2014年2月19日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
「サイケデリック・ポスター展」in 多摩美術大学美術館
まだまだ雪が残り冷たい風が吹く関東地方ですが、先日の日曜日、サマー・オブ・ラブ真っ盛りのサンフランシスコへタイム・トリップしてしまうような展覧会「サイケデリック・ポスター展 in 多摩美術大学美術館」へ行ってきました!
展示されているのはフィルモア・オーディトリアムやフィルモア・ウェストのロック・コンサートのポスターで、その数なんと100点!
フィルモア・オーディトリアムやフィルモア・ウェストといえば、名プロモーターのビル・グラハムがオープンし、多くの名演奏が繰り広げられてきたライヴ・ハウスですね。
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その告知ポスターは、「3次レタリングの祖」と呼ばれるウェス・ウィルソンのうねる太い文字や、ドラッグでの幻覚体験をヴィジュアル化した鮮やかな色彩が使われていて、サイケデリック文化を語るうえで、サウンドと同じぐらい欠かせません。
66年から71年まで年代順に展示されていて、年を追って作品を見ていくと、絵や文字が少しずつ変化していくことに気付きます。
ポスターに書かれている出演アーティストを見るだけでも、ロック黄金時代へとタイム・トリップしたようでワクワクしてしまいました。
ポスターだけでなく、CREAMの『WHEEL OF FIRE』やPINK FLOYD 『PIPER AT THE GATES OF DAWN』など25点のレコード・ジャケットも展示。
6面開きのHAWKWIND『SPACE RITUAL』は圧巻で、大きなジャケットに描かれた幻想的で迫力ある世界にしばらく見入ってしまいました。
今月23日(日)まで開催されていますので、お近くの方はぜひ足を運んでみては?!
詳しくは、多摩美術大学美術館のHPをご覧ください!
http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/140125.htm
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