2016年8月31日 | カテゴリー:カケレコ情報,世界のロック探求ナビ,中古CDレコメンド
タグ: プログレ
カケレコ店長の田中です。
輸入盤中古CDセール棚から、オススメ盤を選りすぐってご紹介いたしましょう。
すべて在庫一枚ですので、売り切れご容赦!
エイリアンや未確認飛行物体をテーマにしたフランス産のコンセプト・アルバムなんですが、伊ヘヴィ・シンフォばりの狂おしさに電子音やナレーションが渦巻いて、もうすごいエナジー。
フランス音楽シーンでプロデューサーとして活動していたJean-Pierre Massieraを中心に結成されたフレンチ・へヴィー・プログレグループの74年作唯一作。
2014年作ながら、これはまるで、フォルムラ・トレのメンバーがバックをつとめた70年代のカンタウトーレの発掘盤!という趣。
愛すべき好作品ですよ~。
このアルゼンチンのバンドですが、イル・バレットのファンに是非とも聴いてほしいっ!
エネルギッシュなヘヴィ・シンフォを軸に、様式美メタルに通じるリフやツイン・リードも飛び出して、かなりドラマティック!
クリムゾンに通じるテンションとドラマに満ちたアンサンブルもあったり、良いなぁ。
理性ではとらえられないものにロマンを求め、非現実的な演劇やファンタジーに自身を投影したドイツ・ロマン主義が息づく、ドイツでしか生まれ得ないシンフォニック・ロックだなぁ。
シアトリカルかつハードでシンフォニックでスペーシー。
「BRAND X、RETURN TO FOREVERへの東欧からの回答」by kobakunさん
まるで、VDGGのピーター・ハミルとジェスロ・タルのイアン・アンダーソンとキンクスのレイ・デイヴィスの3人がセッションした感じ!?
あのジム・モリソン亡き後にドアーズに誘われたというヴォーカル&ギターのHoward Werthと後にSAMMYやSTACKRIDGEでも活躍する管楽器奏者Keith Gemmellを中心にロンドンで結成され、69年にデビューしたグループ。
カリスマと契約し70年にリリースされた2ndアルバム。
アトミック・ルースターとクォーターマスのメンバーが結成したバンドときたら良いに決まってる!
ジャケからも名盤臭ぷんぷんだし。
ザクザクとしたトーンでスピーディー&アグレッシヴに弾き倒すギターのカッコいいこと!
このバタバタとした疾走感がまたB級ハードの醍醐味で、お蔵入りとなった発掘音源ながら英ハードのファンは要チェック!
ツェッペリンとジェフ・ベック・グループのみんなでセッション!?
50年代から活動をスタートさせ、60年代初期にロックンロール・シンガーとしてデビューしたミュージシャン。
彼が率いていたバンド、サヴェイジズのライヴに重用したミュージシャン達、Jimmy Page、John Bonham、Jeff Beck、Nicky Hopkins、Noel Reddingなどを迎えて制作された70年作の1st。
ベアズヴィルから71年作で、録音はナッシュビル、エンジニアにはトッド・ラングレンも参加!ということで、熱いスワンプをやっても、「気品」や「陰影」を感じさせるんですよね~。
ウッドストック名盤!
いかがでしたか?
みなさまのロック探求のワクワクに貢献できれば幸いです。
月曜日、火曜日と連続で中古CDを放出いたしました。
中古CDの在庫充実中ですので、リストをチェック是非。
紙ジャケの在庫も充実中。国内盤紙ジャケットCDのみに限定したリストはこちら!
聴かなくなったプログレ&オールド・ロックのCDがございましたら、カケレコを是非ご検討ください。
1枚1枚、専任スタッフが丁寧に査定させていただきます。
イギリスはダービー出身のグループ。73年に録音されながら未発表に終わった音源の発掘盤。キレのある短音フレーズを巧みに織り交ぜたスリリング&メロディアスなリズム・ギターを軸にスピーディーに展開するプログレッシヴなハード・ロック。ギターは特筆もので、手数多くハイ・テンションに弾き倒します。全体的にバタバタとしていますが、前のめりに突っかかるアグレッシヴな展開はたいへん魅力的。
PUGMA-HO!結成前のグループINCASの音源など、ボーナス・トラック7曲収録
レーベル管理上、ジャケットに若干不良がある場合がございます。ご了承ください。
元アトミック・ルースターのジョン・カン(G、Vo)、ポール・ハモンド(ds)、元クォーターマスのジョン・ガスタフスン(b、vo)によって結成されたトリオ・グループ。72年作1st。骨太なリフを主体に組み立てられた各曲はスピード感抜群で、ジョン・カンのシャウトもはまってます。トリオならではの隙間のあるサウンドが演奏の鋭さを増幅させており、グッド。ブリティッシュ・ハード・ロックの名盤。
50年代から活動をスタートさせ、60年代初期にロックンロール・シンガーとしてデビューしたミュージシャン。彼が率いていたバンド、サヴェイジズのライヴに重用したミュージシャン達、Jimmy Page、John Bonham、Jeff Beck、Nicky Hopkins、Noel Reddingなどを迎えて制作された70年作の1st。初期KINKSとLED ZEPPELINを合体させたような、ハード・エッジでキャッチーなハード・ロックは抜群の格好良さ。特に一発でJimmy Pageと分かるキャッチーなリフが引っ張る1曲目と2曲目は痺れます。荒々しいLord Sutchのシャウト・ヴォーカルもヤバイです。ブリティッシュ・ハード黎明期のクラブシーンの熱気が閉じ込められた名作。
あのジム・モリソン亡き後にドアーズに誘われたというヴォーカル&ギターのHoward Werthと後にSAMMYやSTACKRIDGEでも活躍する管楽器奏者Keith Gemmellを中心にロンドンで結成され、69年にデビューしたグループ。カリスマと契約し70年にリリースされた2ndアルバム。力強いHowardのヴォーカルとKeithのぶいぶいとむせぶサックスやフルートをフィーチャーしたアクの強いアンダーグラウンド臭と牧歌性とがごちゃ混ぜとなったサウンドはデビュー作で既に完成されており、本作もその延長線上にあるサウンドが印象的。まるで、VDGGのピーター・ハミルとジェスロ・タルのイアン・アンダーソンとキンクスのレイ・デイヴィスの3人がセッションした感じ!?ファミリーとかブロドウィン・ピッグとかパトゥとかそのあたりのバンドに通じる愛すべき英国臭がぷんぷん。ソングライティングはデビュー作から磨きがかかった印象で、アンサンブルのアクとともにフックに富んだメロディがいい塩梅です。これは名作!
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