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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』連動 来日公演を収めたプログレッシブ・ロックのライブ・アルバム Volume 1(イギリス編1)

本記事は、netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』第48回 ONE SHOT / Live In Tokyo (France / 2011)に連動しています

プログレッシブ・ロック・アーティストによる来日公演の歴史は、1971年8月に行われたPINK FLOYDによる伝説の箱根アフロディーテから始まりました。PINK FLOYDは翌72年3月にも来日し、発表前の『Dark Side Of The Moon』を演奏。同年7月にはEMERSON, LAKE & PALMERとJETHRO TULLが来日公演を行い、73年3月には黄金期のYESが初来日しています。その後も数多くのプログレッシブ・ロック・アーティストたちが日本でのコンサートを行ってきましたが、特にプログレッシブ・ロックが復興を果たした90年代以降、その模様が記録され、ライブ・アルバムとしてリリースされる例もしばしば見受けられるようになってきました。ここでは、「来日公演を収めたプログレッシブ・ロックのライブ・アルバム」を掘り下げていきます。


U.K. / Night After Night (UK / 1979)

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プログレッシブ・ロックの歴史において最も有名な「来日公演を収めたライブ・アルバム」は、U.K.による『Night After Night』でしょう。セカンド・アルバムである79年作『Danger Money』発表後の来日公演の中から、中野サンプラザと日本青年館でのパフォーマンスを収録しており、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ヴァイオリンも弾きこなすキーボーディストEddie Jobson、ドラマーTerry Bozzioのトリオによる名演が、時代を超えて世界中のプログレッシブ・ロック・ファンを魅了してきました。なおU.K.は2013年にも、2011年録音のライブ・アルバム『Reunion – Live In Tokyo』をリリースしています。

IN CAHOOTS / Live In Japan (UK / 1993)

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カンタベリー・ロック・アーティストの中にも、来日公演をライブ・アルバムとして発表した人物が存在します。CARAVAN、MATCHING MOLE、HATFIELD AND THE NORTH、NATIONAL HEALTHといったカンタベリー・シーンの重要グループに参加してきたギタリストPhil Miller率いるIN CAHOOTSは、91年に来日公演(渋谷Club Quattroと大阪Club Quattro)を行いました。時期的に91年作『Digging In』からのナンバーを中心に構成されているものの、87年作『Cutting Both Ways』や88年作『Split Seconds』からの楽曲も披露されています。ドラマーPip PyleやキーボーディストPeter Lemer、サックス奏者Elton Deanらも健在。

John Wetton / Live In Tokyo 1997 (UK / 1998)

KING CRIMSONやROXY MUSICへの参加で知られる、ブリティッシュ・プログレッシブ・ロック・シーンを代表するベース・ヴォーカリストJohn Wettonは、ASIAやJOHN WETTON AND GEOFFREY DOWNES名義で、あるいはSteve Hackettのツアー・メンバーとしても「来日公演を収めたライブ・アルバム」に関わりました。ソロ・アーティスト名義では、1997年10月5日に行われた東京公演(渋谷Club Quattro)の模様を収めた『Live In Tokyo 1997』がリリースされています。U.K.の「In The Dead Of Night」や「Rendez-Vous 6:02」、ASIAの「Sole Survivor」や「Heat Of The Moment」などを収録。

Steve Hackett / The Tokyo Tapes (UK / 1998)

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GENESISのギタリストSteve Hackettは、96年にGENESISの楽曲を再録音した『Genesis Revisited』をリリースし、来日公演(東京厚生年金会館)を行いました。ツアー・メンバーはベーシストJohn Wettonと管楽器奏者Ian McDonaldというビッグ・ネームに加え、GENESISのサポート・ドラマーとして知られるChester Thompson、そしてANDERSON BRUFORD WAKEMAN HOWEのサポート・メンバーとして名前が登場するキーボーディストJulian Colbeckという布陣となっています。収録楽曲はGENESISの楽曲を中心としていますが、Steve Hackettのソロ・アルバム、さらにKING CRIMSONやASIAのナンバーまで演奏。なお、Steve Hackettは2016年にも『The Total Experience Live In Japan 2016』と題された「来日公演を収めたライブ・アルバム」を発表しています。

RENAISSANCE / In The Land Of The Rising Sun (UK / 2002)

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プログレッシブ・ロック・シーンにおける女性ヴォーカル・グループの象徴であるRENAISSANCEは、17年ぶりとなる2001年作『Tuscany』を発表後に初来日公演(東京厚生年金会館)を行いました。70年代に彼らが発表した名盤の数々から「Ashes Are Burning」を筆頭に代表的な楽曲が選ばれている他、『Tuscany』や、ヴォーカリストAnnie Haslamの2000年作『The Dawn Of Ananda』からの楽曲も演奏されています。また、Annie Haslamが89年作『Annie Haslam』でカバーしたことでも知られるMike Oldfieldの名曲「Moonlight Shadow」まで披露されました。

Allan Holdsworth / All Night Wrong (UK / 2002)

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2017年にこの世を去ったギタリストAllan Holdsworthにとって初めての公式ライブ・アルバムとなったのは、2002年の来日公演(六本木Pit Inn)を収めた『All Night Wrong』でした。その長いキャリアにもかかわらずライブ・アルバムをリリースしなかった背景には、彼の完璧主義が垣間見えるでしょう。ベーシストJimmy Johnson、そしてドラマーChad Wackermanとのトリオ編成で、終始テクニカルな演奏を繰り広げています。なおAllan Holdsworthは2003年にも、90年の来日公演(六本木Pit Inn)を収めた『Then! Live In Tokyo 1990』を発表しています。

21ST CENTURY SCHIZOID BAND / Live In Japan (UK / 2002)

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KING CRIMSONのデビュー・アルバムである69年作『In The Court Of The Crimson King』に参加した管楽器奏者Ian McDonaldとドラマーMichael Gilesが中心となり、70年代のKING CRIMSONを再現させているのが21ST CENTURY SCHIZOID BANDです。2002年に行われた来日公演(新宿厚生年金会館)での選曲は、デビュー・アルバム『In The Court Of The Crimson King』、70年のセカンド・アルバム『In The Wake Of Poseidon』、71年の4作目『Islands』からのKING CRIMSONナンバーを中心に置いたもの。なお、21ST CENTURY SCHIZOID BANDに参加したJakko Jakszykは、2013年に本家KING CRIMSONに加入しました。

ENGLAND / Live In Japan – Kikimimi (UK / 2006)

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77年作『Garden Shed』がブリティッシュ・プログレッシブ・ロックの傑作に数えられるENGLANDは、2006年に来日公演(川崎Club Citta’)を行いました。数多くのスタジオ・アルバムを発表してきたアーティストによるライブ・アルバムの場合、代表的な楽曲が優先的に選ばれることと引き換えにマニアックな楽曲が選曲から外れてしまうことも少なくありませんが、唯一のスタジオ・アルバムをリリースし70年代を終えたENGLANDは名盤『Garden Shed』をほぼ全曲再現し、往年のプログレッシブ・ロック・ファンを喜ばせました。また、会場限定アイテムとして、75年録音の『Imperial Hotel』が蔵出しされるサプライズもあったようです。

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  • U.K. / NIGHT AFTER NIGHT

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