2nd「Per Un Amico」の再録音と、デビュー作「Storia Di Un Minuto」より1曲、そして前2作には未収録の新曲1曲で構成されており、イタリアらしいバロック色とダイナミックなロックを融合した奇跡的なサウンドを提示。テクニカルな変拍子と呼応する凄まじい叙情の嵐は唯一無二のものです。

  • PFM / WORLD BECAME THE WORLD

    『幻の映像』に続く世界進出第2弾、74年作

    QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの74年4th。AREAのPatrick Djivasを新ベーシストとして迎えた世界リリース2作目であり、イタリア盤も製作された名盤。前作が旧作からの再録音を中心にしていただけに、PFMの真価が問われることになった本作は、バロックを強く意識したクラシカルな前作から、プログレッシブな魅力はそのままに、よりポピュラリティーを持ったサウンドを提示した傑作であり、前作同様、イタリアのシンフォニック・ロックを代表する1枚となっています。

  • PFM / CHOCOLATE KINGS

    75年作、スリリングかつダイナミックなアンサンブルが楽しめる、プログレッシヴ・ロック然とした名作

    QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの75年作。ACQUA FRAGILEからBernardo Lanzettiを迎えて製作されたその内容は、それまでの彼らの個性であったクラシカルな側面が落ち着きを見せ、よりロックのダイナミズムを押し出した作風へとシフトした良盤であり、星条旗に包まれたチョコレートが印象的な英語盤ジャケットからも分かるとおり、アメリカの音楽産業を意識した明快でパワフルなサウンドが素晴らしい傑作となっています。

  • PFM / COOK

    アレアやマハヴィシュヌすら凌駕しかねない圧倒的な演奏力を見せつける75年傑作ライヴ・アルバム、これは凄まじいです…!

    QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの75年ライブ作。「The World Became The World」をリリースしたツアーからアメリカ公演の模様を収録しており、スタジオ作の丹念な織物のようなアンサンブルから一転、凄まじいドライブ感とダイナミズムを持った名演を披露しています。非常にテクニカルにもかかわらず全くブレることなく、地中海ロックのダイナミズムとイタリア叙情をを聴かせながら突っ走る様子は、さすがの一言です。

  • PFM / JET LAG

    名実共にイタリアを代表するグループ、当時隆盛を極めていたフュージョンへと接近した77年作

    QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの77年作。Mauro Paganiが脱退したあとの本作は、ヴァイオリニストにGregory Blochを迎えてラテン・フレーバーを散りばめたジャズ・フュージョン色濃いサウンドを提示。前作からの流れでシンフォニックな音像は姿を消していますが、軽快でテクニカルなジャズ・フュージョンサウンドの中にもイタリアの叙情をほのかに感じられるなど、過渡期とは思えない個性はやはり彼ららしい佳作と言えるでしょう。

  • PFM / ABSOLUTELY LIVE 1971-1978

    全51曲、全盛期の71-78年における圧巻のライヴ音源集!

  • PFM / www.pfmpfm.it (il Best)

    98年ライヴ、全19曲

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