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【ユーロロック周遊日記】これはずばり現代のIL BALLETTO DI BRONZO!?イタリアのヘヴィ・シンフォ新鋭IL SEGNO DEL COMANDOの13年作『IL VOLTO VERDE』

一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、新鋭の注目タイトルをご紹介。往年のイタリアン・ヘヴィ・シンフォをモダンなアプローチで蘇らせる新鋭バンドIL SEGNO DEL COMANDOの13年作『IL VOLTO VERDE』をピックアップいたしましょう。

OSANNA、MUSEO ROSENBACH、CERVELLO、そしてIL BALETTO DI BRONZOらを代表とする70年代のイタリアン・ヘヴィ・シンフォ。ハードロック由来の荒れ狂うヘヴィネスにドラマティックな叙情性や力強い歌の魅力が加わった、まさにイタリアならではのサウンドを聴かせてくれるという点で、日本のプログレファンにも非常に人気の高いジャンルと言えます。

それはどうやら本国イタリアでも同じらしく、彼らのサウンドをリスペクトし現代に蘇らせた実力派の新鋭バンドが続々と生まれているのは、近年のバンドをチェックしている方ならよくご存知なのではないでしょうか。

そんな中でも今回ご紹介したいのが、70年代イタリアで放送されていたホラードラマのタイトルを冠した新鋭バンドIL SEGNO DEL COMANDOです。

97年に1st、02年に2ndをリリースしており、本作は実に11年ぶりとなる3rdアルバムに当たります。
いかにもヘヴィ・シンフォ!という感じの邪悪でおどろおどろしいジャケが、オザンナやムゼオなどとも通じる荘厳さ重厚さを予感させますよね。

では本作からのナンバーをお聴きいただきましょう。まずはオープニング・ナンバーをどうぞ♪

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聴き手の不安を煽るようなホラー・テイストの重厚なキーボード・サウンドが渦巻く冒頭から、手数多くダイナミックなリズムと切れ味鋭いギターがすごい勢いで雪崩れ込んでくる展開が圧巻ですよね!そこに狂気を孕んだ背徳的なハイトーンが乗り、演奏を混沌へと導きます。これはまるでIL BALLETTO DI BRONZOのサウンドをモダンなヘヴィネスによって現代に蘇らせたかのような凄い一曲!

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こちらは、GOBLINの名key奏者Claudio SimonettiとDELIRIUMのフルート奏者ゲストMartin Griceがゲスト参加したナンバー。これぞヘヴィシンフォ!というズシリとした重みのあるアンサンブルがダイナミックに吹き荒れます。アグレッシヴなオルガン、邪悪さを滲ませるようなシンセ/メロトロンのプレイはさすがSimonettiというべきもの。リリシズムなどどこへやら、オルガンに絡みつくスリリングなフルートも特筆!

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最後は、IBDBっぽいどころかリーダーGianni Leoneその人がキーボード/ヴォーカルで参加してしまっているナンバーを!冒頭のナンバーもIBDBの世界観を感じさせる一曲でしたが、ここに至っては唯一作『YS』の世界観を忠実に受け継ぐ狂気と混沌を含んだサウンドが聴き手を襲います。いやはやこれは強烈です~

往年のヘヴィ・シンフォの邪悪さやダイナミズムを全面的に取り入れながらも、決して懐古的ではなく現代らしいモダンな質感の中にうまく溶けこませているところに、バンドの地力の高さを感じさせますよね。これだけのレベルのものを提示できるバンド、この調子でコンスタントにリリースを続けてほしいものです。



さて、ここからはそんなIL SEGNO DEL COMANDOにも負けないハイレベルなイタリアン・ヘヴィ・シンフォの新鋭バンドをピックアップしてまいりましょう♪

IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE / ALIENATURA

こちらはMUSEO ROSENBACHに魅了された新鋭。「ツァラトゥストラ」組曲の一タイトルをグループ名に冠するほどの筋金入りのムゼオ系ヘヴィ・シンフォを構築。1stではそのMUSEOのVoガリフィが参加したことで話題となりましたが、2ndに当たる本作では彼に匹敵する実力派ヴォーカルが加入しており、前作をさらにヘヴィかつ叙情的に進化させた新たな傑作に仕上がっています!

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IL BACIO DELLA MEDUSA / DEUS IO VULT

02年結成の新鋭ヘヴィ・シンフォ・バンド、12年作。冒頭からプログレ・メタルそのもののスピーディーな演奏にゲディ・リーばりのハイトーンが乗る展開に唖然としますが、哀愁の漂わせるサックスやフルート、湧き上がるメロトロンなどシンフォ本来の魅力にも恵まれていますよね。ヘヴィシンフォのヘヴィの部分を強調した作風と言えるかもしれません。この突き抜けたカッコよさは特筆!

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UBI MAIOR / SENZA TEMPO

KING CRIMSONのトリビュート盤やBIGLIETTO PER L’INFERNOのトリビュート・コンサートへの出演などで頭角を現した99年結成の実力派、09年作。他の新鋭へヴィシンフォ勢からすると比較的シャープな音作りで、へヴィな中にもよりロック本来のスピード感やスリリングさを感じさせる作風が印象的です。疾走感抜群のへヴィ・シンフォというかつてないオリジナルなサウンドを聴かせる力作!

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LE PORTE NON APERTE / GOLEM

荒々しくタイトなヘヴィ・シンフォ・サウンドが痛快な新鋭グループ13年デビュー作。このタメに効いたリズムはイタリアのバンドには珍しいタイプですね。一方でギターやフルート、オルガン、そして濃厚なヴォーカルなどの上物は、もうイタリア以外にはありえない熱っぽい絡みを聴かせています。紛れも無くイタリアン・ヘヴィ・シンフォではありながら、他のバンドに例えようのないオリジナルな作風の一枚です。

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