2014年8月29日 | カテゴリー:〇〇ジャケ調査委員会,世界のロック探求ナビ
本日は、ずばり美女ジャケ特集をお届け!カケレコ在庫を中心に、美女をアートワークに起用した作品やアーティスト本人が登場する美女ジャケットをセレクトいたしました☆
清楚系、可憐系、セクシー系、作品を彩るさまざまな美女をお楽しみください☆
女優のカリ・アンを起用したセクシーなジャケットがインパクト大な一枚。デビュー作にしてこの大胆不敵なセンス、ただ者じゃない感が伝わってきますね~。ちなみに彼女、モット・ザ・フープルの『ロックンロール黄金時代』のジャケにも採用されています。グラムロック御用達のモデルさんだったんですね。
プログレ界最高の美女ジャケと言えば、やはりコレではないでしょうか。
ENIDのサウンドが持つ優雅さ壮麗さを見事に象徴した名ジャケットですよね。この貝のイヤホン欲しいな~!
プログレの美女ジャケットならコチラも忘れてはなりませんね。寝そべって写真に書き込みをしている(絵を描いてる?)美女の姿と「嫌われ者(ろくでなし)の会」という作品タイトルがどのように関連するのか気になるところ。
デヴィッド・ギルモアに若干19歳にして見いだされ、特異なヴォーカルスタイルとアーティスティックな感性により孤高の地位を確立した名ミュージシャンですね。のちの作品のジャケットでは様々な扮装に身を包んだ彼女の姿が楽しめますが、この記念すべき1stではありのままの彼女の美しさが表現されています。本作収録の代表曲「嵐が丘」をどうぞ♪
ボストン大学でクラシックとジャズを学び、あのビル・エヴァンスに師事していたジャズ・ピアニストが『ペット・サウンズ』に衝撃を受けポップSSWに転身、という素晴らしいエピソードを持つ米フィメールSSW。笑顔が素敵すぎる名ジャケットです。
BYRDS作品への参加などで知られ、60年代後半よりSWWとして活動を開始したフィメールSSWの先駆け的ミュージシャン。
伏し目がちな横顔が美女ぶりをさらに引き立てていますね~
79年にはグラミー賞も獲得している女性カントリー・ロックSSWの最高峰。美しい黒髪が映えますね。
西海岸の歌姫とは彼女のこと。可憐さとセクシーさの両面を合わせ持つ彼女の魅力が見事に引き出されたジャケットに仕上がっています。
コチラも可憐なルックスが目を引きますが、それとは裏腹にハスキーでソウルフルなスワンピー・ヴォーカルが飛び出してくるから驚き!マッスル・ショールズの名手たちが脇を固めたアンサンブルの素晴らしさも特筆モノです。
ファンタスティックで愛らしいジャケットからしてハートを掴まれる70年リリースの英フィメールフォーク傑作。
中身も絶品なんですが、これが当時は殆ど見向きもされなかったというから驚き。近年の再評価も著しい作品です。
Kiki Deeのステージネームで知られるブリティッシュ・ガール・ポップの象徴的ミュージシャン。女性ですが、まるで彫刻のような、と表現したくなる美しさですよね。
これまた大胆な一枚!マドンナあたりを彷彿させるセクシーな出で立ちが印象的ですよね。見かけによらずと言っては失礼ですが、彼女がまたいい曲をお書きになるんです。タイトルナンバー「LOVE BOMB」をどうぞ!
まさにタイトル通りと言える、池の畔に佇む美女を写したあまりに神秘的なアートワーク・・・。
ところが別バージョンのジャケットは下の感じ。あれ?ちょっとイメージ違う!?
一気に場末の酒場感が漂ってきます。美女であることには変わりありませんが。
中身は最上級の英フォークの傑作となっておりますので、ご安心を。
二人の美女が顔を並べたジャケットも素晴らしい米アシッド・フォーク名品中の名品!
とにかくこの二人が織りなすハーモニーのミスティックな美しさはフィメールVoファンなら必聴と言える代物です。
60’S英フィメール・フォークシーンの傑作であり、名美女ジャケでもある68年作。ハーフシャドウによる撮影が効果的に彼女の美貌を際立たせています。流れるようなブロンドも美しいですね~
当時若干17歳の米女性SSWによる69年の唯一作。ジャケットの横顔は17歳で何の問題ないのですが、サウンドの方では、彼女の17年間に一体何があったのか、と思えるほどの深遠なアシッド・フォークを聴かせます。女性版ニック・ドレイクという形容がピッタリ来る、あまりに早熟なフィメール・アシッド・フォーク名作。ちなみに彼女はこの後ウッドストックに赴き、かのポール・バターフィールドとのセッション音源も残しています。
ポピュラーミュージック史上の名作の一つと言える「TUBULAR BELLS」を生み出した天才マイク・オールドフィールドの姉にしてSSW、88年作。言うまでもなく絶世の美女なんですが、目のあたりなんてほんとマイクにそっくりですよね。
いかがでしたか?今回ご紹介したのはほんの一部。まだまだロックシーンにはたくさんの美女ジャケが存在しますので、是非皆さんも探求してみてください♪
元CARAVANのRichard SinclairとSteve Miller、元MATCHING MOLEのPhil Miller、後にNATIONAL HEALTHで活躍するPip Pyleにより結成され、Steve Millerが脱退、KHANを経たDave Stewartが参加したカンタベリー・ジャズ・ロックバンドの代表格の75年2nd。カンタベリー・ジャズ・ロックの代表作である本作は、20分の大作「Mumps」を含め、 前作より全体的に整理、洗練された世界観をすっきりと聴かせる作風となっており、クロスオーバー・ジャズ・ロック色を強めた音楽性へと変化しながらも、彼ららしいポピュラリティーを持ったサウンドと、胸を打つメロディーが素晴らしい傑作です。
ブライアン・フェリー(Vo)、ブライアン・イーノ(Key)を中心に、フィル・マンザネラ(G)、アンディ・マッケイ(Sax)など、後に英ロック・シーンを引っ張っていく名ミュージシャン達により結成された名グループ。グラム・ロック全盛の71年にリリースされたデビュー作。プロデュースは、キング・クリムゾンでお馴染みのピート・シンフィールド。オープニング・ナンバーからテンション全開で、吹き荒れるアンディ・マッケイのサックス、叩きつけるようなノイジーなフィル・マンザネラのギター、四方八方から飛び込んでくるブライアン・イーノのシンセが左右チャンネルをエネルギッシュに駆け回ります。極めつけは、ブライアン・フェリーのわざとらしいヴィヴラート・ヴォーカル!個性がぶっ飛んだメンバーが全速力でぶつかりあったサウンドは、グラム・ロックのカテゴリーに収まらない破天荒さでいっぱい。ロックンロールやドゥ・ワップなどオールド・タイムな音楽を詰め込みつつ、圧倒的にアヴァンギャルドに、かつおもちゃ箱をひっくり返したようにポップに聴かせる、英ロック史上に残る傑作です。
ボストン大学でクラシックとジャズを学び、あのビル・エヴァンスにも師事していたピアニストで、オーネット・コールマンとも親交するなどジャズの道でも期待されていた才女。ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』に衝撃を受け、ポップSSWへと転向し、68年にリリースした1stソロ。可愛らしいジャケの通りに歌声はスモーキーかつクリスタルでうっとりですが、転調ばりばりながらキャッチーな曲には確かな音楽的素養がみなぎっています。ジョニ・ミッチェルやフリー・デザインのクリス・デドリックに通じる瑞々しい感性を、ママパパのピースフルな雰囲気で包み込んだ感じと言えば伝わるでしょうか。米ソフト・ロックの傑作であり、キャロル・キングやローラ・ニーロなどと比べても色あせない女性SSW傑作。
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