ユーロ・ジャズ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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フランスのジャズ・ロック・グループが71年に発表した2ndアルバム。ソフト・マシーンの「Fourth」「Fifth」あたりとも比肩しうる硬派なテクニック&アンサンブルに、ゴングの持つユーモアのスパイスをちょっぴりまぶした最高にイカしたアルバム。知名度は今ひとつですが、内容は圧倒的です。名作。おすすめ。
スペインはバルセロナ出身、チェンバー/ジャズ・ロックの名グループ。76年にZELESTEレーベルよりリリースされた1st。後にクラシックから映画/演劇音楽でも名を残し現代スペインを代表する音楽家となるJoan Albert Amargosを中心に、60年代末から活躍するブラス・ロック・バンドMAQUINA!のメンバー、BARCELONA TRACTIONのKey奏者により結成。英米ロックから解放されたスパニッシュ・ロックの確立を目指していたようで、地中海音楽やアンダルシア音楽をはじめ、スペインのオペラであるサルスエラ(Zarzuela)も取り込んだチェンバー・ロックが特徴です。緻密かつ地中海の香り漂う芳醇なサウンドは、HATFIELD & THE NORTHのファンをはじめ、イスラエルのSHESHETやイタリアのAREAやPICCHIO DAL POZZOのファンにはたまらないはず。若きJoan Albert Amargosの才気ほとばしるイマジネーション豊かな名品です。
イタリアを代表するプログレッシブロックバンドの74年の作品、ライブ盤。「ATOMIC SYSTEM」を作り上げたN.T. ATOMIC SYSTEMのメンバーによる演奏が収録されているのですが、ここで聴けるのは大曲2曲のジャズロック。NEW TROLLSとジャズロックというのは意外な組み合わせであり、事実このアルバムが彼らの作品群の中で特異な位置にあるのは昔から語られてきたことですが、本作はNEW TROLLSのテクニカルな演奏が存分に堪能できる素晴らしい内容となっています。途中でConcerto Grossoのフレーズが飛び出すなど聴き所が多い作品となっており、やはり名盤「ATOMIC SYSTEM」を生み出したメンバー達の基礎体力は並大抵のものではないのだと認めざるを得ません。4分の7拍子、8分の13拍子という変拍子をそのまま楽曲タイトルに採用し、Soft MachineやNucleusにも劣らない超絶なサウンドで畳み掛けつつ、サックスが登場すればKing Crimsonのようなへヴィープログレにも表情を変える、白熱のライブ作となっています。
定価2136+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干黄ばみあり
SHM-CD、定価1600+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯中央部分に色褪せあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり
スペインはバルセロナ出身。60年代にPIC-NICというポップ・バンドで活躍し、後にジャズ/フュージョン・シーンでも活躍するスペインを代表する名手の2人、ギタリストのToti SolerとピアノのJordi Sabatesを中心に69年に結成。わずか2年という短い活動期間ながら、スペインのジャズ・ロック・シーンの祖を築いたとも言われる名グループ。71年の唯一作。ドラムはイギリス人で、ヘンリー・カウでお馴染みのTim Hodkingsonの兄弟のPeter Hodkingson。彼のロバート・ワイアットばりの手数多くタイトなリズムを土台に、Todiがゴリゴリとアグレッシヴにギターを弾き倒すテンションみなぎるジャズ・ロックが印象的。フルートやピアノによるイマジネーション溢れるパートや、サックスがフリーキーに暴れたり、アレンジも巧みでかなり痺れます。電化マイルスやソフト・マシーンのファンはもちろん、ヘンリー・カウなどスリリングなチェンバー・ロックのファンも間違いなく気に入るでしょう。Todi Solerのギターは本当に素晴らしく、北欧の名手Jukka Tolonenが好きな方にも是非オススメしたいです。ジャケはサイケ/オリエンタルですが、サウンドは硬派なジャズ・ロック。これは傑作です。
90年後半に復活したマグマにあって、バンドの創造性の源にもなっていたジェイムズ・マクゴウとフィリップ・ブソネが、マグマの同僚等と結成したワン・ショット。21年のマクゴウの死により解散を余儀なくされた彼等が、同年10月に歴代メンバー達にマグマと活動していたギタリスト、ジム・グランドキャンプを加えた特別編成にて行ったマグゴウへの追悼ライヴを収録したアルバム。マグマ周辺最重要バンドだった彼等の一丸となった強烈な演奏での最後の雄姿がここに!(レーベル・インフォより)
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なスレあり
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スペインのジャズ・ロック・グループ。75年作2nd。ジャズ・ロック/フュージョンの硬質さとラテン・フレイヴァーとが融合したスペインならではのサウンドを聴かせた1st。そんな彼らの持ち味はそのままに、よりテクニカルな硬質さが増し、グッとシャープ、そして引きの部分では格段に流麗になったのが本作2nd。HATFIELDの2ndなど、オシャレでいてテクニックも抜群なジャズ・ロックが好みであれば、絶対に気に入るでしょう。
スペインのジャズ・ロック・グループORQUESTRA MIRASOLのリーダーによるグループ。サウンドは、ジャケットのイメージ通りで、ORQUESTRA MIRASOLの中のラテン/サルサ色を抽出したようなオシャレな作品。
72年作の3rd「FOUR LETTER MONDAY AFTERNOON」録音時の未発表曲集。いかにもジャーマンなクールな質感のハード・ロックにサックス、トランペット、フルートのジャジーな旋律が絡む魅力的なジャズ・ロック。重厚かつ叙情的なフレーズが多く、ブリティッシュ・ジャズ・ロック・ファンにおすすめです。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
5枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
紙ジャケット仕様、06年デジタル・リマスター、定価2500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯・解説に若干黄ばみあり
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、定価2500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
解説に折れあり、側面部に色褪せあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいカビあり
定価2857+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
解説にケースツメ跡あり、ジャケに圧痕あり
72年にデビュー、SOFT MACHINEやNUCLEUSら英国ジャズ・ロックに通じる緻密さ緊張感と欧州のバンド然としたロマンティックさを兼ね備えたイタリアの名ジャズ・ロック/フュージョン・グループ。彼らが一夜限りの復活を遂げた19年7月23日のライヴを収録!70年代に彼らが残したアルバムほぼ全作から選曲されていて、オリジナル録音から半世紀近くを経ている思えないほど生き生きとした躍動感あるパフォーマンスを聴かせてくれています。特にギターのTony SidneyとサックスのCaludio Fasoliによる情熱的なプレイは、衰えのないどころか当時以上に輝きを放っているようにさえ感じられて感動です。当時のPERIGEOがお好きだった方はきっと大満足の内容ですし、ベスト的選曲とも相まって、イタリアン・ジャズ・ロックのライヴ盤としてかなりハイレベルな作品に仕上がっています。
後にBARCELONA TRACTION〜MUSICA URBANAとスパニッシュ・ジャズ・ロックを代表するグループで活躍する名Key奏者Lucky Guriと70年代初期のスパニッシュ・ジャズ・ロック・シーンを代表するグループMAQUINA!のサックス奏者Peter Roarを中心に、言わずとしれたICEBERGの名ギタリストMax Sunyerや、MAQUINA!のリズム隊が参加したスーパー・グループ。72年作の全曲ビートルズ・カバー・アルバム。もう、このレビュー書きながら、興奮しています!2曲目の「Strawberry Fields Forever」で泣きそうです。イージーリスニングな感じは微塵もなく、サイケ・ポップのカラフル感を残しつつ、ロック的シャープさとオシャレな洗練とが同居した最高にカッコ良くワクワク感溢れるサウンドを聴かせています。シャープでタイトな音色と手数多いフレージングがカッコ良すぎるドラムを中心に、ピアノとサックスが時にどっしりと時に軽やかに躍動し、NUCLEUS時代のChris Speddingを彷彿とさせるセンス溢れるMax Sunyerが脇を固めます。このキラメキが伝わるでしょうか。カケレコが自信を持ってオススメする大傑作!ビートルズ・ファンもサイケ・ポップ・ファンもニッチ・ポップ・ファンもジャズ・ロック・ファンもカンタベリー・ファンも全員必聴!
フィンランド産エスノ・ジャズ・ロックの重鎮が放つ、アコースティックな円熟味を聴かせる10年作。KALEVALA、JUKKA TOLONEN BAND等をサポートして来た、北欧ロック界を代表するサックス奏者、Sakari Kukko率いるこのバンド。透明感のある哀愁に満ちたSakari のサックスと、ユーロ・トラッド・フォーク感たっぷりなバックのアコースティック・ギターの音色が奏でる艶のある旋律が素晴らしい作品。山脈地帯を想起させるWOODEN FLUTEの音色にある土着感と、Albert Aylerのようにふくよかな、Sakari のサックスが絶妙に融合。祝祭感に満ちた、クロスオーヴァー・チェンバー・ロックの一大絵巻を展開して行きます。
ZENCD2132(ZEN MASTER/ROCKADILLO)
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干スレあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
サックス奏者を擁するフランスのジャズ・ロック/アヴァン・ロック・バンド。77年の唯一作。サックスとキーボードの感じは『4th』『5th』あたりのソフト・マシーンですが、ギターとリズム・セクションが実に強烈で、その組み合わせが個性的。硬質なトーンで音を叩きつけるように鳴らされるリズム・ギター、重くタイトで力感たっぷりなリズム隊、そして、ダダイズム感たっぷりに無意味な叫びを続けるヴォーカル。何というテンション。ソフト・マシーンをはじめ、クリムゾン『太陽と戦慄』のファンはまず驚くはず。これはずばり傑作。
ギターのCharles、キーボードのMichel、ドラムのPhilippe、Goubin3兄弟を中心とするフレンチ・ジャズ・ロック・グループの76年デビュー作。手数多くビシビシとタイトに刻む精緻なリズム・セクションに乗り、ハード・ロッキンに弾きまくるワイルドなギター、神秘的に音を散らすエレピ、Eddie Jobsonばりにキレのあるエレクトリック・ヴァイオリンが三つ巴でやり合うスリリング過ぎるアンサンブルに手に汗握ります。そこに美声ながらどこか不穏な女声スキャットが入ってくると、一気にMAGMA的な暗黒が垂れ込め始め、ZEUHL系バンドとしての本領を見せ始め思わず戦慄。そうかと思うと、不意に即興風の淡い幻想が滲むパートを挟み込んでくるフランスらしいアーティスティックなセンスにも唸らされます。MAGMA譲りの暗黒、MAHAVISHNU ORCHESTRAにも向こうを張れる演奏の強度、そして繊細に音を描く芸術的な感性を兼ね備えたユーロ・ジャズ・ロックの傑作。これは凄いです。
旧ユーゴのイタリアにほど近いリュブリャナ(現スロヴェニアの首都)で75年に結成されたプログレ・グループ。サックス奏者、Key奏者を含む5人組。77年のデビュー作。ZOMBIESを思い出すメロウなR&BフレイヴァーからRETURN TO FOREVER的たおやかなフュージョン・フレイヴァーまで彩り豊かなエレピ、ロック的なエッジとフュージョン・タッチの流麗さとが同居したスリリングなギター、バタバタとファンキーなノリのリズム隊。アドリア海に近く、東西文化が混濁したリュブリャナという土地柄か、地中海フレイヴァーやエキゾチズムが香るサウンドが印象的です。旧ユーゴ屈指のジャズ/フュージョン・ロック名作!
フルート奏者(兼ギター)/ギタリスト/ベース/ドラムスの4人組ジャーマン・プログレ・バンド、75年に録音されながらも2017年までお蔵入りとなっていたアルバム。多彩なシンバルワークが印象的なジャズ色の濃いリズム・セクションに乗って、ギター&フルートによるインプロヴィゼーションがたっぷりと繰り広げられる、アングラ感覚満点なクラウト・ロック。POPOL VUH時代のConny Veitのようなブルースを核に持つトロンとしたギター、演奏がノッてくるとIan Andersonみたいに激しくなるフルートと各人なかなかの個性の持ち主です。フルート入りプログレなのに、まったく幻想的にはならず終始フリーキーでダークな色調なのがいかにもアングラ・ジャーマン・ロック。これはクラウト・ロックの最奥に近い所に位置する一枚ではないでしょうか。
74年にデビューし79年までに5作品を残したジャーマン・ジャズ・ロック/フュージョン・グループによる、77年のライヴ音源を収録。キャリア前半には元TOMORROW'S GIFTのWolfgang Lindnerがドラマーを務めていましたが、ちょうど本ライヴの直前に新ドラマ―へと交代しているようです。M.Vitousがいた初期WEATHER REPORTからの影響を感じさせる硬質なフュージョン・サウンドを土台に、濃厚なアフロ/ラテン・テイストを纏わせてひたすらテクニカルにひた走るアンサンブルに圧倒されます。リードを取る高らかな音色のサックス、舞うようなエレピをメインに隙あらばシンセもスピーディーに弾き飛ばすキーボードらが、ギターレスを感じさせないテンションで躍動。そんなリード楽器を支えるリズム・セクションも特筆で、特にドラムスは民族フレイヴァーを醸し出す本格的なパーカッションも交え凄まじい手数で捲し立てるテクニシャンでかなり強烈です。WR譲りの緊張感とアフロ/ラテン的な熱気やメロウネスが絶妙に融合した、テクニカル・フュージョン/ジャズ・ロックの好パフォーマンス!
デジパック仕様、定価2427+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤に目立つキズあり、解説に軽微な折れあり
ノルウェーのプログレ・バンドによる75年発表の3rdアルバム。1st&2ndは、プログレ・ハード要素やシンフォ・テイストが強かった彼らですが、今作はプロデュースにあの名ギタリストTerje Rypdalを迎えていることもあり、ジャズ・ロック/フュージョン色が強く出た、より洗練されたスタイルに変化を遂げています。手数多く刻む巧すぎるドラムと歌うようにメロディアスなギター、透明感いっぱいに広がるキーボードらが軽やかに疾走するアンサンブルに艶やかな女性ヴォーカルが乗るサウンドは抜群の心地よさを誇っていて至上。スピーディーなテクニカル・ジャズ・ロック曲と対比する、3曲目のような伸びやかで歌心に溢れたインスト・ナンバーも特筆で、フィンランドのギタリストJukka Tolonenに近いセンスが感じられます。名盤です。
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スペインが誇る技巧派フラメンコ・ギタリストSabicasが、ジャズ・ギタリストJoe Beckとの連名で残した72年作。ベースはTony Levin。格調高い佇まいの中に地中海エキゾチズムが芳醇に香る鮮やかなフラメンコ・ギターと、Joe Beckのアグレッシヴなギターを軸に熱量いっぱいに畳みかけるファンキーなハード・ロック・アンサンブル。両者ががっぷり四つに組んだ、ダイナミックでパッションみなぎるサウンドが絶えず胸を熱くさせます。勿論、両ギタリストに負けず技巧全開の若きTony Levinによる血気盛んなプレイにも注目です。随所に挿入されるハンドクラップとSabicasのギターが織りなすフラメンコ・パートもさすがの風格で、ゴリゴリと激しい演奏との間に見事な対比を成します。ファンキー・フラメンコ・ハード・ロックと言えるオリジナリティ溢れる傑作!
ノルウェー最初期のプログレ・バンドJUNIPHER GREENEのメンバーを中心に結成され、77年に1枚のアルバムを残して姿を消したジャズ・ロック・グループ、前作から41年ぶりとなる18年復活作!その内容は新曲+77年に2ndアルバム用に録音されたもののお蔵入りとなっていた楽曲のリメイクからなり、1stの流れを汲むファンキーかつ軽やかに洗練されたジャズ・ロック・サウンドを聴かせています。前作と比べるとエネルギッシュなブラスの要素が減り、フュージョンAOR寄りの落ち着いたサウンドに変化した印象ですが、それでもソウルフルで叙情的なヴォーカル&コーラスやエッジの効いたギターが熱く切り込むソロ・パートなど、当時と変わらぬ魅力も健在。グルーヴィーなリズムを取り入れた体揺れるナンバーから幻想的なキーボードをフィーチャーしたスペーシーなナンバーまで、彼らの円熟した演奏が楽しめる逸品です。
ノルウェー最初期のプログレ・バンドとして知られるJUNIPHER GREENEのメンバーを中心に結成されたバンドによる77年作。時に熱くブロウし、時に雄弁にメロディを紡ぐ管楽器の活躍が素晴らしい洗練されたブラス・ジャズ・ロックを鳴らします。ファンキーな粘りのあるグルーヴを刻むテクニカルなベース&ドラム、ワウの効いた熱量の高いギター、そしてクールなエレピも絶品。男女シンガーの歌声がソウルフルに絡み合うヴォーカル・パートも大変カッコいいです。そうかと思うと、英国ロックに通じる叙情的な表情も見せたりと、この懐の深さは並ではありません。終始隙の無い完成度で聴かせる、北欧ロック屈指の名盤です。
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干折れ・汚れあり
2in1CD
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
MAGMA/ZEUHLサウンド影響下のフランスのマルチ・ミュージシャン、Francois Thollot率いるグループ。14年作3rd。1stと2ndは作曲とともにドラムを担当していたFrancoisですが、本作では、ベースとキーボード奏者としてのクレジットで、ドラム、ギター、サックスは、すべて新たなメンバーを起用し、新生カルテットとして制作されています。エレピによるミニマルなフレーズの反復、緊張感に満ちたサックスのリード、ここぞで炸裂するエレキによるフリーキーなフレーズなどが時に緻密に絡み合い、時にぶつかりあうチェンバー・ロックが印象的。前作までのクリムゾン『レッド』的な荘厳さやヘヴィネスが、ギルガメッシュ〜ナショナル・ヘルスに通じるジャズ・ロック・エッセンスに切り替わった感じ。終始、不穏でテンションいっぱいながら、全体的に有機的に紡がれたサウンドはさすがの完成度。カンタベリー、ジャズ・ロック、チェンバー・ロックのファンは必聴の名作です。
MAGMA/ZEUHLサウンド影響下のフランスのベーシストFrancois Thollot率いるグループ。18年作4thアルバム。前14年作ではギタリストやサックス奏者がいましたが、4年を経た本作ではリズム・セクション+Wキーボードという4人編成でレコーディングされています。ビシビシとタイトに刻まれる変拍子リズムに乗って、緊張感あるフレーズを畳みかけるオルガンと、その周りをヒラヒラと舞うように奏でるエレピによって紡がれる、ダークさもありつつ気品も感じさせるジャズ・ロック。突如ヒステリックに爆発したり緩急の激しい演奏からはMAGMAを受け継ぐ「ZEUHL」の系譜を間違いなく感じるのですが、同時にIL BALLETTO DI BRONZOあたりを思わせる70sイタリアン・ヘヴィ・シンフォ的質感や、カンタベリー風の愛らしさも持ち合わせているのがこのバンドならではの特徴です。ギターレスというのも凶暴さを和らげ広がりあるサウンドを生んでいる要因でしょう。でも不穏さを煽るようなメロトロンの使い方なんかはさすがZEUHLバンド。キーボード・プログレ好きは是非ご一聴を!
旧ユーゴ・スロヴェニア出身、70年代後半の5年間活動したジャズ・ロック・バンドによる76年1stアルバム。エレクトリック・ヴァイオリン奏者を擁する6人編成で、骨太かつ東欧らしい哀愁にも溢れた技巧派ジャズ・ロックを繰り広げます。開始早々フリオ・キリコに迫るバカテクドラムとヴァイオリン&ギターのスリリングなユニゾンが飛び出してくるテンション高いオープニングに興奮。母国語のヴォーカルが入るとグッと哀愁が増し、エレピやオルガンも叙情的に鳴り響きます。76年と言うとフュージョンが世界を席巻していた時期ですが、随所でファンキーさは見せつつも終始武骨で緊張感あるアンサンブルは、まさに「ジャズ・ロック」と呼ぶべき音。そんな骨太な演奏の中、エレクトリック・ヴァイオリンがエディ・ジョブソンばりの鮮やかなプレイでソロを取るのが一際印象的で、そこはU.K.を彷彿させます。また熱唱タイプのヴォーカリストの影響か、母国語ながらイタリアン・ロックみたいに聴こえる箇所が多いのも面白いところ。テクニカルながらも絶妙に洗練されてない感じがかえって堪らない好盤です。
廃盤希少、デジパック仕様、ボーナス・トラック3曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
旧ユーゴ・スロヴェニア出身、70年代後半の5年間活動したジャズ・ロック・バンドによる79年2ndにして最終作。ヴァイオリニストの脱退と一部メンバーの交代を経ています。武骨で緊張感あるジャズ・ロック然としたサウンドが印象的だったデビュー作に対し、本作はファンク・テイストや東欧らしい哀愁は引き続き漂わせながらも、洒脱でメロディアスな歌ものとしての魅力が大幅アップ。演奏もツボを押さえたフレーズを連発するギターと流麗なシンセ/エレピを軸とする軽やかなタッチが非常に気持ちいいです。リード・ヴォーカルは前作と同一人物ですが、熱唱タイプだったのがコーラスを伴って涼しげに歌うAORタイプの歌唱がメインになっていて、こちらも勿論良いです。名盤!
80年代にはJaco Pastoriusとも活動した仏の名ドラマー&コンポーザー、80年の1stでZEUHL系の名作として人気が高い一枚。執拗に上下動の反復を繰り返すベース、ハードかつふくよかなトーンのジャジーなドラムによる鉄壁のリズム隊を土台に、ブラス・セクションが豪快に鳴り、女性コーラス隊が中世的/暗黒的な世界を描くサウンドは初期マグマ直系でいかにもZEUHL。ストリングスやフルートなど管楽器やヴィヴラフォンなどによるストラヴィンスキーをはじめとする近現代クラシック的なエッセンスも散りばめたアンサンブルは、「ジャズ・ロック」の枠にはおさまらないスケールの大きさが特筆です。マグマにも負けない精神性と音楽的野心を持った傑作。
80年代にはJaco Pastoriusとも活動した仏の名ドラマー&コンポーザー、前作から1年後にリリースされた81年作2nd。元ART ZOYDでソロでも名作を残す名ギタリストのAlain Eckertの他、仏フュージョン・グループST.ERHARTのメンバー(サックス、ベース)が参加。フュージョン・タッチのテクニカルさ&流麗さとマグマ的暗黒さ&野蛮さとが同居したスリリングなサウンドが印象的。タイトかつ引き締まったドラム、ハイポジョションでよく動くフュージョン系のベースによるリズム隊を土台に、マグマ的な男女コーラスとキレのあるホーンセクションが暗黒を描き、弦楽器やヴィヴラフォンやマリンバが近現代クラシック的なエッセンスを注入。そしてそこに高速で切れ込むAlainのギター!ZAOにも負けない超絶ジャズ・ロックを聴かせる名作です。
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商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
中古CDを安心してお買い求めいただけるように、日々サービス面の向上を目指しております。