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女性シンガー・ソングライターの名盤をピックアップ!

2020-03-07

今日は、女性SSWを探しにカケレコ棚へとまいりましょう!

まずは、女性SSWと言えばの彼女たち。米国を代表するこの3人の女性SSWははずせませんね。

CAROLE KING/TAPESTRY

ウッドストック幻想が崩壊し、内省の時代へ。60年代末のロック黄金時代には居場所を失いかけた職業作曲家による起死回生の傑作がこちら。

アメリカの女性SSWと言えばこの人であり、この作品が筆頭ですね。

ジョニ・ミッチェル/青春の光と影

アコギ弾き語りながら、自由自在に紡がれる独特のコード進行と流麗なアルペジオによって、驚くほどに広がり豊かなアンサンブル。

そして、軽やかに舞う透明感のあるハイトーンの歌声。瑞々しく奔放な次作に比べ、内省的で陰影に富んでいるのが印象的です。

LAURA NYRO / NEW YORK TENDABERRY

ニューヨークの喧噪がフッと立ち消え、スローモーションのモノクロへと景色が崩れていく中、静かに立ち上がるような静謐なピアノ、重厚かつ凛としたヴォーカル。

22歳とは思えない底知れぬ表現力。60年代の米ロック屈指の傑作です。

傑出したアメリカの女性SSW三人に続いて、英国からも定番の女性SSW三人をご紹介いたしましょう。三人とも英国らしい陰影が印象的ですね。

BRIDGET ST.JOHN/SONGS FOR THE GENTLE MAN

透明感があるけれど、どこか硬質な質感…英国ならではの素晴らしいボーカルです。

ストリングスや管楽器による、時に格調高く時に牧歌的なアレンジも絶品。

JOHN & BEVERLEY MARTYN/ROAD TO RUIN

ザ・バンドに対抗できるのはフェアポートだけじゃありません!

デラニー&ボニーが夫婦デュオの米代表だったら、英代表はこちらの2人。

この格調高さと叙情美。張り詰めた空気感には一流の風格すら感じますね。

CATHERINE HOWE/WHAT A BEAUTIFUL PLACE

キャサリンの英国的な歌声を柔らかに包み込む、陽光溢れる軽やかで艶やかなアンサンブルが印象的。

陰影に富み、都会的に洗練もされた絶品英フィメール・フォークです。

英国ならではの陰影、たまらないですね。もうちょっとディープに英国女性SSWを探求していきましょう。

PAULINE FILBY/SHOW ME A RAINBOW

ちょっぴり霧がかったようなハイ・トーンと優雅な歌いまわし、美しく流麗なメロディは「崇高」とも言えるほどだし、Gordon Giltrapのサポートもさすが。

BELLE GONZALEZ/BELLE

サンディ・デニーにちょっぴり透明感を加えたような歌声、そしてジョニ・ミッチェルゆずりのまばゆいソングライティング。ジャケも雰囲気たっぷりな英女性SSW、72年唯一作!

SAFFRON SUMMERFIELD/FANCY MEETING YOU HERE !

ジョニ・ミッチェルが好き? ブリジット・セント・ジョンも好き?でしたら、この女性SSWも是非!マイナーですが、素晴らしい英フィメール・シンガーです。

MARIA BARTON/RAINFUL DAYS

タイトルは「レインフル」ですが、木漏れ日感もあって本当に愛すべき英フィメール・フォークSSW。

ヴァシュティ・バニヤンやブリジット・セント・ジョンが好きなら間違いなく気に入るでしょう。

いかがでしたでしょうか。お気に入りの作品が見つかれば幸いです。

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    英女性SSWによる71年デビュー作。名ジャズ・ピアニストのボビー・スコットがプロデュースしていて、キャサリンの陰影に富んだ英国的な歌声を柔らかに包み込む、陽光溢れる軽やかで艶やかなアンサンブルが印象的。なによりジャケが最高ですが、音の方もジャケそのままの音世界。名作です。

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  • LAURA NYRO / NEW YORK TENDABERRY

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    キャロル・キングやジョニ・ミッチェルとともに60〜70年代のアメリカを代表する女性SSW。69年作の3rd。自由奔放で瑞々しい2ndに比べ、オープニングから深遠なサウンドに驚きます。ニューヨークの喧噪がフッと立ち消え、スローモーションのモノクロへと景色が崩れていく中、静かに立ち上がるような静謐なピアノ。重厚かつ凛としたヴォーカル。録音当時、まだ22歳とは思えない、魂をえぐるような底知れる表現力はただただ圧倒的。前作『イーライと13番目の懺悔』と並ぶ代表作であり、60年代の米ロック屈指の傑作。

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