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新品LPの取り扱いを開始いたしました!在庫よりLP映えするジャケットを持つ作品をピックアップ☆

こんにちは、スタッフ佐藤です。
すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、カケレコでは2月より新品LPの取り扱いを開始しています。

これまでCDサイズしか扱ってなかったので、迫力あるLPジャケットを目の前にすると「おお…。」と思わず感嘆が漏れてしまいますね~。

というわけで、そんなLP映えするジャケットを持つ作品をピックアップしていきたいと思います☆

MIKE OLDFIELD / TUBULAR BELLS

まずは言わずと知れた英国プログレの金字塔から。LPだとジャケットに描かれているチューブの存在感が凄いです…。アビーロード・スタジオでのハーフ・スピード・マスタリング音源、オリジナル・スタジオと2009年のマイク・オールドフィールドによるステレオ・ミックスとの2枚組エディション!

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FRUUPP / FUTURE LEGENDS

アイルランドの愛すべき名バンドによる1st。点描で描かれた鮮やかなジャケットがLPだと殊更映えますね~。

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SOFT MACHINE / FOURTH

次作と共にソフツ中最も渋いサウンドを聴かせる4th。一見ジャケ手前のラトリッジのコワモテ感が際立ってますが、LPだとサングラスの奥の優しげな目が確認できて、印象がぜんぜん違いますね。

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SOFT MACHINE / SIX

ソフツからはこちらの6thもピックアップ。LPでもこのジャケットに描かれた物体が何なのかは判明しませんが、有無を言わさぬ迫力があるのは確か。今思ったのですが、これが「柔らかい機械」なのでしょうか?

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PENTANGLE / PENTANGLE

CDではそれほど気になるジャケではなかったのですが、このサイズだと途端にシンプルなシルエットのデザインがカッコ良く見えてきますね!

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COLOSSEUM / VALENTYNE SUITE

キーフジャケの中でも屈指の人気を誇る本作のLPも入荷しましたよ☆ 現像時に特殊な着色を施すことで生み出されるキーフ特有のこのくすんだ色合い、ぜひLPサイズで堪能したい一枚ですね。

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BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / DARWIN!

イタリアン・ロックを代表するこの名作も、素晴らしいジャケットを持つ一枚。この懐中時計の金属の質感の表現などはLPサイズならではではないでしょうか。

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GOBLIN / PHENOMENA

名匠ダリオ・アルジェントがメガホンを取り、若きジェニファー・コネリーを主演に制作された84年公開映画『PHENOMENA』の85年サウンド・トラック・アルバム。ジャケットは、主人公の少女を描いたミスティックな美しさを湛える下半分とややB級感のある上半分との対比が実にいい感じです。

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IL VOLO / IL VOLO

イタリアン・ロックの腕利きたちが結成したスーパーグループによる記念すべき1st。女性の顔をドアップにしたジャケだけあって、LPだとかなり迫力がありますね。192KHZデジタル・リマスターの高音質盤となっております!

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LE ORME / STORIA O LEGGENDA

72年作『包帯の男』も手掛けたデザイナーによるジャケットが印象的な77年作。混沌と美が共存するような圧倒的な躍動感を放つ素晴らしいジャケットですよね。

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JUMBO / JUMBO

個人的にLPだと特に素晴らしいジャケットだなぁと思ったのが本作。CDだと小じんまりとしてしまってますが、芸術的センスに溢れた秀逸なデザインだと思います。

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LOCANDA DELLE FATE / FORSE LE LUCCIOLE NON SI AMANO PIU

最後は、ジャケット/内容ともにイタリアン・ロックの最高峰に位置するこの名盤をどうぞ。サウンドを見事に反映した幻想性と物悲しさが同居したこのジャケット、ため息が出る美しさですよね…。

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今後各国のプログレを中心にタイトルを増やしていく予定ですので、どうぞご期待くださいませ!

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MIKE OLDFIELDの在庫

  • MIKE OLDFIELD / EXPOSED(映像)

    79年ツアー映像、INCANTATIONS Pt.1〜4、TUBULAR BELLS Pt.1〜2などを演奏!

  • MIKE OLDFIELD / CLASSIC ALBUM COLLECTION(SIX ALBUMS 1973-1980)

    『TUBULAR BELLS』『HARGEST RIDGE』『OMMADAWN』『INCANTATIONS』『PLATINUM』『QE2』の6タイトルを収録

  • MIKE OLDFIELD / BEST OF : 1992-2003

    英国が誇る天才マルチ・ミュージシャン、全31曲ベスト。

  • MIKE OLDFIELD / TUBULAR BELLS

    73年リリース、弱冠20歳の若き才能が多重録音を駆使してほぼ単独で作り上げた、英国プログレの金字塔

    多重録音という言葉が既に死語となりつつある現代においてさえ強烈な存在感と圧倒的な完成度を誇るイギリスのマルチ・プレイヤーの73年デビューアルバム。契約第1号アーティストのデビュー作としてヴァージンレコードの飛躍にも多大な貢献をした大名盤であり、また、本人の意図の範疇ではないながらも映画「エクソシスト」のテーマとしても有名な作品です。そのためおどろおどろしいイメージを持たれがちですが、実際はどこまでも美しく、雄大な自然を想起させる25分、23分の大曲2曲であり、膨大な数の地道なオーバーダビングを繰り返して作られた完全無欠の音像は70年代ロック史に深く刻み込まれています。

  • MIKE OLDFIELD / HERGEST RIDGE

    74年作リリース、雄大な情景美を描くギタープレイが絶品なスケール感溢れる第ニ作!

    前作同様、多重録音を駆使して制作された2作目。74年作。多彩なゲストの参加やデヴィッド・ベッドフォードのストリングスを導入するなど、さらにスケールアップした作品。

  • MIKE OLDFIELD / ISLANDS

    英国が誇る天才マルチ・プレイヤー、87年作

    1987年作品。『ディスカバリー』以来となる、3年ぶりのオリジナル・アルバムで、構成的には『ファイヴ・マイルズ・アウト』や『クライシス』に近い作品。

  • MIKE OLDFIELD / TUBULAR BELLS II

    英国が誇る天才マルチプレイヤー、92年作

  • MIKE OLDFIELD / TUBULAR BELLS III

    金字塔『TUBULAR BELLS』の誕生25周年を記念して制作された第3弾、98年リリース

  • MIKE OLDFIELD / LIVE IN GERMANY 1981

    81年のヨーロッパ・ツアーより、3月31日ドイツ公演1stショーをアンコール含め完全収録!

    81年3月31日ドイツ公演をアンコール含め完全収録! メンバーはマギー・ライリー(vo)、モーリス・パート(ds/key)、ティム・クロス(key/vo)、リック・フェン(b/g/perc)、マイク・フライ(ds/perc)。

  • MIKE OLDFIELD / LIVE IN GERMANY 1982

    『FIVE MILES OUT』リリース後のツアーより82年11月2日ケルン公演を収録

  • MIKE OLDFIELD / TWO SIDES: VERY BEST OF

    英国が誇る天才マルチ・ミュージシャン、全29曲

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FRUUPPの在庫

  • FRUUPP / WISE AS WISDOM: THE DAWN ALBUMS 1973-1975

    アイルランドのファンタスティックなプログレ・バンド、73〜75年の全スタジオ作を収録

    叙情的でファンスティックなプログレッシヴ・ロックを聴かせるアイルランドの名グループ。彼らが活動中にDAWNレーベルよりリリースした4枚の全スタジオ作品を収録した決定盤!

    • ECLEC42686ESOTERIC

      4枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、ボーナス・トラック3曲、リーフレット付仕様

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      2枚は無傷〜傷少なめ、2枚は傷あり、ボックスに若干圧痕あり

    • ECLEC42686ESOTERIC

      4枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、ボーナス・トラック3曲、リーフレット付仕様

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      ペーパーケース1枚に若干折れあり

  • FRUUPP / MAID IN IRELAND – THE BEST OF FRUUPP

    英国プログレの愛すべき名グループ、9曲収録ベスト

  • FRUUPP / FUTURE LEGENDS

    ファンタスティックなアイルランドの名バンド、73年作、邦題「知られざる伝説」

    アイルランドのプログレバンド、73年1st。室内楽調のクラシカルな楽曲で幕を開ける本作ですが、本編のサウンドはそれとは対照的に無骨なハードロックを軸にしたワイルドな作風となっています。そんなハードなバンド・アンサンブルをシンフォニック・ロックに消化しているのはストリングスの効果的な使用とキーボード・サウンドであり、非常に危ういバランスで両者を同居させることに成功している他、ハード・ロック然としていながらどこか儚なげで線の細いファンタジックさも持ち合わせ、メロディアスな楽曲にはブリティッシュ・ロック的な湿り気と品格を感じさせます。オーボエとピアノで落ち着いて聴かせるシンフォニック然としたパートからDEEP PURPLE的とすら言えるダイナミックなパートまで触れ幅に恵まれた個性的な作品であり、次作でシンフォニック・ロック・バンドとして洗練されていく前のサウンドのせめぎ合いが素晴らしい1枚です。

  • FRUUPP / MODERN MASQUERADES

    クラシカルかつファンタスティックなアイルランドの名バンド、75年リリースの4th、イアン・マクドナルドのプロデュース

    アイルランドのプログレバンド、75年4th。キーボーディストが交代し、Ian McDonaldをプロデューサーに迎え制作された本作ですが、その内容は前作のポップ志向をさらに強め、彼らのディスコグラフィー中で最も洗練されたシンフォニックプログレへと落とし込んだ名盤。ハード路線にいきがちな彼らの演奏をストリングスで上手く中和するなど、やはりIan McDonaldの手腕が幅を利かせている点がポイントですが、新加入のキーボーディストのバンドへの貢献も顕著であり、シンセサイザーやメロトロンに加えてエレピなども効果的に導入し、今までには見られなかったジャジーなテイストも散りばめられ、楽曲により多様性と深みを与えています。シンフォニックロックの華やかさ、ファンタジックさ、そして前作の延長上にある明快なメロディーを持ち合わせた必聴作であり、彼らの集大成と言うにふさわしい1枚となっています。

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SOFT MACHINEの在庫

  • SOFT MACHINE / MAN IN A DEAF CORNER

    63-70年のレアライヴ音源集

  • SOFT MACHINE / FLOATING WORLD LIVE

    06年リリース、A.ホールズワース参加作「BUNDLES」リリース時の75年未発表ライヴ音源、ホールズワースのヴァイオリンもフィーチャー!

    名手アラン・ホールズワースが加入し制作されたギター入りソフツの第一弾『BUNDLES』期の未発表ライヴ音源、13曲を収録。ホールズワースはギターの他にヴァイオリンの卓越した腕前も披露しており聴き所です。

  • SOFT MACHINE / ORIGINAL ALBUM CLASSICS

    3rd〜7thを収録

  • SOFT MACHINE / THIRD

    カンタベリー・ロックの最重要作であるだけでなく、英国ジャズ・ロックの代表作とも言える70年作3rd!

    CARAVANと同じWILD FLOWERSを母体にRobert Wyattらによって結成されたグループであり、サイケデリック・ロックからその音楽性を変化させカンタベリー・ジャズ・ロックの代表的存在へと飛躍していったバンドによる70年3rd。Elton Deanに加えて、Nick Evans、Lyn Dobson、Rad Spail、Jimmy Hastingsという管弦奏者を充実させた8人体勢で録音された本作は、20分に迫る大曲4曲で聴かせる意欲作であり、初期のサイケデリック・ロックの音楽性を下地にしながらも、構築されたジャズ・ロック・アンサンブルと適度なアヴァンギャルド志向が融合した傑作です。

    • SICP30162/3

      紙ジャケット仕様、2枚組、Blu-specCD2、13年DSDリマスタリング、 ファミリーツリー付き仕様、ボーナス・トラック3曲、ブックレット・内袋付仕様、定価2900+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

  • SOFT MACHINE / FOURTH

    71年発表、ワイアット在籍最後となる傑作4th

    CARAVANと同じWILD FLOWERSを母体にRobert Wyattらによって結成されたグループであり、サイケデリック・ロックからその音楽性を変化させカンタベリー・ジャズ・ロックの代表的存在へと飛躍していったバンドによる71年4th。前作にも参加していたElton Deanが正式にメンバーとしてバンドに加入した本作は、前作よりもアヴァンギャルド志向と即興色を打ち出した作品であり、フリー・ジャズの音楽性の色濃いものとなりました。ジャズ色を急激に進化させたバンドと音楽性が合わなくなったRobert Wyattは本作を最後に脱退、MATCHING MOLEを結成することになります。

  • SOFT MACHINE / SEVEN

    洗練されたフュージョン的色合いが明確に現れた傑作7th、73年リリース

  • SOFT MACHINE / BRITISH TOUR ’75

    ジョン・エサリッジ在籍時の75年ライヴ、「BUNDLES」の楽曲を中心とするセットリスト、全15トラック

  • SOFT MACHINE / BUNDLES

    75年リリース、Allan Holdsworth参加、圧巻のテクニカル・フュージョン/ジャズ・ロック傑作!

    オリジナル・メンバーのKevin Ayers以来のギタリスト、Allan Holdsworthが加入し、『6』『7』と推し進めてきたフュージョン色をより強めた作品。75年作の8thアルバム。Karl JenkinsとMike Ratledgeによる叙情性と浮遊感のあるキーボード・ワーク、そしてその上をテクニカルに疾駆するHolldsworthの流麗なギター。John MarshallのドラムとRoy Babbingtonのベースによるロック的ダイナミズムに溢れたソリッドなリズム隊も特筆もの。圧巻のテクニカル・ジャズ・フュージョン・ロック!Holldsworthの唯一の参加作となった傑作。

  • SOFT MACHINE / SOFTS

    ホールズワースに代わり名手ジョン・エサリッジが加入した76年作、ギター入りソフツ第2弾!

    最後のオリジナル・メンバーMike Ratledgeが脱退。新たに元Darryl Way’s WolfのギタリストJohn Etheridgeが加入。John Etheridge (G)、Karl Jenkins (Piano)、John Marshall (Dr)、 Roy Babbington (B)、 Alan Wakeman (Sax)という布陣で制作された76年作。シャープなリズム隊をバックにJohn Etheridgeの超絶ギターが炸裂するパートと、柔らかく広がるキーボード&ピアノとサックスによる優美なパートとがダイナミックに交差するアンサンブルが聴き所。圧倒的なテンションと浮遊感の間を超絶技巧とセンスで行き交う後期ソフト・マシーンの代表作。

  • SOFT MACHINE / ALIVE AND WELL

    前任ホールズワースに匹敵するギター名手ジョン・エサリッジ、ヴァイオリニストのリック・サンダースら在籍、77年パリでのライヴ音源、78年リリース

    『SOFTS』に続く78年作。パリは「Theartre Le Palace」で収録されたライヴ音源。編成は、Karl Jenkins(Key)、John Etheridge(G)、Rick Sanders(Vln)、Steve Cook(B)、John Marshall(Dr)。しなやかなヴァイオリンがフィーチャーされ、たおやかさのあるユーロ・ジャズ・ロック的なサウンドが印象的。John MarshallのスリリングなドラムをバックにJohn Etheridgeが高速フレーズを炸裂されるアグレッシヴなパートも特筆もの。ライヴならではの緊張感がみなぎる逸品!

    • AIRAC1669/70

      廃盤、紙ジャケット仕様、スリップケース付き仕様、追加音源10曲を収録した2枚組、Blu-spec CD、2012年デジタル・リマスター、英文ブックレット付仕様、ポストカード付仕様、定価3500

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

  • SOFT MACHINE / LAND OF COCKAYNE

    ソフト・マシーンの最終作となった通算11作目、再参加のホールズワースの他ジャック・ブルースも参加した81年作

    英ジャズ・ロックを代表するグループ、SOFT MACHINEの最終作となった通算11作目。81年作。Karl Jenkinsがイニシアチブを取り、John Marshall、Jack Bruce、Alan Holdsworthらが参加して作られた作品。テクニカルなジャズ・ロックを期待して聴くと肩すかしですが、イージー・リスニング的な浮遊感のあるジャズ・ロックとして聴けばかなり完成度高いです。

    • AIRAC1682

      紙ジャケット仕様、Blu-spec CD、2012年デジタル・リマスター、内袋・英文ブックレット付仕様、定価2940

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      8cmシングルCD付き

  • SOFT MACHINE / TANGLEWOOD TALES

    63-70年のレア音源集、全23曲

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PENTANGLEの在庫

  • PENTANGLE / LIGHT FLIGHT THE ANTHOLOGY

    00年編集のアンソロジー、全31曲

  • PENTANGLE / FINALE AN EVENING WITH PENTANGLE

    Bert Jansch & John Renborne、英トラディショナル・フォークの巨匠2人が結成したグループ、08年の再結成ツアーを収録

  • PENTANGLE / SWEET CHILD

    ロンドンでのライヴ音源とスタジオ音源で構成された68年2nd

    68年作の2ndアルバム。68年6月29日、ロンドン・ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ音源とスタジオ録音音源。各プレイヤーの息遣いが聴こえてきそうな研ぎ澄まされた演奏はライヴでも変わることなく、当時の張り詰めた空気が時代を越えてこちらにピシピシ伝わってきます。名作。

  • PENTANGLE / THE LOST BROADCASTS 1968-1972

    BBCラジオセッション収録。

    68年〜72年のバンド黄金期のBBC音源を集めた編集盤。

  • PENTANGLE / BASKET OF LIGHT

    Bert Jansch & John Renborne、英フォークの2大巨匠が結成したグループ、69年3rd、英国トラディショナル・フォーク大傑作!

    本作は、69年にUKトランスアトランティックからリリースされたペンタングルのサード・アルバムで、メンバーはファーストから不変のジャッキー・マクシー、バート・ヤンシュ、ジョン・レンボーン、ダニー・トンプソン、テリー・コックスの5人編成。プロデュースも前作に引き続きシェル・タルミー。全作品中最もジャズ色が強いアルバムといっていいと思うが、その意味では、例えば次作「クルエル・シスター」のようなしっとり系トラッド・サウンドを好むリスナーには人気のないアルバム。しかし、このバンドをトラッドとブルースとジャズの融合を試みる場として捉えるなら、それが最も成功したアルバムと言えるのではないでしょうか。

  • PENTANGLE / CRUEL SISTER

    エレクトリック・ギターを初導入した70年4th

    70年作の4thアルバム。アコーディオンやリコーダーが印象的な楽曲など、前作までの張り詰めた緊張感はなくなり、暖炉のように暖かみのあるサウンドが印象的。英トラッド・フォークの傑作。ジャッキー・マクシーの独唱による「When I Was In My Prime」は、鳥肌ものの美しさです。

  • PENTANGLE / REFLECTION

    Bert JanschとJohn Renborneという英トラディショナル・フォークの2大巨匠が結成したグループ、71年作

    ルーツに立ち返った前作の延長線上にありながらも、アメリカン・フォークにも接近をみせた5作目。71年作。メンバー間の確執が噂された時期だが、その舞台裏をかんじさせないくつろいだ穏やかな雰囲気を感じさせる一枚。

    • BVCM47020

      紙ジャケット仕様、内袋付仕様、定価2000+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      若干帯中央部分に色褪せあり、紙ジャケに若干スレあり

      1400円

      1120円
      (税込1232円)

      308円お得!


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  • PENTANGLE / SOLOMON’S SEAL

    Bert Jansch & John Renborne、英トラディショナル・フォーク界の二傑が結成したグループ、72年作

    72年作のラスト・アルバム。バート・ヤンシュ、ジョン・レンボーンによるギターと、ダニー・トンプソンによるダブル・ベースとで織り成されるクールな演奏を聴くたびに遠い英国の荒涼とした寒空が眼前に浮かび上がります。前作ではアメリカン・フォークを意識したレイドバックしたサウンドを聴かせていましたが、本作で聴けるのは、「BASKET OF LIGHT」「CRUEL SISTER」などの名作にも見劣りしない、緊張感溢れる英国トラッド・フォーク。トラッド回帰により、ジャッキー・マクシーも水を得た魚のように美しい歌声を響かせています。バンドの最後を見事に飾った名作。

    • BVCM47021

      紙ジャケット仕様、インサート封入、定価2000+税

      盤質:全面に多数傷

      状態:

      帯有

      紙ジャケに若干破れあり、その他は状態良好です

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COLOSSEUMの在庫

  • COLOSSEUM / TIME ON OUR SIDE

    英国ジャズ・ロックの源流というべき名バンド、J.ハイズマン/B.トンプソン/C.クレムソン/D.グリーンスレイド/M.クラーク/C.ファーロウという鉄壁の布陣による14年作!

  • COLOSSEUM / LIVE IN LONDON 1970

    クレム・クレムソン在籍期、70年ロンドン公演の音源を収録

  • COLOSSEUM / THOSE WHO ARE ABOUT TO DIE SALUTE YOU and VALENTYNE SUITE

    69年リリースの1st&2nd

  • COLOSSEUM / VALENTYNE SUITE

    69年発表、英ジャズ・ロックのみならず、レイト60s英国ロックとしても屈指の傑作!

    Jon Hisemanを中心に結成されDave Greensladeらを擁したイギリスのジャズ・ロックグループの69年2nd。VERTIGOレーベルの第1作という位置付けの本作は、ブルース・ロックへの傾倒が顕著であったデビュー作から音楽的な引き出しが格段に増した名盤であり、ブリティッシュ・ロック然としたハードなロック・アンサンブルからジャジーな表情、クラシカル・ロック的なアプローチまで、テクニカルなインタープレイを交えながら拡散しつつ融合する素晴らしいものです。中でも彼らを代表する名曲となった表題曲「ヴァレンタイン組曲」は圧巻の出来であり、ブリティッシュ・ジャズ・ロック最高峰の1枚と言えるでしょう。

  • COLOSSEUM / LIVE

    解散直前の71年3月に録音された英ロック史に輝く傑作ライヴ盤!

    71年リリースのライヴ盤で、通算で4枚目となるラスト・アルバム。スタジオ盤でのダイナミズムがさらに増幅された演奏はただただ圧巻。ジョン・ハイズマンの超重量級でいてシャープな怒涛のドラム、ディック・ヘクストール=スミスの熱すぎるサックス、デイヴ・クレムソンの渾身のブルース・ギター、デイヴ・グリーンスレイドの淡くむせぶハモンド・オルガン、そして、クリス・ファーロウのソウルフルなヴォーカル。すさまじい一体感とダイナミズム。間違いなく当時の英国で屈指と言える実力派だったことでしょう。傑作です。

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BANCOの在庫

  • BANCO / EN CONCIERTO MEXICO

    99年メキシコでのライヴ音源

  • BANCO / LIVE IN MEXICO CITY 1999

    PFMと並ぶイタリアン・プログレの雄、黄金期編成による99年のライヴ盤、全17曲

    PFMと並びイタリアのプログレッシヴ・ロックを代表するバンコ。ヴィットリオ・ノチェンツィを中心に今なお活動する彼らだが、その哀愁を帯びた声の不世出の名ヴォーカリスト、故フランチェスコ・ディ・ジャコモと、彼らの地中海性を担っていた名ギタリスト、故ロドルフォ・アルテーゼを加えた、今では再現不能の黄金期編成による99年のライヴ盤。新旧代表曲を歌い込むジャコモと壮大なキーボードが並び立つ、真のバンコの姿を伝える名演!(レーベル紹介文より)

  • BANCO / ORLANDO: LE FORME DELLAMORE

    イタリアン・ロックの雄による22年作、2nd『Darwin!』や3rd『Io Sono Nato Libero』を思い浮かべずにはいられないズバリ傑作!

    PFMと共にイタリアン・ロックを象徴する名バンドが放った22年作!ピアノとアコギが寂しげに鳴らされ、哀愁と艶やかさを兼ね備えた素晴らしいヴォーカルが歌い上げる叙情的1曲目から一転、重厚なリズムとギター、ピアノ、オルガンがダイナミックに絡み合ってアーティスティックに突き進んでいく2曲目へと至る、このスリリングさと来たら!誰もが2nd『Darwin!』や3rd『Io Sono Nato Libero』を思い浮かべるであろうテンションのパフォーマンスに感動がこみ上げます。FINISTERREやUNREAL CITY、LA MASCHERA DI CERAなどの新鋭に接近したモダンさを見せつつも、往年のBANCOが持っていたロマンほとばしるようなイタリア臭は健在なのが最高に嬉しいです。前19年作もかなりの力作でしたが、初期BANCOを彷彿させるという点では、今作はジャコモ時代のBANCOファンにも是非オススメしたい傑作!

  • BANCO / DARWIN !

    72年2nd、爆発的にエネルギッシュ!イタリアン・ロック必殺の傑作!

    Vittorio Nocenzi、Gianni Nocenziを中心に結成され、Francesco Di Giacomoの迫力のある歌声とツイン・キーボードのアンサンブルを個性にイタリアを代表するプログレッシブ・ロックグループへと飛躍。シーンに衝撃を与えP.F.M.に続いて世界デビューを果たしたバンドの72年2nd。前作のハードな音楽性とテンションはさらに高められ、前作以上に複雑に構築された楽曲がカオティックに進行していきます。核となるピアノ、オルガンといったキーボード群に加えてモーグ・シンセサイザーが大幅に存在感を示すようになり、イタリアのほの暗い陰影をドラマティックに演出。セクションによってはアヴァンギャルドとすら言えるほどの攻撃性が凄まじい名盤です。

  • BANCO / IO SONO NATO LIBERO

    これまで以上にイタリアらしい芸術的な感性が発揮された73年発表の3rd

    Vittorio Nocenzi、Gianni Nocenziを中心に結成され、Francesco Di Giacomoの迫力のある歌声とツイン・キーボードのアンサンブルを個性にイタリアを代表するプログレッシブ・ロックグループへと飛躍。シーンに衝撃を与えP.F.M.に続いて世界デビューを果たしたバンドの73年3rd。その内容は、前作で爆発的なテンションを聴かせた攻撃性、アヴァンギャルドなサウンドをオリジナリティーに落とし込み、クラシカルな気品を持ったシンフォニック・ロックにまとめた名盤です。勢いで押し続けるような作風からバランスの取れたトータルなサウンドへの移行が見受けられ全体的にスッキリした印象を持ちますが、それによってへヴィーなセクションと静寂に包まれるセクションの対比が明確に描かれています。

  • BANCO / BANCO (1975)

    PFMに続き、ELPのマンティコア・レーベルよりリリースされた75年ワールド・デビュー作

    75年にMANTICOREレーベルよりリリースされた世界デビュー作。1stと3rd『自由への扉』からの楽曲に新曲1曲という構成。1st収録の代表曲「R.I.P」の英語バージョン「Outside」や、3rd収録の胸を打つ名曲「Non Mi Rompete(私を裏切るな)」の英語バージョン「Leave Me Alone」など収録。

  • BANCO / AS IN A LAST SUPPER

    76年作の6thアルバム『COME IN UN’ULTIMA CENA(最後の晩餐)』の英語バージョン

    76年作の6thアルバム『COME IN UN’ULTIMA CENA(最後の晩餐)』の英語バージョン。MANTICOREレーベルからの世界リリースの第二弾。これまでの彼らのダイナミックなサウンドはそのままに、より明快でコンパクトな作風を採用した名盤となっており、大曲の存在こそ無いものの彼ららしいスケールの大きなシンフォニック・ロックは健在。クラシック楽器の使用も巧みであり、タイトにまとめられた中に高密度でアイデアを閉じ込めた、非常に聴きやすい1枚。

    • VICP70037

      紙ジャケット仕様、SHM-CD、リーフレット付仕様、定価2667+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      帯に若干曇りあり

      1100円

      880円
      (税込968円)

      242円お得!


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  • BANCO / DONNA PLAUTILLA

    デビュー前の発掘音源、89年リリース

    1st発表以前の69年、RCAレーベルとの契約のために録音していたものの、RCAレーベルとの契約が無くなり、RICOLDIと契約したため89年にRAROレーベルがリリースするまでお蔵入りになっていた幻の音源。残念ながらジャコモは加入していませんが、アグレッシヴな展開と強靭なアンサンブルは、荒削りながら既にかなりの完成度。60年代ということを考えると、やはりただものではありません。

  • BANCO / LIVE

    デビュー前70年のライヴを収録

    70年12月27日、1stリリース以前、デビュー前の貴重な発掘ライヴ音源。オーディエンス録りレベルのサウンドは良いとは言えませんが、演奏のテンションは半端じゃありません。BANCOファンは必聴

  • BANCO / GLI ANNI 70

    70年代Ricordi時代を中心とする98年編纂のベスト

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GOBLINの在庫

  • GOBLIN / LA VIA DELLA DROGA

    77年発表、同名イタリア映画のサントラ盤

  • GOBLIN / SUSPIRIA

    ダリオ・アルジェント監督による傑作ホラームービーのサントラアルバム、77年リリース

  • GOBLIN / IL FANTASTICO VIAGGIO DEL BAGAROZZO MARK

    D.アルジェント作品のサントラ演奏で世界的に知られるイタリアン・ロック・グループ、78年4th

    イタリアン・シンフォニック・ロックの代表格バンドの78年4th。それまでインスト路線を貫いてきたわけですが、本作では初めてボーカルナンバーも配置され、およそGoblinのイメージとは遠い、とてもファンタジックなコンセプトアルバムとなっています。「Goblin=サスペリア」、「Goblin=サントラ」というのはもはや常識なわけですが、数は少ないながらサントラではない、いわゆる「オリジナルアルバム」も残しており、その貴重な1枚が本作と言うわけです。ビシバシにキメるリズム隊、そして、恐怖ではなく優美なファンタジーを描かせても超一流の表現が出来てしまう、引き出しが多すぎるClaudio Simonettiのキーボードがやはり圧巻。ボーカルを取り入れたことに対する賛否両論は、それだけバンドとしてのまとまりに隙が無いことの、なによりの証です。テクニカルさを駆使したシンフォニックロックとして最高の出来であり、Goblinの新たな一面を垣間見ることの出来る名盤。

  • GOBLIN / ORIGINAL REMIXES COLLECTION – VOL.1

    担当したホラー・ムーヴィーのテーマ曲を中心とする選曲の99年コンピ

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  • IL VOLO / ESSERE O NON ESSERE ?

    元FORMULA 3のメンバーが腕利きセッションマンらと結成したイタリアン・プログレ史上の名グループ、75年2nd

    イタリアを代表するプログレッシブ・ロックバンドFORMULA TREのAlberto RadiusとGabriele Lorenziを中心に、現在もシーンで活躍するスタジオ・ミュージシャンを加え結成されたグループの75年2nd。デビュー作がボーカルのメロディーを大切にしながらテクニカルなアンサンブルで聴かせる作風であったのに対して、本作ではインスト・セクションの充実が図られており、フォーク、ジャズ・ロック、フュージョン、シンフォニック、ロックが混在した彼ら独自のスリリングなアンサンブルを提示。もちろん叙情性に富んだボーカルも健在の傑作となっています。

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  • LE ORME / CLASSICORME

    イタリアンの代表的グループ、弦楽アンサンブルと共演、バンド過去曲やクラシック古典楽曲などから構成される17年作、1曲にSAGRADOのMarcus Viana参加!

    イタリアン・ロックの代表的グループとして知られる彼らの17年作。今作は弦楽アンサンブルと共演、バンド過去曲のアレンジやクラシック古典楽曲などから構成される、P.F.Mの13年作『DA MOZART A CELEBRATION』と同様のアプローチで聴かせる作品となっています。組曲に仕立てられた72年作『UOMO DI PEZZA』のナンバーを中心とする過去の名曲に加え、新曲、バッハやヴェルディなど古典クラシックも演奏。元々クラシカルな魅力に溢れるレ・オルメのナンバーが、格調高い弦楽の調べを得て一層ドラマチックさを増していて素晴らしいです。注目は1曲のみながら参加するSAGRADOのヴァイオリニストMarcus Viana。天を駆けるような美麗なプレイは一聴して彼とわかります。企画盤的作品ではあるものの、鮮やかによみがえった過去曲の数々に改めてレ・オルメの楽曲の持つ美しさを実感できる、充実度の高い一枚に仕上がっています。

  • LE ORME / COLLAGE

    「イタリアのELP」とも形容されるキーボード・プログレ・トリオ、71年3rd

    結成は67年までさかのぼり、ビート・ロックグループとしてデビュー後、時代の流れに対応してプログレッシブな音楽性へと変化。以降、EL&P系のキーボード・ロックバンドとして知名度を上げ、活動を続けるグループの71年3rd。フィリップスからリリースされたプログレッシブ・ロックバンドとしての彼らのスタート作であり、彼らの個性である冷ややかなオルガン・ロックをメインに収録していますが、一般的なキーボード・ロックグループのような超絶技巧で聴かせるパートはほとんどなく、クラシカルなモチーフを取り入れたセクションと、Aldo Tagliapietraによるイタリア叙情を強く感じさせるボーカルパートのコントラストで聴かせる作品となっています。

  • LE ORME / UOMO DI PEZZA

    イタリアのELPとも形容されるキーボード・プログレ・トリオ、72年作4th

    結成は67年までさかのぼり、ビート・ロックグループとしてデビュー後、時代の流れに対応してプログレッシブな音楽性へと変化。以降、EL&P系のキーボード・ロックバンドとして知名度を上げ、活動を続けるグループの72年4th。バッハの「シャコンヌ」からほの暗い幕開けが印象的な本作は、各種キーボードで埋められたイタリアンシンフォニック・ロックの典型と呼べる作風であり、前作以上にパワフルなキーボード・ロックと、Aldo Tagliapietraによる垢抜けない中にも叙情を感じさせるボーカルパートの対比が明確なコントラストを描いた傑作です。

  • LE ORME / FELONA E SORONA

    73年5th、イタリアン・シンフォニック・ロック屈指の名盤!

    結成は67年までさかのぼり、ビート・ロックグループとしてデビュー後、時代の流れに対応してプログレッシブな音楽性へと変化。以降、EL&P系のキーボード・ロックバンドとして知名度を上げ、活動を続けるグループの73年5th。イタリアンシンフォニック・ロックの名盤として有名な作品であり、「フェローナとソローナ」をテーマにした、組曲形式で聴かせるコンセプトアルバムとなっています。全編で溢れるイタリア然とした叙情とメランコリックな肌触りは特筆すべきものであり、オルガンを中心にした攻撃性のあるキーボード・ロックとAldo Tagliapietraの儚げなボーカル曲との対比がやはり素晴らしく、ジャケットのような気品漂うサウンドを作り上げています。

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JUMBOの在庫

  • JUMBO / DNA

    ハードさとリリカルさを備えたイタリアン・ロック好盤、72年作

    72年作の2nd。ブルース・ロックだった1stに比べ、ソリッドなハード・ロックをベースにしながら、ピアノやフルートのリリカルなフレーズが印象的なドラマティックなサウンドを聴かせています。ヘヴィなギターによる混沌としたパート、フルートやピアノのリリカルなパート、酒の匂いが漂ってきそうなアクの強いフォーキーなパートなどが無造作に散りばめられたバタバタとしたノリもこのバンドの魅力の一つ。

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  • LOCANDA DELLE FATE / MISSING FIREFLIES

    これは驚きました!イタリアン・シンフォの最高峰バンドによる2012年作、1曲目を聴いて心躍らないプログレ・ファンは居ないと断言!

    77年にイタリアン・シンフォ屈指の傑作をリリースしたグループによる、2012年再結成作。ヴォーカル、キーボード、ドラム、ベースのオリジナル・メンバー4人に加えて、ギターとキーボードの2人を新たなメンバーとして迎えた6人編成。いや〜、1曲目を聴いて心躍らないプログレ・ファンは一人もいないと断言!77年作に比べて幾分力強くタイトなドラムを土台に、ヴィンテージな音色のファンタスティックなキーボードとマイルドな歪みのギターがリズムを刻む中、ムーグ・シンセがどこまでも続くようにリリカルなフレーズを奏でる。場面が切り替わるように、ムーグからギターへとリードが移り、あの77年作を彷彿とさせる、繊細なタッチの歌心いっぱいのギターが流れると、もう胸がいっぱいになります。手数多くシャープにリズム隊が走りだし、キレのある変拍子の中をピアノが流麗にフレーズを奏でる・・・もうあまりの素晴らしさに笑みがこぼれます。ふぅ、あれ、はじまってからまだ5分しかたってない!8分を超える大曲2曲を含む新録の4曲の完成度の高さは圧巻の一言です。77年のライヴ音源(クリアなオーディエンス録音)を3曲収録しており、そちらももちろん素晴らしい。ベテランの復活作とは思えない瑞々しさに溢れた大傑作です!

  • LOCANDA DELLE FATE / FORSE LE LUCCIOLE NON SI AMANO PIU

    イタリアン・シンフォニック・ロックの頂点に君臨する名盤中の名盤、77年作

    単発ながらイタリアン・シンフォニック・プログレッシブ・ロックの頂点に君臨する名盤を生み出したグループによる77年作。テクニカルでタイトなリズム・セクションをボトムに、アコースティック・ピアノやアナログ・シンセサイザー、チェンバロ、ギター、フルートといった楽器がふくよかなサウンドを彩る作風であり、ツイン・キーボード、ツイン・ギター編成で聴かせるその叙情性とファンタジアはイタリアン・シンフォニック・ロックの中でも飛びぬけたクオリティーを誇ります。PREMIATA FORNERIA MARCONIやMAXOPHONEといった叙情性と牧歌的な雰囲気を持ったグループにも全く引けを取らない奇跡の1枚であり、且つスリリングな技巧に裏打ちされた名盤となっています。

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