2016年12月9日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,中古CDレコメンド
タグ: ロック&ポップス
こんにちは、ユモトです。
きたる12月10日、スウェーデンのストックホルムでノーベル賞の授賞式があります。
授賞式にボブ・ディランは「先約があるため」欠席ということになり、彼の代わりにパティ・スミスが出席して『はげしい雨が降る(原題:A Hard Rain’s A-Gonna Fall)』を披露することになりました。
ディランの友人だし、ロックの殿堂入りも果たしているパティ・スミスですから、その大役を担うことに異存はありません。でもこの曲のカバーはブライアン・フェリーのものがもっとも有名だと思うのです。
フェリーは大のディラン好き。ソロ作品やロキシー・ミュージックのライブ等でディラン作品を何度もカバーしていますが、2007年にはディランのカバーのみの作品「DYLANESQUE」さえ発表しています。
そんなわけで、唐突かもしれませんが、ノーベル賞~ボブ・ディランつながりでブライアン・フェリーのソロ作をピックアップしてみました。
1973年発表、記念すべき1stソロにして全曲カバーの傑作アルバムです。1曲目にその「はげしい雨が降る」を持ってきてます。その他のカバーはストーンズ、ビートルズ、ジャニス・ジョップリンなど有名アーチストのものばかりですが、バンドの呪縛から解放されて好きな曲を気持ちよく歌っている感じがすばらしいです。
2007年作ソロ12枚目、これが件の全曲ディラン・カバーのアルバム「DYLANESQUE」です。選曲は「天国への扉」など定番ばかり。歳を重ねて、良い意味でアクの抜けた歌声が味わい深く響きます。
時はさかのぼってソロ2作目。ここに収められた「煙が目にしみる」が有名ですが、7曲目にディランの「It Ain’t Me Babe」が収録されています。ファースト、セカンドと2作続けてカバーされているアーチストはボブ・ディランだけ。
ソロ3枚目「Let’s Stick Together」でロキシー・ミュージックのセルフ・カバーをやったりと、この頃の作品はソロとバンドの境界線があいまいです。それにさらに拍車がかかったのがこの4作目。カバー曲無し。バックはロキシー人脈。日本では5曲目の「Tokyo Joe」がドラマの主題歌に使われて有名になりました。
活動停止していたロキシー・ミュージックを再開して出したアルバム「Avalon」が大ヒットした後に発表されたソロ6枚目。バンドと並行してなぜこうもソロ作を発表するのか。カバー曲はないし……。しかも音の印象は「Avalon」ととても似ています。ともあれ、今作には「Slave to Love」という名曲が収められていますし、「DON’T STOP THE DANCE」は日本で2度CMに使われるなど、日本人にも馴染みのあるアルバムになりました。ベリー・クール!
ソロ8作目、久々に出したカバー・アルバムです。スクリーミン・ジェイ・ホーキンスもあればヴェルヴェット・アンダーグラウンドもあるというヴァラエティに富んだ作品です。ソロ作品のなかでは地味なほうですが、ジャケットは(5作目のベールを脱いだ花嫁の次に)イケてます。
記念すべきソロ10作目はスタンダード・ナンバーのカバー・アルバムです。ジャジーかつムーディー。お酒がすすみます。
手っ取り早く彼のソロ・キャリアを知るにはベストもあります。ブライアン・フェリーの作品はこちらからお探しいただけます♪
3枚組ボックス、各CDは紙ジャケット仕様、ステッカー3種付き・ブックレット付仕様、直輸入盤(解説帯付仕様)、定価記載なし
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
ボックスに若干スレあり
リマスター、HDCD、定価1380+税、帯・盤以外は規格番号TOCP54215
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
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