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スペインPIGMY、伊LA COSCIENZA DI ZENO、英SANGUINE HUMの新譜、FIELDSの幻の2ndの発掘盤など注目新作を特集!

こんにちは、カケレコ店長の田中です。

世界各国より新譜&新規リイシュー盤が続々と届いておりますので、注目作品をピックアップいたしましょう。

試聴しながらお気に入りの一枚が見つかれば幸いです。

まずはプログレ新鋭による新譜をチェックしてまいりますよ~。

【スペイン】PIGMY/HAMSTERDAM

Nick DrakeやDonovanやPete Delloが引き合いに出されるスペインのマジカル・ポップ新鋭SSWによる2014年作2nd!

個人的には、Pete Delloの叙情性を、Nick Drakeの2ndでのまばゆさで包み込んだ感じ。とにかく、次々と溢れ出る美メロと瑞々しいアレンジが光りまくっています。このセンス、な、何ものなんだ!

ニッチ・ポップやサイケなフォーク・ロックやビートリッシュなSSWのファンにはカケレコが自信を持ってレコメンドいたします。名作!

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【イタリア】LA COSCIENZA DI ZENO/LA NOTTE ANCHE DI GIORNO

07年にジェノヴァで結成され、11年にデビューしたイタリアン・プログレ新鋭による2015年作3rd。

今や、往年の伊プログレのDNAを継ぐシンフォ新鋭としてLA MASCHERA DI CERAと双頭と言えるグループですよね!

まるでレ・オルメ『フェローナとソローナの伝説』が蘇ったようなムーグ・シンセの叙情みなぎるリードから気品たっぷりのハープシコードによるバッキングまで往年のイタリアン・キーボード・プログレのセンスたっぷりのキーボードをアンサンブルの中心に配し、その回りで、ヴァイオリンとエレキ・ギターが詩情溢れるメロディアスなリードを伸びやかに奏でるアンサンブル・・・最高だなぁ。

力強く伸びやかな高音、シアトリカルでメランコリックな低音ともにエモーショナルな歌唱が魅力のヴォーカルも特筆だし、前作に続き、70年代イタリアン・ロックへの愛情に満ち溢れた傑作!

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【スウェーデン】SIMON STEENSLAND/A FAREWELL TO BRAINS

ずばりユニヴェル・ゼロのファン必聴。

なんと北欧はスウェーデンにこんな暗黒と狂気が広がっていたとは・・・。

90年代はじめから活動する北欧はスウェーデンのマルチ奏者&コンポーザーによる2015年作で、イタリアALTROCKレーベルからは前09年作に続く2作目!

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【イタリア】FP ENSEMBLE/AYEXIT

新生SYNDONEを支えるヴィブラフォン奏者とUKZのドラマーとが出会った生まれたテクニカルかつ流麗な地中海ジャズ/フュージョン・ロック快作!

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【イタリア】V.A./BEST OF 2DAYS PROG + 1: 2014

イタリアで毎年行われているプログレ・フェスの好評DVDの2014年版が登場!

フォーカスにアングラガルドにスポックス・ベアードに、そいでそいでFEM、BAROCK PROJECT、OVERHEADといった注目の新鋭に、あぁ、このメンツによるフェスを日本で見てみたい!

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【イギリス】SANGUINE HUM/NOW WE HAVE LIGHT

英国はオックスフォード出身、ギター、Key奏者、ベース、ドラムの4人組で2010年にデビューしたプログレ新鋭バンド、2枚組のコンセプト・アルバムとなった2015年作3rd。

キーボードやギターのアルペジオが織りなすヌケの良いモダンな音響的アンサンブルに包まれながら、今にも崩れ落ちそうな繊細なハイ・トーンのヴォーカルがキャッチーかつメランコリックなメロディを歌い上げる透明感いっぱいのリリカルなパートを軸に、KHAN~GILGAMESH~NATIONAL HEALTHあたりのカンタベリーのバンドのDNAを継いだ屈折しつつもキラキラと宝石のようなキメ・パートを配したサウンドが特徴。

例えて言えば、デイヴ・スチュワートやアラン・ガウエンがポスト・ロックを演った感じ!?

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【イギリス】GRAND TOUR/HEAVY ON THE BEACH

往年のプログレゆずりのヴィンテージさとモダンな音響感覚とがハイブリットした雄大なるシンフォ・サウンドが持ち味。

ABEL GANZのKey奏者がCOMEDY OF ERROSのメンバーと結成したバンドによる2015年デビュー作!

【アメリカ】NERVE INSTITUTE/FICTIONS

シンプルなSSW作品を作ったとしても美麗な作品を残しそうなセンスなのに、イタリアのALTROCKが目をつける屈折したセンスを持っているところがこの人のユニークなところ!

アメリカのマルチ奏者&コンポーザーによるアヴァン・ロック・プロジェクト、2015年作3rd!

OPIUM CARTELやWHITE WILLOWでお馴染みのJacob Holm-Lupoが2曲でギター/キーボードで参加しているのも特筆。

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ここからは、【リイシュー盤】&【発掘盤】をセレクトいたしましょう。

【イギリス】FIELDS/CONTRASTS: URBAN ROAR TO COUNTRY PEACE

なんと71年にキーボード・プログレの名作を残したバンドFIELDSが2nd用に録音しながらお蔵入りとなった幻の音源が発見!

グリーンスレイドへとつながっていく幻想的で躍動感もあるオルガンのトーンは相変わらず良いし、アンディ・マッカロックのドラムも歌心いっぱいで良いなぁ。

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【イタリア】P.F.M/A GHOST

P.F.M.から日本のプログレ・ファンへの最高の贈り物となった14年5月の来日公演を収めたライヴ盤。

なんと世界デビュー盤『PHOTOS OF GHOST(幻の映像)』の完全再現!

【アメリカ】PROMISE/PROMISE

コロラドはボルダーのニッチなパワー・ポップ・バンドPROMISEはご存知?

バッドフィンガー、ビッグ・スター、ラズベリーズ、チープ・トリック、エミット・ローズあたりのファンはグッとくること間違いなし☆

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【イギリス】ANTHONY PHILLIPS/GEESE AND THE GHOST

ジェネシスの初代ギタリストで、ジェネシス脱退以降は英国的叙情性に満ちた質の高い作品をソロ作をリリースした愛すべきミュージシャンによる記念すべき77年1stソロが、CD2枚とDVD-AUDIOの3枚組デラックス・エディションでリイシュー!

CD1に本編、CD2にはボーナス・トラック、そして、DVD-AUDIOには5.1chミックス音源を収録!

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【アメリカ】JOE BYRD & THE FIELD HIPPIES/AMERICAN METAPHYSICAL CIRCUS

USエクスペリメンタル/電子サイケの名バンドUNITES STATES OF AMERICAの創始者でありリーダーJoe Byrdが、U.S.A.の後にはじめたプロジェクトによる1969年作。

1stの頃のジェファーソン・エアプレインをサウンド・コラージュをまぶして尖らせたような奇天烈サイケ・ロックがカッコ良すぎだし、サザン・ソウルをキラキラとまばゆくサイケにしたようなナンバーもキてるなぁ。

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【デンマーク】BURNIN RED IVANHOE/W.W.W.

なるほど、あのジョン・ピールが気に入ったのも頷けるなぁ。

グレイヴィ・トレインやユーライア・ヒープあたりのオルガン・ロックのファンにはたまらないデンマーク産バンドによるダンデライオン・レーベルからの71年作!

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いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。

またお会いいたしましょう。

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聴かなくなったプログレ&オールド・ロックのCDがございましたら、カケレコを是非ご検討ください。
1枚1枚、専任スタッフが丁寧に査定させていただきます。

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日々是ロック

  • ANTHONY PHILLIPS / GEESE AND THE GHOST

    77年ソロ1st、これぞ英国という叙情と格式に満ち満ちた傑作!

    ジェネシスの初代ギタリストとして活躍し、70年代後半以降はソロ・ミュージシャンとして英国的叙情性に満ちた質の高い作品をリリースしてきた彼の、記念すべき77年1stソロ。ジェネシスのメンバーであるマイク・ラザフォード、フィル・コリンズらが参加。フィリップスによる丹念に爪弾かれるアコースティック・ギターの調べを、ゆったりとおおらかに流れるシンセとリリシズムに満ちたフルートの音色が彩るスタイルを軸とした、アコースティカルな手触りのシンフォニック・ロックを聴かせます。アコースティック楽器主体の演奏ですが、中世トラッド色とよりアカデミックなクラシック的要素の両方が違和感なく一体となった、たおやかな牧歌性とともに格調高くも瑞々しい英国然とした音色が印象的。ジェネシス脱退後にクラシック音楽とクラシック・ギターを本格的に学んだというその成果が遺憾なく発揮されています。演奏のみならず組曲「Henry」におけるハイレベルな楽曲構築性なども彼の豊かな才能を証明しており聴き所。3曲あるヴォーカルナンバーは、1曲でフィリップス、2曲でコリンズがヴォーカルを取っており、特にコリンズによるヴォーカルナンバーは、ジェネシスとは趣の異なる繊細で素朴な味わい深さが大変魅力的。清冽な小川の流れ、風にそよぐ木立、一面に広がる田園など、英国丘陵地帯の情景がイマジネーション豊かに立ち上がってくるような名品です。

  • NERVE INSTITUTE / FICTIONS

    サイケ/アシッド・フォーク的センスと屈折したアヴァンギャルド精神が混在したユニークな米マルチ奏者/コンポーザー、イタリアALTROCKからの15年作

    アメリカのマルチ奏者&コンポーザーによるアヴァン・ロック・プロジェクト、2015年作3rd。メランコリックなアコギのアルペジオ、音響効果を加える浮遊感のあるエレキ・ギターのリード、まるで深層心理のように通底して響くキーボード、そして、アシッド・フォークや00年代のNU FOLK的なヴォーカル&メロディ。そんな現実と非現実とが交差しながら、意識を超えた超現実へと到達するようなシュールリアリスティックなアヴァン・ロックが展開されます。シンプルなSSW作品を作ったとしても美麗な作品を残しそうなセンスなのに、イタリアのALTROCKが目をつける屈折したセンスを持っているところがこの人のユニークなところ。ここぞでは流麗な速弾きを炸裂させたりテクニックもばっちりで、どういう音楽を聴いて育てばこうなるのでしょう。オリジナリティ溢れる好盤です。OPIUM CARTELやWHITE WILLOWでお馴染みのJacob Holm-Lupoが2曲でギター/キーボードで参加しています。

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