2017年10月14日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,今週のカケレコFacebook
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こんにちは。今週は夏のように暑かったり、雨が降って冷え込んだりと気温の変化が激しい1週間でした。こんなに気温差があるのは久しぶりの事らしいのですが、「女心と秋の空」なんていう言葉もありますので、秋らしい1週間だったのかもしれません。
さて、今週のカケレコFacebookページ『カケレコのロック探求日誌』では、「秋っぽいジャケット」というテーマで、カケレコ・スタッフが秋を感じるジャケットの作品をピックアップしてまいりました!
今週のロック探求投稿をまとめてお楽しみください♪
本日はハットフィールド&ザ・ノースの1stアルバムをセレクト。
このピンクがかった淡い色調の空、どこか秋の風景という感じがしませんか?その空にうっすらと浮かび上がった宗教画らしき絵がまた荘厳さを醸し出していて、アーティスティックな名ジャケットだなぁと思います。
サウンドもカンタベリー・ロックならではの味わい深さに満ちていて、秋になるとジャケットを眺めながらじっくり聴き入りたくなる作品です。(佐藤)
今日ピックアップするのは、フリートウッド・マックの69年作『THEN PLAY ON』。
黄色い(多分)山をバックに真っ赤なもみじが舞うジャケットは、秋の色鮮やかさを感じさせてくれますね。味わい深い円熟のサウンドも秋にピッタリの作品です。(青山)
秋と言えば落ち葉。落ち葉と言えばこのアルバム!というわけで本日はオールマン・ブラザーズ・バンドの73年作『BROTHERS AND SISTERS』をご紹介。
デュアン・オールマンとベリー・オークリーという2人のメンバーを続けて事故で失ったにもかかわらず、悲しみを吹き飛ばすかのように明るくカラッとしたカントリー風味のサザン・ロックで、グループ初の全米ナンバー・ワン・ヒットとなった本作。
背景を知ると軽快な曲調の中にもどこか切なさと哀愁が滲んでいるような気がして、非常に味わい深い一枚です。
ちなみにジャケットの表裏を飾る子供はメンバーのブッチ・トラックスの息子とベリー・オークリーの娘だそうですよ♪(増田)
色づいた木のそばに、アコギを持って朴訥と立つこのジャケット。「秋」120パーセント、といった感じです!
このアルバム、ボーカルもドラムもエレキも、鳴っている音がすごく「温かい」んですよ・・・!
英国のシンガー、ロジャー・モリスの72年1stなのですが、ザ・バンド『MUSIC FROM BIG PINK』に打ちのめされて音楽を始めたそうで、厚みあるアーシーなサウンドはまさにザ・バンド的。ヴァン・モリソンのような柔らかいソウルフルな歌声も格別で、聴けば聴くほどじわじわと沁みてきます。
秋晴れの日にこれを聴いて、ゆっくりお茶など飲みたいです。(みなと)
今週は「秋っぽいジャケット」というテーマで、カケレコ・スタッフが秋を感じるジャケットの作品をピックアップしてまいりました。
ラストの一枚は、ジェネシスの73年作『SELLING ENGLAND BY THE POUND』です♪
実際に描かれている季節はわかりませんが、パステルカラーの優しくファンタジックなイラストからは、なんとなく秋っぽさが漂ってくる気がするのですが、いかがでしょう。
内容のほうも、特に終盤「After The Ordeal」~「The Cinema Show」の流れを聴くたびに、落ち葉がひらりと舞う秋の英国庭園を思い浮かべているのは私だけでしょうか。
手工芸品のような精緻さと温もりを宿した愛すべき名作ですね。(佐藤)
「秋」をキーワードにロック探求!お気に入りの1枚が見つかれば幸いです。
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元CARAVANのRichard SinclairとSteve Miller、元MATCHING MOLEのPhil Miller、後にNATIONAL HEALTHで活躍するPip Pyleにより結成され、Steve Millerが脱退、KHANを経たDave Stewartが参加したカンタベリー・ジャズ・ロックバンドの代表格の74年デビュー作。HENRY COWのJeff ReighやRobert Wyattも参加した本作は、メンバーの確かな技巧に裏打ちされた複雑な楽曲構成や、変拍子を用いたテクニカルなインタープレイを持ちつつも、カンタベリー独特の質感、メロディーの味わい、ポップ・センス、ユーモアを散りばめた極上のファンタジアを描く傑作です。
紙ジャケット仕様、SHM-CD、09年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲、定価2667+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯無
帯無、紙ジャケにスレあり
盤質:傷あり
状態:良好
紙ジャケット仕様(『アフターズ』は廃盤希少!)、SHM-CD、特典ボックス付、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック合計6曲、定価合計8400
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ、2枚は傷あり、解説1枚に小さい折れあり、ボックス内側に若干汚れあり
元CARAVANのRichard SinclairとSteve Miller、元MATCHING MOLEのPhil Miller、後にNATIONAL HEALTHで活躍するPip Pyleにより結成され、Steve Millerが脱退、KHANを経たDave Stewartが参加したカンタベリー・ジャズ・ロックバンドの代表格の75年2nd。カンタベリー・ジャズ・ロックの代表作である本作は、20分の大作「Mumps」を含め、 前作より全体的に整理、洗練された世界観をすっきりと聴かせる作風となっており、クロスオーバー・ジャズ・ロック色を強めた音楽性へと変化しながらも、彼ららしいポピュラリティーを持ったサウンドと、胸を打つメロディーが素晴らしい傑作です。
紙ジャケット仕様、SHM-CD、2009年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲、定価2800
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
Eric Claptonに次いでJohn Mayall&Bluesbrakersの看板ギタリストとして活躍したPeter Greenを中心に結成されたグループ。68年の記念すべきデビュー作で、英ブルース・ロック・ブームの火付け役となった名作。CHICKEN SHACK、SAVOY BROWNと並んで3大ブルース・ロック・バンドとして有名。
69年作3rd。英アルバム・チャート最高18位。デビュー・シングル「アイ・ビリーヴ・マイ・タイム・エイント・ロング」をはじめ、ビートルズの「サンキング」にも影響を与えたとされる美しいインスト曲「あほうどり(アルバトロス)」(初の全英No.1シングル)、ここ日本ではサンタナのカヴァーで有名な「ブラック・マッジク・ウーマン」などを収録。極めてベスト盤的な内容に仕上げられている。なお、この時期からダニー・カーワンが参加、ピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサーとのトリプル・ギター編成となる。
英ブルース・ロックの名グループ、ダニー・カーワンが参加して初、ピーター・グリーンの最後の参加作となる69年の3rd。初期のR&B色は薄まり、アーシー&サイケデリックな色彩が増しています。その中で深淵なる精神性を音で聴かせる天才ピーター・グリーンのギターが特筆。繊細でいて芳醇。枯れていつつもメランコリック。派手さはないものの、円熟の境地に達した味わい深すぎる名作。
ボーナス・ディスク付きの2枚組、デジタル・リマスター
盤質:傷あり
状態:良好
ケースにシールが貼ってある仕様です。
4枚組ボックスセット、情報シール付仕様、ブックレット付仕様、定価9800
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯-
ジャケ1枚に若干指紋汚れあり、情報シール無し、ボックスに小さい角潰れあり
スリップケース付き仕様、2枚組、ブックレット付仕様
盤質:傷あり
状態:並
カビあり、スリップケースにいたみあり
三方背ケース付き仕様、2枚組、ボーナス・トラック3曲を含む全30曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
三方背ケース圧痕あり
マッスル・ショールズのセッション・ギタリストとして名を馳せ、後には『いとしのレイラ』にもゲスト参加する天才ギタリスト、デュアン・オールマンが率いるグループ。トム・ダウドのプロデュースで録音され、カプリコーン・レーベルから69年にリリースされた記念すべきデビュー作。ツイン・ギター&ツイン・ドラムという編成で、ブルース・ロックをベースによりスケールを増したサウンドでサザン・ロックの幕を開けた傑作。デュアン・オールマンのスライドとディッキー・ベッツのオーソドックスなブルース・ギターによるギター・バトルの熱気は凄い!
オールマン・ブラザーズ・バンドならではの緻密なアンサンブルと奔放なインプロヴィゼーションを存分に楽しめるライヴ・アルバムにして、バンドの最高傑作。71年作。
急逝したデュアン・オールマンを含む布陣によるスタジオ音源と、フィルモア・イーストで収録されたライヴ音源で構成。トップ10ヒットとなった72年の出世作。
廃盤、フィルモア・イーストでの最後のコンサートを収録したDISC2を加えたデラックス・エディションとして初の紙ジャケ化、2枚組、紙ジャケット仕様、SHM-CD、定価3629+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
紙ジャケット仕様、SHM-CD、ターコイズブルー・レーベル、HRカッティング、復刻巻帯付き仕様、ボーナス・トラック2曲、定価2667+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
デュアンに続き、事故で急逝したベーシスト、ベリー・オークリーの遺作にして、グループの初めてのナンバー・ワン・アルバム。ヒット曲「ランブリン・マン」を収録。73年作。
デジパック仕様、デジタル・リマスター、未発表リハ/アウトテイク音源収録の2枚組
盤質:傷あり
状態:良好
5枚組ボックス仕様、各CDはペーパーケース仕様
盤質:傷あり
状態:良好
スレあり、2枚は無傷〜傷少なめ、3枚は傷あり
5枚組ボックス仕様、各CDはペーパーケース仕様
盤質:傷あり
状態:良好
4枚は傷少なめ
柔らかな陽光が差し込む秋枯れの穏やかな日。アコギを携えそっと佇むRoger Morris。ジャケットにピンと来た英フォーク・ロックのファンの方、間違いなくハズレはありません!THE BANDからの影響が感じられる土臭く哀愁に溢れたアンサンブル。滲み出る英国的な陰影がたまりません。Roger Morrisのヴォーカルが特筆もので、渋みが少なく柔らかな歌声に心温まります。もちろんメロディも絶品!これぞブリティッシュ木漏れ日フォーク・ロックといえる愛すべき傑作!72年リリース。
DVD、デジパック仕様(トールサイズ)、スリップケース付き仕様、NTSC方式、リージョン2-8、全34曲
盤質:全面に多数傷
状態:
小さい塗料汚れあり
2枚組、直輸入盤(帯・解説付仕様)、デジタル・リマスター
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
5枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、ブックレット付仕様
盤質:無傷/小傷
状態:良好
3枚は無傷〜傷少なめ、2枚は傷あり
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1970年に発表されたセカンド・アルバム『侵入』は、「プログレッシヴ・ロック・バンド」GENESISのスターティング・ポイントとなった作品。各曲の演奏時間は長めになり、プログレッシヴ・ロックらしいプレイ・スタイルが見受けられるようになってきました。本作でのGENESISは、ギタリストがAnthony Phillips、ドラマーはJohn Mayhewが務めているため、Steve HackettとPhil Collinsが加入する次作『怪奇骨董音楽箱』とはまた印象が異なりますが、デビュー・アルバムから比べると飛躍的に音楽性が向上していることが分かります。後の73年に発表されるライブ・アルバム『ライヴ』にも収録される「ザ・ナイフ」のスタジオ・バージョンは、本作に収められています。
廃盤希少!紙ジャケット仕様、SACD+DVDオーディオの2枚組、08年デジタル・リマスター、定価4571+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
紙ジャケに若干色褪せあり
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1971年に発表されたサード・アルバム『怪奇骨董音楽箱』は、ギタリストにSteve Hackett、ドラマーにPhil Collinsが加入し、ついに黄金期のメンバーが揃った作品。「プログレッシヴ・ロック・バンド」GENESISの傑作の森の入り口にあたるアルバムであり、後に「プログレッシヴ・ロック史上最も英国的なバンド」と呼ばれる彼らの個性が芽吹いた名盤です。アルバム・タイトルの「Nursery Cryme」は「童謡」を意味する「Nursery Rhyme」から作られた造語。Paul Whiteheadが手掛けた印象的なジャケット・アートは、「クリケットで遊ぶ少女が、一緒に遊んでいた少年の頭をクリケットのバットで吹き飛ばす」という、アルバム1曲目「ザ・ミュージカル・ボックス」のストーリーを描写したもの。次作『フォックストロット』と並んでGENESIS入門に最適なアルバムのひとつです。
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1974年に発表された6枚目のスタジオ・アルバム『幻惑のブロードウェイ』は、「Peter Gabriel期GENESIS」のラスト・アルバムであり、2枚組のボリュームでのリリースとなった作品。これまでの幻想的なジャケット・アートが、ヒプノシスによるアートワークに取って代わられている点が目を引くその内容は、「ニューヨーク出身のプエルトリコの青年ラエル」の物語をテーマにしたコンセプト・アルバムとなっています。Peter Gabrielの自己探求の色合いがコンセプトに強く表れた作品と考えられており、熱心なファンから様々な解釈が語られてきたという難解な側面もある、問題作にして大傑作。音楽的にはヒプノシスのアートワークが示す通り、GENESISの個性であった英国の抒情性が後退し垢抜けたサウンドへと変化しています。なお本作は、全英10位、全米41位を記録しています。
紙ジャケット仕様、2枚組、再プレス盤、解説元から無し、歌詞対訳・ファミリーツリー付き、内袋付仕様、定価3495+税
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、1枚は傷多め、カビあり、黄ばみあり
紙ジャケット仕様、2枚組、再プレス盤、解説元から無し、歌詞対訳・ファミリーツリー付き、内袋付仕様、定価3495+税
盤質:無傷/小傷
状態:不良
帯有
目立つカビあり
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1976年に発表された7枚目のスタジオ・アルバム『トリック・オブ・ザ・テイル』は、Peter Gabrielの脱退を受けて4人編成となってから初めてのアルバムです。ドラマーPhil Collinsがヴォーカルを兼任するスタイルへと生まれ変わったGENESISですが、フロントマンの脱退という非常事態をしなやかに乗り切ることに成功。Phil Collinsの声質がPeter Gabrielの声質に近かった偶然も手伝って、音楽的なクオリティーを落とすことなく転身を遂げました。音楽的には、「Peter Gabriel期GENESIS」の作風を受け継ぐと同時に、これまでの繊細なシンフォニック・ロックとは異なるダイナミックなバンド・サウンドなど、新たな展開も伺うことができます。本作は、全英アルバム・チャートに39週チャート・イン(最高3位)するヒット作となりました。
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1976年に発表された8枚目のスタジオ・アルバム『静寂の嵐』は、ギタリストSteve Hackettが参加した最後のスタジオ・アルバム。グループはPhil Collinsが主導する体制へと完全にシフトした印象であり、次作以降に繋がるポップ・フィーリングを強く押し出した、明確な方向性が打ち出されています。また、時代性もあってかTony Banksのキーボードは音色のバリエーションがより豊かにカラフルさを増しており、楽曲にドラマティックな彩を加えています。本作を「プログレッシヴ・ロック期GENESIS」のラスト・アルバムと捉えるファンも多い作品ですが、プログレッシヴ・ロックとポップな音楽性の絶妙なバランスによって生み出された名盤です。
CDSCDX4005/724383988624(VIRGIN)
DEFINITIVE EDITION REMASTER
盤質:無傷/小傷
状態:良好
ケースに小さいヒビあり
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1977年に発表された『眩惑のスーパー・ライヴ』は、1973年作『ライヴ』に続く、GENESISにとって2作目のライヴ・アルバム。2枚組のボリュームでリリースされた本作収録曲のほとんどは、8枚目のスタジオ・アルバム『静寂の嵐』のツアーから77年6月のパリ、パレ・デ・スポール公演の音源を使用しており(「ザ・シネマ・ショウ」のみ、7枚目のスタジオ・アルバム『トリック・オブ・ザ・テイル』ツアー時の音源を使用)、サポート・ドラマーとしてChester ThompsonとBill Brufordが参加しています。20分を超える大曲「サパーズ・レディ」、あるいは「ファース・オブ・フィフス」や「アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク」などを含む、GENESISの代表的な楽曲が目白押しの必聴盤です。
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1978年に発表された9枚目のスタジオ・アルバム『そして3人が残った』は、ギタリストSteve Hackettが脱退しPhil Collins、Mike Rutherford、Tony Banksの3人編成となったGENESISの初めてのスタジオ・アルバム。新たなギタリストは加入せず、Mike Rutherfordがギタリストも兼任(ライブではギタリストDaryl Stuermerがサポート)するスタイルとなっています。収録曲数が増加(11曲)し、各曲の演奏時間がコンパクトにまとめられていることからも分かる通り、プログレッシヴ・ロックの成分を残しながらポップ化に向けて舵を切ったアルバムと言えるでしょう。本作は全英アルバム・チャートに32週チャート・イン(最高3位)する好記録を打ち立て、また、シングル・カットされた「フォロー・ユー・フォロー・ミー」は全英シングル・チャート7位に輝きました。
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1980年に発表された10枚目のスタジオ・アルバム『デューク』は、ポップなサウンドで初の全英アルバム・チャート1位を獲得した快作。冒頭3曲と最終2曲で曲同士が切れ目なくつながっている点や、エンディング・ナンバー「デュークス・エンド」でオープニング・ナンバー「ビハインド・ザ・ラインズ」のフレーズがリプライズされる点など、トータル志向を感じさせるアルバム構成となっています。音楽的にはプログレッシヴ・ロックからは離れた印象を持ちますが、Phil Collinsのポップな音楽性を中心に組み上げられた楽曲たちは高いクオリティーを誇ります。
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1981年に発表された11枚目のスタジオ・アルバム『アバカブ』は、前作『デューク』に続いて全英アルバム・チャート1位を獲得し、ビルボード・チャートでは7位に付けたアルバム。本作の数か月前にPhil Collinsがソロ・デビュー・アルバム『夜の囁き』を発表し大ヒットを記録しており、その勢いがGENESISにも好影響をもたらしました。EARTH, WIND & FIREのホーン・セクションをゲストに迎えた「ノー・リプライ・アット・オール」など、プログレッシヴ・ロック期GENESISではありえなかったようなアプローチが楽しめる1枚です。
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1982年に発表された『スリー・サイズ・ライヴ』は、1973年の『ライヴ』、1977年の『眩惑のスーパー・ライヴ』に続く、GENESISにとって3作目のライヴ・アルバムであり、2枚組のボリュームでのリリースとなっています。80年作『デューク』や81年作『アバカブ』のポップな楽曲が収められている一方で、「イン・ザ・ケイジ(メドレー)」や「アフターグロウ」などプログレッシヴ・ロック期の楽曲もプレイされており、「イット〜ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ」はギタリストSteve Hackett在籍時の76年のライブ音源(ドラマーはBill Bruford)を使用しています。全米10位、全英2位を記録した名ライブ・アルバムです。
GECDX2002/724383989324(VIRGIN)
2枚組、デジタル・リマスター
盤質:無傷/小傷
状態:不良
目立つカビあり
ご紹介したようなオールタイムのプログレや60s/70sロックのCDで聴かなくなったものはございませんか? 査定の正確さ・高額買取で評価いただいているカケレコ「とことん査定」、是非一度お試しください!買取詳細&買取査定額の一例はコチラ↓
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