2018年2月9日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
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スタッフ増田です。
今なお熱いイタリアン・プログレ!中古棚にも期待の新鋭グループの作品が続々と集まってきております!
本日はそんな期待のイタリア新鋭から、ひときわ強烈な個性を放つヘヴィなシンフォ&プログレ作品を一挙ピックアップ。
クラシカルだったり、メタル風味だったり、サイケ風味だったり!?色とりどりのサウンドをお楽しみください☆
LE ORMEをメタル・バンドがカヴァーしたらこんな感じ!?
重厚で荘厳なキーボード、クラシカルなピアノ、ザクザクとリフを刻む鋭いギター、そして若干ダミ声の熱っぽいヴォーカル。
エネルギッシュでメロディアスでちょっぴりクサい、否、ドラマチックなサウンドがたまりませんっ!08年作!
もう凄いタイトル。「アンチ・プログレのプログレ・バンド」を自称するイタリア新鋭、2011年デビュー作。
変拍子やメロトロンが炸裂するヘヴィ・プログレかと思えば、急にリズムボックスが入ってきてテクノ風になったり、またヘヴィ・プログレに戻ったり。
クリムゾンやアネクドテンにザッパばりの諧謔志向を詰め込んだこのグループ、只者じゃありません・・・。
ピンク・フロイドとジェスロ・タルとディープ・パープルを混ぜてイタリアン・ヘヴィ・シンフォで調理したらこんなサウンドかな?
ブルージーなリズムにエッジの立ったギター、ヴィンテージなオルガン、イアン・アンダーソンばりのフルート、そしてイタリアらしいダミ声ヴォーカルが炸裂!
これは骨太かつ鮮烈っ!新鋭ヘヴィ・シンフォ13年デビュー作。
荘厳なパイプ・オルガンをこれでもかとフィーチャーしたシンフォ・トリオ、13年作2nd。
轟轟と鳴り響くオルガンによるクラシカルで格調高いフレーズの連続に、TRACEなどのクラシカル・プログレ・ファンは悶絶必須!
EL&P+VDGGと言うべき暗黒クラシカル・シンフォニック・ロックを聴かせるパートも個性的です。
サイケなバンド・ロゴ、まるで中世の貴族のような出で立ち。
なるほどサウンドもサイケデリック・ロックとクラシックのゴッタ煮で、そこにケイト・ブッシュを彷彿させるハイ・トーンの女性ヴォーカルが入ってきて、一筋縄ではいかない~。
ハモンド・オルガンやファズ・ギターなど、70年代そのままと言えるようなトーンも印象的なイタリア新鋭15年作!
こちらは、まるでバンコとHR/HMが融合したような感じ!?
アコギやフルートをフィーチャーした穏やかなパートはいかにもイタリアらしい気品が漂っていて、でもヘヴィなパートではザクザクと強靭に聴かせる。
彩りと奥行のあるサウンドが素晴らしい、充実の16年デビュー作!
最後はこちら。JACULAみたいなホラーチックなイタリアン・プログレが好き?ならこのイタリア新鋭はいかがでしょうか。
ポーの『告げ口心臓』をテーマにした作品で、暗鬱で鋭いギター、怪しいシンセ、そしてモノローグ調のヴォーカルがオカルティックな世界を演出します。
凶暴で狂気に満ちたシアトリカルなサウンドを聴かせる16年作。
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