2014年4月21日 | カテゴリー:カケレコ情報,世界のロック探求ナビ
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4月19日(土)より「春の新品CDセール」開催中で、なんと最大50%オフ!!!
これを値下げしちゃうの!?と店長もびっくりな注目のセール盤を中心にピックアップしてご紹介いたしましょう。
なお、それぞれ1~2枚の枚数限定の値下げとなっており、規定枚数が売り切れ次第、通常プライスに戻りますのでご了承ください。
それでは、お得な「ロック探求」の旅へといざ出発!
ゾンビーズ『オデッセイ・オラクル』にフォルムラ・トレのアルベルト・ラディウスが乱入したりこんな音になりそう!?
キャメル・フォロワーの筆頭格と言っちゃって良いかな?流麗なフルートが彩るロマンチックさと、このバンドならではの湿り気を帯びたメランコリーが絶品なシンフォニック・ロック名品。
「北欧らしいコロコロとしたファンタスティックさ + 英ハード直系のメランコリー = これぞ北欧プログレ!」なるほど、QUATERMASSのプロデューサーが手がけたスウェーデンのプログレ・トリオなのね。
こ、この哀愁に涙しないシンフォ・ファンはいないでしょう。ツイン・リード・ギターとフルートが紡ぐ、泣き、泣き、泣きのフレーズ。見事な一大シンフォニー。
ジェスロ・タルばりにフルートが吹き荒れたり、イ・プーもびっくりの美メロバラードを聴かせたり、キャパビリティ・ブラウンばりのニッチ・ポップがあったり、このルーマニアのグループ、良い!
チェコのみならず、東欧シンフォ界一世一代の名盤として知られるのがこちら!クラシカルなオルガンやスペイシーで無機的なARPシンセによるドラマティックなサウンドは圧巻!
チェコが誇る3つの名ジャズ・ロック・バンドのメンバーが結成したスーパー・バンド。こ、これはずばりユーロ/辺境ジャズ・ロックの傑作!
60年代ブリティッシュ・ポップのDNAを受け継ぐ優美でキャッチーなメロディ、卓越したコーラス・ワーク。そして、カンタベリーに通ずるジャジーでユーモラスなセンスも!イスラエル・ポップ恐るべし。ニッチ・ポップのファンはマスト!
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トルクメニスタン出身のドラマー、と言ってもピンとこないでしょうが、この音を聴けばきっとたまげるはず!眩暈がするほど緻密でテクニカルな超絶ジャズ・ロックをご堪能あれ!
これはずばり「イエスやジェントル・ジャイアントなど英プログレ」 meets 「ELOやパイロットなど英ポップ」。ダッチ・プログレ恐るべし。
言うなれば「澄みきった混沌」。荘厳さと過激さの完全な調和に北欧ならではの清廉な音使い、尋常ではないテンションを放つアンサンブル、そして幽玄のメロトロン・・。北欧ヘヴィー・シンフォの頂に君臨する大傑作!
アングラガルドなど続々と好グループを輩出するスウェーデンに負けじとノルウェーから現れたヴィンテージ・スタイルのプログレ新鋭逸材。95年の傑作デビュー作!
ムゼオ・ローゼンバッハが好き?レ・オルメ『フェローナとソローナの伝説』も好き?それで何か新鋭が聴きたい?ずばりこれしかないでしょう。
バンコやムゼオなど往年の名作を彷彿させる2010年リリースの傑作だって!? オルガン、ピアノ、フルートが入り乱れて、ヘヴィにクラシカルにめくるめく展開!
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HOSTSONATEN、FINISTERRE、LA MASCHERA DI CERAを率いて次々の傑作をリリース。90年代以降のイタリアン・ロック・シーンを牽引する天才と言って過言ではないFabio Zuffanti関連作を特集!
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70年代のプログレにはコンセプトアルバムの名作が数多く存在しますが、新鋭だって負けていません。今回は新鋭プログレ・バンドによるコンセプト作品をナビゲートいたします☆
ジェネシスよりもジェネシス!? 単なるフォロワーの域をはるかに超えた傑作!メロトロン溢れるビデオクリップをどうぞ!
北欧やイタリアにシーンの重心が移った90年代以降のプログレ・シーンにおいて、本場イギリスからの旗手と言えるグループですね。YES、GENESISのDNAを継いだメロディアスな名作97年作!
青空へと飛び立つジャケの通りにヌケの良いシンフォ・ポップ。洗練を極めたポップ・センスとプログレッシヴなシンセ・ワークの見事な調和は、現代版アラン・パーソンズ・プロジェクトと言っていい完成度!
ギターがザクザクとリフを刻む「モダンなヘヴィネス」とヴィンテージなトーンのキーボードによる「叙情美」とが織り成してメランコリックな音世界を描くポーランドの新鋭。ポーキュパイン・ツリーのファンは是非一聴を!
今やアルゼンチンの新鋭代表格と言えるグループによる珠玉のメロディがとめどなく溢れる2013年作!艶やかなストリングス、切ないフルートが感動的。
デリヴァリーやイン・カフーツのベース率いる現役ジャズ・ロック・バンドで、全面参加したフィル・ミラーのギターやっぱいいなぁ。リチャード・シンクレアも1曲参加して変わらぬ歌声を聴かせていて必聴ですよ~。
【ブリティッシュ・ロック】
1stも英スワンプの名作でしたが、この2ndは前作以上に圧倒的なスケールとコクで凄いことになってます。ロッド・スチュワートとジョージ・ハリソンとニッキー・ホプキンスが一緒にやったら?って感じ!!
僕はこの曲をはじめて聴いた時、本気で涙腺ゆるみましたよ。リチャード・トンプソンが参加したコクと憂いと干し草の香りがする英フォーク・ロック屈指の名曲!ディラン『ブロンド・オン・ブロンド』収録の名曲と比べても遜色なしですよね!?
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数多くの英SSWの名作を支えた、目立たないながらも愛すべき「いぶし銀バック・バンド」達にスポットを当てます。ちょっと渋いセレクションですが、この周辺に英ロックならではの旨味がたくさんつまっているんですよね。
ジョン・ボーナムの従兄弟が率いるバーミンガムのグループはご存知?アビーロードなどで73年に録音されながらお蔵入りとなった幻の作品なのですが、ビートリッシュな70年代大英帝国ポップとして気品に溢れた名作すぎてびっくり!
これぞ英国田園ポップだなぁ。ニッチ・ポップの米国憧憬部門でもトップクラスの出来映えですね。すご~くマイナーな一枚ですが、涙でますな、これ。
FREEを土台にDEEP PURPLEのエッセンス!? ギターもキレあるし、ストリングスのドラマティックさもグッときちゃう。こんなの聴いちゃったら、一生ロックと一緒だよ…フッフン!
ジョニ・ミッチェル『ブルー』とニック・ドレイク1stを掛け合わせたような、マイナーながら米女性SSW屈指の一枚だって!?
LAのマイナーなグループによる70年作ですが、CSN&Y的ウェストコースト・ロックから、POCOやロギンス&メッシーナに通じる爽やかなカントリー・タッチの曲まで、フックに富んだ佳曲いっぱい!
ファズ・ギターとオルガンがうねりにうねるプエルトリコ産ヘヴィ・サイケ!このオープニング・ナンバー、熱気がもの凄いことになってます。
カラフルなジャケそのまんまの「バーズ meets ビーチ・ボーイズ」なサウンドがまぶしすぎっ!テキサス出身って、テリーマンのイメージしかありませんが、そのイメージを覆す美メロっぷり!
ヴァン・モリソン『MOONDANCE』のジャジー&ソウルフルなコクをニック・ドレイク1stに通ずる陰影で包み込むと?カケレコが自信を持ってレコメンドするルーツ系SSW新鋭、06年の傑作2nd。
ITHACAやFRIENDSからの影響が滲む、「英国の深い森」へと確実につながっているメロウなUSサイケ・フォーク。ネオアコにも通じる蒼く柔らかなコーラス&エコーに、もうメロメロメロメロ…
「ジャーマン・サイケが好き?電子サイケも好き?そんなチミ、この盤までちゃんと辿り着けたかな…?フッフーンッ!ゲフッ!」by 八重樫治さん
そうか、エアロスミス「ドリーム・オン」をこんな風にカバーするのか・・・。オートハープが月明かりのように照らす幻想的なアシッド・フォークに仕上がっていてびっくり。
なんとアフリカはザンビアの地に、サイケ・ハードがあったとは。歪みまくったファズ・ギターとポコポコとパーカッションのようなドラム、そして極めつけの野性味溢れるヴォーカル!密林辺境ロックのエナジー、半端なし。
初期ゴングやピンク・フロイド『おせっかい』あたりが好きな人は悶絶しちゃう北欧アシッド・サイケ屈指の名作っ!
ジャケから秘宝臭がぷんぷん漂ってますが、なるほどポコラ本で星6つと評価されたタイのサイケ・フォーク名作なのかぁ。音も東南アジアの原始林が目に浮かぶような神秘性に包まれていますね。
お得な「世界のロック探求」の旅、いかがでしたか?
気に入った作品がありましたら、セールプライスのうちに是非、ゲットしてくださいね!
ノルウェー出身、81年作の2nd。アルバムのどこを切り取っても溢れ出る哀愁。それも洪水のように溢れ出す半端ではない哀愁。見事なハーモニーを響かせるツイン・リード・ギターとCAMELタイプのキーボード&フルートを中心に、泣き、泣き、泣きのフレーズてんこ盛り。そこに北欧トラッドの要素も加え、北欧らしい透明感にも溢れた、見事な一大シンフォニーを聴かせています。名作です。
非常にフランスらしい冷ややかな質感を持ち、流麗なメロディーとフルート奏者によるリリカルな調べでCAMEL系の名グループとして知られるバンドの80年2nd。基本的な路線は前作から受け継がれたものですが、よりバンドとしてメリハリがつき、フルート、ボーカルのメロディーの洗練も素晴らしい名盤となっています。また、もともとトルコ系の人物を中心に結成されていることから、前作よりもエキゾチックなフレーズが目立ち、物悲しく郷愁を誘っています。はかなくも美しい美意識の詰まったシンフォニック・ロックの傑作です。
ソウルフルなシャウト・ヴォーカルとタイト&スピーディーなアンサンブルによる英ハード・ロック・グループ。74年作の1st。ライナーには、FREEを土台にDEEP PURPLEのエッセンス、と書いてありますが、確かにその通り!絞り出すような太いシャウト・ヴォーカルは存在感抜群で、ブルージー&メロウなハード・ロックを基本に、ツイン・リードやオルガンによるドラマティックなキメのパートを加えるアンサンブルはかなりカッコ良いです!一転して、HUMBLE PIEあたりに通ずるアーシーな雰囲気もあったり、叙情的なストリングスが入ってきたり、この時期のブリティッシュ・ロックの魅力を詰め込んだような味わい溢れるサウンドにグッときっぱなし。ベルボトムが最高に似合う男達による男臭い哀愁や叙情が滲み出た逸品。
これぞいぶし銀のブリティッシュ・スワンプの名バンド、74年作2nd。1stもグッとくる名作でしたが、この2ndも良いです。名盤臭ぷんぷんのジャケの通り。スモール・フェイセズやロッド・スチュワートやミック・ジャガーとも交流がある女性シンガー、P.P.Arnoldがゲスト参加していて、男女ダブル・ヴォーカルが炸裂するオープニング・ナンバーのスケールなんて、凄いことになってます。ジョージ・ハリスンばりのスライド・ギターが入るイントロから悶絶必至ですが、サビへ向けての「間」を活かしながら沸々と盛り上がる感じなんかフリーやフェイセズもびっくりです。ニッキー・ホプキンスばりのリリカルなピアノが冴える2曲目のバラードもセンチメンタルすぎるし、3曲目のフリーばりにタメの効いたグルーヴもカッコいいし、このグループのコクたるや凄まじい。英ロックの旨味がつまりまくった英スワンプの名作。オススメです。
フォーキーな英ポップで人気のGOTHIC HORIZONの元メンバーによる、75年作1stソロ。英国の田園風景が目に浮かぶ枯れたトーンのメロディアスなギター、甘く人懐っこいヴォーカルとハートウォーミングでノスタルジックなハーモニー。土臭さとポップさとのさじ加減が絶妙なメロディ・センスは、STEALERS WHEELやBRINSLEY SCHWARZ等、アメリカかぶれのフォーク・ロック・ファンならグットくること間違いなし。Pete Dello作「(DO I FIGURE)IN YOUR LIFE」のカヴァーも胸に染みます。ちなみに原盤は、キンクスのレイ・デイヴィスによるコンク・レコードから。これぞスルメ名盤。
スウェーデンのプログレ・トリオ、スウェーデンEMIより71年にリリースされたアルバム。プロデューサーは、アビー・ロードで働き、QUATERMASSのプロデュースを手がけたり、同国のTAGESも手がけたAnders Henriksson。ギターにピアノにシンセにヴォーカルにベースに作曲にとマルチな才能で引っ張るAnders Nordinを中心に、リズム隊を加えたトリオ編成。コロコロとリリカルなピアノにキラキラと映える北欧語の柔和なタッチのヴォーカルと美しいメロディ。泣きに流されず、全体を引き締めるクリムゾンのマイケル・ジャイルスを彷彿させるドラムと中域寄りのマイルドな歪みのギター。オープニングから、これぞ北欧プログレ!といえる透明感ある幻想美が広がります。続いては、ゴリゴリとアグレッシヴなベースが引っ張るトレッティオアリガ・クリゲットばりのハード・ロック。これもカッコ良し。アルバム最後まで、ビートルズに北欧ファンタジーを盛り込んだようなポップ・センス、英ハード直系のメランコリックなヘヴィネスとの間を自在に往き来するスケールの大きなアンサンブルが詰まっています。北欧プログレ屈指と言える完成度を誇る名作!
デジタル・リマスター、CD化に際しての追加音源3曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
ケースツメ跡あり、ケースにスレあり
ギリシャ出身で主にフランスで活動したグループ。71年のデビュー作。ピアノ/オルガン奏者が中心で、ゾンビーズやグレイシャスやスプリングなど気品あるブリティッシュ・ロックからの影響を感じますが、やはりギリシャ出身ならではの美意識が溢れているのが特筆。地中海つながりでイタリアン・ロックを思わせ、特に突っかかるようなファズ・ギターやパーカッシヴなアコギなど、ギタリストはフォルムラ・トレのアルベルト・ラディウスを彷彿させます。ゾンビーズ『オデッセイ・オラクル』にアルベルト・ラディウスが乱入して混沌とさせつつも気品が損なわれていない楽曲など、このグループならではの魅力いっぱい。フルートやストリングスがリリカルに流れる曲も美しいし、トレの『夢のまた夢』もびっくりな荘厳なオルガンをフィーチャーしたラスト曲「Bad Trip」もすごいテンションだし、英語の歌メロはどれも流麗で絶品だし、英ロックのファンもユーロ・ロックのファンも必聴のずばり名作!
オランダの名プログレ・グループ、73年のデビュー作。コロコロとクラシカルでリリカルなピアノ、透明感のあるトーンの伸びやかなキーボードを軸に、性急なギターやゴリゴリとアグレッシヴなベースなどイエス譲りのダイナミズムを盛り込んだサウンドが印象的。ELOやPILOTあたりの英ポップに通ずるキャッチーなメロディも魅力的で、イエス『危機』ばりのハイ・トーンのコーラス・ワークも見事。1曲目からイングランドやドゥルイドあたりの英プログレ・ファンにはたまらないサウンドで、中間部では、ジェネシスばりの幻想的なギター・ソロまで飛び出して、胸が熱くなります。2曲目以降もジェントル・ジャイアントばりに変拍子でキメまくるスリリングなアンサンブルやP.F.M.ばりに格調高いアンサンブルなど、めくるめくドラマティックかつメロディアスな展開で畳みかけます。イエスやジェントル・ジャイアントやグリーンスレイドあたりのファンは必聴!
イタリアの新鋭ヘヴィ・シンフォ・グループ。ムゼオのヴォーカル在籍で話題になった2010年デビュー作に続く、2013年作2nd。ヴォーカルは交代となりましたが、前任のガリフィに近い声質&声量を持つヴォーカルで文句なし!そして、何といっても往年のイタリアン・ロックを受け継ぐアンサンブル。鋭角かつ厚いトーンのギターがここぞの変拍子で鮮烈なフレーズを聴かせ、時にゆったりとメロディアスなフレーズを奏で、そのバックでは、キーボードが荘厳に鳴り響き、メロトロンが溢れる。前面には出てこないものの、流麗なフレーズを奏でるピアノや艶やかなヴァイオリンがイタリアならではのクラシカルな気品をもたらしています。時に陽光が射すような、ファンタスティックなパートも織り交ぜられ印象的。ムゼオ・ローゼンバッハはもちろん、レ・オルメ『フェローナとソローナの伝説』に通じる荘厳なオルガン・プログレの要素も受け継いだドラマティックなサウンドは、往年のイタリアン・ロックのファンは、歓喜すること間違いなし。これは傑作です。
Yoni Rechterなど、後々もイスラエルの音楽シーンで活躍を続ける名ミュージシャンが複数在籍した70年代イスラエル・ロックを代表するグループ。74年作の2nd。1stのレビューで大絶賛しましたが、この2ndも文句なしの傑作!STACKRIDGEがカンタベリー生まれだったら!親しみやすい抜群のメロディ・センスと卓越したコーラス・ワーク、エレピやギターが流麗に舞うジャジーなエッセンス、そして聴いていてワクワクしてくるユーモアや遊び心。あまりの良さに笑いがこみあげてくる傑作!ハイリー・レコメンド!
チェコ・スロヴァキアの有名バンドのメンバーが合体したジャズロックバンドの78年唯一作。Modry EfektのLesek Semelka、Blue EffectのVladimir Kulhanek 、FlamengoのJan Kubik、そしてJazz QのPavel Trnavskyらによる、辺境ファンは腰を抜かすであろうドリームチームであるというところがやはり特筆すべき点。サウンドは、Jan Kubikのサックス、フルートなどを中心に、時にシリアスに、時にダイナミックに変化するジャズロック。ジャズロックバンドでありながら、図太いボーカルの存在もあって、Modry Efekt系の流れを確実に感じる点がユニークです。Modry Efekt周辺のファンは絶対に押さえておいていただきたい1枚であり、辺境ロックの奥深さを体感できる作品。
カリフォルニアで活動していた女性SSW、76年唯一作。1曲目のアーティスティックな佇まいのピアノ、凛としたハイトーンの透明感ある歌声を聴いて、おっ、ジョニ・ミッチェルっぽい!と思ったら、なるほど、アシッド臭あるジョニと評されているようで、まさにその通り。まるでニック・ドレイクの1stのようにストリングスが深遠に響く2曲目も絶品で、冒頭2曲で彼女の歌世界にいっきに引き込まれます。3曲目以降は、アコーディオンやハープやリコーダーも入り、ジャケットの印象のような人なつっこさも聴かせ、カリフォルニアの陽光も目に浮かびます。マイナーながら、これは米女性SSWファンなら聴かずには死ねない名作!紙ジャケット仕様。
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