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「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第九回 坂上忍になれなかったフィル・コリンズ。 文・市川哲史

第九回: 坂上忍になれなかったフィル・コリンズ。

すまん。

伝わってないかもしれないが、この連載《どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ》は、ともすれば現場感覚から遊離しがちなプログレ関係の文筆を他山の石とし、これまでは一応、最新リリース作品や直近のライヴなどを意識した〈アップデート(失笑)〉なプログレ・コラムを綴ってきたつもりだ。

ま、それだけアーカイヴ商品化作業の充実やアーティスト自身の生命力のしぶとさが顕著な昨今なのだろう。でも今回は初めて、ずっと気になってた個人的な好奇心を解消させてもらう。ただの駄話です。

❶『サード・アルバム』。❷『夜明けの口笛吹き』。❸『ウマグマ』。❹『トリロジー』。❺『ラヴ・ビーチ』。そして❻『レッド』。

イージーだ。生粋のプログレッシャーならば、この6枚のアルバムの共通項が瞬殺で閃くはず。イエス・フロイド・ELP・クリムゾン・ジェネシスのいわゆる《プログレ五大陸》の作品群で、本人たちがジャケに登場しているアルバムは、ライヴ盤を除けばこんだけしかなかったりする。まあルックスでプログレを聴く物好きもそうそういないだろうから、どうってことはない話ではある。

あれ? そういえば70年代に『ロッキングオン』や『音楽専科』など音専誌やファンジンでやたら流行った〈美し系洋楽漫画〉で、やたらフィーチュアされてた唯一のイケメン・プログレ・バンドがいたよ……ELPだぁ!

あの頃キース・エマーソンはジェフ・ベックに匹敵するクール・ビューティーな超人キャラだったし、カール・パーマーは空手着姿の金髪坊ちゃん刈りヘアで脇を支えていた。そしてラスボスとして、グレッグ・レイクは市川昭介ばりの〈紅顔の美少年〉として機能していたのだ。〈市川昭介〉先生を知らない奴は、各自ググってくれ。

とはいえ、メンバーがただの一枚もアルバムのジャケに姿を現すことがなかったジェネシスは、かなり極端なスタンスではある。

そもそもが、ほぼ〈顔出しNG〉状態だった《ピーガブ期ジェネシス》。AV女優か。

基本的にライヴは、顔を全部隠す帽子やらファラオやらイバラの冠やら老人やら幾何学模様の箱やらデイジーの花弁やら赤いドレスの狐やら蝙蝠やらマタンゴやらに〈仮装大賞〉したり、一本眉や逆モヒカン頭にまで挑戦したピーター・ガブリエルによる一人芝居。で他の4名はというと、楽団員としてステージ上に板付きどころか、ずっと椅子に座ったまま演奏し続けるだけときた。

とにかく5人が5人全員内向的な性格だもんだから、ヴォーカリストは<自分でない何かを演じる>ことで、楽器隊は<演奏に集中する>ことでなんとか自分を保つという、極めて面倒くさい人々である。どこかのロバート・フリップみたいに、強烈な自己顕示欲の裏返しで座ってギターを弾く輩とは、弱さのレェェェベルが違うのだ。

こんな連中がジャケに写るはずがないではないか。

ピーガブを語る際に、もう四半世紀以上も私が書き続けてきた文脈がーー〈彼の作品には一貫して流れている大命題があった。「自分という存在、アイデンティティーを常に探し求め続ける姿勢である。〉と続くわけだ。

その方向性がソロ・ワークス以降さらに顕著になったのは、周知の事実。
はい、雨に曇ったフロントグラスの向こうにぼやけた〈car〉ピーガブ。
はい、自分の顔を爪で掻き剥がした〈scratch〉ピーガブ。
はい、顔面が半分溶け落ちた〈melt〉ピーガブ。
はい、謎の防護仮面に隠れた〈security〉ピーガブ。
己れの存在が己れで見られない彼の所在なさが、ソロ・アルバムのジャケットに毎回毎回おもいきり具現化されていた。常にタイトルが単なる『ピーター・ガブリエル』とぞんざいに扱われてたのを思えば、この《見えない顔ジャケ》シリーズはその収録曲以上に雄弁だったのである。

でもって、アムネスティに端を発する彼の熱狂的なボランティア活動癖は、他人に積極的に向かうことで自分の存在を確認するという、ピーガブにとっては生命維持装置としての<代償>行為だったに違いない。他人の目に映った自分を見て「あー俺はちゃんとここにいるぅ」と安心するのだから、哀し過ぎる男だ。

そんな自己探求の旅の中86年にリリースされた5枚目のソロ『So』は、生まれて初めて<素顔のまま>でスリーヴに登場。内容的にも、“ドント・ギヴ・アップ”で自らの再出発をまあまあ素のまま唄い、“ビッグ・タイム”で自己喪失癖を正直に唄った、ピーガブにとってまさに<転機>の作品となった。

それでも例の<無防備には絶対なれん>病は健在だから、シンパシーを禁じえない。
ピーガブとケイト・ブッシュのW主演による、<諦めずに頑張るぞ>ポジティヴ・ラヴソングな“ドント・ギヴ・アップ”だけど、詞をよく読むと――終始一貫して愚痴り続ける男と、終始一貫して励まし続ける女の間で、実はまったく会話は噛み合っていない。そればかりかPVを観ても、強く抱き合い続けて愛を確かめ合ってはいるように映るものの、よぉーく見るとこの二人は一切、目を合わさないのであった。わはは。

試聴 Click!

そして92年に登場した『Us』は、6年前にやっと自我を見つけかけたピーガブが、6年も懸けてようやく自分のありのままを表現することに自覚的になった作品だ。おー2作続けてジャケにも姿が写ってる写ってる写ってる。
そもそも<自分探し>でいっぱいいっぱいだった大の大人が、自分で<ラヴソング・アルバム>と公言できただけで画期的じゃないか。
その背景には泥沼の離婚と不倫、そしてセラピーに5年間も通う羽目になった<私的な危機>が多分に影響を与えている。でもそんな〈生々しい現実〉に対峙したからこそ、彼はラヴソングを唄えるようになったんだと思う。他人を意識した初めての表現だとは、この歳で(苦笑)。
ということで私は『Us』を、ピーター・ガブリエルが人間としての第一歩を踏んだ記念すべきアルバムと、当時位置づけた。
同時にこの『Us』で、<私にとってのピーガブ>は完結したのである。

するとその10年後(!)にリリースされた次作『UP』も、その8年後の次々作『スクラッチ・マイ・バック』も、その翌年のセルフ・カヴァー集『ニュー・ブラッド』も、ジャケは細胞なんだか遺伝子なんだかナノ・レヴェルなんだかよくわからないけれど、もはや人間を通過してミクロの決死圏に落ち着いてしまった。
居直んなよ。

といった文脈で、私の十八番のピーガブ論は大団円を迎えるのが常なのだが、恥ずかしながら今回初めて気づいたことがある。同じ〈ジェネシスのヴォーカリスト〉なのになぜ、フィル・コリンズのソロ・アルバムは常に《おもいきり顔ジャケ》なのだろうか。ピーガブとは真逆の。
ピーガブとピーガブ抜きジェネシスの比較論は当然何度も書いたけれど、ピーガブとフィルコリのソロ作品比較は灯台下暗しで、考えたこともなかった。【陰気と陽気】というか【特殊と一般】というか【ロックとポップス】というか【閉塞と迎合】というか【白黒と総天然色】というか【鬱と躁】というか、とにかく異次元の存在同士だもの。

両者のソロ・アルバムを時系列で並べると、PG❶→PG❷→PG❸→PC①→PG❹→PC②→PC③→PG❺SO→PC④→PG❻US→PC⑤。
3枚出してもまだ顔が溶けちゃうピーガブを嘲笑うかのように、フィルコリ81年の初ソロ『夜の囁き』はジャケからはみ出した巨大な正面顔が我々を見据えていた。それでもまだ仮面被っちゃったピーガブは眼中にないのか、続く82年『フィル・コリンズ2(心の扉)』は総天然色の横顔で何かを見つめてるし、なぜか汗まで浮かべて真っ赤っ赤な顔の『フィル・コリンズ3(ノー・ジャケット・リクワイアド)』は、チビ太のゆでダコ状態である。挑発してるのか? そしてモノクロだけどやっと『SO』で顔を晒すことに成功したピーガブには、4thソロ『バット・シリアスリー』が右斜めからの「でも真面目」な顔で対抗するのであった。
大人げないぞフィル・コリンズ。

嘘嘘。ただ同じバンドのヴォーカリストの初代と二代目が、人としてここまで両極端なコントラストを見せるのから罪なのである。

だってフィルコリの1枚目『夜の囁き』の原題は《Face Value》、俗語的には〈額面通り〉を指す。そこんとこは文字通りの〈顔の価値〉に掛けたのだろう。意訳すれば〈顔パス〉でもいいかもしれない。つまり顔ジャケが相応しいアルバム・コンセプトだったのだ、そもそもが。
ここで前任者ピーガブとの対立軸として、ぶさいくなフィルコリがあえて顔ジャケ路線を選択したとなりゃ、我々日本人プログレッシャーズは血沸き肉躍る。けどフィルコリが目指したのは、あくまでも芸能色ウェルカムの〈一ヒットパレード歌手〉に過ぎない。でもこの「過ぎない」はずのちんちくりんなキューピー人形が、どどーんと〈英国を代表する国民的歌手〉に大化けしちゃうんだから、実はとても《プログレッシヴ》な半生ではないか。

ただし唄うことには積極的でも、「自分について唄う」ことにはさして興味が無かったフィルコリが作詞に目醒めた契機は、80年2月の最初の離婚劇のダメージだった。あまりにもやる瀬なくて書いた、何のひねりもない単なる哀しいラヴソング“プリーズ・ドント・アスク”が、〈実はジェネシスのプログレ牢名主〉トニー・バンクスの厳しい審査と検閲を無事合格して、『デューク』に採用されたのである。唄い始めてから5年も経ってやっと、だ。それまでの自己表現に対する興味の希薄さは、ちょっとすごい。
そしてこのとき「あ、楽曲で憂さ晴らしすればいいのか」と気づいたフィルコリは、好き勝手唄うためにソロ活動を開始し、ジェネシスにおいてもバンクスのお許しが出た素材に関しては、たまに楽曲を書くようになったんだと思う。

しかしフィルコリといい先のピーガブといい、そんなに男の自己探求は女次第で左右されるのか。〈文系ロック〉って、だから素敵さ。

それにしても、あれだけの接写とどアップに動じないフィルコリの被写体衝動に、私は不動明王を見た(←嘘)。というか嬉々として被写体に励んでる、と書くのが正確だ。だってアルバムのみならず続々とカットされた無数のシングルのジャケも、そのほとんどが〈フィルコリ一人舞台〉状態なんだもの。

どんだけ出たがりなのか、この男。

でも想い出してみてほしい、フィルコリの氏素性もとい遍歴を。

裕福な家庭に育ったのをいいことに、5歳でドラムセットを叔父さんからプレゼントされると、ちびっこタレント・コンテストに出場してオーケストラを従えて唄ったり、打楽器の演奏メソッドを師事して学んだりする傍ら、14歳からは演劇学校にも通い子役としてのポジションも着々と築きつつあったのだから、育まれた素地が半端ない。

だから超絶技巧派ドラマーとしても開花できたし、あの〈稀代の悪口雑言クソ野郎〉ビル・ブルーフォードをして「『夜の囁き』は劇的で本物のブラック・ソウル・ミュージック」と言わしめるほどのモータウン・ファンク・マニアに仕上がった。

そして子役まで経験済みだからこその〈観られるカタルシス〉が、彼のソロ・ワークスには溢れかえってるんだと容易に推測できる。

ピーガブ在籍時のジェネシスは常にその素人アングラっぽい演劇性と共に語られてきたが、よく考えたらフィルコリの方がはるかに〈リアル〉な演劇出身者なのだ。いちいち絶妙なコントラストのバンドであることよ。

というような私の妄想紙一重の憶測を、外ならぬフィルコリ本人が証明してくれたのは2年前だったか。2015年末から始まった、全ソロ・アルバムのデラックス・エディション化である。一見、オリジナル音源を最新リマスタリングしたり、ライヴやらデモやらアルバム未収録曲を集めたボーナス・ディスクと2枚組にしたり、と極めてノーマルで王道のアイテムだ。別に珍しくはない。

ところがフィルコリは旧CDを飾っていた顔ジャケを、全く同じ構図で撮り直してしまったのだ。だから31歳だった旧『夜の囁き』の正面顔が、『夜の囁き』DXでは65歳の正面顔にすり替わってしまい、怖い。皺は増えほうれい線は深く刻まれ頬はこけ顎は弛んだ、還暦過ぎて目つきの悪いフィルコリがそこにいるのだ。
 ちなみに『2(心の扉)』プラス33歳、『3(ノー・ジャケット・リクワイアド)』プラス29歳、『バット・シリアスリー』プラス24歳、『ボース・サイズ』はプラス20歳、『ダンス・イントゥ・ザ・ナイト』プラス18歳、『テスティファイ』プラス十二支1周分、そして7年前の最新作『ゴーイング・バック』に至ってはプラスおよそ56歳ときた。

で、なぜフィル・コリンズの〈老化〉を、赤の他人の我々が確認させられなきゃならんのだ? そもそも、音源は若い頃のまんまで顔ジャケだけアップデートという、謎のリアリティー追求姿勢の意味がわからない。
意識的な顔ジャケは、哲学させるのだろうか。

そんな彼の〈嘘のない顔ジャケ〉群を眺めていて思った。

子役って大人になったら皆なぜか凡人以下のヴィジュアルに成り下がるけれど、日本も英国もそれは同じなのだと。







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    07年欧州ツアーからのベストテイクを収録、全21曲

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    • TOBW3358/60

      廃盤、DVD、デジパック仕様、3枚組、スリップケース付き、リージョンフリー、帯・解説付仕様、日本語字幕あり、定価6800

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

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    • 5099951151898VIRGIN

      DVD、デジパック仕様、3枚組、スリップケース付、NTSC方式、リージョン表記無

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      状態:良好

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      (税込3015円)

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  • GENESIS / 1970-1975

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    • CDBOX14VIRGIN

      SACD+DVD×5タイトル+ボーナスSACD&DVD収録のボックス、SACD&DVDはブックレット仕様、DVDはNTSC方式、リージョン不明

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      13枚中12枚キズあり、一部にカビあり、

    • CDBOX14VIRGIN

      SACD+DVD×5タイトル+ボーナスSACD&DVD収録のボックス、SACD&DVDはブックレット仕様、DVDはNTSC方式、リージョン不明

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

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  • GENESIS / TRESPASS

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    Peter Gabrielによる味わい豊かなしゃがれ気味のボーカルと、演劇的に彩られたステージ・パフォーマンスが独特の存在感を放ち、数多くのフォロワーに受け継がれ、現在に至るまで脈々とプログレッシブ・ロックシーンに息づいているイギリスのグループの72年4th。プログレッシブ・ロックの代名詞のひとつであるメロトロンのロング・トーンで幕を開ける本作は、定番曲「ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ」、そして20分を超える名曲「サパーズ・レディ」を収録しPeter Gabriel期GENESISのサウンドを確立させた名作であり、「幻惑のブロードウェイ」と並ぶ彼らの代表作の1つ。寓話的幻想性を持ったシアトリカル・ロックの最高峰です。

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    Peter Gabrielによる味わい豊かなしゃがれ気味のボーカルと、演劇的に彩られたステージ・パフォーマンスが独特の存在感を放ち、数多くのフォロワーに受け継がれ、現在に至るまで脈々とプログレッシブ・ロックシーンに息づいているイギリスのグループの73年5th。Peter Gabriel期GENESISの作品の中でも非常に英国然とした湿り気と気品に溢れた作品であり、ジャケットの通り温かみのあるサウンドを構築しています。「ダンシング・ウィズ・ザ・ムーンリット・ナイト」や「ファース・オブ・フィフス」といった代表曲も収録されており、前作「FOXTROT」に負けず劣らずの傑作となっています。

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      盤質:傷あり

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      帯有

      ファミリーツリー付き、特典帯付(紙ジャケに巻いてあります)

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    • DEBR18803/4

      DVD2枚組、NTSC方式、リージョン2、帯付き仕様、定価9240

      盤質:傷あり

      状態:

      帯有

      帯中央部分に色褪せあり、レーベル面にスリ傷・汚れあり

  • GENESIS / ARCHIVE 1967-75

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