2018年1月13日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: プログレ
こんにちは。新しい年の最初の週、皆様お元気でしょうか。
今週は、「カケレコスタッフが選ぶ犬ジャケ作品」というテーマで、facebookに投稿してまいりました。
いったいどんな「犬ジャケ」が飛び出してくるのか…ぜひぜひお楽しみください!
本日ご紹介するのは、プログレ・ファンにとってはおなじみの犬ジャケ!?
米国のプログレ・グループ、PAVLOV’S DOGの75年デビュー作『PAMPERED MENIAL』です。
RUSHのゲディ・リーを彷彿とさせる驚異的なハイトーン・ヴォーカルにはちょっぴりクセがありますが、ドラマチックなメロトロンやヴァイオリンを取り入れた哀愁のサウンドはブリティッシュ・ロック・ファンならきっと嵌まるはず。
ジャケットを飾る犬のなんとも言えない表情も相まって、一度聴いたら忘れられない魅力のある一枚です。(増田)
本日はジェイムス・テイラーの72年作『ONE MAN DOG』です。
まず何と言っても、「銀色の声」とも称されるそのボーカルが、本当に素晴らしいですよね!ジャズやソウルのエッセンスを散りばめた洒落たアレンジと共に、大変に味わい深いです。
そして、個人的な体験を歌にして売らなければいけない「シンガーソングライター」としてのジェイムスの葛藤を表した内省的な歌詞に、じーんときてしまい、何故かとても心が癒されていきます。
“ぼくのほしいのは小さな犬だけ”だそうですよ・・・(みなと)
今日ご紹介するのはボブ・シーガー・システムの70年作『MONGREL』。
可愛らしい女の子とは対照的なワンちゃんのうらめしげな表情がなんとも言えません。ジャケットは少々物悲しい雰囲気ですが、中身はかすれたシャウトがたまらなくカッコイイ骨太なアメリカン・ロック。
タメの効いたリズム隊と思わず体を揺らすグルーヴィーなオルガン。絞り出すような男臭いシャウトにブルージーなギターソロが重なって熱く胸に迫ってきます。ツェッペリンばりのハード・エッジなナンバーも痺れます!(青山)
今日の犬ジャケは、ブリティッシュ・ロック・バンドDUFFYによる72年デビュー作「JUST IN CASE YOU’RE INTERESTED…」です。
作品はかな~りマイナーですが、ジャケットはこれぞ犬ジャケ!と言いたくなる堂々たる犬ジャケっぷり。
でも犬の表情がまた何とも言えない哀愁を帯びていて、ソリッドなハード・ロックの中に英国的な陰影を秘めたサウンドに、意外とマッチしている感じがあるんですよね。
困った表情かな、と思ったらよく見ると舌を出しているし、一体どういう心境なのか気になります。(佐藤)
最後にご紹介するのはブリティッシュ・ハード・ロックNAZARETHの75年作『HAIR OF THE DOG(邦題:人食い犬)』です!
犬なのか地獄の怪物なのかよくわからないジャケですが、大好きな作品なので選んでしまいました。
どっしりと力強いギター・リフに、絞り出すようにエネルギッシュなヴォーカル。パワフルなだけでなく、メロディアスに聴かせるパートも充実。まさにハード・ロックとはかくあるべきと言うような、地に足のついた剥き出しのサウンドがたまらなく気持ちの良い名作ですね!
ちなみにこの「Hair of the Dog」、意味は「二日酔いには迎え酒」だそうです…皆様、新年会の飲み過ぎにはご注意を!?(増田)
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