2018年11月18日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊
こんにちは。スタッフみなとです。
先日カケレコ棚を覗いたら、60~70年代SSWの遺伝子を引き継ぐアーティストの作品が、思いのほか多くありましたので、ピックアップしてまいります。
どうぞご覧ください。
「ジョニ・ミッチェルの再来 」と謳われる女性シンガー、才能溢れる5作目。
キャロル・キングの曲をカレン・カーペンターが歌ったら、こんな音になったでしょう。
深みある歌声が素晴らしい、NYの女性SSW。
ハープ弾き語りSSW。ファニーボイスと不思議な旋律がたまりません。
ケイト・ブッシュ的SSWをもう一人。
とことんダークでメランコリック。たまりません。ケイト・ブッシュやビョーク、クリスティン・ハーシュなど、情念溢れる女性シンガーがお好きなかた是非。
アン・ブリッグスやブリジット・セント・ジョンに通じる、少し陰りある清冽なボーカルがとにかく美しい。時代錯誤の高潔なフォーク・シンガー。
いかがでしたでしょうか。新たな音楽との出会いとなれば、これに勝る喜びはありません。
【関連記事】
YOUNG MARBLE GIANTSのような素朴で可憐なポップス/フォークを探してみました。
DVD、NTSC方式、リージョン2、日本語字幕あり、解説付仕様、ボーナス映像収録、定価4700+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯-
若干色褪せあり
最高傑作と言われる71年作の4thアルバム。穏やかな前作と比べ、タイトルやジャケットの印象通り、内省的で叙情的な作品が並んでいます。アコギやピアノの弾き語り中心ですが、まるでジョニとは別の意志を持っているかのように自在に展開していくコード進行、その中で豊かな感情の赴くままに自由に飛翔するかのようなメロディ。聴き手の時間を止める透き通った表現が全曲を貫いています。それにしても全曲が名曲と言っても過言ではないメロディメイカーぶりは凄いです。米SSWを代表する傑作であることを超え、ロック史上に燦然と輝く傑作。
74年作の6th。ジョニと言えばオープン・チューニングのギターによる自由自在のコード進行とその上を軽やかに舞うようなメロディが持ち味。デビューからのギターやピアノの弾き語りスタイルでも充分に色彩に溢れていましたが、本作では、西海岸のトップ・フュージョン系ミュージシャンを起用し、孤高でいてたおやかな、一層色彩感覚が研ぎ澄まされた鮮やかなサウンドを聴かせています。それにしてもジョニが描く奔放な音楽にカチっと流麗なフレーズで彩るバックの演奏陣は見事の一言。ディランのフォーク・ロック化と同じぐらい革命的ともの言える、フォークとジャズが手を取り合った傑作です。
FPCDX001/509992777320(FISH PEOPLE)
3枚組、ブックレット仕様、コレクターズ・エディション(DISC1が新作、DISC2は、『The Sensual World』、DISC3は、『The Red Shoes』、『The Red Shoes』のみデジタル・リマスター
盤質:傷あり
状態:良好
1枚は無傷〜傷少なめ、2枚は傷あり、ブックレットの一部に糊剥がれあり
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!