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2018年8月のカケレコ月間ベストセラーTOP20を発表!

2018年8月の新品CD月間ベストセラーTOP20を発表いたします!

先月のベストセラーは上位に英国勢が目立っておりますね~。70年代のリイシュー作品もさすがの人気ぶり。
とは言えそこはカケレコ、世界各国から注目すべき作品がランクインしてきていますよ!

試聴しながら、人気作品をチェックしてみてください☆

1位:DAVE LEWIS / A COLLECTION OF SHORT DREAMS

ANDWELLAを率いた名SSWによる78年作3rdで、洗練されたAORタッチの中に土の香りがするスワンプ/フォークロックをブレンドした極上メロウ・スワンプ盤。英国らしい憂いをたっぷり含んだメロディと歌声がたまんないなぁ。それにしてもほんと凄い才能…。

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3rdソロ『A COLLECTION OF SHORT DREAMS』初CD化記念! 元ANDWELLAの天才SSW、Dave Lewis特集

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フックに富んだソングライティング能力と独特の味わい深い歌声を特徴とするDave Lewisの魅力を存分に堪能できる2作品のCD化を祝して、天才Dave Lewisの歩みを辿ってみたいと思います!

2位:KENTISH SPIRES / LAST HARVEST

CARAVANやVDGGなどのスタイルを取り入れたヴィンテージ色豊かな新鋭バンド!エモーションたっぷりの姉御ヴォーカルも素晴らしいし、タイトかつ芳醇な演奏のクオリティも抜群。これは英プログレ・ファン歓喜の傑作!

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.45】スモーキーな紅一点ボーカルと、軽やかで緻密なアンサンブル!KENTISH SPIRES『LAST HARVEST』

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ヴィンテージ・スタイルを取り入れた絶品歌ものプログレ、KENTISH SPIRESの『LAST HARVEST』をピックアップいたします。

3位:DIALETO / LIVE WITH DAVID CROSS

ブラジルのインスト・プログレ・グループが名手デヴィッド・クロスをフィーチャーしてクリムゾン・ナンバーを披露しまくってるって!?クロスの哀愁溢れるヴァイオリンのプレイを全編にフィーチャーしたアレンジで聴かせる「STARLESS」の素晴らしさときたら!

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4位:EX VITAE / MANDARINE

手数多くシャープに畳み掛けるアンサンブルと印象的なメロディメイクを特徴とする、ARTI E MESTIERIタイプと言えるジャズ・ロックを展開するフランスの隠れた名ジャズ・ロック・バンド。メロディアスながらも緊張感を途切らせない演奏が見事!

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5位:LAVIANTICA / EXPERIENCE

暗く恐ろしげなジャケットからへヴィなプログレを予想していたら、純度100%のファンタスティック・シンフォが広がって驚き!GENESISの端正な英国叙情とCAMELの溢れんばかりのリリシズムを正当に受け継いだこれぞ珠玉の一枚です♪

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6位:REGAL WORM / PIG VIEWS

ハモンド、エレピ、ローズピアノ、アープシンセ、メロトロン他およそ10種類のキーボード群が躍動する、センス抜群のプログレッシヴ・ポップ!ポップながらもまるで迷宮に迷い込んでしまったかのようなミステリアスさがあっていい感じ♪

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プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!

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90年代以降のプログレシーンを盛り上げる北欧スウェーデンやイタリアに負けじと、本場イギリスからも、イエスやジェネシスやクリムゾンなど往年のグループのDNAを継いだ好グループが出てきております。注目の作品をセレクトいたしましょう。

7位:GAN EDEN / GOODBYE

BANCOみたいな攻撃的なキーボード・プログレかと思いきや、PFMみたいな叙情性と気品にも溢れてるし、LE ORMEみたいな荘厳さもあるし。これは70年代イタリアン・ロックへの愛に溢れた好作品!

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8位:SUNCHILD / MESSAGES FROM AFAR: THE DIVISION AND ILLUSION OF TIME

KARFAGENでお馴染みの才人Antony Kaluginの別働プロジェクトによる18年作!フラワー・キングスからの影響もあるゆったりとスケール大きなメロディを主役に、これでもかとファンタジックに織り上げていくメロディアス・プログレに感涙~!

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フラワー・キングス・ファンにオススメの優美でスケール溢れる新世代プログレ・セレクション☆

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00年代以降のシンフォニック・ロックでは影響下にないバンドのほうが少ないと思えるほど、後進への絶大な影響力を誇るフラワー・キングス。今回は、TFKに影響を受けつつ独自の完成度高いサウンドを練り上げている作品の数々を取り上げてみたいと思います!

9位:SARABAND / CLOSE TO IT ALL

サイケ・ポップなTUDOR LODGE!?フルートやタンバリン、マンドリンが入った和気あいあい男女フォーク。

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10位:OTEME / IL CORPO NEL SOGNO

ピッキオ・ダル・ポッツォやジャズ・ロック期ザッパを彷彿させる管楽器の掛け合いだなぁと思っていると、異次元世界を音像化したような強烈なアヴァンギャルド・プログレが襲いかかってきて戦慄!気品ある佇まいと尋常ならざる緊張感を両立した孤高の一枚。

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アヴァン・プログレ入門~70年代プログレ・ファンにもオススメの新鋭アヴァン・ロック・グループをセレクト!

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ちょっぴり難解で暗いイメージのあるアヴァン・プログレ。しかしながら近年では、アヴァンギャルドな中にも叙情性あふれる「聴きやすい」グループも続々と登場しております!そんな70年代プログレ・ファンにもおすすめの新鋭グループをご紹介!

11位:DRY RIVER / 2038

クイーン+ドリーム・シアターをベースに、様式美HRからビッグバンドまでを取り入れる奇想天外センスとスペインらしい情熱で仕上げたサウンドは、とことんエネルギッシュで痛快。聴いていてこんな楽しくてワクワクするプログレって他にないかも!

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QUEENファンにおすすめの、00~10年代プログレ特集!

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クイーンからの影響を感じさせる新鋭プログレ作品を探求してまいります☆

12位:TROOT / CONSTANCE AND THE WAITING

ADRIAN BELEW POWER TRIOの女性ベーシストをはじめ、世界中から集まった10人の実力派ミュージシャンが織り成すドラマチックなアヴァン・プログレ。ラフマニノフなど近現代クラシックを彷彿とさせるピアノが躍動する、強靭でいて端正な気品の漂うサウンドが実にCOOL!

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.49】これぞ近現代クラシック meets ロック!エレガントに疾走するアヴァン・プログレ、TROOTの18年作『CONSTANCE AND THE WAITING』

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KAKERECO DISC GUIDE、今回は世界中の10名の実力派ミュージシャンによるクラシカルなアヴァン・プログレ・プロジェクト、TROOTの18年作をご紹介いたします!

13位:V.A. / ALL-NIGHT PETROL

14位:ALCO FRISBASS / LE BATELEUR

前回1位に輝いたフランスの新鋭!まるでナショナルヘルスとクリムゾンを融合させたような、エレガントかつテンションみなぎるアヴァンプログレは本作でも健在!フランスらしい先の読めないアーティスティックな展開の連続に、とにかく聴いていてワクワクが止まりません。何というアイデアの豊富さ!

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.33】ずばりNATIONAL HEALTH + KING CRIMSON!フレンチ・アヴァン・ジャズ・ロック新鋭ALCO FRISBASSの2nd『LE BATELEUR』

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クリムゾンの凶暴性や緊張感とナショナルヘルスの知性を融合させたようなサウンドを聴かせるフランス新鋭による、話題の2ndアルバムをピックアップ!

15位:DAVE LEWIS / FROM TIME TO TIME

今回1位の3rdより先にリリースされたこちらの2ndも根強い人気を誇っています。英サイケ・フォークの至宝アンドウェラを率いたいぶし銀SSWが、2ndソロでプロデュースを任せたのは、ポップ職人クリス・レインボウ!米憧憬フォーク・ロックとAOR風ポップセンスが絶妙にブレンドされたサウンドが絶品だなぁ。

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リリカル&センシティヴ...。英国メロディメイカー特集!

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英国屈指のメロディメイカーたちが残した珠玉の名品を取り上げてまいります!

16位:PAOLO RICCA GROUP / MUMBLE

クラリネットが奏でるこの地中海風の哀愁メロディ、アルティ好きとしてはたまんないなぁ~。技巧も抜群だし、ジョン・エサリッジも参加していて、この伊ジャズ・ロック新鋭、いいです。

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17位:VITRAL / ENTRE AS ESTRELAS

ブラジルの名シンフォ・バンドBACAMARTEのフルート奏者が参加する新バンド!初期キャメルと重厚なバロック音楽が融合したようなスケール溢れるシンフォニック・ロックが凄い…。

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.47】キャメル meets 重厚なバロック音楽!?ブラジルの注目シンフォVITRAL『ENTRE AS ESTRELAS』

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あの名バンドのフルート奏者が在籍!注目のブラジル産バンドVITRALのデビュー作をピックアップ☆

18位:ALBION / SURVIVAL GAMES

これは、まるでポーランドのALL ABOUT EVE!?瑞々しいアンサンブルに可憐な女性ヴォーカルが冴える絶品ポーリッシュ・シンフォだなぁ!

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19位:LA BARCA / ARGENTINA NUNCA MAS

つややかで輝かしい音色のシンセサイザーが躍動する、ドラマチックで感動溢れるメロディアス・ロック。なるほど、アルゼンチンの最高峰バンドPABLO EL ENTERRADORのオリジナル・メンバーによるグループだったのね…。

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20位:RIVENDEL / SISYFOS

89年デビューのベテラン・スペイン産プログレ・バンドの18年作は、初期フロイド風のミステリアスなパートと、クリムゾン的ヘヴィかつエキセントリックなパートで構成された知性的なアヴァン・プログレ力作!

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気になる作品を見つけていただければ幸いです!

定番の人気作から注目の新譜まで、毎月100枚をスタッフが厳選!「カケレコセレクト100」、9月のラインナップはコチラ!
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  • DRY RIVER / 2038

    スペインの新鋭プログレ・バンド、前作より3年ぶりとなった18年作3rd、クイーン+ドリーム・シアターをベースに前作以上のエネルギーで快走する傑作!

    12年デビュー、メンバーほぼ全員がクイーンとドリーム・シアターをフェイバリットに挙げるスペインの新鋭プログレ・バンド、前作より3年ぶりとなった18年作3rd。前2作も素晴らしいアルバムでしたが、この3rd、もうとことんエネルギッシュで痛快。聴いていてこんなに楽しくってワクワクするプログレって他にないかもしれませんっ!ベースとなるのは最も影響を受けているクイーンとドリーム・シアターの合わせ技。そこにシンフォ、ロックン・ロール、様式美ハード・ロック、ビッグ・バンド・ジャズ、フュージョンなどを自在に結合させて、スペイン産らしい情熱的かつダイナミックなプログレに仕立て上げた、エネルギーがぎっちり詰まったサウンドを構築しています。歌い回しにフレディ・マーキュリー愛を感じさせる声量みなぎるスペイン語ヴォーカルとオペラチックな分厚いコーラスがドラマチックに舞い上がるクイーン風のヴォーカル・パートから、ド派手に鳴らすヴィンテージ・トーンのオルガン&クラシカルで可憐なタッチのピアノを操るキーボードが溢れ出し、ギターがテクニカルかつハードエッジに疾走。ギターはメタリックにゴリゴリしてはいるのですが、同時にコシの強いグルーヴ感があり、ロックンロールのノリの良さが先立っているのが特徴。硬質ながら人間味たっぷりに熱く弾き飛ばすプレイ・スタイルがカッコいい!ギターが牽引する強度あるヘヴィ・プログレに突如ゴージャスなビッグ・バンドが絡んできたり、クラシカルな速弾きが炸裂する様式美系ハード・ロックがごく自然に南国風フュージョンに発展したりと、あまりに先の読めない奇想天外なサウンドには軽く目眩が起きそうなほど。その後には一転して美しいメロディが冴え渡る叙情バラードを持ってくるセンスも憎い限りです。前作が彼らの完成形かと思いきや、まだまだ進化するDRY RIVERサウンドを見せつける大傑作!おすすめです!

  • DAVE LEWIS / A COLLECTION OF SHORT DREAMS

    ANDWELLAS DREAM〜ANDWELLAを率いたSSWによる78年リリースの3rdソロ、洗練されたAORタッチの中に土の香りがするスワンプ/フォークロックを絶妙にブレンドしたメロウ・スワンプ大傑作!

    英サイケ・フォーク・ロックの至宝ANDWELLAS DREAM〜ANDWELLAを率いたSSWによる、78年リリースの3rdソロにして最終作。ソウルフルな女声コーラスやメロディアスに躍動するスライドギターをフィーチャーした軽快なAORナンバーの1曲目に始まり、持ち味のハスキーな憂いあるヴォーカルにグッとくるドラマチックなバラードの2曲目、そしてハモンドの音色もたまらないANDWELLA時代を彷彿させるスワンプ・チューンの3曲目!前作『FROM TIME TO TIME』でも聴かせた、洗練されたAORタッチの中に、土の香りがするスワンプ/フォーク・ロックを絶妙にブレンドしたサウンドを、本作でもたっぷりと楽しませてくれます。そんな中でも、5曲目「Whole Lotta Something」は特筆で、英国らしい影のあるメロディと切々としたヴォーカル、そして劇的な構成で聴かせる極上メロウ・スワンプに思わず涙が出そうになります。本作リリース後はライヴ活動やソングライターとしての活動にシフトしていく彼ですが、最終作というのが惜しまれる紛れもない大名盤。スワンプファンにもAORファンにも、これは自信を持ってオススメしたい逸品!

  • DAVE LEWIS / FROM TIME TO TIME

    英サイケ・フォーク・ロックの至宝ANDWELLA”S DREAM〜ANDWELLAを率いたSSW、クリス・レインボーを共同プロデューサーに迎えた76年2nd

    英サイケ・フォーク・ロックの至宝ANDWELLAS DREAM〜ANDWELLAを率いたSSWが、CAMELやALAN PARSONS PROJECT作品への参加で知られるポップ職人クリス・レインボウを共同プロデュースに迎え制作した76年の2ndアルバム。ANDWELLA時代からの持ち味だったスワンプ・ロックやルーツ・ミュージックをベースとするコクのある米憧憬フォーク・ロックと、まさにクリス・レインボーの作風を思わせるAOR風の洗練されたポップ・エッセンスが違和感なく同居した、極上のサウンドを聴かせてくれます。力強くかき鳴らすアコースティックギター、存在感ある太いトーンでメロディアスに鳴らされるエレキギター、むせぶような渋いサックスなどが絡み合うアンサンブルはもちろん絶品ですが、スワンピーなサウンドによくハマるハスキーなヴォーカルは、弾むように軽快なリズムとキラキラしたメロディを持つポップなサウンドにもマッチしていて驚き。コリン・ブランストーンにも通じるような味わい深さを醸し出していて印象的です。さらにリリカルなピアノとストリングスを伴った格調高いバラードも素晴らしくて、ここでは英国SSWらしくナイーヴに歌い上げるヴォーカルにグッと来ます。英米ロックの要素が程よくブレンドされたサウンドを多彩なスタイルで歌いこなす、彼のヴォーカリストとしての才能を堪能できる名作。英国ポップ/SSWファンからスワンピーな米SSWファンにもおすすめできる愛すべき一枚です!

  • TROOT / CONSTANCE AND THE WAITING

    米国人ピアニスト/作曲家Tim Rootを中心に、世界中から集結した10人の実力派ミュージシャン参加のアヴァン/ジャズ・ロック・プロジェクト18年作、ずばり「クラシカルなクリムゾン」と言える傑作!

    仏在住のアメリカ人作曲家/ピアニスト、Tim Rootを中心とするアヴァン/ジャズ・ロック・プロジェクト18年作。ADRIAN BELEW POWER TRIOやクリムゾン・プロジェクトへの参加で知られる気鋭の女性ベーシストJulie Slickをはじめ、米国・イタリア・アルゼンチンなど各国から選りすぐりの実力派ミュージシャン10名により制作された作品とのことですが、なるほどこれは驚愕の完成度!R・フリップを思わせる切れ味鋭くヘヴィなギター、シャープ&タイトなリズム隊、チェンバー風味のクラリネットにこれでもかとむせぶサックス…『太陽と戦慄』や『RED』期クリムゾンからの影響を感じさせる、スリリングで強靭なアンサンブル。そこへリーダーのTimによるキメ細かく端正なピアノがクラシカルな色合いを加え、はち切れんばかりにハイテンションながらもどこか洗練された気品の漂うスタイリッシュなサウンドを聴かせています。ラフマニノフなど近現代クラシックを思わせるアヴァンギャルドなパートも披露しつつ、そこから天に抜けるように華麗なヴァイオリンがメロディアスな旋律を奏でるパートへと移り変わっていったりなど、ドラマチックな曲展開も特筆。精緻かつダイナミズムに富んだ演奏で聴き手を惹き込ませる、ハイレベルな傑作です。これは激・カケレコメンド!(7月上旬カケレコ国内盤リリース予定)

  • ALCO FRISBASS / LE BATELEUR

    フランス新鋭グループによる18年作2nd、まるでナショナル・ヘルスとキング・クリムゾンを融合させたようなエレガントかつテンションみなぎるアヴァン・プログレ、これは素晴らしい!

    2015年のデビュー作で、完成度の高いアヴァン・プログレを披露した注目のフランス新鋭による、待望の18年作2nd!まるでナショナル・ヘルスとキング・クリムゾンを融合させたような、エレガントかつテンションみなぎるアヴァン・プログレは本作でも健在!緩急自在のシャープで俊敏なリズム・セクションを土台に、ナショナル・ヘルスにおけるデイヴ・スチュワートを思わせるメロディアスで理知的な音運びのオルガンと大胆に主旋律を奏でるメロトロンを中心とするキーボード、そしてナイフのような鋭いトーンで空間を切り開くフリップ直系のギターが、緻密にフレーズを重ね合い織り上げていくサウンドは、芳醇にしてどこまでもスリリング。緊張感あるギターとオルガンの掛け合いの中でメロトロンが不穏に浮き沈みする切迫感あるパートから、ピアノとコルネットが妖しく舞い踊るパート、そしてメロトロンが堰を切ったように溢れ出すパートへ。次々と場面が移り変わっていく、フランスらしい先の読めないアーティスティックな展開の連続に、とにかく聴いていてワクワクが止まりません。何というアイデアの豊富さ。これはクリムゾン・ファン、カンタベリー・ロック・ファンなら是非ともお試しいただきたいサウンド。カケレコメンド!

  • PAOLO RICCA GROUP / MUMBLE

    Furio Chiricoのソロ作などに参加するキーボーディスト率いるジャズ・ロック・グループ、SOFT MACHINEのJohn Etheridgeをゲストに迎えた18年作!

    ARTI E MESTIERIの名ドラマーFurio Chiricoのソロ作品やROME PRO(G)JECTの17年作などに参加したイタリアのキーボーディストPaolo Ricca率いるジャズ・ロック・グループ、SOFT MACHINEのギタリストJohn Etheridgeをゲストに迎えた18年作2nd。バンドの編成は、キーボード、クラリネット、リズム隊の4人組。ARTI E MESTIERIやそのギタリストGigi VenegoniによるバンドVENEGONI & COに通じる、フュージョン・タッチのメロディアスさと高い技巧をあわせ持ったジャズ・ロック・サウンドを展開します。鋭くタイトな打音がカッコいい手数多く硬質なリズム・セクションを土台に、クラリネットが地中海音楽の流れをくむ美しいメロディを奏で、フェンダーローズが流麗に舞う、テクニカルさの中に叙情匂い立つような音世界は、上記2バンドにも負けないほどに魅力的。特にクラリネットは、角のないふくよかな音色を活かした気品溢れるプレイを聴かせており素晴らしい。また冒頭2曲にゲスト参加するJohn Etheridgeのプレイも特筆で、伸びやかなフレーズと畳み掛けるような速弾きを滑らかに繋げて緩急をつける独特のプレイは、一聴して彼と分かる存在感を放っていてやはりさすがです。これはARTI E MESTIERIファン、VENEGONI & COのファンなら必聴と言いたい快作!

  • KENTISH SPIRES / LAST HARVEST

    紅一点の実力派ヴォーカル/ヴァイオリニストを擁する英プログレ/ジャズ・ロック新鋭、カンタベリー・ロックやVDGGのヴィンテージ・スタイルを取り入れた絶品歌ものプログレ、これは傑作です!

    紅一点の実力派ヴォーカル/ヴァイオリニストLucie Vを擁する、イギリス出身のプログレ/ジャズ・ロック・グループによる18年デビュー作。これは素晴らしい!CARAVANを始めとするカンタベリー・ロックからの影響が感じられるヴィンテージな絶品歌ものジャズ・ロックを展開。ささやくような影のあるエレピ、存在感ある太いトーンで鳴るオルガン、メロディアスに躍動するフルート、哀愁たっぷりのサックス、そして姉御タイプのエモーション溢れるフィメール・ヴォーカルらが織り上げる、70年代ロックへの限りない憧憬と洗練されたモダンなセンスを違和感なく融合させたドラマチックなサウンドに、感動しっぱなし!一方コシの強いロック・ギターが牽引するナンバーでは、迫力あるブルージーな歌唱で圧倒します。13分に及ぶラスト・ナンバーにも注目で、ここではVAN DER GRAAF GENERATIOR「MAN-ERG」を想起させる、厳かなヴォーカル・パートからブラスを伴ったヘヴィなジャズ・ロックへ突入していく展開にしびれます。ここまで巧みに70年代と現代を有機的に繋ぎ合わせたサウンドはそうそうないでしょう。カンタベリー・ロック・ファン、英国プログレ・ファンにはとにかく聴いてみてほしい驚きの傑作!

    • KTSKENTISH SPIRES

      ペーパーケース仕様、ボーナストラックの6曲目「Clarity」はMAGENTAのRobert Reedがミックスを担当

      レーベル管理上、ペーパーケースに若干角つぶれがある場合がございます。ご了承ください。

  • VITRAL / ENTRE AS ESTRELAS

    ブラジル、BACAMARTEとQUATERNA REQUIEMのメンバーを中心とするシンフォ・バンド18年デビュー作、初期CAMELと壮大なバロック音楽を組み合わせたようなメロディアスかつ厳粛なシンフォニック・ロック!

    ブラジリアン・シンフォの歴史に輝く83年の名盤で知られるBACAMARTEのフルート奏者Marcus Moura、90年代以降のブラジルを代表するシンフォ・バンドQUATERNA REQUIEMのドラマーClaudio Dantasらが結成したバンドによる2018年デビュー作。フルートとギターがリードするCAMEL直系のメロディアスなシンフォニック・ロックに、BACAMARTEやQUATERNA REQUIEに通じるクラシック音楽/バロック音楽の典雅さ格調高さを加えた、構築性に富んだ壮大過ぎるサウンドが圧巻!リリカルで少し陰影がかかった美しい音色のフルート、アンディ・ラティマーを受け継ぐ一音一音から叙情が零れ落ちるようなエモーショナルなギターが紡ぐCAMEL愛たっぷりのアンサンブルと、バックで響く分厚いシンセ、オルガン、ピアノなどのキーボード群が演出するバロック音楽の厳粛な音世界が重なり合う音楽性に、シンフォ・ファンならば興奮しっぱなしでしょう。特筆は何と言っても52分に及ぶ大作組曲。キーボードもアンサンブルに加わり、テクニカルな疾走パート、芳醇に広がるシンフォ・パート、典雅な味わいの中世音楽パートを行き来しながら巧みに描き出されるスケール溢れるシンフォ絵巻があまりに素晴らしい。BACAMARTE、QUATERNA REQUIEM両バンドのファンは勿論、初期CAMELファンにも是非オススメしたい一枚!(7〜8月カケレコ国内盤リリース予定)

  • EX VITAE / MANDARINE

    7人組のフレンチ・ジャズ・ロック・バンドによる78年唯一作、メロディアスにしてフランスらしい緊張感にも富んだユーロ・ジャズ・ロックの隠れた名品!

    フランス出身、ツイン・ギター、キーボード、サックス、ヴァイオリン、リズム隊という7人編成によるジャズ・ロック・バンドによる自主制作リリースされた78年唯一作。フランスのジャズ・ロックと言うとMAGMA影響下のいわゆるZEUHL系が想像されますが、このバンドはより手数多くシャープに畳み掛けるアンサンブルと印象的なメロディメイクを特徴とする、ARTI E MESTIERIタイプと言えるジャズ・ロックを展開します。とは言え、サックスのプレイを筆頭に気品あるエレガントな音色使いや、アブストラクトに音が拡散するミステリアスなパートの挿入など、フランスらしい要素は満載。メロディアスながら終始緊張感が途切れない演奏が見事なフレンチ・ジャズ・ロックの隠れた逸品です。

  • LAVIANTICA / EXPERIENCE

    イタリア新鋭18年作、GENESISやCAMELを正統に受け継いだ純度100%のファンタスティック・シンフォを聴かせる傑作!

    イタリアの新鋭シンフォニック・ロック・グループ、18年作2nd。ダークなジャケットからは想像できない、とにかく前編にわたってクリアで格調高いアンサンブルが繰り広げられるシンフォ・ファン必聴作!ピアノを中心とするきらきらと輝くようなキーボード、伸びやかなタッチで次々と美しいフレーズを紡ぎ出すギター、そしてあまりにリリカルで可憐なフルートらが作り上げる、純度100%のファンタスティック・シンフォは絶品の一言に尽きます。テクニカルに疾走するようなパートはありませんが、ひたすら丹念にひたむきに織り上げられていくアンサンブルにじわりと感動が押し寄せてきます。ヴォーカルレスということもありイタリアらしさはさほど感じられないものの、GENESISの端正な英国叙情とCAMELの溢れんばかりのリリシズムを正当に受け継ぎ雑味なくアウトプットした珠玉の一枚に仕上がっています。傑作!

  • DIALETO / LIVE WITH DAVID CROSS

    ブラジル出身のインスト・プログレ・グループ、名手デヴィッド・クロスをフィーチャーし、クリムゾン・ナンバーも披露する17年ライヴ作

    ブラジル出身、ギター・トリオ編成のインスト・プログレ・バンドが、元キング・クリムゾンの名ヴァイオリニストDavid Crossをゲスト・プレイヤーに迎えた17年のライヴ・アルバム。情緒豊かにメロディを紡ぐ泣きのプレイからゴリゴリとハードに疾走するプレイまで自在なギターを軸に、タイトで力強いドラムと音数多くメロディアスに歌うベースも特筆で、インストながら「歌心」に溢れた演奏は相変わらず見事です。David Crossは5曲目以降の参加で、エレクトリック・ヴァイオリンを駆使してギターとスリリングに絡み合います。後半には「EXILES」「TALKING DRUMS」「LarksTongues In Aspic Part Two」、そして「STARLESS」と彼が名演を残したクリムゾンの名曲が披露されます。Crossの哀愁溢れるヴァイオリンのプレイを前編にフィーチャーしたアレンジが素晴らしい!ウェットンっぽく歌い上げるドラマーのヴォーカルも違和感なく好印象です。

  • SUNCHILD / MESSAGES FROM AFAR: THE DIVISION AND ILLUSION OF TIME

    KARFAGENのKey奏者&コンポーザーAntony Kaluginによる別働プロジェクトによる18年作、これぞ「メロディアス・プログレ」と呼びたいとめどなく美旋律溢れ出す逸品!

    KARFAGENでお馴染みのウクライナ出身Key奏者&コンポーザーAntony Kaluginによるプロジェクトの18年作8th。タイトルから分かる通り彼のメイン・プレジェクトであるKARFAGENの17年作『MESSAGES FROM AFAR: FIRST CONTACT』とリンクする内容となっています。プログレッシヴ・ロック然としたダイナミックな迫力を持つKARFAGENのサウンドに比べると、より歌ものとしてのメロディアスな部分に焦点を当てた、流麗でファンタジックな作風が特徴。THE FLOWER KINGSからの影響を感じるゆったりとスケール大きく歌われるヴォーカルを主役に、輝く音色のピアノ、悠久を紡ぐように雄大なシンセサイザーらがドラマチックに交差し、甘く優しげなトーンのギターがアンサンブルの叙情面を担います。メインとなるのは繊細なコーラスを伴ったジェントルに歌う男性ヴォーカルですが、20分の大曲ではエモーショナルな女性ヴォーカルが加わりこれでもかと劇的なアンサンブルと共に駆け上がっていく展開に感動がこみ上げてきます。これぞ「メロディアス・プログレ」と言いたくなる、美旋律がとめどなく溢れ出してくる一枚です!

  • LA BARCA / ARGENTINA NUNCA MAS

    PABLO EL ENTERRADORのオリジナル・メンバーJose Maria Blancが率いるグループの18年作3rd、ロックの骨太さと南米らしいリリカル&センシティヴな感性が理想的に融合したメロディアス・ロック好盤!

    アルゼンチン・シンフォの最高作とも云われる名盤を残したPABLO EL ENTERRADORのオリジナル・メンバーである、キーボーディスト/ギタリストJose Maria Blancが率いるグループの18年作3rd。ロック然としたタイトでダイナミックなリズムに乗って、一音一音が哀愁たっぷりのギター、ジャジーに咽び泣くサックス、そしてつややかで輝かしいトーンで天上に舞うツイン編成のキーボード!メロディを大切にしたキャッチーかつメロディアスなアンサンブルは、とにかくドラマチックで感動的。クセのないスッと胸に染み入るようなスペイン語の男声ヴォーカルも大変素敵です。ジャケットからも予想できるように、アルゼンチンの軍統治時代に焦点を当てたコンセプト作となっており、曲間にSEやナレーションを挟む構成を持ちますが、楽曲自体は南米らしく抜けの良い開放的な響きに満ちていて、プログレ的な複雑さは感じさせません。ロック・ミュージック然とした力強く骨太なアンサンブルと、アルゼンチンらしいリリカルでセンシティヴな感性を融合させた好盤に仕上がっています!

  • GAN EDEN / GOODBYE

    イタリア新鋭18年作、BANCOやPFMなど70年代イタリアン・ロックへの憧憬と暖かみのある気品に溢れたキーボード・プログレ/シンフォニック・ロック

    key奏者Angelo Santo Lombardiを中心とする07年デビューのイタリア新鋭、前作から9年ぶりとなる18年作3rd。BANCOやPFM、LE ORMEといった70年代イタリアン・ロックの遺伝子を継承し、多彩なキーボードをダイナミックに駆使したクラシカルなシンフォニック・ロックを展開。キーボードの多様性はかなり特筆で、思わず耳を傾けてしまいたくなるキメ細やかなピアノを中心に、ヴィンテージなオルガン、煌びやかなシンセ、さらにはチャーチ・オルガンやチェンバロなどの荘厳な音色も取り入れ、イタリアらしい気品に満ちた丁寧なアンサンブルを聴かせています。歪んだギターを交えてアグレッシヴに展開する場面もあれど、全体の雰囲気は優雅で叙情的、かつどこか切なくメランコリック。しっとりと深みのあるヴォーカルも感動を誘います。ヴィンテージなサウンド・メイクも含めて、タイトながらも暖かみに満ち溢れたサウンドが愛おしい好盤です。

  • REGAL WORM / PIG VIEWS

    HENRY FOOLのキーボーディストによるプロジェクト、メロトロン、ハモンド、アープシンセなど10種類以上のキーボードが躍動するプログレッシヴ・ポップ18年作2nd!

    英プログレ/エクスペリメンタル・ロック・バンドHENRY FOOLで活躍するキーボーディストJarrod Goslingによるプロジェクト、18年作2nd。ハモンド、エレピ、ローズピアノ、アープシンセ、メロトロン他およそ10種類のキーボード群と、ベース/ギター/パーカッションなどをマルチに操るGoslingと、管楽器奏者やヴォーカル/コーラスを務める数名のゲスト・プレイヤーによって制作されています。ハモンド、アープ、メロトロンを中心とした各種キーボードが折り重なり渦を巻く、ポップながらも迷宮に迷い込んでしまったかのようなミステリアスさが印象的な、センス溢れるプログレッシヴ・ポップを展開。荘厳なメロトロンが流れ込んでくる70年代プログレ・ファンにはたまらない展開を見せたと思うと、アープをメインとする80年代的なちょっとチープなシンセサウンドを織り交ぜて、シリアスにならないようにコントロールするバランス感覚も素晴らしい。往年のキーボード・プログレ・ファン、メロトロン・ファンは勿論、アメリカのINNER EAR BRIGADEあたりがお好きな方も気に入るであろう一枚です。

  • RIVENDEL / SISYFOS

    89年デビュー、スペインのプログレ・バンドによる18年作、初期フロイド風のミステリアスなパートとクリムゾン的なヘヴィなパートで構成された知性的なアヴァン・プログレ

    89年にデビューしたスペインのベテラン・プログレ・グループによる18年作。ピアノ・オルガン・シンセ・メロトロンが繊細に折り重なり紡がれていく美しくも不穏なサウンドスケープと、ロバート・フリップを受け継ぐ鋭くエキセントリックなギターを軸とするクリムゾン・タイプの知的かつ凶暴なヘヴィ・プログレ。両者を巧みに行き来しながら強烈な対比の中で聴かせるアヴァン・プログレに仕上がっています。「静」のパートも多いのですが、次の瞬間には何が飛び出すかわからないスリリングな空気を常にまとっていて、一瞬たりとも油断できない演奏が素晴らしい。関連性があるのかは不明ですが、キーボード主体のミステリアスな「静」のパートは、ピンク・フロイド『ウマグマ』収録の組曲「Sysyphus」にかなり近いサウンドで印象的。即興的のようでいてその実恐ろしく緻密に計算されたトータル性も潜ませた、ミステリアスにしてプログレらしい重厚な聴き応えを備えた力作です。

  • V.A. / ALL-NIGHT PETROL

    BUDGIE、UFO、SILVERHEADなど英国ハード・ロックの70年代ライヴ録音を収録したマニア垂涎のコンピレーション

    BUDGIE、UFO、SILVERHEADなどの70年代ライブ音源を収録したコンピレーション。代表曲「Guts」を含むBUDGIEによる73年ウェリントン公演の音源2曲に加え、SILVERHEADの73年公演から2曲、UFOの70年公演から4曲、アン・ルイスのプロデュースでもおなじみLea Hart率いるROLL UPSの78年公演から1曲、さらにUFOなどのサポート・アクトを務めた幻の英国ハード・ロック・バンドALBERT MONKの70年ライヴ音源をなんと35分(!)収録。BUDGIE直系のヘヴィな弾丸ハード・ロックを聴かせていて非常にカッコいいです。70年代UKアンダーグラウンド・ハード・ロックの空気感が一杯に詰まったマニア垂涎ものの一枚。

  • ALBION / SURVIVAL GAMES

    ポーランド、女性ヴォーカルを擁した瑞々しいシンフォニック・ロックを聴かせる94年デビュー作

    ポーランド産シンフォニック・ロックバンドによる94年作1st。同時期に活動していたCOLLAGEとも通ずる、雄大な情景を描くシンセサイザーをバックに、ドラマティックにメロディを紡ぐギターと可憐に歌声を響かせる女性ヴォーカルが織りなす情感に溢れたシンフォニック・ロック。壮麗なシンセが鳴り響く楽曲の合間に挟まれる、幻想的なアコギのアルペジオに乗ってヴォーカルが伸び伸びと歌う瑞々しい楽曲では、ALL ABOUT EVEを思い出す繊細なアンサンブルを披露。終曲における、終始シリアスに展開しながらも密やかに哀愁を滲ませる高い表現力を持った演奏も見事。デビュー作であるということを微塵も感じさせない完成されたシンフォニック・ロックを聴かせる力作です。

  • SARABAND / CLOSE TO IT ALL

    英国フォーク・グループ、TUDOR LODGE的素朴な73年唯一作。

    英国フォーク・グループ、73年唯一作。伸びやかな女性ボーカルを軸に、男性ボーカル、フルートやマンドリン、タンバリン等がちゃがちゃしたアンサンブルが和気藹々と広がっていく様子は、サイケ・ポップなTUDOR LODGEといった趣です。ジョーン・バエズを英国仕様にしたようなしっとりと大人びたBarbaraのボーカルは素晴らしく、安心して聴くことが出来ます。メロディはのどかな田園風景を思い起こさせる朗らかさと大らかさで満ちており、聴いていると心がほぐれていきます。

  • OTEME / IL CORPO NEL SOGNO

    8人組イタリアン・チェンバー/アヴァン・プログレ・グループ18年作、異次元世界を音像化したようなミステリアスかつ緊張感みなぎるアヴァン・プログレ!

    2010年結成、マルチ・プレイヤーのStefano Giannottiを中心に結成された8人編成のイタリアン・チェンバー/アヴァン・プログレ・グループによる18年作。パーカッションによってプリミティヴに刻まれるリズムに乗って、フルート、クラリネット、トランペット、トロンボーン、チューバなど多彩な管楽器が時にスリリングに時にミステリアスにフレーズを掛け合い、透明感あるピアノが気品を添える、静謐な広がりを持つ音世界を作り上げます。アヴァンギャルドではあるものの、一貫して美しさに満ちた音像が特徴的。前半はPICCHIO DAL POZZOやジャズ・ロック期のザッパも彷彿させる管楽器のプレイや温かみある男女ヴォーカルが耳に残りますが、アルバム後半はアヴァンギャルドさが増大し、エレクトロニクスやトイ・ピアノなども用いて異次元世界を音像化したようなサウンドを繰り広げており強烈です。美しく気品ある佇まいと尋常ならざる緊張感をあわせ持った孤高の一枚。

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