2016年3月28日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,新譜CDナビ
英米ロックファン注目のニッチ&ディープな作品を続々と紙ジャケでリイシューしている韓国のレーベルBIG PINKより新譜が届きましたのでご紹介いたしましょう。
どうぞ試聴しながら、お楽しみください!
ソロとして古楽テイストのプログレ・フォーク名作を多数残すことになる名手ゴードン・ギルトラップが在籍していた英フォーク・バンド。70年のデビュー作。
気品に満ちたフィンガー・ピッキングのアコギ・アンサンブル、流れるような美旋律。
これずばり英フォークの隠れた逸品だなぁ。
ルックス悪い~、でも、たまらないな~、これぞニッチ・ポップだよなぁ。
ELO meets PILOTみたいな1曲目からもう悶絶必至。
VELVET OPERA~STRAWBSで活躍したRichard Hudson(G/Vo)とJohn Ford(G、B、Vo)によるデュオ。ニッチ・ポップ名作と言える75年作3rd!
デトロイト出身でモータウンの傘下レーベルからのリリースでこのジャケ・・・んで、聴いてびっくりメロディアス過ぎる極上オルガン・ロック!
全編、「青い影」ばりのオルガンとニッキー・ホプキンスに通じるリリカルなピアノが溢れてます。
後にエアロスミスやリッチー・サンボラへ曲を提供するなどソングライターとして成功するニューヨーク生まれの名ミュージシャン。71年のデビュー作。
レオン・ラッセルをハイ・トーンにしたような歌声、そして、枯れた哀愁たっぷりのメロディ。
さすがにメロディはどの曲も素晴らしく佳曲ぞろい。英米スワンプのファンにはたまらない好盤です。
このニューヨークのバンド、何かに似てるなぁ、と思ったら、ニック・ロウ率いる英国のブリンズリー・シュウォーツそっくり!それも2ndの頃の!って例えが地味過ぎましたか・・・。
70年代はじめだからこそのゴッタ煮感がたまらない愛すべきルーツ・ロック~フォーク・ロックの逸品!
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