2016年8月12日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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スタッフ佐藤が気になった中古CDをちょこっとご紹介しようというこのコーナー。
今回は、ヒプノシスによる強烈なアートワークに包まれた英ロック・グループTOE FATの1stを取り上げます。
ヒプノシスと言えば、見るものを惹きつけるセンス溢れるアートワークから悪趣味スレスレの絶妙なラインを突いたインパクト抜群のアートワークまで、チャレンジングなジャケットアートを数多く手がけていますが、その上でこのTOE FAT、ヒプノシスファンを自認するスタッフの佐藤でさえも脱力せざるを得ない残念ジャケに仕上がってます。右側にいる親指が無駄にポーズ決めてるのがまたイラッと来たりね。またこれを採用したバンド側の意図も謎ですよね…。
まあジャケのことはこの辺にして、バンドメンバーに関して言えば、後にユーライア・ヒープを結成するケン・ヘンズレーとリー・カークスレイクが在籍しているのがやはり注目ポイントでしょう。
タイトでソリッドなアンサンブルに男臭いヴォーカルが乗るブリティッシュ・ハード・ロックはかなりのカッコよさ。ギター中心のアンサンブルながら、ヘンズレーは時折ピアノやオルガンをセンスよく散りばめ見事にアクセントを作っています。
英国らしいリリシズムもたっぷりでGOODですね~。これは名盤でしょう!
ヒプノシスによるジャケットが鮮烈な70年発表の1stアルバムと、71年発表の2ndとのカップリング。メンバーであるKen Hensleyは、後にUriah Heepに加入します。
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