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重厚なグルーヴとヘヴィネスがたまらない!世界に広がるツェッペリンの爆発力

皆さんこんにちは、「カケハシ・レコードの燃える査定野郎」ことカケレコです。
ハード・ロック担当のカケミちゃんがおたふく風邪の為、ピンチヒッターとして参上しました。よろしくお願いします。

おっと、その前になんだかお腹が減ってきたので。
唐突だけど、今から晩ご飯を作ろうかなぁ。うーん、今日はイタリアンで行こう。レッツ・ミュージック!

おおーなんだかオトコマエな気分になってきた!
「UNDER PRESSURE」でイタリアン調理(スパゲティ茹で+ミートソース袋温め)すると、イカしたオトコマエ気分になれるというスタッフKのアドバイスを試してよかったなぁ。いただきまーす!

・・・・・・うーん、凄いタメになったなぁ、さて。

ようこそ、カケレコ・エアラインへ!
英米の名盤を出発点に、ディープな作品へと国内をご案内した後、ユーロ&辺境へと誘うワールド・ロック・ツアー。
申し遅れました、私、本日のツアー・コンダクターを務めますカケレコです。

今回のツアーは『重厚なグルーヴとヘヴィネスがたまらない!世界に広がるツェッペリンの爆発力』。
強靭なシャウト・ヴォーカルのロバート・プラント。独創的なリフを次々に生み出すジミー・ペイジ。世界一パワフルなドラマー、ジョン・ボーナム。暴れん坊の3人を見事にコントロールする冷静なベーシスト(時にキーボーディスト)、ジョン・ポール・ジョーンズ。ファンクも取り込んだグルーヴ感溢れるハード・ロック、ロックンロールでのエネルギー溢れるアンサンブルから、トラッドの影響を独自に再解釈したメロウなスロー・ナンバーでの繊細な演奏まで、懐の深い音楽性を持つLED ZEPPELIN。今回はLED ZEPPELINのグルーヴ感溢れるハード・ロック・サウンドに焦点を絞り、世界中のLED ZEPPELINをリスペクトするグループを紹介していきます。

まずはLED ZEPPELINの代表曲「WHOLE LOTTA LOVE」からスタート!

『LED ZEPPELIN/BBC SESSIONS』

うねりを上げるグルーヴィな演奏、迫力のシャウト・ヴォーカルが最高潮に達した初期の代表曲ですね。中間部の野性味溢れるヴォーカリゼーション、ファズ・ギターのソロを交えたジャムも熱い!スタジオ音源も良いですが、若さ溢れる力任せなインプロヴィゼーションがたっぷり楽しめるBBCライブは名演揃いの名盤です。

それではLED ZEPPELINを彷彿とさせる世界各国の名グループを紹介していこうと思います。
まずはイギリスからはBLACK CAT BONESの発展グループとして知られるこのグループ、曲は「DROWNED MY LIFE IN FEAR」!

『LEAF HOUND/GROWERS OF MUSHROOM』1971年

さすがBLACK CAT BONES時代にブルースをディープに探求していたグループ。粘り腰のグルーヴはLED ZEPPELINに引けを取っておりません!ブルースに特化している分、疾走感などは無いけれどもこの重厚なヘヴィさは癖になりますね。ATMIC ROOSTERやCACTUSでも活躍した名ヴォーカリストピーター・フレンチのシャウト・ヴォーカルもスバラシイの一言。

お次は・・・・そう、カナダのRUSHを忘れちゃいけません。今でこそプログレ・ハードを代表するグループとして知られる彼らですが、初期はZEP命なハード・ロック・サウンドに全力で取り組んでいます。曲は「WHAT YOU’RE DOING」をどうぞ!

『RUSH/RUSH』1974年

「MOBY DICK」を彷彿とさせる図太いベース・ラインがカッコイイです!トリオとは思えないアグレッシヴなアンサンブルにはZEPに通じる野蛮性を感じることが出来ます。特にジョン・ラッツィーのマシンガンのようなドラム乱れうちはスゴすぎ。あくまでも影響を消化してデビュー作の時点で個性を完成させていたことが分かる名盤。初期RUSHに触れていない方は是非一度お試しあれ。

続いてはアメリカのディープなグループをご紹介。

『GRANICUS/GRANICUS』1973年

重々しく執拗に繰り返されるギター・リフを中心としたヘヴィなアンサンブルには確かにZEPリスペクトの意志を感じます。一方でワイルドにスクリーム&シャウトするヴォーカルや妖しいコーラスでアメリカならではの主張が成されており、本家ツェッペリンよりもソリッドなアンサンブルが魅力となっています。自由奔放に弾きまくる早弾きギターは理屈抜きにカッコイイですね。キャッチーなメロディーもお国柄でしょう。

次はどこかな、、、、おお、オーストラリアですね。時代を少し下って76年のアルバムより「HARRIS STREET」!

『SOUTHERN CROSS/SOUTHERN CROSS』1972年

どう聴いてもツェッペリンなイントロですが、微妙に軽快な曲調になっているのがポイントでしょう。モッサリとしたスワンプ・テイストが加わっているのも彼らならではの魅力で、中盤にメロウなパートを挟むなど曲構成も良く練られていますね。前のめりなドラムもジョン・ボーナムを彷彿とさせるパワフルな叩きっぷりでバッチグー!

最後は日本のツェッペリン曲を紹介せねば!色々悩んだのですが、やっぱりこれかな?「いいじゃないか」!

『MOPS/IIJANAIKA』1971年

僕が英国人なら「オーウ!レッド・ツェッペリン・ミーツ・ジャパニーズ・アワオドリ!ベリー・クール!」と言ってしまいそうです。中間部での太鼓が日本の神秘を演出、祭りの恍惚感を併せ持ったグルーヴィな演奏はオリジナリティに溢れています。ロバート・プラントとはいかないものの、野蛮な吐き捨てヴォーカルも素晴らしいですね。

世界に広がるツェッペリン・フォロワーをめぐる旅はこれにておしまい。
ツェッペリンの産み出すエネルギーに感化されたテンションの高いハード・ロック・グループが揃った迫力あるラインナップ、いかがでしたでしょうか。

「キー!キー!」

あっとゴン太(コウモリ)のごはんの時間なのでこの辺でお別れしなければ。カケレコ村からごきげんよう。さようなら。

エネルギッシュかつブルージーなハード・ロックがまだまだ足りないあなたへ送る英国ハード・ロック入荷リストをどうぞ。

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