北欧プログレの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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スウェーデン出身のキーボード・シンフォ・トリオが79年に残した唯一の作品。これは、オランダのTRACEと同郷のKAIPAを合わせたようなサウンド!気品高く美旋律を紡ぐクラシカルなオルガン、北欧然とした透明度高くデリケートな音色のシンセ、そしてどこか人懐っこく温かみあるスウェーデン語ヴォーカルが織りなすシンフォニック・サウンドは、技巧的ではありませんが、両バンドに通じる味わいを持っています。気高く飛翔するヴァイオリンやトランペットもアンサンブルを劇的に彩っていて至上。秘宝感満点のジャケット通り、これは北欧シンフォ・ファンならマストな一枚!
ノルウェーのジャズ・ロック/フュージョン・グループによる74年1st。1曲目は手数多くもズシズシと迫りくる存在感抜群のリズム・セクションに乗って、スリリングな音運びのエレピとマクラフリン直系の狂暴かつ知的なギターがソロを回す、ファンキーなMAHAVISHNU ORCHESTRAと言えるテクニカル・ジャズ・ロックで度肝を抜きます。2曲目は緊張感はみなぎっているものの、淡く揺らめくエレピやエフェクターを駆使して「氷のような音」で弾くギターが北欧的なイマジネーションを広げており見事。MAHAVISHNU ORCHESTRAの影響が濃い火花の散るようなアンサンブルが基本ながら、各楽器は涼しげで透明感ある音色というのが面白いところであり、いかにも北欧のグループという味わいです。
ノルウェーのジャズ・ロック/フュージョン・グループによる、ノルウェーVertigoよりリリースされた76年2nd。新たにヴァイオリニストが加わっていますが、音楽性は前作のMAHAVISHNU ORCHESTRAからはやや離れ、フュージョンらしい滑らかなタッチが強まっています。とは言え変わらずマクラフリンを意識した随所で速弾きを交える超絶ギターは健在だし、クラシックの素養も見せながらシャープに切り込むヴァイオリンのカッコ良さも特筆もの。その合間を縫うように躍動するエレピのクールな音運びにも注目です。空間を感じさせる深みある音作りは初期WEATHER REPORTあたりに通じる印象ですが、ソロパートにおける各楽器の切れ味の良さは前作以上かもしれません。北欧ジャズ・ロック/フュージョン屈指の一枚でしょう。
スウェーデン出身、79年のシンフォ名盤『Bla Vardag』で知られるATLASのギタリスト/マルチ・プレイヤーJanne Perssonが結成したグループの82年唯一作。これはなかなかユニークなバンドです。アコギとフルートによるメランコリックなインストで幕開け。ロマンティックな演奏にうっとりしていると2曲目、タイトで活きの良いドラムとリッケンバッカーと思われるブンブン唸るベースが力強くリズムを刻み始め、ギターとフルートが温かいトーンでメロディアスに疾走する、手本であろうCAMELにも肉薄するファンタスティック・プログレを繰り出してきてテンションが上がります。唐突にドラムソロが挿入されたりするのも面白い。よしこの調子で行くのかと思いきや、続く3曲目はピアノの響きがあまりに美しいかなり本格派のアンビエント調ナンバーで、前曲との振れ幅に驚かされます。そして4曲目はアコギにパーカスとヴァイオリンが絡む素朴でちょっぴりアンニュイな弾き語り。後半はジャジーなテイストも交えつつ、こんな調子で終始自由奔放に聴かせていて、これは一筋縄では行きません。でもアルバムで通底しているのが、雪が降りしきる中を一人佇むような物寂しい空気。そのあたりはやはり北欧ならではの味わいと言えます。それにしてもシンフォ、ジャズ/フュージョン、アンビエントまでをこの高水準で行き来してしまう高度な音楽性とテクニックは恐るべしです。マイナー盤にしておくには惜しい力作!
スウェーデン出身、77年の唯一作。シンセ、ピアノ、フルートを中心に、溢れ出るメロディーを丁寧に編み上げたファンタスティックなアンサンブルがとにかく絶品。この上なくリリカルなメロディーとスウィートな歌声も心揺さぶります。北欧シンフォを代表する傑作。おすすめです。
廃盤希少!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スウェーデンのキーボード奏者Par Lindhによるプロジェクト。94年の1stアルバム。クラシカルなチャーチ・オルガンを中心に、メロトロン、管弦楽器、混戦合唱などをフィーチャーし、これでもかと荘厳なサウンドを聴かせるキーボード・プログレ。古楽的な格調高さや、70年代英国ロックに通ずるリリシズムも印象的。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スウェーデンのキース・エマーソンと異名を取るキーボード奏者Par Lindhによるプロジェクト。97年作2nd。とにかくスピーディーかつダイナミックに暴走するリズム隊をバックに、オルガンとムーグがこれでもかと荒々しく攻め立て、メタリックなギターが炸裂する!一転して、クラシックを引用し、ヴァイオリンが優美に舞ったり、圧倒的なダイナミズム!どこまでも荘厳でドラマティックなキーボード・プログレ屈指の傑作。
直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価2857+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
小さいケースツメ跡あり、解説に小さい汚れあり
Nisse Bielfeld(Dr)とMagdalena Hagberg(女性Vo、Vln)とのトリオ編成となり、01年に制作された3rdアルバム。ゲストとして、Jonas Reingold(Flower Kingsのbass)などが参加。シンプルな編成になったからか、バンドらしい躍動感が大幅にアップしました。クラシックの要素を幾分抑え、その分EL&P的要素が増したアンサンブルは、鋼のような強度で、全編に渡って全く緊張感がとぎれません。エネルギーの圧縮率は過去最高。キーボード・プログレの傑作。
ボーナス・トラック1曲、定価2476+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいカビあり
定価2857+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
解説にケースツメ跡あり、ジャケに圧痕あり
フィンランド産エスノ・ジャズ・ロックの重鎮が放つ、アコースティックな円熟味を聴かせる10年作。KALEVALA、JUKKA TOLONEN BAND等をサポートして来た、北欧ロック界を代表するサックス奏者、Sakari Kukko率いるこのバンド。透明感のある哀愁に満ちたSakari のサックスと、ユーロ・トラッド・フォーク感たっぷりなバックのアコースティック・ギターの音色が奏でる艶のある旋律が素晴らしい作品。山脈地帯を想起させるWOODEN FLUTEの音色にある土着感と、Albert Aylerのようにふくよかな、Sakari のサックスが絶妙に融合。祝祭感に満ちた、クロスオーヴァー・チェンバー・ロックの一大絵巻を展開して行きます。
ZENCD2132(ZEN MASTER/ROCKADILLO)
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干スレあり
ノルウェー出身のマルチ・プレイヤーPetter Espen Guthによるソロ・ユニット、80年1stアルバム。マイナーなアーティストですが、これはかなりの才能。ヴォーカルとドラムを除く全楽器を自身で担当し、CAMELとMike Oldfieldを融合させてアンビエント/ニューエイジに寄せたようなシンフォニック・ロックを創り上げています。ナイーヴで透明度の高いシンセサイザー・サウンドに、Andy Latimerを思わせる叙情溢れるエモーショナルなギターが乗り、北欧の雪深い自然情景を思わせるような幻想の音世界が広がります。ヴォーカル・パートはポップかつドリーミーな儚さが滲んでいて、これもCAMLEまたはBJHに通じる印象です。アルバムで言えば、『Moonmadness』+『Incantations』といった感じ?知られざる北欧シンフォの名品!
ノルウェー出身のマルチ・プレイヤーPetter Espen Guthによるソロ・ユニット、82年の2ndアルバム。『Moonmadness』+『Incantations』+アンビエント/ニューエイジ・テイスト、と言えた前作の延長線上にあるイマジネーション溢れるシンフォニック・ロックを聴かせます。シンセの音色や打ち込みのリズムに80年代的な要素が強く感じられますが、Mike OldfieldやCAMEL的な叙情性は健在。Mike Oldfieldで言えば『Discovery』『Island』あたりの80年代後半作品に通じています。北欧の雄大な雪景色が見えてくるような繊細かつクリアなサウンドメイクは、やはり前作同様に一聴の価値ありです。
後にPOPOL ACEと改名するノルウェーのグループ(ドイツのグループとは同名異)、72年作のデビュー作。KING CRIMSONやP.F.M.に通じる引き締まったドラム、GENESISの通じるファンタスティックなキーボード、溢れ出るメロトロン、JETHRO TULLに通じるフルート、グレッグ・レイクとイアン・アンダーソンを足して二で割ったようなヴォーカルが印象的。オープニング・ナンバーを聴いて心躍らないプログレ・ファンはいないと断言できます!溢れ出るメロディ、美しいアンサンブル&展開、変拍子に心躍りまくり。北欧シンフォ屈指の傑作!
後にPOPOL ACEと改名するノルウェーのプログレ・グループ、POPOL VUH名義では最終作となった74年作2nd。JEFF BECK GROUPあたりを思わせるソウルフルなブルース・ロック・ナンバーで幕を開けますが、その後は1曲目を受け継ぐファンキーなノリの良さを随所で見せつつ、全体として初期KING CRIMSONに接近した仄暗い叙情性と哀愁を持ったサウンドを聴かせます。ズッシリ刻むタイトなリズム・セクション、泣きを含んだエモーショナルなギター、そして叙情的なナンバーで存在感を見せるメロトロンらがドラマティックに織り上げるサウンドはかなりの完成度です。1曲目を筆頭にソウルフルに歌い上げるタイプと思ったら、Greg Lakeばりの朗々とした歌唱もまた素晴らしい、歌唱力と表現力に秀でたヴォーカルも特筆。北欧プログレとしてのファンタスティックさでは1stに譲りますが、英プログレ・ファンによりオススメできるのは本作だと思います。名作!
ノルウェー出身、前作までのPOPOL VUHというグループ名を改め、PAPAL ACE名義でリリースされた75年の通算3作目。KING CRIMSON的ダークさを感じさせた前作からキーボードによるクラシカルな色合いが増し、格調高くドラマティックなシンフォニック・ロックを練り上げた傑作です。オルガン、エレピ、ピアノ、シンセを折り重ねて優美なサウンドを作り上げるキーボードを中心に、歌心を感じさせるメロディアスなギター、リッケンバッカーっぽい存在感あるベースらも印象的な、ひたすらファンタジックに紡がれるアンサンブルが絶品。キャッチーなメロディを少しシアトリカルに歌い上げる男性ヴォーカルも逸材です。テクニカルではありませんが、丹念に描かれるファンタジーそのものといった風情のサウンドが感動を呼ぶ一枚です。
68年に結成されたノルウェーの4人組バンドによる75年唯一作。手数の多いフィルインを叩き込むジャズ・ロック・タイプのドラミング、ワウの効いたグルーヴィなプレイから泣きの表現に長けたエモーショナルなプレイまで自在なギター、流麗に駆け抜けるピアノらが躍動する1曲目から最高。爽やかなコーラスワークを伴い疾走する前半と、泣きのギターが主役となる叙情的な後半というドラマティックな構成があまりに素晴らしい1曲にいきなり持ってかれます。ブリティッシュ・ロック・ファンなら早くもここでガッツポーズでしょう。以降は絶妙に肩の力の抜けたパブ・ロッキンなサウンドが中心となり、こちらもまた素晴らしいです。時にうっすらと広がる奥ゆかしいメロトロンにも注目。英語ヴォーカルなのも相まって、マイナー英バンドの発掘盤と言われても不思議に思わないほどの内容となっています。収録時間の短さが惜しいところですが、これは英ロック・ファンは要チェックの一枚ですよ!
公式音源は映画のサントラに提供した曲のみというノルウェーの幻のトリオ。69年〜70年に彼らが残していた音源を発掘してまとめた編集盤。メンバーはクラシックや現代音楽の教育を受けたようで、ビートルズ、ヴァニラ・ファッジ、ザッパからの影響が色濃いサイケデリックな楽曲に、格調高いストリングスが施されたサウンドは発掘音源とは思えないクオリティ。ジャズ・ロックをやってもテンションみなぎる演奏ができそうなほどにキレ味&安定感ともに抜群の演奏も特筆。初期ソフト・マシーンやキャラヴァンやウィグワムに比肩するセンスとテクニックと言っても過言ではないでしょう。ビートルズ「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」のカヴァーも白眉。オススメです。
スウェーデン出身、KAIPA、THE FLOWER KINGS(TFK)、AGENTS OF MERCY、TRANSATLANTICなどで活躍する才人ギタリストによる18年ソロ・アルバム。ご本人はギター/ヴォーカル/キーボードを演奏し、TFKのメンバーであるJonas Reingold(b)、Hasse Froberg(vo)、Michael Stolt(b/vo)の他、テクニカル・ドラマーMarco Minnemann(d)やハケット・バンドで著名なRob Townsend(sax)とNad Sylvan(vo)が参加しています。力強くも浮遊感あるメロディとエモーション溢れるギターをメインにスケール大きくドラマチックに盛り上がる作風はTFKに通じていますが、TFKほどのシリアスさや緊張感は感じさせないのが特徴。ギターを中心にファタジックで伸びやかなタッチが前に出ている印象があり、より北欧らしい柔らかな叙情美を持つKAIPAを彷彿させる部分が目立ちます。2曲目のようなリズミカルなポップ・ソングや、洒脱なサックスが光る本格派ジャズ・エッセンスを取り入れた7曲目など、合間に聴けるソロらしい奔放な曲想も魅力的です。プログレ界最高峰の圧倒的な表現力を見せつけるギタープレイは言わずもがなの素晴らしさですが、そこに芳醇な音色で絡んでくるハモンド・オルガンの腕前にも注目。TFKファンもKAIPAファンも楽しめる充実のソロ作です!
定価2400+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
71年に結成されたエストニアを代表するプログレ・バンドであり、エストニアのロック・シーンを開拓したオリジネーターである名バンド。70年代半ばまでのアート・ロック色の強い初期音源を収録したCD1、70年代半ばから1980年までのクラシカルなシンフォニック・ロックへと発展した音源をまとめたCD2で構成された2枚組。CD1は、クラシック音楽のエッセンスたっぷりのアート・ロックと民族音楽調の素っ頓狂なフォーク・ロックを両極にしたエストニアの土着性たっぷりの佳曲ぞろい。クラシカルな楽曲では、硬質なリズム・セクションを土台に、クラシカルな美旋律を格調高く奏でるピアノ、そこにメロディアスなフレーズで絡むエッジの立ったエレキ・ギターがドラマティックで、演奏の切れ味は、チェコのSYNKOPY & OLDRICH VESELYやPROGRESS 2と比べても遜色ありません。それいしても、オペラティックな歌唱から、巻き舌の民族調まで表現力豊かなヴォーカルはかなりの実力者と言えるでしょう。そして、注目はCD2で、エストニアのイエスと評される彼らの魅力がたっぷり詰まった佳曲ぞろい。躍動感いっぱいのクラシカルなピアノ&キーボード、卓越したクラシック・ギターからゴリゴリと畳み掛けるエレキのリードまでテクニック抜群なギター。これは素晴らしいです。演奏が振り切れた瞬間のエネルギーは、イタリアのバンコ並。エストニアのみならず、東欧の中でも屈指と言える実力がみなぎる好編集盤です。
廃盤、2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干折れあり
ノルウェーのグループ、73年作の1st。ブリティッシュ・ロックからの影響が強い陰影に富んだハード・ロックを軸に、変拍子の中をオルガンやギターがウネリを上げるプログレッシヴなパートを織りまぜたダイナミックな展開が聴き所。ハード・ロックやプログレなど、同時代のブリティッシュ・ロックを飲み込んだアーティスティックなサウンドが魅力的な好盤。
ノルウェーのグループ、74年作の2nd。1stからメンバー交代があり、新ヴォーカリストが加入。ハード・ロック寄りだった1stと比べ、かなりファンタスティックに洗練された印象。流麗かつスリリングなギター、ゴリゴリと疾走感溢れるベース、親しみあふれるキャッチーなメロディ、卓越したコーラス・ワークなど、YESからの影響を強く感じます。ただ、YESよりも牧歌的で、いかにも北欧といえるリリシズムに溢れているのが持ち味。そこを支えているのがキーボードで、メロトロン、ピアノ、オルガン、シンセを駆使し、ファンタスティックな音世界を構築しています。柔らかなハイ・トーンが魅力のヴォーカルもメロディの良さを最大限に引き出しています。変拍子を多用しアグレッシヴに畳み掛けるパート、優美でファンタスティックなパートとも、確かなテクニックと歌心に溢れています。これは素晴らしい作品です。オススメ!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
レーベル面に指紋汚れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な折れあり
ノルウェーのプログレ・バンドによる75年発表の3rdアルバム。1st&2ndは、プログレ・ハード要素やシンフォ・テイストが強かった彼らですが、今作はプロデュースにあの名ギタリストTerje Rypdalを迎えていることもあり、ジャズ・ロック/フュージョン色が強く出た、より洗練されたスタイルに変化を遂げています。手数多く刻む巧すぎるドラムと歌うようにメロディアスなギター、透明感いっぱいに広がるキーボードらが軽やかに疾走するアンサンブルに艶やかな女性ヴォーカルが乗るサウンドは抜群の心地よさを誇っていて至上。スピーディーなテクニカル・ジャズ・ロック曲と対比する、3曲目のような伸びやかで歌心に溢れたインスト・ナンバーも特筆で、フィンランドのギタリストJukka Tolonenに近いセンスが感じられます。名盤です。
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スウェーデンを代表するハード・ロック・グループNOVEMBERのリーダーでベース/VoのChrister Stalbrandtによる結成されたグループ。70年代のスウェーデン・ロックを代表すると言われる74年作。ギター2人の4人編成ながら、ピアノ、チェロ、サックス奏者がゲスト参加し、スケールの大きなサウンドが特徴。不穏の雰囲気を醸すアコギのバッキング、そこに絡む格調高いタッチのピアノ。揺れるトーンのエレキ、低く垂れ込めるようなチェロが音空間を雄大に広げる。そこに、エッジの立ったトーンとワウによる粘りのあるフレージングのギターが突如切れ込む!スウェーデン語によるヴォーカルもアーティスティックなオーラがプンプン。まるでピンク・フロイドにジミ・ヘンがゲスト参加した感じ!オープニング・ナンバーからかなりキてます。3曲目の青白く幻想的な感じ、なにかに似てる、と思ったら、アネクドテン!90年代以降波に乗るスウェーデン新鋭への影響も確かに感じます。これは素晴らしいグループ。ずばり名作。
ノルウェー最初期のプログレ・バンドJUNIPHER GREENEのメンバーを中心に結成され、77年に1枚のアルバムを残して姿を消したジャズ・ロック・グループ、前作から41年ぶりとなる18年復活作!その内容は新曲+77年に2ndアルバム用に録音されたもののお蔵入りとなっていた楽曲のリメイクからなり、1stの流れを汲むファンキーかつ軽やかに洗練されたジャズ・ロック・サウンドを聴かせています。前作と比べるとエネルギッシュなブラスの要素が減り、フュージョンAOR寄りの落ち着いたサウンドに変化した印象ですが、それでもソウルフルで叙情的なヴォーカル&コーラスやエッジの効いたギターが熱く切り込むソロ・パートなど、当時と変わらぬ魅力も健在。グルーヴィーなリズムを取り入れた体揺れるナンバーから幻想的なキーボードをフィーチャーしたスペーシーなナンバーまで、彼らの円熟した演奏が楽しめる逸品です。
ノルウェー最初期のプログレ・バンドとして知られるJUNIPHER GREENEのメンバーを中心に結成されたバンドによる77年作。時に熱くブロウし、時に雄弁にメロディを紡ぐ管楽器の活躍が素晴らしい洗練されたブラス・ジャズ・ロックを鳴らします。ファンキーな粘りのあるグルーヴを刻むテクニカルなベース&ドラム、ワウの効いた熱量の高いギター、そしてクールなエレピも絶品。男女シンガーの歌声がソウルフルに絡み合うヴォーカル・パートも大変カッコいいです。そうかと思うと、英国ロックに通じる叙情的な表情も見せたりと、この懐の深さは並ではありません。終始隙の無い完成度で聴かせる、北欧ロック屈指の名盤です。
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
黄ばみあり
81年に自主制作リリースされた、スイス産シンフォニック・ロックの逸品。TRACEとCAMELを合わせたような、クラシックの引用も多用し凛とした気品を保ちつつも情熱的に展開される、ツイン・キーボードを主体とするアンサンブルが絶品です。スイスと言えばISLANDやDRAGONFLY、CIRCUS当たりが知られますが、こんな素晴らしいバンドが存在したとはっ!
17年初CD化、デジタル・リマスター。最終曲終了後約10秒にわたって雑音が入りますが、CD化の際のミスと思われます
69年〜79年にかけて活動したスウェーデンのジャズ・ロック・バンド、74年作2nd。CHICAGOをはじめとする英米ブラス・ロックからの影響と北欧フォーク/トラッド・ミュージックをミックスさせた作風が特色で、特に本作は彼らの創造性がこれでもかと堪能できる傑作!収録内容は21分・7分・14分の大曲3曲。21分の「Carrot Rock Rock (Elephant Nilson)」はクリムゾンの同年の「RED」を思わせるような強靭なオープニングに始まり、まるでELOみたいに壮大でワクワクするヴォーカル・パート、PINK FLOYDをジャジーにしたような深遠なパートなど様々な展開に目まぐるしく移り変わっていく、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさいっぱいのナンバー。中間の「Ten Kronors Polskan」はチェンバー風味の不穏なバスーン・ソロに始まったかと思えば、中盤からはアイリッシュ・ミュージックを思わせる祝祭的なヴァイオリン合奏とCHICAGO風ブラス・ロックが交差してしまう、彼らにしか作り得ないようなヘンテコな一曲。14分の「Collective」ではなんとアフロやラテンの要素を取り入れ、情熱的なパーカッションを交えながらスピーディーかつスリリングなジャズ・ロック・アンサンブルを繰り広げます。これだけ色々詰め込むと収拾がつかなくなりそうなものですが、キワモノ臭はせず洗練された聴き心地なのは彼らの高い技術力によるものでしょう。これまで再発されず眠っていたのが信じられないくらいの北欧ロック名作です。
SLIP&SLIDELTD159(SLIP & SLIDE)
デジタル・リマスター
レーベル管理上の問題により、CDやジャケットの状態が良くありません。また盤面にキズがある場合がございます。ご了承ください。
69年〜79年にかけて活動したスウェーデンのジャズ・ロック・バンド、72年デビュー作。商業的な成功は収めなかったものの、母国や海外の専門家から高い評価を受けたグループとのことで、そのサウンドはかなりハイレベル。CHICAGOやBS&Tなどの米国ブラス・ロック、そしてPINK FLOYD、CARAVAN、CRESSIDAといった英国ロックからの影響をベースにしつつ、それらを確かなジャズの素養と北欧らしい「温もり感」で調理した高水準のアンサンブル。溌剌としたブラス・セクション、丸みを帯びたトーンでジャジーに転がっていくオルガン、毛羽立ちつつも素朴なトーンのエレキ・ギター。力強いシャウトを炸裂させつつ、どこか哀愁漂う母国語ヴォーカルも絶品。明るくメロディアスな中にも独特の「郷愁」が滲むサウンドにたまらなくグッと来ます。ブラス・ロックや哀愁の英国&北欧ロックが好きな方は気に入る事間違いなしの一枚です。
SLIP&SLIDELTD160(SLIP & SLIDE)
デジタル・リマスター
レーベル管理上の問題により、CDやジャケットの状態が良くない場合がございます。また盤面にキズがある場合がございます。ご了承ください。
SAMURAI OF PROGやその関連プロジェクトに参加するフィンランドのジャズ/フュージョン・ベーシストJan-Olof Strandbergを中心とするプロジェクトによる4作品を収録した23年ボックス!CD1は、ラテン・ロック・バンドAZTECAやHerbie Hancockの代表作『Headhunters』のベーシストとして知られる名手Paul Jacksonとのコラボ・セッションを収録した『THE NORDIC TREATMENT』、CD2は12年1st『MADE IN FINLAND』、CD3は18年2nd『PROGRESSIVE CONSTRUCTION』、CD4は新作となる22年のスタジオ&ライヴ音源を収録した『CREATIVITY』。各作品にはWIGWAMのkey奏者Jukka Gustavson、同国ジャズを代表する管楽器奏者Juhani Aaltonen、SOPのドラマーKimmo Porstiらフィンランドの腕利きミュージシャン達が参加しています。テクニカルかつ芳醇な音色を持つ自身のベースを軸に組み立てられた、北欧らしいクールネス漂うフュージョン・サウンドが絶品!
アイスランド出身の4人組プログレ/サイケ・ロック・バンドが72年に自主制作盤として発表した唯一作。自主制作ながらロンドンまで出向いて約半年間かけてレコーディングをしたという本作。ドライヴ感溢れるブリティッシュ・ハードからアコースティカルなバラードまで、自主制作の域を遥かに超えた完成度!フルートやフィドルを導入したプログレ・フォーク的な丹念なアンサンブル、シアトリカルに散りばめられたヴォイスSEなどの配し方などからも、半端ではないこだわりと情熱を感じさせます。ファズ×スモーキーなVOが渋いブルース・サイケM6も素晴らしい出来!
北欧を代表するギタリストJUKKA TOLONENを中心に結成されたフィンランドのジャズ・ロック・グループが、72年に残した未発表ライヴ音源を収録した19年リリース作。同年リリースの3rd『Lambertland』のナンバーが中心で、どこまでも奔放なようでいて一音一音にデリケートな感性も滲ませたJukka Tolonenの素晴らしいギターワークが存分に味わえます。オリジナル通りの演奏はそこそこに、スリリングなインプロヴィゼーションへとなだれ込んでいく演奏が聴き物で、スタジオ盤以上に手数多く暴れるハードなドラム、サイケ/ブルース/ジャズを混ぜ合わせシャープにフレーズを繰り出すギター、ジャジーなサックスにクラシカルで妖艶なフルート、そしてソウル色のあるヴォーカルと、いろんなジャンルを混合しながらも、ごった煮感は一切なくあくまで洗練された聴き心地なのが凄いです。スタジオ作品だけでは堪能しきれない、このバンドの懐の深さが垣間見れる音源となっています。
【カケレコ国内盤(直輸入盤帯・解説付仕様)】2枚組、19年デジタル・リマスター、定価3290+税
北欧を代表するギタリストJUKKA TOLONEN率いるグループ。69年作の1st。TRAFFICからの影響が感じられるサイケデリックなブルース・ロック。スティーヴ・ウィンウッドにそっくりなブルージーなヴォーカル、デイヴ・メイスンやクラプトンに引けを取らない雄弁なギター、ジャジーにむせび泣くフルート&サックスによるスケールの大きなサウンドは、驚くほどの完成度。60年代後期の英サイケ/ブルース・ロックの名作と比べても全く遜色ない名作。
北欧を代表するギタリスト、JUKKA TOLONENを中心にフィンランドで結成されたグループ。72年作の3rdアルバム。初期はTRAFFICタイプのサウンドでしたが、徐々にジャズの度合いを増し、本作で聴けるのは、ギター、サックス、フルートが次々にスリリングなフレーズで畳み掛けるテンション溢れるジャズ・ロック。テクニック、アレンジ能力ともかなりハイ・レベル。ジャズ・ロックの知られざる傑作でしょう。
【カケレコ国内盤(直輸入盤帯・解説付仕様)】19年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、定価2990+税
19年デジタル・リマスター、ボーナストラック2曲
新品CDにケースやトレー不良があった場合、交換のため開封しております。その場合シールはついておりません。ご了承いただければ幸いです。
天才ギタリストJukka Tolonenを中心とするフィンランドのプログレ/ジャズ・ロック・バンド、最終作となった74年4thアルバム。本作は自国フィンランドのみならず英国、カナダ、ドイツ、アメリカなど世界各国でリリースされた一枚で、それに恥じぬ高い完成度のジャズ・ロックを聴かせてくれます。前作『LAMBERTLAND』でアヴァンギャルドさとクリアな北欧幻想が入り混じる個性的なジャズ・ロックを創出した彼らでしたが、本作ではそこにWIGWAMにも通じるポップなメロディを加味。ジャズ、ブルース、サイケとクルクル表情を変える変幻自在なギターを軸に舞うようなサックスも交え奔放な音の交歓が繰り広げられるサウンドは、『FAIRYPORT』『BEING』あたりがお気に入りという方なら堪らないでしょう。本作リリース後にベーシストが脱退したバンドは分裂状態に陥り、スウェーデンでのツアーを終えると、同年にあえなく解散。この先のサウンドが聴いてみたかったと思わずにはいられない充実作!
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商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
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